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【時間別】炊飯器の保温の電気代と炊飯・電子レンジとの比較

Author nopic icontamajiro99
公共料金 / 2018年02月16日
【時間別】炊飯器の保温の電気代と炊飯・電子レンジとの比較

炊飯器の保温にかかる電気代の計算方法は?

「月にいくらの電気代が炊飯器の保温にかかっているのだろう」と考えることはありませんか。夕食用に炊いて、朝まで保温状態のままにしている方もいるでしょう。なかには、ご飯を炊いている時間以外では、ほぼ24時間保温しているという方もいます。

本記事では、炊飯器の保温の電気代の求め方や、使う時間に応じた電気代の具体例、電子レンジと併用することによって電気代を節約できるのかについて紹介します。

計算式

炊飯器の電気代は以下の計算式で求めることができます。

・(保温の消費電力量[Wh/h]×保温時間[h]×電力使用量単価[円/kWh])/1000=炊飯器の保温の電気代[円]

本記事では、電力使用量単価を平均的な家庭の料金プランである26[円/kWh]として計算します。より正確に料金を計算したい人は、ご家庭の料金プランを確認したり、電力会社のホームページなどをご確認ください。

また、保温の消費電力量は、一般的な炊飯器の場合の15[Wh/h]とします。これにより、大まかな炊飯器の保温の電気代を計算することができます。

例えば、夜7時にご飯を炊き、翌日の朝食である朝7時まで保温しているケースで計算してみましょう。この場合、以下のようになります。

(15.0[Wh/h]×12[h]×26[円/kWh])/1000=4.68円

具体的な電気代の例を見てみよう!

炊飯器の保温の電気代を計算する方法が分かったので、ここでは具体的な事例を紹介していきます。

24時間

24時間、炊飯器を保温したときの電気代は、以下のようになります。

(15.0[Wh/h]×24[h]×26[円/kWh])/1000=9.36円

10円ほどと覚えておくと良いでしょう。いかがでしたか、予想以上の電気代でしたか、それとも安く感じましたか。

一晩

料理用語の一晩とは8時間を意味することが多いです。それでは、炊飯器を8時間保温したときにかかる電気代は以下のようになります。

(15.0[Wh/h]×8[h]×26[円/kWh])/1000=3.12円

つけっぱなし

もし毎日、ほぼつけっぱなしという状態の場合に、炊飯器の保温の電気代はいくらになるでしょうか。育ちざかりのお子さんがいる家庭などではこのような状況もあり得ます。それでは、一月を31日とし、1年を365日としてそれぞれ計算してみましょう。

一月:(15.0[Wh/h]×24[h]×26[円/kWh])/1000×31=290.16円

1年:(15.0[Wh/h]×24[h]×26[円/kWh])/1000×365=3416.4円

実際にはフル稼働ということはないので、もう少し電気代は少ないですが、大まかに上記のような結果となりました。

1時間

炊飯器で炊いたお米をすぐに食べ切っているという場合でも、最低1時間程度は保温しているのではないでしょうか。1時間保温したときの電気代は以下のようになります。

(15.0[Wh/h]×1[h]×26[円/kWh])/1000=0.39円

炊飯器の保温と炊飯にかかる電気代を比較してみよう

炊飯器の保温にかかる電気代が気になると、こまめに炊いた方がよいのか、それとも多めに作っておき、保温したほうが電気代が安いのかと考える方もいるでしょう。

炊飯にかかる電気代

ここでは、標準的な5合炊きの炊飯器を例にとります。1回のIH式炊飯器の消費電力は120Whが標準的です。ただし、マイコン式の炊飯器の場合、90Whと若干差があります。どちらも計算してみると、以下のようになります。

・IH式炊飯器:(120[Wh/h]×26[円/kWh])/1000=3.12円

・マイコン式炊飯器:(90[Wh/h]×26[円/kWh])/1000=2.34円

保温をどれぐらいする場合は炊き直した方がよいのか

炊飯器を1時間保温するのにかかる電気代は0.39円であるので、10時間たてば3.9円ということになります。このため、電気代が高いIH式炊飯器であっても3.12円なので、炊き直したほうが電気代が得ということになります。

もちろん、炊き直す時に米を研ぐための水道代もかかりますから厳密には比較できませんが、ある程度の目安として、10時間以上保温する場合は炊き直したほうが良いと考えましょう。ただ、いちいち炊き直している暇がないなど、ライフスタイルの問題もあるため、各個人でベストの選択は変わってきます。

炊飯器の保温の電気代と電子レンジを比較してみると!?

