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【用途別】印鑑の素材・書体の種類|履歴書/口座開設/領収書

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カテゴリ:各種手続き

初回公開日:2017年11月09日

更新日:2018年01月19日

記載されている内容は2017年11月09日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【用途別】印鑑の素材・書体の種類|履歴書/口座開設/領収書

印鑑の種類とは

今回ご紹介するのは、印鑑のさまざまな種類についてです。印鑑は例えば銀行の口座開設するときや何か重要な書類にサインするときなどに使う大切なものです。それぞれ苗字が彫られているものや、印鑑の素材やサイズにもさまざまな種類があります。

さて今回はそんな印鑑の素材や用途別に合わせた印鑑の種類などを紹介してまいります。

シャチハタとは?

シャチハタとは、印鑑を押すときのインクが必要ないもので、本体内部にインクが入っているものです。このようなものを「インク浸透印」と言います。これを通称「シャチハタ」と呼びますが、そもそもシヤチハタ株式会社という企業が製造と販売をしているインク浸透印「Xスタンパー」が正式名称になります。

本来ならば、シヤチハタ株式会社で製造されていないものは「シャチハタ」と呼べないのですが、「シャチハタ」という言葉がインク浸透印を指す言葉になってしまっているのが実情となっています。

もしシャチハタを使うとしたら、宅配などが来たときにサインする際に使うのが無難です。

シャチハタがダメな理由とは

シャチハタは基本的に届け出や手続きには使ってはいけない決まりになっています。その理由というのが、シャチハタはゴム製でできているために年月が経つと経年劣化を起こすからです。また、インクではなくて朱肉を使った捺印ではないといけないということが理由となっています。

しかし、宅配便の受け取りなどの簡単な認め印としてはシャチハタを使用することができます。最近はボールペンにシャチハタがついていたりなど、シャチハタでもさまざまな商品があります。

三文判とは?

三文判というのは、実印と法的効力という点では同じです。元々昔の日本で流通していた通貨の名称であり、一文銭三枚のことでした。一両の小判は四千文なので三文は非常に安いという意味を持つようになってしまっています。

かつてのハンコは完成しているものを販売していたのではなく、注文が入ってから作成していました。その後の大量生産の時代に安価なものが出回るようになり、比較的安い印鑑の事を「三文判」と呼ぶようになりました。

三文判が安いワケは材質にあった

三文判は安いということが条件です。しかし、その安さの秘密は三文判に使われる素材の種類に関係ありました。三文判に使われている材質は、「ラクト」と呼ばれるものなどが入った合成材です。脱脂粉乳から作られていて、象牙に似た見た目を持つことが特徴となっています。本物の象牙は、一本一万以上する高価な素材の種類です。

ラクトやアクリルはプラスチックの種類であり、常温では高い弾力性を持ち、変形もしにくい材質なので認め印として使うにはもってこいとのことです。

三文判の使用する際のリスクとは

安く簡単に購入できてしまう印鑑の種類である三文判は、最近では100均などでも簡単に購入できます。何か書類に捺印するときでも、人の目で印鑑を判別している部分があり、そのせいで例えそれが本来の実印や銀行員ではなくても、無理に通そうとする人もいます。

ですから、大量生産されている三文判を使うということは、それだけさまざまなリスクが伴ってくるということです。

使う際は気軽にポンポン押すのも改めた方が良いでしょう。

実印とは?

実印とは、住民登録をしている自治体に登録をした印影を押したハンコのことを言います。仮に住んでいた自治体で実印登録して、その後引っ越したら前のは無効となり、新たにその自治体で実印登録をし直さなくてはいけません。

実印は、資産や財産の移動や売買においては必ず必要になってくる重要な印鑑になります。しかし、実印登録をしているからこそ実印の意味があります。印鑑証明が無ければ、実印の意味がないとされています。

実印登録できない同型印とゴム印

実印というのは、印鑑の中でも自分自身のものだと証明する者であって唯一無二のものではなくてはいけません。なので、大量生産されているような安いゴム印や同型印は好ましくないとされています。それは、複製されてしまう恐れがあるからです。

変形しやすく、捺印したときなどに判別できない可能性がある印鑑は、実印登録できない場合があります。

認め印とは?

