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季節別お宮参りの服装|ママ・パパ・赤ちゃん・祖母

Author nopic iconCyndi
フォーマル / 2018年01月19日
季節別お宮参りの服装|ママ・パパ・赤ちゃん・祖母

お宮参りの服装|季節別、ママ・パパ・赤ちゃん・祖父母

現代の子育ては、昔に比べて簡略化されたり変更されたりすることが少なくありません。しかし、古くから伝わる日本人の心、伝統は大切にしたいものです。
赤ちゃんが産まれてしばらくすると「お宮参り」という行事があります。お宮参りには日取りや服装など、昔からの決まりごとやしきたりがいろいろあるようですが、最近はどういう傾向なのでしょうか。
まず気になるのが服装です。今回は、主役の赤ちゃんをはじめ、パパママ、おじいちゃんおばあちゃん、おにいちゃんおねえちゃん、それぞれの服装や季節別のおすすめ、ちょっとしたポイントをご紹介します。
まずはお宮参りの最近の傾向をご紹介します。

そもそも、お宮参りとは?

お宮参りとは、七五三、成人式と同じく、古来から日本に伝わっている子どもに関する行事のひとつで、赤ちゃんの誕生やすこやかな成長を祝うものです。日本各地でいろいろな決まりごとやしきたりがあり、地方によって異なるものもあります。しかしそのおおもとになる考えとしては、地元神社の氏神様に赤ちゃん誕生のご報告をして、祝詞を受け、健康と長寿を祈る儀式といえます。

いつころ行えばいいの?

お宮参りに決まった日取りはあるのでしょうか。地方により多少の違いはありますが、昔から男の赤ちゃんは生後31日目、女の赤ちゃんは生後32日目頃に行うのが正式とされています。しかし、最近では日にちにこだわらず、赤ちゃんやママの体調のよい日、お天気のよい日、お日柄のよい日、パパやママの仕事がお休みの日などを選ぶことも多いようです。

また、真冬の雪の降るような寒い時期や、真夏の熱中症になりそうな暑い時期のお宮参りは、赤ちゃんにも同伴する家族にも負担が大きいものです。特に、赤ちゃんは大人に比べて体温調整が未熟で、不調を自分で訴えることができないので、服装だけで工夫することは難しいのです。

伝統にのっとって正式な日にちで行うのも素敵なことですが、柔軟に、過ごしやすい季節を待って生後六ヶ月くらいまでに行えばよいと考えるのもよいでしょう。

お食い初めと同時に

生後3ヶ月ころになると「お食い初め」という行事もあります。今後食べ物に困らないように、すこやかに成長するようにという願いをこめて、生後100日の赤ちゃんに初めて食べ物を食べさせる大切な儀式です(赤ちゃんの口元に付けて食べさせるふりをするだけで、実際に食べさせるわけではありません)。

このお食い初めとお宮参りを同じ日に行う家族も増えてきているようです。どちらの行事も祖父母、パパママなどが忙しい中、スケジュールを合わせなければなりません。また、どちらの行事も同じような服装でかまいません。つまり、忙しい現代のパパママにとって、お宮参りとお食い初めを同じ日に行うのは合理的であるともいえます。

お日柄にこだわる?

お宮参りの時期が決まったら具体的な日にちを相談して決めていきます。最近はあまり気にしない人も増えてきたようですが、やはりお祝い事では六曜(大安・仏滅などのお日柄)にこだわりたいという場合は、「大安」を選ぶとよいでしょう。他には「友引」、「先勝」の午前、「先負」の午後などもお宮参りによいお日柄といわれています。

ただし有名な神社などでは、お日柄のよい土日祝日は神社も周辺駐車場も混雑することが考えられますので注意しましょう。

お宮参りの作法とは?

神社でのお宮参りの作法について、ポイントをご紹介します。一般的な参拝の作法は、神社の境内の手洗い場で手を洗い、口をゆすいで神前に進みます。お賽銭をあげ、鈴を鳴らし、まず2回おじぎをして大きく柏手を2回打ち、さらに1回おじぎします。これを「二礼二拍手一礼(にれいにはくしゅいちれい)」といいます。七五三のときも同様の作法ですので、覚えておくとよいでしょう。

