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【男女別】四十九の法要に適した服装|家族のみ/身内/自宅

Author nopic iconKen
フォーマル / 2017年09月19日
【男女別】四十九の法要に適した服装|家族のみ/身内/自宅

男性の四十九日の法要に適した服装

夏場の四十九日で男性が着るべき一番良い服装は、夏用の喪服です。喪服のうち、裏地がないものが夏用です。もし夏用の喪服を持っていない場合でも、余裕があれば四十九日に備えて買い揃えてもよいでしょう。知人から借りたり、貸衣装を利用する方法もあります。

夏場に四十九日を迎える場合の服装

裏地のあるオールシーズン用の喪服を一着しか持っていない場合で、さほど服装に気を配らなくてよい身内のみの四十九日に参列者として出席する時は、ワイシャツの服装で夏場の四十九日に出席しても問題がない場合があります。半袖でも問題ないでしょう。遺族が四十九日に着る服装は、夏場でも正式礼装の喪服、つまり長袖以外はダメです。

そして、参列者の場合でもあくまで原則は黒の喪服着用であることは忘れずにおきましょう。「親しき仲にも礼儀あり」ということわざがある通り、夏場の身内中心の四十九日でも、暑さをがまんして黒の喪服を着用する方がベターです。

ただし、熱中症対策だけは必ず行いましょう。長時間正座するからといって、水分を摂らないのは厳禁です。扇子であおいでも良いですが、できれば黒色の扇子、もし黒い扇子がなくても地味な色の物を持っていきましょう。

ネクタイは黒の無地が基本

四十九日に着けていくネクタイは、無地の黒です。わずかでも柄が入っていてはいけません。また、ネクタイピンも外しましょう。葬儀に着けていたネクタイがあれば、それをそのまま着用すれば良いです。

基本的に黒いネクタイであれば問題ないですが、シルク素材などで光沢のあるネクタイの方が望ましいです。また、できれば喪服の色と合うようなコーディネートも工夫しましょう。

余談ですが、四十九日までは黒で無地のネクタイでほぼ問題ないですが、それ以降の一周忌、三回忌などになると宗派や地域によってグレーなどでも良い場合や黒ネクタイでないといけないなど様々なケースがあります。

その他注意すべきこと

男性の場合は、女性に比べればそれほど服装に迷うことは少ないでしょう。基本的に光沢のない黒の喪服・ネクタイ・靴下・革靴と白のワイシャツを着用すれば問題ありません。あとは数珠などを忘れずに持って行きましょう。

服装とは直接関係ありませんが、バッグも黒など地味な色で、光り物がついている場合は取り外すか隠すなどの工夫をしましょう。数珠や御仏前なども忘れずに持参します。汗をぬぐうために使用するハンカチは、黒やグレーなど地味な色がよいです。白でも構いませんが、派手な絵柄などが入っているハンカチは避けます。

女性の四十九日の法要に適した服装

では、女性の四十九日の法要に適した服はどのようなものでしょうか。

夏場に四十九日を迎える場合の服装

女性の服装も、基本的に光沢のない黒で統一します。ただ、男性に比べて女性の方はそれほど厳格ではありません。夏場に四十九日を迎える場合には、半袖の略式喪服で出席しても問題ありません。また、黒のワンピースやスーツ・アンサンブルの服装で参列しても大丈夫です。

ただし、半袖の服装で四十九日に参列する場合に、肌の露出には気をつけましょう。特に、肩が出るタイプのワンピースは着ないようにすべきです。胸元が露出する服装にもならないように気をつけましょう。

夏場でも短すぎるスカートは避けましょう。目安として、ヒザが隠れる長さであれば問題ありません。そして、夏場でも黒のストッキングを履くのがマナーです。遺族として出席する場合は、当然夏場でも長袖で四十九日に出席しましょう。熱中症対策を行うべきなのはすでに述べた通りです。

妊婦の場合

体調が良好で産気づく心配もないようであれば、妊婦が四十九日に参列するのは何も問題ありません。問題は、妊娠によってお腹が大きくなった妊婦の服装です。多くの場合は妊婦であるという事情に配慮してくれるでしょうが、やはり普段着のままでは失礼に当たる場合もあります。

一番良いのは、お腹まわりがゆったりしている妊婦用喪服を着て四十九日に参列することです。しかし、妊婦として葬儀に参列する機会はそう多くはないでしょう。そこで一番おすすめなのは妊婦用喪服のレンタルです。インターネットで日付を指定してレンタルすることもできますので、四十九日の数日前に届くように借りましょう。

