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爪を噛む人の心理|子供/大人/男性/女性

Author nopic iconuairi
人の心理 / 2018年01月19日
爪を噛む人の心理|子供/大人/男性/女性

爪を噛む人の心理

爪を噛む人。身近にも沢山いると思います。特に子供に多いようですが、そのまま大人になってしまう方や大人になってから無意識でやってしまっている方も多いのではないでしょうか。爪を噛む行為に隠されている心理を詳しくご紹介していきます。

爪を噛むことでの影響

爪を噛むことはよくないとされていますが、実際にはどのような影響があるのでしょうか。
まずは見栄えの問題です。爪を噛む行為は傍から見ていると子供っぽかったり、みっともなかったり、不潔なイメージです。

次に衛生上の問題があります。食べる前には必ず手を洗うことからも分かるように、爪を含めた手の指には細菌がいっぱいです。爪を噛むということは、手についた多数の細菌を体内へ入れていることになります。

そして病気の可能性があります。爪を噛むことで起こる病気として、化膿性爪囲炎(かのうせいそういえん)があります。この病気は、爪を噛むことでできた傷口からブドウ球菌・レンザ球菌が感染し、爪の内側に膿ができて物が持てない程に痛みます。最悪の場合は爪を剝ぎ取って手術しなければならない程、深刻な病気です。

爪を噛むことは、多くの人に認識されていないことですが、自傷行為の一種です。爪も体の一部ですから、むやみに体を傷つけることはやめましょう。

爪を噛む子供の心理

爪を噛む子供はよく見かけます。中には血が出るまで噛んでしまう子供もいるようです。子供が爪を噛むのは、愛情不足や寂しさ、精神的なストレスがかかっているときのサインと言われています。その背景にはどんな心理があるのでしょうか。子供が爪を噛む時の心理状態を詳しくご紹介していきます。

幼児からの爪を噛む行為

幼児が爪を噛む心理の背景には、弟や妹が生まれ、今まで独占していた親からの愛情が自分だけのものではなくなった時や、保育園や幼稚園に入園することでお母さんと一緒にいる時間が減ってしまい、寂しい気持ちを抱えている時などに感じる愛情不足の心理の現れに多いようです。

また、保育園や幼稚園に入園してからの園の中での初めての集団生活に緊張していたり、苦手意識があったりする場合の心理状態にも多いようです。いずれにしても成長する上での通過点であり、お母さんは精一杯やっているのに愛情不足だと感じられてしまったら「どうすればいいの?」と悩むと思います。

ですがまだまだ小さな子供ですから複雑に考えずに、子供の様子をよく見て、ギュッと抱きしめてあげたり頭をなでてあげたりなど簡単なスキンシップで子供に分かりやすく愛情表現をしてあげましょう。そうすることで子供の心は落ち着き、心理状態も良くなってくるものです。

小児からの爪を噛む行為

小学生ぐらいの子供の爪を噛む行為の心理はやはりストレスです。その心理の背景には学校での友人関係や、専業主婦だったお母さんが働き始めた寂しさなどが多いようです。生きていくうえで人間は様々なストレスを受けています。

子供がある程度大きくなってから爪を噛む行為をし始めた場合は、今自分が感じている不快な感情がストレスというものなのだという事を理解し始め、しかしその不快な感情を解決する術が分からずに模索している心理状態なのです。

子供も大きくなってくると、学校での出来事を親に報告しなくなってきますし、悩みがあっても、お母さんは忙しそうだからなどと、自分の中にため込んでいくことが多くなります。ですが、お互いに忙しい中でもコミュニケーションを多くとるようにして、それとなくストレスの要因を探りましょう。

そして徐々にストレスの発散方法を他に向け、スポーツを始めさせてみたり美味しい物を食べさせてあげたりしてストレスを解消する術を教えてあげましょう。そうすることでもしまたストレスを抱える心理状態になっても、爪を噛む行動は心理状態として現れなくなります。

叱らずにストレスの原因をさぐって

爪を噛む行為は傍目から見て気持ちいいものではないですし、爪の中にばい菌が入ったり傷が出来たりしますので、やめさせようとする親は多いと思います。ですがストレスが原因にあり爪を噛む行為をしている心理状態の場合、決して叱ってはいけません。叱ると、子供は親に見つからないように隠れて爪を噛むようになってしまいますので、余計に治しにくくなります。

