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大人・子供別の読書の効果|ストレス解消/リラックス

Author nopic iconaynn1
雑学 / 2017年08月31日
大人・子供別の読書の効果|ストレス解消/リラックス

読書がもたらす脳への効果は?

脳が活性化される

読書をすることで脳の様々な器官が活性化されます。短期の記憶をつかさどる海馬をはじめ、感情や意欲をつかさどる偏桃体や前頭葉も活性化されています。さらに右脳も活用しているので、読書はとても効果的な脳のトレーニングになると言えるでしょう。

認知症の予防効果がある

読書はアルツハイマー型認知症の予防にも効果があると言われています。本を毎日少しずつでも読むと、必然的に記憶力が養われます。脳を若々しく保ち、いつまでも元気でいるためにも常日頃から脳を動かす読書はとても効果的といえるでしょう。

情報処理能力の向上

読書は情報処理能力が向上するという効果も期待できます。情報処理能力とは、様々な情報を要るものと要らないものとに選り分ける能力のことです。例えばビジネス書や参考書などの知識を得ることが目的の読書の場合、自分にとって必要な情報と今は必要でない情報を瞬時に判断できれば、読書の速度も効率も上がります。

また、自分にとってつまらないと思う本に出会ってしまった場合、どこで見切りをつけるのかの判断も、情報処理能力が高くなければできません。苦労して最後まで読んでしまったけれどやっぱりつまらなかった、なんて、せっかくの楽しい読書の時間を苦痛にしたくはないですよね。

読書を重ねるうちに、つまらない本と面白い本の判断も早い段階でできるようになることでしょう。それができるようになれば、自ずと他のシーンでも決断をするタイミングが早くなっていくはずです。

大人が読書をすることで得られる効果って?

ストレス解消になる

読書が苦手な人には意外かもしれませんが、読書はストレス発散にも大きな効果があります。涙活という言葉があるように、涙を流すことは立派なストレス発散方法のひとつです。笑うよりも泣くほうがストレス発散になると言われており、大人向けの泣ける絵本なども数多く出版されています。感情が昂るのに任せて涙を流すと、おのずと心がすっきりすることでしょう。

他にもミステリーやホラーでドキドキしたり、ファンタジーに夢を膨らませたり、自分の感情をたくさん動かすことも日頃のストレスを発散させる効果があります。

リラックス効果がある

読書で本の内容に集中すればするほどリラックス効果も期待できると言われています。自分のお気に入りの一冊が見つかれば、寝る前の10分程度でも本を開くだけで効果的にいい睡眠をとることができるでしょう。

対してスマートフォンやパソコンなどのデジタル機器を寝る前に操作してしまうと、ブルーライトの影響で脳が疲労し、最悪の場合睡眠障害を引き起こしてしまいます。ついつい就寝前にスマートフォンを見てしまうという人は、読書に切り替える習慣をつけましょう。

国語力・語彙力が高まる

読書は、国語力・語彙力の向上にも効果があります。国語力や語彙力は、日常会話で最も活かされてくる大切な能力です。語彙力が上がると自分の伝えたいことを適切な言葉で、簡潔に伝えられるようになります。

また、読書をすると国語力が向上し、助詞や形容詞などの文法もしっかりと使えるようになるという効果があります。国語力が足りないと正しい敬語が使えずに仕事に差し支えが出たり、書類の漢字が読めずにお客様の前で恥をかいてしまう可能性もあります。

この二つだけを見ても、読書から得られる効果は大きいと言えるでしょう。

文章力が上がる

国語力と語彙力に通じるものがありますが、読書は文章力や読解力を高める効果もあります。今の時代はLINEやSNSなど、プライベートでも仕事でも長短の差はあれど文章を作る機会が多くなっています。

ですが、文書を書く機会が多ければ文章力向上に効果があるわけではありません。読書を通じて文法や敬語、様々な言い回しを覚えてこそ、文章力を効果的に上げることができるのです。文章力が足りないとメールやLINEのやり取りで相手に誤解を与えてしまったり、契約書などのビジネス文書をうまく作成することができずに余計なトラブルを招きかねません。日頃から活字に触れて、効果的に文章力を養いましょう。

知識が高まる

ありとあらゆるジャンルがあるというのも、読書の素晴らしいところです。例えば少し息抜きをしたいとき、大好きな漫画や小説を読み返すと、とても幸せな気分になったりします。

仕事をしていれば人間関係で悩むこともあるでしょう。また、自分の仕事の仕方に疑問を感じたり、将来に不安を覚えることもあるかもしれません。そんなときにも、読書はとても効果的です。あなたの悩みに寄り添ってくれる本は必ずあります。

本で得られた知識は、この先訪れるだろう悩みや障害にも落ち着いて立ち向かう手助けをしてくれるはずです。

移動時間の有効活用

読書は通勤時間等、公共の乗り物で移動する際の暇つぶしにも効果的です。電車やバスの移動時間、手持無沙汰になってついついスマートフォンやパソコンを見てしまいがちです。電子画面は目への刺激が強く、脳も疲れてしまうので、いざ職場に着いたときに頭がうまく回らなくなってしまいます。

読書は先に書いた通りストレス解消やリラックス効果があります。移動時間に読書をして脳をリフレッシュすることで、すっきりとした頭で仕事を始めることができるでしょう。

また、読書は知識を得ることにも役立ちますから、ビジネス書を移動時間に読んで仕事に活かすことができれば一石二鳥です。移動時間を有意義に使って、仕事もプライベートも充実させる工夫をしましょう。

大人が読んでも泣ける絵本は?