よく聞く認め印というのは、実印ではないそれ以外のよくある印鑑の事です。なので銀行員に関しても認め印になります。

しかし、シャチハタに関しては印鑑の部類には入りません。シャチハタは、インクで印刷するので捺印したときの変化が大きく、にじんでしまう可能性があります。ですので大事な書類の手続きではシャチハタを印鑑として認めておりません。印鑑と呼ばれるのは、変形しにくいということが最低限の条件となっています。

さまざまなハンコの種類

実印、認め印、銀行印だけではなく、他にもハンコには種類があります。それは、「訂正印」と言い、文字の誤りを訂正する場合に使います。訂正箇所にその字が読めるように二本線を引き、訂正者の名前の印鑑をそこへ押します。縦書きならばそのすぐ右横で、横書きならばそのすぐ上に正しい文字を明確に記載して訂正します。この訂正印は、5~6ミリの小型印を使うことが多いです。

他にも、役職名が入った役職印もあります。

また、書や絵画、魚拓など趣味のものに押すような落款印(らっかんいん)は、自分の作品だと証明するものです。さらに書物の所蔵を明らかにするために蔵書(そうしょ)に押した印影を蔵書印(そうしょいん)と言います。

用途別の印鑑の種類とは

続きましては、日常では印鑑を使う瞬間というときがあります。そんな用途別で見る印鑑の種類についてご紹介します。

それぞれ適材適所というものがありまして、印鑑にもこういうときにはこの種類の印鑑が良いというのがあります。知っておいて損はありません。覚えておきましょう。

銀行の口座開設には何の種類?

銀行印とは、金融関係に登録するときに重要な印鑑の事です。つまりは口座開設する際は銀行印を使いますが、そのときにも適した種類の印鑑があります。しかし、実印と一緒にするのはやめましょう。また、認め印をそのまま使うのもあまり好ましくありません。なので実印や認め印とは違う印鑑を用意しておくのがベストです。

銀行印は、口座開設の時だけではなくて口座解約する際にも必要な印鑑ですし、預金の引き出しや金銭に関係するものですので非常に大切な種類の印鑑の一つです。

また、シャチハタもNGです。用意するときは100均の大量生産のではなくてハンコ屋さんなどで銀行印として売ってるものを選ぶと良いでしょう。

履歴書には何の種類?

履歴書にも印鑑を押す欄のある履歴書と、その欄が用意されていない履歴書が市販されています。基本的にはどちらも問題なく使えますが、押印欄のある履歴書の場合は、必ず押印をしましょう。その項目が無ければ押さなくても良いということになっていますので、覚えておくと良いでしょう。

そもそもこのように2種類あるのは、平成9年に政府が発表した「押印見直しガイドライン」があったからでした。これにより、履歴書や住所変更届、施設の利用申請届などには「押印を廃止しても問題ない」と見なされ、平成9年以降は2種類の履歴書が混在しているということになりました。

そして履歴書には何の種類の印鑑を使うのかと言いますと、認め印を使いましょう。認め印は冒頭でも先述したように、印鑑登録されていないもので銀行印でもない登録されてない印鑑の事です。また、シャチハタもこの場合はダメですので覚えておきましょう。

しかし履歴書に押す印鑑は、三文判でも問題ありません。

さらにもし仮に履歴書に印鑑を押し忘れてしまったらまずは相手側に謝罪をしましょう。また、古くからある大企業だと押印欄がない履歴書でも押印しておいた方が良いこともあります。押印しても問題ないので、印鑑があれば押印しましょう。

領収書には何の種類?

領収書とは金銭を受け取ったということを証明する書類の事です。ですので、買い物をしたときに渡されるレシートも領収書のことです。ただし、一般的な領収書というのは会社の経費で落とすために発行されたものなので、発行日や発行側の住所と社名などが必要です。レシートとはまた違う分類で使用されています。

またこの際に印鑑が必要なのかといったらケースバイケースです。日本の慣習で押印するということがあるので押印があれば基本的問題はないでしょうが、絶対必要かって言ったらそういうわけではありません。

また、領収書には角印と呼ばれる種類の印鑑を押します。一般的には印章でなくてもゴム印やシャチハタで代用できることもあります。

請求書には何の種類?

請求書とは、金銭を支払いを要求するための書類であり、販売した商品の名前や個数とその金額、支払期限m住所や宛名などが記載されています。

そして、請求書に関しても領収書と同じやり方で特に変わった点はありません。領収書の時と同様に印鑑の種類は角印を使いますが、必ずしも印鑑が絶対に必要というわけではありません。しかし、押しておいて損はないですので、押印しても問題はありません。

婚姻届には何の種類?