本来は氏神様に赤ちゃんの誕生をご報告する儀式ですので、家族で近所の神社に参拝するだけでも十分なのです。もう少し本格的にお宮参りをしようと思う場合は、 神職に祝詞(のりと)をあげてもらいます。有名な神社では予約が必要なところもあるようですので、初穂料(神社に納める謝礼)とともに事前に確認しておくと安心です。また、参拝する神社の規模や格に合わせた服装を考えておくことも重要です。

食事は外食か仕出しがおすすめ

お宮参りのあとは、家族みんなでお食事などをしてお祝いすることが多いようです。大げさなものでなくて大丈夫です。両親、両家の祖父母みんなで赤ちゃんを囲んでお祝いすることに意義があるのです。ただし、初めてのお宮参りでママも赤ちゃんも疲れています。自宅で食事の支度や片付けをするのは大変ですので、どこかくつろげるお店で外食するのもよいでしょう。

お日柄のよい日は、神社の近くのお店も混雑しています。赤ちゃん連れであること、服装が和装の場合もあることをふまえて、お座敷のあるお店などを事前に予約することをお勧めします。予約の際には必ず赤ちゃん連れということを伝えましょう。

早く家に戻ってゆっくりしたいという場合は、仕出しのお祝い膳を予約しておくのもよいでしょう。

記念写真もよい思い出に

お宮参りのあと、両家の祖父母、パパママが揃う機会はなかなかないかもしれません。せっかくですから、この機会にみんな揃ってお宮参りの記念写真を撮るのもよいでしょう。

予算に余裕があるようでしたら、プロに頼むのも良い記念になります。赤ちゃん写真の得意な写真館も増えてきています。

記念写真を撮る際に大事なポイントは、家族みんなの服装の格を合わせることです。レンタル衣装なども上手に使えば、普段とは違う服装で思い出の一枚を残すことができます。

お宮参りの服装を考えましょう

ここからは、赤ちゃん、ママ、パパ、おじいちゃんおばあちゃん、赤ちゃんの兄姉たちがお宮参りに同行する際の服装についてご紹介します。

お宮参りに限らないことですが、やはりオフィシャルな行事にはそれなりの服装が必要とされます。必ずしも高価な服装がよいというのではありません。お宮参りには、20万円もするジーンズよりも1万円の紺色のスーツのほうがふさわしいといえます。最低限、神社に参拝するという行為に合った服装を心がけましょう。
また、なるべくみんなの服装の格をそろえるようにしましょう。

お宮参りの赤ちゃんの服装って?

まずはお宮参りの主役、赤ちゃんの服装についてご紹介します。お宮参りの際、赤ちゃんに着せる晴れ着のことを祝い着(いわいぎ)または掛け着(かけぎ)といいます。実際に赤ちゃんに着物の袖を通して着付けることは難しいので、白羽二重の着物を着せ、おばあちゃんやママが赤ちゃんを抱っこした状態で祝い着を掛ける、羽織るのが正式といわれています。
祝い着には男の赤ちゃん用、女の赤ちゃん用に決まった柄があります。

伝統的なお宮参りの祝い着とは(男の赤ちゃん)

男の赤ちゃんの祝い着には、鷹や兜、虎や竜などの勇ましい柄が描かれたものや、宝船、打ち出の小槌、富士山や青松などのおめでたい柄が描かれたものが多くなっています。男の赤ちゃんのお宮参りの服装として、白羽二重に「熨斗目模様(のしめもよう)」の紺色の祝い着、または黒羽二重の紋付が正式とされていますが、黒、シルバー、ブルーなどのほか、最近はグリーンやゴールドといった個性的な色合いも人気があるようです。

ある呉服店の統計では、男の赤ちゃんのお宮参りの服装では王道ともいえる黒がやはり人気で、逆にさわやかで明るい印象の白、シルバーも人気があるそうです。
お宮参りの祝い着は、七五三のお祝い(男の子の場合5歳)で着物に仕立て直すことができます。下に履く袴は黒や灰色が多いですので、祝い着は明るめの色のほうがバランスがよいのかもしれません。

また、男の赤ちゃんの祝い着には家紋を入れるのが正式とする地域もありますので確認しておきましょう。

伝統的なお宮参りの祝い着とは(女の赤ちゃん)

女の赤ちゃんのお宮参りの服装は、白羽二重に「友禅模様(ゆうぜんもよう)」の祝い着が正式です。友禅模様とは友禅染めに用いられる華やかな模様のことで、とても美しい色彩で彩られています。女の赤ちゃんのお宮参りの服装で人気があるのは、牡丹、桜、シャクヤクなどの花柄、手鞠、蝶、花車や御所車などの古典柄ですが、リボン柄や端にレースの付いたモダンなものも登場しています。全体に柄のある総柄タイプもあり、迷うところです。