読書が苦手という人も、絵本を足掛かりにして読書を始めてみてはいかがでしょうか。ここではストレス発散効果も期待できる、泣ける絵本を紹介します。

風のでんわ

岩手県に実在する「風の電話ボックス」をもとに作られた絵本です。山の上の電話ボックスで、動物たちが死に別れた大切な人に電話をかけます。線のつながっていない電話に動物たちが語り掛ける言葉は、誰もが共感してしまうことでしょう。

別れを経験したことのある人もない人も読んだ後に少し優しい気持ちになれる、そんな絵本です。心が疲れてしまったときに読んでみてはいかがでしょうか。

100万回生きたねこ

こちらは泣ける絵本としてはあまりにも有名です。主人公の猫は前世の記憶を持ったまま100万回も生まれ変わっていますが、愛というものを知りません。毎日をただ淡々と過ごしてきましたが、ある生で本当に愛する人ができます。猫はそのとき初めて、この生が終わってしまうのが悲しいと思うのです。

死という別れは誰にも必ずやってきます。でもだからこそ、毎日を大切に生きていきたいと思えるようになる絵本です。

子供の読書の効果って?

情緒が安定する

子育てを経験したお母さんには経験があると思いますが、子供が2歳前後になると自分の言いたいことがうまく伝えられずに癇癪を起すことがあります。自分の思考に言葉が追い付かないのでうまく相手に伝えられず、大人たちが理解してくれないのでイライラしてしまうのです。

この問題も読書を続けることで解決していきます。読書することで子供の語彙力が上がり、様々な言い回しや言葉の選択肢を覚えることができるからです。それにより子供は自分の言いたいことをスムーズに相手に伝えられるようになり、癇癪を起すことも少なくなるという効果があります。

集中力が身につく

読書は集中力を養うことにも効果的です。少しの時間もじっとしていられないのは子供にとって当たり前のことです。でも同年代の子供たちの中で、他の子たちよりもずっと落ち着いた子がいることがあります。絵本の読み聞かせの時間、食い入るように本を見て絵本の世界に没頭できるような、そんな子です。

本のいいところは、自分の読める本のレベルを少しずつ上げていけるところです。絵本に集中するところから始めて少しずつ厚い本に移行していけば、自然と集中していられる時間も長くなっていきます。

表紙を見るだけで拒絶してしまうような子にしないためにも、まず本が自然と好きになってくれるように努力が必要です。小さいころから読み聞かせで本に触れあっておけば、大きくなっても自然と本を手にとれる子供になるでしょう。

他人の気持ちがわかる子になる

読書をするなかで登場人物の気持ちになったり背景を考えたりすることで、自然と相手の気持ちを考えられる子になります。相手の気持ちがわかる子は、他人にとても優しくなります。今相手が何を思っているのかをまず考えられるからです。

感情的になる前に自分の気持ちを整理できることで気持ちを相手に伝えることも上手になり、コミュニケーション能力もおのずと上がっていくという効果があります。

子供の読み聞かせにおすすめの本は?

子供に読書を好きになってもらうために、まずは読み聞かせから始めるのが効果的です。読み聞かせにおすすめの本をご紹介します。

ねないこだれだ

1歳から3歳くらいの子におすすめの本です。切り絵のような挿絵がとてもインパクトがあります。早く寝ないとお化けに連れていかれしまうよ、という少し怖い内容です。しかし、独特の語り口とシンプルな内容で何度も何度も読みたくなってしまう、不思議な絵本です。

お子さんがなかなか寝てくれない、寝かし付けが苦手な方にもおすすめです。寝る前に布団の中で読んであげれば、子供たちは自分からすすんで目を閉じてくれることでしょう。シンプルな内容なのですぐに暗記できますから、絵本を持たずに暗闇で語り掛けてあげるのも効果的です。

いちばんあいされてるのはぼく

こちらは4歳から7歳くらいまでの子におすすめの本です。ティラノサウルスを父親だと思い込んだアンキロサウルスの赤ちゃんたち。赤ちゃんたちから向けられる真っ直ぐな愛情に、次第にティラノサウルスの心にも愛情が芽生えてきます。

このお話で描かれるのは単純な親子の愛情だけではありません。兄弟のいる家庭で、子供たちは親の愛情をどのように感じているのか、ということも考えさせられます。親から見たら全員大切な子供達でも、子供達の視線になると、親の何気ない行動に愛情の差を感じてしまう。愛情はきちんと言葉に出さなければ100パーセントは伝わらないということを教えてくれます。

兄弟がいるご家庭や、もうすぐお兄ちゃんやお姉ちゃんになるお子さんに是非読んであげていただきたい絵本です。

効果的に読書をする方法って?