ワンピースなどを着ていくこともできますが、できる限り肌の露出などは避けるように配慮しましょう。参列者も妊婦の服装は難しいことには理解を示してくれるはずですが、それに甘えすぎてはいけません。最優先すべきはお産がうまくいくことですので、その前提でできる範囲のことをすれば良いです。

四十九日につけても良いアクセサリー

男性の場合はアクセサリー類は全て取り外すのが基本ですが、女性で洋式の服装の場合は身につけて良いアクセサリーがあります。光るアクセサリーは着用してはいけませんが、例外として結婚指輪やパールのネックレスなどは着用しても良いとされています。その場合でも、二重ネックレスは不幸が重なると捉えられるので避けましょう。

パールの色は白でも黒でも良いですが、大きさは8ミリ以内にしましょう。大きすぎると、派手だと思われてしまうからです。結婚指輪も、ダイヤモンドなど派手な印象を与える場合は外した方が良いです。

また、腕時計も光沢のなくて目立たない物であれば着けたままでも良いです。イヤリングや髪飾りも黒などで地味なら構いません。つけ爪やネイルアートは四十九日に不適切です。ネイルアートは一時的に黒手袋で隠すことはできますが、お焼香の時には手袋を外さないといけません。

ストッキングと靴

女性が四十九日に参列する時には、葬儀の時と同様に黒のストッキングを履きましょう。素足はもちろん肌色のストッキングも避けましょう。代用として厚手の黒タイツを履いても大丈夫です。タイツや次に述べるパンツスーツは冬の防寒対策にもなり、冷え性の女性にはありがたいものです。

ラメ入りのストッキングや網タイツを履いていくのは良くないです。ぱっと見ただけでは目立たないようでも、実際に履いてみると光沢があったり、肌が透けて見えたりすることもありますので、四十九日を迎える前に試しに履いてみることをおすすめします。

また、ストッキングの伝線は避けたいものです。四十九日では長時間正座したり、お焼香などで立ったり座ったりすることがありますので、伝線しやすいです。特に薄手のストッキングを履いている場合は、予備のストッキングを用意しましょう。また、靴はパンプスにしましょう。つま先が出るミュールは四十九日には履いていかないようにして下さい。

パンツスーツ

最近では、略式の服装としてパンツスーツで四十九日に参列する例も増えています。光沢のない黒のパンツスーツであれば肌の露出は避けられますし、黒のストッキングを履かなくても脚を隠すことができます。正式な葬儀の服装ではないので遺族が履くことはできませんが、参列者の略式礼装としてなら認められつつあります。

しかし、特に年輩の世代では、四十九日などの葬儀の場にはスカートで参列する方がふさわしいという考えも根強く残っています。動きやすいメリットがあるパンツスーツですが、スカートを持っているのであればそちらの方が無難でしょう。

結論としては、目上の方の四十九日に参列するときにはパンツスーツの服装は避けるか、家族と相談の上で問題なければ履くことにしましょう。身内のみが参列する場合や、気の置けない間柄であれば問題ないことが多いです。

その他注意すべきこと

冬の寒い時期には、コートを着込んでも問題ありません。色は黒や紺などにしましょう。冷え性の女性には特に重要な服装です。ただし、ファー(毛皮)付きのコートは絶対にやめましょう。殺生を連想させるためで、例え首元にファーが一部ついているコートでもいけません。

子ども・赤ちゃんの四十九日の法要に適した服装

子供の服装はどうしたらいいか難しく、悩む方もいると思うので、参考にしてください。

子どもの場合

小学生など学校に通学する子どもが四十九日に参列する時の服装は、学校指定の制服です。夏場は白色の夏用制服でも問題ないです。もし学校用の制服がない場合は、四十九日になって慌てないように光沢のない黒や紺などのブレザーとズボンを準備しておくべきでしょう。靴下や靴も、黒が基本ですが、子どもの場合は白でも良いです。

持っていく物は、派手な物やキャラクターの顔入りなどはできる限り避けましょう。幼児や小さい子どもの場合はそれほど気にする必要はありませんが、四十九日までに黒い物を買いそろえられるようならそうすべきです。

また、髪が長い女の子を参列させる場合は、髪をきちんと結わえてあげる方が良いです。お焼香するときなどに前髪がかかってしまうなどのトラブルを避ける意味でも大事なことです。ゴム紐の色は黒にしましょう。