色合いはやはり赤やピンクが人気ですが、女の子の場合はすぐに七五三の3歳のお祝いで着物に仕立て直すことになりますので、水色や紫系など個性的な色合いを好む方も増えてきているようです。

なお、一般的に、女の赤ちゃんの祝い着には家紋を入れません。

こんな選び方もあります

お宮参りの祝い着を選ぶポイントとして、赤ちゃんのお名前にちなんだ柄を探す方もいるそうです。たとえば「龍一くん」や「虎太郎くん」、「さくらちゃん」や「まりちゃん」に、お名前にちなんだ柄の祝い着を選んであげるのも素敵です。大きくなったときにそのエピソードを話してあげれば、よりいっそう自分のお名前を好きになってくれるかもしれません。

真っ白いベビードレスとケープも素敵

最近では和装の祝い着ではなく、ベビードレスとケープなどの洋装でお宮参りを済ませる赤ちゃんも多くなりました。 洋装の場合、デザインや素材がいろいろありますから、季節や大人の服装に合わせたものを選ぶこともできます。

赤ちゃんのお宮参り用の洋装は、デパートや量販店などでセットで買うことができます。ベビードレス、ケープ、よだれかけ、帽子などが真っ白いレースで作られていて、まるで天使のような可愛らしさです。男の赤ちゃんの場合、大きくなったらこのように可愛らしいデザインの服装を着せてあげる機会は少ないですので、ぜひ可愛らしいものを選んであげましょう。

柔軟な考えを重視しましょう

和装の祝い着に比べて取り扱いがラク、デザインが豊富、予算も抑え目にできる、というのが洋装を選ぶ理由のようです。

また、器用な人ならばニットやレースで手編みすることもできます。手作りのベビードレスを妊娠中に赤ちゃんのことを想いながら少しずつ編んでいくのも素敵です。ママにとっても、いっそう思い出深いお宮参りになるでしょう。

お宮参りの服装に関してはしきたりや伝統を守ることも大切ですが、赤ちゃんや同行者の体調やおむつ換えのしやすさなどを考慮したものが望ましいといえます。最近では、白羽二重の代わりにベビードレスを着せて、その上から祝い着を羽織る和洋折衷型もよく見かける服装です。柔軟な考えと調整しやすい服装を重視しましょう。

普段着やレンタルでもOK

お宮参りだからといって、高価な祝い着や豪華なベビードレスを用意するのは大変です。お宮参りは本来、神様に赤ちゃん誕生のご報告をすることなのであり、着飾ることが目的ではありません。少しきれいめな普段着でも問題ないのです。各家庭の事情に合わせて無理のない範囲で用意するようにしましょう。

お宮参り用のレンタル衣装を利用するのも賢い方法です。レンタルで正絹の祝い着を探すのは難しいかもしれませんが、最近はポリエステルの祝い着でも高品質なものが増えてきています。ほんの数時間の行事ですから、服装に関しては素材にこだわりすぎずレンタルで割り切るのもよいでしょう。

赤ちゃん写真館で記念写真とセットになっているものもありますので、出産前から情報収集しておきましょう。七五三のときも着物をレンタルすれば、違う色柄のものを着る楽しみもあります。また、レンタル料にはクリーニング代も含まれていますので、多少の汚れは気にしないで済みます。赤ちゃん連れにとってはけっこう重要ポイントかもしれません。

誰が準備する?誰が抱っこする?

赤ちゃんのお宮参りの衣装は、母方の祖父母が用意するのがしきたりとするのが一般的なようです。そして赤ちゃんを抱っこするのは父方の祖母とされています。これは、もともとお産が穢れた物とする考え方から来たものです。古来、お宮参りには「穢れを祓う」という意味も込められていました。お産が済んだばかりの母親はまだ忌明けが済んでいないので、その代わりに父方の祖母が抱くようになったのです。

しかし、最近ではこだわらない傾向のようです。たとえば、祖父母が出席せずパパママのみの場合はママが抱っこしたり、父方の祖母が不在の場合は母方の祖母が抱っこするなど、特にこだわらなくなっています。ママの体調にも注意しながら、臨機応変に対応しましょう。

お宮参りのママの服装は?