まずは子供をよく観察し、根本的な問題を解決して心理状態を落ち着けていきましょう。そして、あなたの事が大好きだよ、という気持ちを分かりやすく示して安心させてあげましょう。

爪を噛む大人の心理

爪を噛む行為は、ストレスや緊張感という心理状態を和らげる効果があるとされています。イライラしていたり、情緒不安定だったり、緊張している心理状態の時に噛んでいます。

基本的には、子供の時に始まり大抵の人は大人になるにつれてなくなっていきます。これば、大人になるにつれて「自制心」が強くなる為、ストレスや緊張感を自分でコントロール出来るようになるからです。

しかし、大人になっても噛んでしまう人は、「自制心」が欠如しており、自分でコントロール出来ない為に、爪を噛むことで自分を落ち着けているのです。そしてこれは大抵無意識の心理状態でおこなっていますから、治すことが大変難しいです。爪を噛んでいることに意識を向けて、自分でやめようと気をつけなければいけません。

爪を噛む心理に男女の違いはあるのか?

爪を噛む行為が、精神的な心理状態に深く関わっていることは分かりましたが、その心理には男女の違いはあるのでしょうか。

爪を噛む男性の心理

男性の手を見ている女性は多いものです。男性の爪がギザギザになっていたり、深爪になっていたりすると、普段爪を噛んでいるのだな、と連想させます。手を口元にもっていくしぐさは赤ちゃんの指しゃぶりを思わせ、幼児性を感じ、見ている側は不快な気持ちになりますので、いくら仕事に打ち込むスマートな男性でも大きなマイナス面になるでしょう。

男性は仕事でのストレスを抱えることが多いと思いますが、自立した男性として、ストレス発散のはけ口を趣味やスポーツなどに移行していくことで心理状態を落ち着けて爪を噛む行為をやめていきましょう。

爪を噛む女性の心理

綺麗な女性が爪を噛んでいたら、それだけで好感度は下がります。現代の女性は仕事や家庭での様々なストレスを抱えています。自分で処理しきれなくなる程のストレスを抱えている心理状態でも、爪を綺麗にケアしてネイルを施すことで爪に意識が向きますから、爪を噛む行為がストレス発散の心理現れになっている人には効果的です。

せっかく綺麗にした爪を噛んでボロボロにしてしまったら台無しです。手元は自分の目にもよく入る部分ですから、ネイルが綺麗にしてあるだけでも女性として気分が良くなりストレス解消に繋がるかもしれません。

爪を噛む癖がある人

爪を噛む行為が無意識に心理現れになっている人は、既に癖になっていてついついやってしまい、人に指摘されて初めて気づいた…という人が多いと思います。
癖だから何の意味もない、ということではなく、そこにはやはり隠された心理があります。
そして癖になるまでやめられなかった人には特徴があります。

では、爪を噛む行為が癖になってしまっている人にはどんな心理があり、どんな特徴があるのでしょうか。

心が不安定な人

爪を噛むことが癖になってしまっている人は、ストレスがかかった時に気持ちを落ち着ける為に無意識のうちに爪を噛んでいます。爪を噛むことはわずかな痛みを伴うこともあります。この、わずかな痛みが「痛気持ちいい」という感覚になって、心理状態を落ち着けているのです。心が不安定な人が癖になりやすい心理現れです。

感受性の強い人

映画を見ていてすぐ感情移入したり、涙もろかったりする人がいます。このような人は、普通の人よりも感受性が強い心理状態の人です。

友人に幸せなことがあれば自分のことのように嬉しく、ハッピーな気持ちになれる、というのはいいことですが、反対に不幸なことがあれば自分に不幸が舞い降りたかのように悲しい心理状態になります。友人と自分を重ねてしまうのです。

そして人よりも傷つきやすく、普通の人は気が付かないような他人の気持ちも理解できてしまう為、なおさら深く考えてしまいます。このような人はやはりストレスを抱えやすいです。また、自分の悩みではないことでも悩んでしまいますので、他人に相談したところで理解され難く、自分の中で解決しようとします。ストレス発散法を自分で見つけましょう。