炊飯器の保温機能を使わず、炊き終わったらすぐに電気を切り、食べる時にあたためなおしたほうが電気代が得になるのではないかと考える方もいるでしょう。実際はどうなのでしょうか。

電子レンジは意外に電気代がかからない

電子レンジは電気代がかかりそうというイメージがありますが、1200Wという家族用の電子レンジであっても1分間の消費電力は20W程度です。このため、ご飯茶わん1杯分を2分で温め直した時の電気代は、20×2=40Wとなるので、以下のようになります。

(40[Wh/h]×26[円/kWh])/1000=1.04円

もし、ご飯茶わん1杯分のために一晩(8時間)保温したとすると、3.12円かかりますから、2円以上もお得ということになります。このため、ご飯が少しだけ余ってしまったら、保温機能を停止し、冷蔵庫などで保存したほうが経済的です。

冷蔵・冷凍どっちがいいの

電気代を節約するために、保温機能を使わない場合、冷蔵か冷凍いずれかの方法を取ることになります。目安としては、翌日、つまり24時間以内に食べられそうな場合は冷蔵がおすすめです。粗熱を取った後、ラップをかけるかタッパーなどにいれて冷蔵保存しましょう。

翌日以内に食べ切れない場合は、冷凍保存をしましょう。サランラップか、タッパーなどに入れて保存します。

なお、冷蔵しないで常温で保存する場合は、夏場で6時間程度、春・秋は12時間程度を目安にしましょう。冬は1日です。しかし、季節で区別するのではなく温度で考える必要がありますし、体調が悪いなど人によって違いますので、あくまで目安に留めましょう。

保存用器

ご飯専用の冷凍保存容器もあるので利用しましょう。ご紹介した商品は蒸気弁がついているので、ふっくらと電子レンジで加熱することができます。また、底が凸上になっているため熱ムラが出にくい構造になっています。

一膳用になっているので、保存するときにサランラップなどをする必要がありません。また、そのまま食べることもできるので何かと便利です。電気代が気になって保温機能をやめる場合は、このような便利グッズを購入しておくことをおすすめします。

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レンジでチンしても、炊きたてのご飯のようにおいしかったです。いいもの見つけました。

白米以外の炊飯器の保温の電気代っていくら?

炊飯器では、さまざまなものを炊くことができます。しかし、大体は数時間で調理が終わりそのまま食べてしまうので、保温時間を気にすることはありません。しかし、酵素玄米の場合は事情が異なります。

酵素玄米の場合

酵素玄米は、玄米に比べて美容効果やダイエット効果が高いということで人気を集めています。肌が綺麗になるとか、便秘解消などが具体的な効果として口コミなどで評判となっています。しかし、酵素玄米は作り置きが基本です。

その作り方は、玄米に小豆と塩を加え炊飯するだけですが、これでできあがりではありません。その後3日間保温しなければならないのが特徴です。この3日間の炊飯器の保温にかかる電気代は、以下のようになります。

(15.0[Wh/h]×24[h]×3[日]×26[円/kWh])/1000=28.08円

月に10回作ったとすると、炊飯にかかる電気代はIH式炊飯器の場合は以下のようになります。

(120[Wh/h]×26[円/kWh])/1000×10[回]=31.2円

保温にかかる電気代は28.08×10回で280円ほど、それに炊飯代31.2円がかかるので、月300円程度が酵素玄米にかかる電気代となります。

炊飯器で保温するデメリットとは?

炊飯器で保温をするデメリットは、電気代以外に何があるでしょうか。電気代の例として24時間もあげましたが、実際はご飯がおいしくなくなるので、これほど長時間保温しない方がほとんどでしょう。

長時間保温していると、お米本来の味や香りが落ちていきます。そして、水分がなくなり、パサパサになり、色も黄ばんできます。保温は便利な機能ですが、できるだけ早く食べ切った方が美味しく食べれるというのは他の食べ物と同じです。一般的に、保温3時間を経過すると徐々にお米が美味しくなくなってきます。

何時間まで大丈夫なの

食べ物には賞味期限が書いてあるものが多いです。では、炊飯器で保温しているお米の賞味期限はいつまでなのでしょうか。

各メーカーが推奨している賞味期限は、12時間から24時間です。時間にばらつきがあるのは、最近の炊飯器に高温で保存する機能をもつものがあるからです。

このような場合、推奨している保温時間は12時間が限界です。高温保存ができる炊飯器は、低温または通常温度の設定も可能となっていますので、長時間保温しそうなときには温度を切り替えておきましょう。

細かな節約技

タイマー機能を上手に使おう

炊飯器には、炊き上がり時間を指定できるタイマー機能がついています。食べる時間に合わせて炊き上がることで、保温のための無駄な電気代を節約することができます。小さなことですが、チリも積もればなので、行っていない方は使うようにしましょう。

自然に蒸らす

ほとんどの炊飯器では、あと何分で炊き上がるか表示してくれます。残り10分ほどになったら、炊飯器は保温状態になっていますが、ここで「取消し」ボタンを押すなどして止めてしまっても美味しく食べられます。

10分ほどの電気代なので、大した節約にはなりませんが、保温機能を使わない習慣をつけたい方には、この自然に蒸らすという方法をおすすめします。ただし、コンセントをいきなり抜くと故障の原因になりかねないため、行わないようにしましょう。

保温機能を賢く使おう!

今回は、炊飯器の保温にかかる電気代について紹介しましたが、いかがでしたか。冷房や暖房の電気代については、気になって対応策を取っている方も多いですが、意外に見逃してしまっているのが炊飯器の電気代です。

あまり保温している時間が長いと電気代がかかるだけでなく、お米本来の美味しさも失われてしまいます。このため、冷蔵・冷凍保存と電子レンジのあたため機能を使った方が良いです。

保温機能は便利ですが、頼りすぎてしまうことにより無駄なお金を払った上に、パサパサで黄ばんだお米を食べていることが多いことになってしまいます。

お米は日本人の主食なので、電気代をお得に、そして美味しく食べていきましょう。

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