赤ちゃんの場合

赤ちゃんや小さな幼児を四十九日に参列させる場合、どのような服装にするかはあまり深く考えなくても良いです。もちろん望ましいのは黒ですが、白でも特に問題はありません。

可能であれば、黒に近いグレーなどでも大丈夫です。ただし、赤ちゃんや幼児は急に泣き出したりむずがったりしますので、それを避ける意味でも普段着慣れた服装にしてあげることを優先しましょう。

法要のケース別の適した服装

ケースバイケースで服装は変えたいものです。どういうケースが考えられるでしょうか。

自宅で四十九日を行う場合の服装

四十九日を行う場所は、お寺や法要会館などの会場を借りる場合と、自宅で行う場合があります。具体的には親戚や僧侶と相談の上で決めます。自宅の広さに十分な余裕があれば自宅で四十九日を行うケースが多いです。自宅の場合でも遺族側は正式な喪服を着用すべきです。特に参列者を多く招く場合には服装をきちんとしましょう。遺族は参列者よりもきちんとした服装を着ることが基本だからです。

家族のみで四十九日を行う場合の服装

家庭によっては四十九日にあまり多くの参列者があると困る場合もあります。例えば親戚が遠方に住んでいる場合や、アパート暮らしで多くの参列者を招くのが難しい場合などです。その場合は家族のみで四十九日を行うこともあります。家族のみで四十九日を行うときは、比較的ラフな服装でもさほど問題ありませんが、いくつか注意点もあります。

まずは、家族の身で四十九日を行うことを親戚が了解していることです。特に地方に住む年輩の親戚は、葬儀と同様に四十九日は出席すべきと考えている人も大勢います。地方によってしきたりなどもありますので、両親や親しい親戚に相談すると良いでしょう。

また、家族のみとはいえ僧侶を自宅に招くわけですから、失礼のない服装や最低限のマナーを守った服装にすべきなのは言うまでもありません。可能であれば、四十九日の前(例えば初七日など)に僧侶に服装はどうすればよいか尋ねてみましょう。たいていの僧侶は親切に答えてくれます。

身内のみで四十九日を行う場合の服装

故人がなくなってから通常は七日ごとに法要が行われますが、四十九日は忌明けの特別な日なので、親族だけでなく友人や知人なども参列します。しかし、あまり大きい法要になると規模が大きくて大変ですので、遺族の希望によっては身内のみで四十九日を済ませることがあります。

もし身内のみで四十九日を行うのであれば、参列の時の服装は厳密に正式礼装の喪服でなくても良い場合があります。その判断基準は、地域や宗派ごとに細かいルールが存在します。お寺や法要会館に出向く場合は、やはり略式でも喪服の方が望ましい服装です。遺族は正式礼装の喪服を着る方がトラブルは少ないです。

四十九日の法要の服装マナー

四十九日に着る服装は様々な決まり事がありますが、原則として失礼のない服装で参列するのが基本です。判断に迷ったときには、遺族や他の参列者が不快な思いをしないかどうかで判断しましょう。親や葬儀に何度も参加している年輩の親戚・会社の上司などに相談するのも良い方法です。

その上で、どのようなケースでも原則的に守るべきマナーについて最後にご紹介します。まず、透けたり光沢がある服装は避けます。見た目が派手な服装は絶対にやめましょう。具体的には原色系の色や反射する色などは避けるべきです。エナメル素材の服装や凝った装飾がされている服装もやめましょう。

次に、毛皮や革のコートなどはできるだけ避けましょう。なぜなら、殺生をイメージさせるからです。例え天然物でなくても、他の人にはすぐには見分けがつきません。ただ、革靴や革ベルトは普通に着用されていますので、あまり厳密に捉えすぎなくても良いです。

四十九日の服装は余裕をもって準備すべき

男女別、年齢別、ケース別に考えると、四十九日の服装はいろいろなパターンがあることがおわかりいただけたでしょう。もしかしたら、ちょっと面倒くさいなと感じられたでしょう。

特に若くてお通夜や葬儀などは初めてだったり、あまり経験がない方にはどうしたら良いのか戸惑う場面もあるでしょう。しかし、故人がなくなった直後におとずれるお通夜や葬儀に比べて、四十九日は2ヶ月近くの時間的余裕があります。

ですので、四十九日に備えて準備すべき物は確実に準備することが可能です。数日前になって慌てて準備しようとするから多くの人がパニックに陥ってしまうことがあるのです。そうではなく、この記事を参考にしながら参列経験のある両親・親戚・友人などにまずは相談してみることが服装選びの第一歩となるでしょう。