愛情不足な人

幼児が爪を噛んでしまう時でもご紹介しましたが、大人でも爪を噛むことで不足した愛情を補おうとします。心細い時、誰かにかまってほしい時、誰かに甘えたい時といった心理状態の時にに知らず知らずのうちに爪を噛んでしまうのです。

専門家の研究結果

カリフォルニア大サンフランシスコ校の精神科医で、「爪噛みの専門家」キャロル・マシューズ医師は、爪を噛むことは脳の報酬系と関わっている、という研究結果を出しました。そして、免疫機能の向上や、打たれ強くなるということも結果として出していますので、こちらについて詳しくご紹介していきます。

ストレス発散の効果

爪を噛むことは脳の報酬系と関わっているという研究結果が出たそうです。
脳の報酬系というのは、楽しいと感じるときや気持ちいいと感じるときなどの「幸せ」なときに活発に働く脳のシステムです。不安やプレッシャーを感じている時に適度に爪を噛むことで気分が良くなります。

脳の報酬系を得たいと思うと、人は依存しがちです。その対象はギャンブルであったり、アルコールであったり、薬物であったり、喫煙であったり、恋愛であったりします。体に悪影響を及ぼすものが多いですが、これらと比べたら爪を噛む行為はストレス発散としては都合がよい方法でしょう。

免疫機能の向上

爪を噛むことは細菌を体の中に取り込むということで、不潔ということに間違いはありません。ですが、これが逆に免疫力を上げることになる、という研究結果が出ています。爪を噛むたびに、体は新たな細菌にさらされることになり、菌を退治しようとする免疫機能が活発になるそうです。

人の体は細菌に初めてさらされると、抗体をつくりはじめ、免疫機能が高くなります。予防接種もこの原理を利用していて、病原体のワクチンをほんの少し体内に入れることで体に抗体をつくらせ、免疫をつけて感染しても重症にならないようにしています。

爪を噛んで新たな細菌を体内に取り込むことで、自身の免疫力を鍛えることが出来ます。
免疫機能を活性化して細菌と戦い続けることでますます体を強くすることが出来ます。

プレッシャーに強くなる

爪を噛む人は神経質で情緒不安定なイメージがありますが、この研究によると「プレッシャーに強くなる」ことが分かりました。

第二次世界大戦で最も優秀だったパイロットは、落ち着きがなく、爪を噛む人間だったそうです。困難な状況で、それを乗り越えられるのは爪を噛む癖のある人だったのです。もしかしたら、ビジネスにおいてプレッシャーに打ち勝ち、成功している人も爪を噛む癖のある人が多いのかもしれません。

爪を噛む行為の改善策

爪を噛まないようにする工夫

爪を噛むことで心理状態を良くし、ストレス発散できるので必ずしも悪いことばかりではない、ということが分かりましたが、やはり大人としては見栄えを考えるものです。無意識のうちにやってしまうのであれば改善したいと思います。爪を噛まないようにする為にどのような工夫があるのでしょうか。

まずは、爪を短く保つことです。短ければ噛む場所がなくなりますので噛まなくなります。それでも噛んでしまう人もいるようですが、噛む確率は下がります。4歳以上の子供には、爪噛み防止用のマニキュアを塗ってみるのも良いです。通常のものとは異なり苦味成分が配合されていますので、爪は苦いんだ、と脳に教え込むことが出来るそうです。

そして女性の方はネイルサロンでお金を払ってネイルしてもらうことです。お金と時間をかけてケアしてもらった爪を噛むことはなかなかもったいなくて出来ません。

大人の方はガムを噛むことも効果的です。ストレスを感じた時に爪を噛むのではなくガムを噛むようにすれば、それが習慣になり、爪を噛む衝動は抑えられます。

おすすめなのはマスクをつけることです。マスクをつけていると、無意識に爪を噛もうとしたときにマスクに爪が当たって気が付きます。意識的に爪を噛む行為をやめることが出来ます。

爪を噛む原因を把握しましょう!

やめようと思ったら、自分でどんな時に爪を噛んでいるのか把握することが大切です。爪を噛む原因は出来るだけ取り除くようにして、状況が分かればその状況のときに爪に意識をしてみましょう。

ですが、そもそも爪を噛む癖は精神面からきていますので、精神的に負担をかけるようなやめ方は自分を保てなくなってしまいます。自分に無理のないゆっくりとしたペースで、長期的な目でやめていくと良いでしょう。