お宮参りの頃のママは授乳期真っ最中、おしゃれや服装にこだわるのは難しい、という方も多いのではないでしょうか。また、出産前の体型に戻りきっていない人も多いでしょう。そんな状況での服装選びはなかなか悩みどころです。

ママにとってもなるべく負担が少なく気持ちよくお宮参りできることが大事ですが、やはり、何でもいいというわけにはいかないでしょう。最低限、服装について注意しておきたいポイントをご紹介します。

王道は、ママも和装!

お宮参りといえば、着物を着た母親の姿を思い浮かべる方もいるでしょう。ハレの日ですので、昔はほとんどの母親が着物を着ていたようですが、最近は昔ほど着物姿は多くはないようです。しかしやはり「特別な日感」が出ますし、祝い着姿の赤ちゃんとの組合せとしても格が揃います。産後太りの体型カバーにも役立ちそうです。

嫁入り時にせっかく着物を持参してもなかなか着る機会がありませんから、こういったハレの日に着物を着てみるのも素敵です。着物を着る場合は、黒留袖や色留袖、紋付き羽織が正式とされていますが、訪問着、紋付の色無地などでも構いません。明るい色目のものを選ぶとよいでしょう。

和装の注意ポイント

ただ、着物の場合は授乳が難しくなるのを覚悟しなければなりません。タイミングよく事前に授乳しておく、哺乳瓶に慣れさせておく、など準備をしておきましょう。

うっかり母乳が着物に染みて落ちなくなるということもあるようです。特に、母乳が良く出ている人は事後のお手入れのことも考えると、着物を着るのはハードルが高いかもしれません。
また、ヘアセットや着付けなどの出費も考えておかなければなりません。ママが美容院に行っている間の赤ちゃんのお世話の手配も必要です。雨天の場合、代わりの服装の準備をしておくと安心です。

動きやすい服装がいちばん!

産後1ヶ月の時期に着物を着るのは体力的に無理・・・という人もいるでしょう。また、祖父母が不在で自分が赤ちゃんを抱っこしないといけないので、動きやすい服装がよいという場合もあるでしょう。洋装のママも多いので引け目を感じることはまったくありません。体調や状況を重視しましょう。

着物以外の服装では、ワンピースが気軽に着ることができます。もしお宮参りのために購入するのであれば、シンプルなワンピースをおすすめします。ウエストサイズが元通りに戻っていなくても対応できることが多いからです。また、お宮参りのあとも親戚への顔見世やご挨拶、七五三など出かける機会は意外と多いので、スリーシーズン着用できる素材のワンピースを持っていると便利です。

ただ、うしろファスナーになっているものは授乳の際に困りますし、そういうデザインはたいてい胸のボリュームが目立ってしまいますので注意しましょう。最近は一見ツーピースやセットアップのように見えて実はワンピース、しかも脇に授乳口付き・・・という優れたデザインのものも販売されています。出産前に、マタニティショップなどを覗いてみてはいかがでしょうか。

パンツスーツもおすすめ

また、最近は動きやすいパンツスーツを選ぶママが増えています。ベーシックなデザインで、黒、紺、グレー、ベージュ、アイボリーなど落ち着いた色合いのものを選べばカジュアルになりすぎません。

少し地味だと思うときは、シンプルなアクセサリーを付けましょう。スーツの中に着るブラウスを前開きのものにすれば、授乳も問題ありません。手持ちのスーツの場合には、ウエストとバストがきつくて入らないということにならないように、必ず事前にチェックしておきましょう。また、おばあちゃんに代わって赤ちゃんを抱っこする場合もありますので、あまり高いヒールは不安定で危険なので注意しましょう。
髪型は清潔なまとめ髪がおすすめです。軽く巻いたハーフアップなどは華やかな雰囲気になります

お宮参りにふさわしいパパの服装は?

赤ちゃんやママに比べると、お宮参りの際のパパの服装はシンプルです。スーツを選べばたいていの場合、間違いないでしょう。サラリーマンならビジネススーツでもかまいません。
ママが着物の場合は、格に合わせると羽織袴や略礼服ということになります。しかし、パパは運転手や荷物持ち役を務める場合もあります。ダークスーツにきっちりネクタイをしめて格を合わせればよいでしょう。

ママがワンピースなどのきれいめカジュアルであれば、パパの服装もきれいめなブレザーとスラックス、ノーネクタイでも大丈夫です。ただし、パンツのプレスだけはきちんとしておきましょう。スーツの場合はパンツのプレス次第でぐっと印象が変わってしまいます。

お宮参りに同伴するおじいちゃんおばあちゃんの服装は?