婚姻届にも印鑑を押す箇所がありますが、そこでも印鑑の種類が決められています。基本的には、実印である必要はありません。しかし、シャチハタやゴム印は不可というのが現座億となっています。あくまできちんと朱肉を利用した認め印もしくは実印で押しましょう。

その理由は、各都道府県の市区町村での条例で定められている印鑑条例というものがあります。

また、婚姻届だけではなく離婚届にしても基本シャチハタやゴム印はダメと覚えておきましょう。認め印もしくは実印が一番無難な印鑑なのは間違いありません。

結婚のタイミングで印鑑を作ろう

女性が実印や銀行印などの種類の印鑑を作るときは、結婚するときが良いタイミングの一つとなっています。大抵、女性は結婚により苗字が変わります。ですので、独身時代に使っていた印鑑ではなく、新たな苗字での実印と銀行印と認め印の3種類を作るタイミングにはちょうど良いとのことです。

もし実印を作るのならば、偽造防止でフルネームの印鑑にするのが好ましいですが、離婚なや再婚などの節のたびに作り直していたらキリがないので名前だけの実印というのも可能です。

銀行印は、結婚などで苗字が変わっても前の苗字での印鑑が使えないということはありません。

印鑑の素材の種類とは

最近まで、印鑑に使われている素材の種類には木材系から高級品の象牙まで数種類しかありませんでした。しかし、地球の環境保護のためにエコな素材を使ったさまざまな種類の印鑑が登場しています。

ハンコを取り扱うお店によっても扱ってる種類はさまざまですが、木材系なら柘や屋久杉、楓などを使った印鑑の素材もあります。水牛の角を使った種類もありますし、琥珀やチタンを使った印鑑の種類もあります。高級なものなら 象牙もあります。どれもそれぞれ見た目のデザイン性も違ってきますし、素材が持つ特性もさまざまです。

特性というのは、素材の耐久性です。詳しくは下記の印鑑のサイトをご覧ください。

印鑑の書体の種類とは

先ほど紹介した「印鑑の匠ドットコム」では、6種類の書体を取り扱っています。書体というのもさまざまな種類があり、それぞれ自分自身の好みや、その印鑑の使い方によっても書体の種類を選ぶことができます。

さて、そんな選べる6種類の印鑑の書体とは、どのようなものなのでしょうか。

篆書体(てんしょたい)

秦の時代に公式な書体とされた篆書体(てんしょたい)は、縦長の字で文字の太さが一定の書体となっています。横字は水平で縦では垂直になるのが特徴です。また、基本的に左右対称の書体なので印鑑だけではなくて書道などでも使われる書体です。

ちなみにパスポートの「日本国旅券」の文字にも使われています。その特性から偽造や盗用防止にも効果の高い書体と知られています。一番親しみやすく人気のある書体となっています。

太枠篆書体

太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)とは、その名のとおり、枠が太くてしっかりしていて強度があるのが特長の書体となっています。太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)の印影は、他の印鑑の書体と比較すると少し軽やかで柔らかな印象を与えてくれます。ですので、女性が実印を作るときには大変人気の高い書体となっています。

古印体(こいんたい)

隷書体(れいしょたい)と呼ばれる篆書体(てんしょたい)を簡略化した書体を元に日本で作られた書体です。隷書体(れいしょたい)とは、左右に払い出す「はたく」と波を打つようなリズムを持つ「はせい」があり、隷書体の特徴としては字が横長であるということです。

鋳造印特有の欠けや途切れなどの味わいを元に作られた線の強弱が特徴の書体であり書体自体は読まれやすいので認め印などで使われることが多い書体となっています。

また、力強さの印象を持つ古印体や次で紹介する印相体は、男性が実印や銀行印を作るときにはオススメの書体となっています。

印相体(いんそうたい)

篆書体(てんしょたい)から派生して作られた書体であり、こちらも印鑑の書体の種類としては人気の高い書体です。印鑑の枠の部分に文字が接するのが特徴であり、中心から外に八方に流れるような書体となっています。

主に、開運用の印鑑の書体として使われることが多いです。簡単に読まれてしまう可能性が低いために篆書体(てんしょたい)同様、偽造や盗用されにくい書体として効果が高いとされています。