斜め読みをする

自叙伝や自己啓発本などを読む際には、斜め読みするのが効果的です。頭の中で声に出してじっくりと読むことは物語を読むのには適していますが、かなりの時間をロスしてしまいます。

効果的に読書をするという視点から考えると、それはあまりおすすめできません。ノンフィクションの自叙伝や自己啓発本などの比較的硬い内容の本を読むときには斜め読みをしてみましょう。一ページの中から、要点のみを拾って読むのです。

コツは、一字一句余さず読むということをしないことです。不思議に思うかもしれませんが、物語とは違って知識を得るための本はあくまで自分の必要な知識が得られればいいわけですから、そもそも全てを読む必要はないのです。

上手に斜め読みすることができるようになれば、読書の効率も読破する本の数も増えていきます。それと比例して、知識を効率的に吸収することができるようになるのです。

興味を持った分野の本は、5冊以上読んでみる

面白いと思った分野の本は、最低でも5冊以上は読んでみるのが効果的です。例えばそれがビジネスの実用書であるなら、読んだ本の数だけ知識が蓄積されていきます。

同じ分野の本というと、似通った内容であったり同じ言葉が繰り返し出てきたりと、あまり意味を見出せないと思う人もいるかもしれません。ですが、何度も同じ単語を読むことで頭にインプットしていくというのは勉強にも通じます。

何度も出てくる単語だけど意味がいまいちわからない、というものも頭に残ってくるはずです。そういうものの意味を一つずつ調べて理解していくことでも、効果的に知識を得られることでしょう。

このように同じ分野の本を何冊も読むと知識に厚みが出るという効果もあるので、ぜひ実践してみましょう。

印象に残ったことをメモしてみる

読書をする中で印象に残ったことや自分の知らなかったことなどを、紙に起こしてみることも効果的です。読書中には感動した言葉や内容も、読み終わってみたらすぐに忘れてしまうことがあります。それは真に知識を得られているとは言えないでしょう。

ビジネス書を読むときや資格取得の勉強をするときなどに、この方法はとても効果的です。きちんとまとまった文章でなくても、印象に残った箇所を走り書きしてみるだけでも効果があります。

物語を読みながら走り書きとして内容を書き出しておけば、読後にまとめて備忘録的な読書日記をつけることもできます。読書日記を後から自分で読み返してみるというのも、また違った楽しみ方ができるのではないでしょうか。

毎日の読書の効果は?最適な時間帯は?

朝の読書は、一日をポジティブにする

朝の読書は、1日をポジティブなものにするのに効果的です。朝は忙しいというイメージですが、10分ほどでもいいので読書の時間にあててみましょう。10分間という目標を決めておけば、必然的にその時間の中で必要な情報を拾おうとします。これは脳の活性化にもつながりますし、眠気覚ましにも最適といえるでしょう。

もちろん就寝前にゆっくりと本を読んで満足して眠るのも悪いことではありません。しかし、一晩置いて朝起きたらせっかくの手に入れた情報のほとんどを忘れてしまうこともあります。

朝読書をすると、少しの時間で学んだことをその日一日だけでも実践してみようという気持ちになります。これが結果的に、ポジティブに一日を過ごすということにつながっていくのです。

集中力が身につく

毎日少しずつでも読書をしていくことで、集中力の持続時間が伸びていくという効果があります。これは、5時間も6時間も読書をすることで集中力が伸びるということではありません。毎日10分程度でも読書を続けていくことで、集中しているときとしていないときのオンオフを切り替えるのが上手になっていくという効果があるのです。

集中するときはぐっと集中して、必要のない時にすぐ力を抜くことができれば、仕事なども効率的にこなすことができるようになるでしょう。

心を穏やかにしてくれる

読書はストレス解消にも効果があります。ストレスが解消されるということは、心がとても穏やかになるということです。心が穏やかになると、人との接し方や考え方もおのずと柔らかくなっていきます。

効果的に読書を続けていくことで、毎日が心穏やかに過ごせるようになったら素敵ですね。

記憶力が上がる

読書は記憶力の向上にも効果があります。小説などを読むときにはその世界の設定やキャラクターの名前など、覚えておかなければならないことがたくさんあります。これが脳を活性化させ、記憶力も上がっていくのです。

毎日10分程度でも読書を続けていくと、一冊を何日かに分けて読むわけですから記憶力はおのずと磨かれていくはずです。

読書は心と体の栄養になる

読書の大切さをご理解いただけたでしょうか。活字が苦手だという人も、毎日10分から始めてみましょう。絵本からだって知識や感動は得られます。読書を続けることで心が満たされ、一日をポジティブに過ごせる効果があるとしたら、十分にやってみる価値はあるでしょう。

金銭面で躊躇しているなら、図書館へ行ってみましょう。たくさんの蔵書の中から、きっとお気に入りの一冊が見つかるはずです。

毎日少しずつの積み重ねでも、脳に読書という栄養をあげることで効果的に人生をより豊かなものにしていきましょう。