お宮参りはお祝いですので、スケジュールが合えば両家の祖父母にもぜひ出席していただきたいものです。お宮参りに同伴する祖父母の服装のポイントとしては、パパママの服装に準じたものにすれば問題ないでしょう。パパママがカジュアルなのに祖父母が格の高い着物姿でばっちり決めていたのではバランスが取れません。逆に、パパママが着物なのに祖父母が普段着のような服装では納まりが悪いでしょう。

まずは出席者みんなで服装の相談をして格を合わせるようにしましょう。それぞれの家に伝わるしきたりなどがあれば、伝達していくよい機会でもあります。おじいちゃんはやはりスーツが無難です。定年退職してネクタイと縁遠い生活となった方はループタイもおすすめです。ポケットチーフやアスコットタイなどは、とてもおしゃれなおじいちゃんに見えます。

赤ちゃんが祝い着の場合、おばあちゃんも着物のほうがバランスがよいでしょう。ただでさえ赤ちゃんをずっと抱っこするのは体力が必要ですし、体力的に自信がないようでしたら洋装でもかまいません。服装を重視するよりも体調を重視するようにしましょう。

お宮参りに同伴するきょうだいの服装は?(男の子の場合)

赤ちゃんのおにいちゃんがお宮参りに同伴する場合、どのような服装がよいでしょうか。
幼稚園、小学校、中学校などで制服がある場合は、制服着用でかまいません。いつも着ている制服ではなく、おしゃれさせたいという場合は、七五三(男の子の場合は5歳)や入学式の服装と同様のものでよいでしょう。

具体的には、ハーフ丈パンツのスーツや、シャツにシンプルなベスト、ネクタイなどです。黒の革靴を履かせるのが難しい年齢の場合はスニーカーでもかまいませんが、なるべく新しいきれいなものにしましょう。周りには和装の人もいるのです。普段は気にならない程度のスニーカーの汚れも、お宮参りのような場所では結構目立ってしまいます。

お宮参りに同伴するきょうだいの服装は?(女の子の場合)

赤ちゃんのおねえちゃんがお宮参りに同伴する場合の服装は、おにいちゃんの場合と同様、制服があれば制服でかまいません。私服の場合は、ワンピースなどがよいでしょう。主役はあくまでも赤ちゃんですが、きれいな祝い着やレースのベビードレスを着た赤ちゃんと釣り合うような可愛い服装を心がけてあげてください。女の子の場合は、レースの靴下とエナメルのお出かけ靴に変えるだけでグッとフォーマル感が増します。

注意すべき服装のポイントは?

では、お宮参りにふさわしくない服装とはどんなものでしょうか。まず、あまりにカジュアル過ぎる服装は避けましょう。お宮参りは赤ちゃんのお祝いの儀式で、ハレの日です。着物や羽織袴で正装することが大切なわけではありませんが、神社は神様がいらっしゃる場所です。神様の前では最低限の装い、服装を心がけることは大切です。フォーマルな服装が苦手な場合は、せめて白いシャツやブラウス、ペタンコ靴でもよいですからパンプスを着用するようにしましょう。

次に、露出の多い服装や派手で目立ちすぎる服装も避けましょう。フォーマルドレスだからと言って、背中の開いたドレスやノースリーブ、ミニスカートなどはお宮参りには不向きです。

パパの服装も、スラックスが用意できない場合はジーンズではなくせめてチノパンできれいな色目の服装を心がけましょう。手持ちの服装で適当なものがない場合は、大人もレンタルを利用するという手があります。赤ちゃんと同じ店舗でレンタルできる場合もありますので、借りたり返したりするのも同時に行えば便利です。

季節別お宮参りの服装とは

お宮参りの服装とポイントについてご紹介してきましたが、さらに季節によって気をつけなければならない服装のポイントもあります。赤ちゃんは体温調整がうまくできません。大人以上に気を配ってあげる必要があります。

春のお宮参りの服装

春は暖かいイメージがありますが、3月ころは思いのほか肌寒いことがあります。3月に雪が舞うことも珍しくありませんので、春とはいえ、お宮参りの赤ちゃんの服装には気をつけましょう。
和装の場合は、白羽二重と祝い着、大黒帽(だいこくぼう)と刺繍入りよだれかけなどを着用します。温度調節できるように、祝い着のほかにニットのケープなどを用意するのもよいでしょう。洋装の場合も、ニットのケープは役立ちます。

