Search

検索したいワードを入力してください

【男女別・季節別】告別式の服装・靴のマナー|スーツ/ストッキング

Author nopic iconかのこん
カテゴリ:フォーマル

初回公開日:2017年09月20日

更新日:2017年09月20日

記載されている内容は2017年09月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【男女別・季節別】告別式の服装・靴のマナー|スーツ/ストッキング

男性・女性別の告別式の服装

告別式は厳粛な場です。それだけに、服装などのマナー違反は厳しく見とがめられることがあります。特に三十歳が見えてくるころ、いわゆるアラサーと呼ばれる年齢になると、より厳しく大人としての常識を判断されてしまいます。

ただし、マナーは人を縛るためのものではありません。その場にいる人が心地よく過ごせるための約束のようなものです。他人の服装をいちいちあげつらう必要はありませんが、自分がその場に相応しい振る舞いができるよう、もう一度おさらいしておきましょう。

季節別の告別式の服装

告別式には喪服で出席します。男性は黒の上下に黒のネクタイ、靴、靴下で。女性も同様に黒い服装で、アクセサリーは身に着けません。唯一許されているのはパールですが、連を重ねることはやめて、一連のネックレスとイヤリング、もしくはピアスといった服装にしましょう。

また告別式に華美な装いは禁止です。髪はシンプルにまとめ、飾りはつけません。化粧もナチュラルメイクが好ましいでしょう。

男性は黒の喪服です。女性は、ワンピースにカーディガン、もしくはジャケットなど、季節によって服装を調整できるものが売られているので、そうしたものを用意しておくとオールシーズンに対応することができます。

春は、肌寒ければジャケットかカーディガンを羽織ると、服装で体温調整をすることができます。

基本的には長袖のジャケットを着ることが好ましいとされています。しかし暑い夏場ですから、半袖のワンピースなどでも特に問題はありません。気になる方は告別式の式場に上着を持っていきましょう。その場で羽織ることができるので便利です。

レースのジャケットなど、シースルータイプのものもあるので、そうしたものを利用すると、長袖の服装でも多少涼しく過ごすことができます。

秋の服装は春と同じと考えてよいでしょう。ジャケットやカーディガンといった上着で体温を調整します。

冬場の告別式も、喪服で対応します。気になるのはコートですが、これはあまり派手ではないものであれば、普段使いのものでかまわないでしょう。ただし、いくつかの決まり事がありますので、後で詳しくご説明します。

告別式の服装はスーツでもOK?

スーツで参加してもよいのは通夜です。告別式と通夜ではマナーが多少違うので、しっかり覚えておきましょう。

まず告別式とは、故人に縁があった人が集まって故人を悼む場のことです。身内で行うのは葬儀といい、本来は別物でしたが、最近では葬儀と告別式を同時に行うことがよくあります。「葬儀ならびに告別式」という言葉を聞いたことがある方も、中にはいらっしゃるでしょう。

大勢の人が集まって個人をおくる儀礼の場、それが告別式です。服装にも儀礼が求められるため、告別式は喪服で参加します。これに対して通夜は、亡くなった人の身内が故人と過ごし、悼むことをいいます。告別式とは少々性質が違いますので、服装も喪服ではなく、普段の服装でかまわないとされています。

とはいえもちろんのことですが、カジュアルすぎる服装や、派手な服装が好まれる場でないことは頭に入れておきましょう。

告別式の服装で気にしたいコート

冬場の葬儀には、やはりコートを着ずに出かけることはできません。普段使っているものが黒のシンプルなものであれば、その服装でまず問題はないでしょう。グレーや濃い茶色、紺色なども大丈夫です。

問題になるのは、レザーやファーがついたコートです。告別式では殺生をイメージさせるものは嫌われます。革や毛皮のような服装はマナー違反ととられかねないので、やめておいた方が無難です。

また、きらきらしたもの、飾りがたくさんついた服装も、浮いてしまう可能性があります。トレンチコートなど、金具が目立つものは受付に預けるか、告別式場に入る前に脱いでおいた方がよいでしょう。

告別式の時の服装と靴の選び方

男性は黒の革靴、女性は黒のパンプスです。飾りがついていないシンプルなものを選びましょう。告別式の場では、キラキラ光るものは悪目立ちします。また、ヘビ革などの殺生を思い起こさせるものも厳禁です。ファーが付いたものもやめておきましょう。女性のヒールはあまり高くないものを選びます。また、先がとがったデザインもやめましょう。

男女ともに、告別式場に大きな荷物を持って行ってはいけません。荷物が多い場合は、受付かコインロッカーなどに預けておきます。式場へは、女性はハンドバッグ程度の荷物だけ持ち込みます。

女性向けでは、告別式用のカバンなども売られているので、一つ用意しておくと便利です。数珠とハンカチ、財布とスマホが入るくらいの小ぶりのもので、色はもちろん黒です。ちなみにハンカチですが、白い柄のついていないものが適当とされますので、これも前もって準備しておきましょう。

告別式は、当たり前ですが、予定できるものではありません。いざその日が来てもいいように、服装や数珠など、社会人なら一通り揃えておくことも大切です。

告別式の服装で気になるストッキングのマナー

男性の靴下は黒です。女性も、ストッキングは黒を選んだ方が無難でしょう。

告別式では肌の露出は好まれないため、女性は生足ではなく、ストッキングをはくのがマナーとされています。ベージュのストッキングをはく人も中にはおり、また、それが間違っているというわけではありません。しかし服装に合わせて黒にしたほうが無難です。

また、最近では冬の時期に、黒いタイツをはく人も増えています。これについては、薄手ならば問題ないと考える人も、タイツはカジュアルすぎて告別式には似合わないと考える人もいます。様々なことを考えると、やはり黒のストッキングが最も無難ということになります。

通夜と告別式は同じ服装でもいいの?

通夜には普段の服装で参加してもかまわない、といった言葉を耳にされたことはあるでしょう。通夜のような不幸を予測している人はいないため、そのままの服装でとにかく駆けつけるといったことが許されているためです。

以前は通夜は、身内だけで静かに過ごすものでした。身内以外の人とのお別れは、告別式でするのが普通だったのです。しかし最近では通夜にも知人が訪れるようになり、そうした折には普段の服装で駆けつけるといったことがマナーになってきています。また、通常通夜は夕方から行われるため、仕事を終えて参加することができるビジネスマンも、通夜に顔を出すことが増えています。

その場合はスーツで訪れますが、派手な色のネクタイをしている人はほとんどいないでしょう。黒のネクタイを会社に備えている人もいたり、社会人ともなれば、突発的な不幸に対応する準備はある程度整えています。カジュアルすぎず派手過ぎず、適度に落ち着いた服装で、しかし喪服でなくても大丈夫、といったところが通夜の服装のマナーです。

しかし、告別式は喪服で参列するのがマナーなので夜と同じ服装ではいけません。

告別式は社会人としての素養が見られる場

告別式の目的は、故人を悼み、その冥福を祈ることです。その目的に反していなければ、服装はどんなものでもかまわないのかもしれませんが、しかし、告別式は儀式でもあります。
儀礼にかなった服装で参列することが、やはりマナーです。厳粛な場でのことですから、告別式での服装やふるまいは、社会人としての常識を問われることにもつながります。

服装は喪服で、女性はメイクもアクセサリーも控えめに、荷物は小さいものしか持ち込まないなど、決まりはいろいろありますが、覚えてしまえばそれほど難しいものではありません。むしろ、しっかりふるまうことができた自分に、大人としての自信が生まれることでしょう。