また、法人用の銀行印としても篆書体や印相体は偽造しにくいのでピッタリの書体となっています。

行書体(ぎょうしょたい)

隷書体(れいしょたい)を早書きするような簡略化した書体です。線が連続していたり、省略されている部分もある書体となっています。流れるような柔らかい印象の書体ですので、隷書体(れいしょたい)と比較すると読みにくさがある書体です。

楷書体(かいしょたい)

こちらも隷書体(れいしょたい)を基本に作られた筆文字のような書体です。文字の一画一画をしっかり書き、書道などで使われるような書体となっています。読みやすい書体のため、認め印などで使われます。

印鑑のサイズの種類とは

印鑑にもサイズに種類があります。印鑑を使うのが男性なのか女性なのかでもサイズは選べることができるとのことです。また、用途によってもサイズの種類を変えられたりもできます。

男性の場合は大きめなサイズ、女性の場合は小さめのサイズという風にしたり、用途別でみると大きい順から実印、銀行印、認め印という順にサイズの種類が変わっていくことが多いです。

印鑑のサイズの種類は、「印鑑の匠ドットコム」だと10.5ミリ、12ミリ、13.5ミリ、15ミリ、16.5ミリ、18ミリとサイズ展開は男女ともに6種類あります。また、法人向けの丸印や角印にもサイズ展開があります。

100均で販売されてる印鑑の種類とは

100均でも簡単に購入できる印鑑ですが、種類として銀行印や認め印程度のものでしょう。認め印としてはあ~わ行まで店舗によっては豊富にありますし、簡単に手に入れることができるため100均の印鑑はとても良いでしょう。

しかし実印となると、簡単に読めてしまう大量生産品は悪用されかねないので、100均の印鑑を実印にするのはやめましょう。銀行印として使うことは可能ではありますが、こちらも大量生産品のために悪用される可能性もありますのでご注意ください。

また、100均にはシャチハタも販売されています。

会社で使用する印鑑の種類とは

大体どこの企業でも印鑑を所持しているでしょうが、会社が使用する印鑑の種類とは、まずは届出印(つまりは会社実印)と銀行印、認め印、会社角印の4種類が基本でしょう。

届出印は、会社を登記している管轄の法務局に届け出た実印の事です。法務局で印鑑証明書を発行してもらい、その証明書にプラスして実印を押した何かしらの書類があれば、「その文書はその会社の意思を表示したことに間違いない」との取扱いになります。

銀行印は、銀行印が押してあるその会社の書類を銀行に渡せば、会社との取引として扱われます。認め印は、日常的な業務の書類に押印するために使用するものです。

会社角印は認め印とさほど変わりない?

会社角印というのは、株券や請求書、納品書などに押される印鑑の種類になります。しかし、特別なものというわけではなく、印鑑が持つ効力としては認め印とさほど変わりありません。

ただ角印は見た目に重厚感があるために、文書に押すと重みを感じるというところがメリットの一つとなっています。

個人事業主に必要な印鑑の種類とは

会社となると会社代表実印が必要になってきますが、法人ではない個人事業主の場合は必ず登記して実印を作らないといけないということはありません。個人事業主が開業をする際は、100均で売っているような豊富な認め印でも問題ないとされています。

しかし、取引先に印鑑証明書を求められた場合は実印が必要です。実印は、重要な契約などで必須の印鑑です。他の印鑑との併用、市販されている安いような種類の三文判などはやめましょう。

もし、実印を作る際は大きめの印鑑にすることをオススメします。大き目な実印だと契約書にも見栄えが良くなります。取引先との印象も大事なってきますので、印鑑の種類などには気を配りましょう。

印鑑にもさまざまな適材適所がある

いかがでしたでしょうか。今回は、印鑑の種類、素材の種類、サイズの種類などを紹介してまいりました。印鑑にもさまざまな用途があり、それぞれに適材適所があるということが分かりました。

印鑑であらゆる書類にサインをするのは、日本だけです。基本的に他国はペンでサインをするだけということが分かっておりますが、日本だけのこの慣習は今も昔も変わらずに残っています。そして、これから先の未来でも残しておくべき慣習でしょう。

そして、日本人だからこそ印鑑の種類などを知っておきましょう。種類だけではなく、どのような用途があり、用途別ではどの印鑑が良いのかなども知っておいて損はありません。