夏のお宮参りの服装

夏のお宮参りでは、特に服装に注意と気配りが大切です。炎天下の境内では熱中症も心配ですし、過度の発汗による脱水症状にも気をつけなければなりません。これは赤ちゃんだけではなく、大人も同様です。特に、着慣れない着物姿で過ごしていると、多少苦しくても着物のせいだなと思ってしまい、身体の不調に気付くのが遅くなりがちです。

赤ちゃんには風通しがよく汗の吸収の早い綿の衣類を選びます。お宮参りの際には祝い着とよだれかけで隠れてしまいますので、白羽二重は省略して白い長肌着姿でもかまわないでしょう。

思い切って発想の転換をして、夏のお宮参りはみんな最低限の節度を持ったカジュアルな服装で行ない、空調の効いた写真館でばっちり正装の記念写真を撮影するのはいかがでしょうか。

秋のお宮参りの服装

秋は湿度が低く過ごしやすい気候で祝日も多いので、お宮参りに向いている季節といえるかもしれません。ただし、お日柄のよい秋の土日祝日には、お宮参りだけではなく七五三のために参拝する家族も多くなり、神社や駐車場が混雑する可能性が高くなりますので気をつけましょう。

夕方は冷え込むこともありますので、午前中の参拝がおすすめです。「おんなごころと秋の空」という言葉があるように、お天気が変わりやすいのも秋の特徴です。服装の調節がしやすいようにストールやスカーフなど羽織る物と折り畳み傘を持っていくと安心です。

冬のお宮参りの服装

冬の冷え込みは各地でかなり差があります。北海道や東北地方では、冬にお宮参りは避けることが多いと聞きます。その他の地方でも、風邪やインフルエンザの流行時期と重なることもあり、お宮参りをする人は少ないようです。

冬にお宮参りをするならば、雪の降る日や極寒の日以外で、お天気のよい日を選ぶとよいでしょう。冬でも、風がなくてポカポカ陽気の日が意外とあるものです。
赤ちゃんは体温調整がうまくできませんので、冬のお宮参りの際は重ね着などで防寒対策をしっかりしてあげてください。普段は靴下を履かせることが少ないと思いますが、冬のお宮参りであれば靴下は必需品です。

また、同伴者はコートを着用して参拝すると思いますが、神社で祝詞をあげていただく際など神殿内ではコートを脱ぐのがマナーですので気をつけましょう。ばっちり防寒した服装で参拝を済ませ、夏と同様、空調の効いた写真館でフォーマルな服装での記念撮影もおすすめです。

余裕を持った準備を

生後1ヶ月頃の赤ちゃんというと、少しずつ起きている時間が長くなり、何かを見つめたり、たまに微笑んでいるような表情を見せてくれることもあります。細かった身体も少しずつ丸みを帯びてきていわゆる赤ちゃんらしい丸い身体つきになってくるころです。ママもパパも楽しみな毎日ではありますが、同時に夜泣きや昼夜逆転が起きたりして、体力的精神的にきつくなってくるころではないでしょうか。

赤ちゃんにとって一生に一度のお宮参りですからきちんと準備したいけれど、毎日の子育てでそれどころではないという場合もあるでしょう。産まれる前に、季節別の服装の準備を考えておくと心に余裕が生まれるかもしれません。

素敵な思い出にしよう

お宮参りにどんな服装をすればよいのか、逆にふさわしくない服装とは、また、季節ごとの注意ポイントなどを実例を挙げてご紹介しました。お宮参りの服装選びの参考になりましたでしょうか。

お宮参りの主役はあくまでも赤ちゃんであり、本来の意味は氏神様へのご報告です。家族が愛情を持って赤ちゃんを囲み、清潔感と節度のある服装で神社に向かうことが大切なのです。地方によりいろいろなしきたりや決まりごともありますが、あまりとらわれすぎず柔軟な考えをもつようにしましょう。気にし過ぎるとキリがありません。

どんな豪華な服装だったのか、どんな高級なご馳走を食べたのか、それも思い出のひとつではあります。しかし、まずは家族揃って無事にお宮参りを済ませて、お宮参り自体を家族みんなの素敵な思い出にすることがいちばんです。