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【男女別】27歳の平均貯金額・中央値・貯金がない人はどれくらいいる?

更新日:2022年04月11日

27歳といえば、転職をしたり、結婚や出産があったりと転機の多い年齢です。様々なライフスタイルに分かれ、収入やお金の使い道に個性が出てきても共通して重要になってくるのが「貯金」。27歳の平均的な貯金額はいくらなのか、男女や職業によって差があるのかご紹介します。

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多い?少ない?27歳男性・女性別平均貯金額は○○万円!?

結婚や出産、転職など、「27歳」は人生の転機と言える出来事が多い年齢。ライフスタイルや働き方が異なれば、収入や支出も当然異なります。しかし、どんな生活を送っていても、共通していざという時にあると安心なのが「貯金」です。27歳であればいくらくらいの貯金があるべきなのでしょうか。

今回は、気になる27歳の貯金額の平均や職業別27歳の貯金額について見ていきましょう。

27歳の平均貯金額は?男性・女性別の平均は?

貯金までは手が回らないという方も、貯金のある方も同年齢の貯金額は気になるところ。自分の現状と平均貯金額に差があるのか、あるのならどのくらいの開きがあるのか知っておくことが大切です。

貯金額が0円という人も含めて、27歳の平均的な貯金額は189.2万円。男性であれば190.8万円、女性であれば138.6万円と、女性の方が50万円以上下回っています。27歳男性の平均年収が
379万円なのに対し、27歳女性の平均年収が341万円と40万円近く低いことから考えれば、妥当な金額と言えます。

平均の貯金額を知って、違和感を覚える人もいるのではないでしょうか。自分自身や、友人とあまりにかけ離れている額だと感じる方もいらっしゃることでしょう。

平均値は全27歳の貯金額を足して、その人数で割った金額。例えば、資産家の家に生まれ、生まれながらにして両親から数億円の預金を贈られる人なども含まれて割り出されたのがこの平均額です。

ですから、平均の貯金額はあくまで参考額。平均値より低いからといって焦る必要はありません。

平均貯金額の次に知っておきたい貯金の中央値

平均額より参考にしたい貯金の「中央値」とは

中央値とは、一人ひとりの貯金額を少ない金額から多い金額まで順番に横に並べていった時の真ん中に来る値を取ったもの。この場合は、27歳全員の貯金額を順番に並べて最も真ん中に位置する額が27歳貯金の中央値となります。

この中央値は、平均貯金額に比べてより現実的な額と言えます。

27歳貯金額の中央値は意外に少ない?

では、27歳の貯金額中央値はというと、平均額を大きく下回る約30万円。平均の手取り月給とされる23万円から生活費や交際費、奨学金などの返済を引いていくと必ずしも貯金ができるとは限りません。大学卒であれば、27歳はまだ社会人になって5年目です。27歳の一般的な貯金額が30万円というのもおかしくはないでしょう。

職業別に見た27歳平均貯金額は?

職業別に見ていくとその貯金額はいくらくらいが平均になるのでしょうか。保育士、フリーター、シングルマザーの3つのケースでみていきます。

保育士の場合

子ども好きで優しいイメージの保育士さん。子どもの命を預かる責任ある仕事の割に、お給料の手取りは20万円以下と厳しいのが現実です。27歳保育士で一番多い貯金額は0円。実家暮らしでも月に1〜2万円の貯金がやっとというのが現状です。

フリーターの場合

27歳フリーターの平均月収は20万円と、ボーナスこそないものの月の手取りは正社員とさほど違いはありません。平均的な貯金額は90万円程度と100万円に届きそうな金額です。

シングルマザーの場合

27歳シングルマザーの平均月収は20万円ほど。そこから保育園へ通うためのお金など子どもにかかる費用や生活費を引いていくと残るお金は2〜3万円程度になります。ファミリー貯金額が200万〜400万円と言われる中、シングルマザーの平均貯金額は100万円に満たないと言われています。

貯金額別の多い?少ない?

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初回公開日:2017年08月17日

記載されている内容は2017年08月17日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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