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市役所の求人の履歴書に書く志望動機の書き方・例文・注意点

Author nopic iconひろかこ
履歴書 / 2018年04月10日
市役所の求人の履歴書に書く志望動機の書き方・例文・注意点

市役所の志望動機はどう書けばいいの?

市役所の求人の履歴書に書く志望動機の書き方・例文・注意点

就職活動をする上で、必ず必要となるのが履歴書です。住所や学歴、資格などの基本情報については、当然すらすらと記入できます。ところが、誰もが一番頭を悩ますのが、志望動機の項目です。

なぜなら、志望動機の内容いかんによって、合否が決まるのではないかというプレッシャーが受験者に重くのしかかるからです。事実、面接官が最も重視するのも、志望動機から読み取れる受験生の思いです。

とりわけ、市役所の面接官は、一度に何十枚、何百枚もの履歴書に目を通します。そんな中で、他の受験生とは一味も二味も違う内容の志望動機が書かれている履歴書を見つけたらどうでしょう。面接前から興味を持ち、質問にも熱が入ることは容易に想像できます。

そんな志望動機の書き方の勘所を押さえていきましょう。

受験生の状況によって、勘所は変化する?

市役所の求人の履歴書に書く志望動機の書き方・例文・注意点

公務員には、高校卒業や大学卒業(ここでは、いずれも新卒とします)、高校や大学を卒業後、浪人して公務員を目指している人、一度社会人を経験し、転職して公務員を目指している人など、さまざまな状況の人たちが受験します。

志望動機を書く上において、もちろん共通的に抑えておくべき勘所はありますが、その状況に応じて、特に留意すべきツボがあります。いくつかの状況を想定して、志望動機のツボを説明しましょう。

高卒の市役所の志望動機のツボは?

まず、高校を卒業して市役所を目指す人の志望動機についてです。

(1)自分と地元との関わりを強調する

高校を卒業して市役所を受験する人は、そのほとんどが市内にある高校か近隣の自治体の高校です。日頃から、何かと地元との関わりが強いはずなので、実体験を交えて志望動機を書きましょう。

(2)先輩との関わりを強調する

市役所には出身高校の先輩が必ずいます。前もって接触するとともに、志望動機の中では、「その姿に触発された」などと記入することで、面接官は親近感を覚えます。

(3)若さとフレッシュさを強調する

当然ですが、他の受験者の中で最も年齢が低く、知識や人生経験では適わない可能性が高いので、その分、若さとフレッシュさを強調するような志望動機を書くよう心がけましょう。

大学卒業(新卒)の市役所の志望動機のツボは?

次に、大学卒業(新卒)で市役所を目指す人の志望動機です。

(1)大学時代の勉強やクラブ、アルバイトなどの経験を披歴する

大学新卒の強みは、4年間、より多くのことを学んだり、経験したりしている(はず)ということです。そのことを強調するような志望動機にしましょう。

(2)経験したことと、当該市役所を受験するに至った関連性を明確にする

上述したさまざまな経験を、市役所職員としてどう活かすことができるのかを明確にしましょう。さらに、「なぜ、受験した市役所でしかその経験を活かすことができないのか」という思いを志望動機として示すことが必要です。

(3)受験する市役所と地域に係る情報を盛り込む

大学生の場合、比較的自由な時間を取りやすいので、HPからの情報だけでなく、実際に市役所を訪問したり、地域をくまなく探索し、その情報を志望動機に入れましょう。

社会人経験者の市役所の志望動機のツボは?

最後に、社会人経験者が市役所を目指す場合の志望動機についてです。

(1)前職の経験が、市役所の業務にいかに活かせるかを強調する

社会人経験者の強みは、何といっても、他の受験生に比べて、即戦力になる期待度が大きいということです。留意すべきことは、前職で培った知識や経験が、市役所の仕事でどう活かせるのか、その連関性を明確にして志望動機を書くことです。

(2)ポジティブな転職であることを強調する

社会人経験者の場合、即戦力への期待が大きい半面、リスクを冒してまで、なぜ市役所を受験したのか、市役所で働きたいのかということを、他の受験者よりも明確にしなければなりません。転職の動機はネガティブなものではなく、市役所の職員として勤めあげたい、地域に貢献したいというポジティブな志望動機にしましょう。

職種別にみる市役所の志望動機の勘所は?

市役所の求人の履歴書に書く志望動機の書き方・例文・注意点

市役所の志望動機でも、職種によって微妙に勘所が違います。違いを見ていきましょう。

職種によって市役所の志望動機は変化する?

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市役所の中では、正職員だけではなく、臨時職員や非常勤の職員も働いています。また、最近では、学生のインターンシップ制度を導入している市役所も多くなっています。それぞれの職種によって、履歴書の志望動機の勘所も微妙に変化します。職種別に整理していきましょう。

臨時職員の市役所の志望動機のツボは?

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まず、臨時職員として市役所で働きたい場合の志望動機についてです。

(1)自分と地域との関わり、地域貢献の熱意を明確にする

市役所の臨時職員として雇用を希望する場合、その多くは、自分が住んでいる地元の市役所、もしくは近隣の市役所です。ただ漠然と市役所で働きたいというのではなく、日常生活の中で地域とどう関わっているのか、一住民として地域をどう見ているのかなどを志望動機で明確にしましょう。

(2)柔軟性と協調性を前面に出す

臨時職員の仕事は、正職員の事務補助です。その立場を踏まえて働くことができる人が採用となります。何事にも臨機応変に対応できること、指示に対して適切に対処していける資質を備えていることを志望動機で強調しましょう。

(3)スキルを明確にする

事務補助に基本的なPCのスキルは不可欠です。ワードやエクセルなどは問題なくこなせることを志望動機に書くようにしましょう。

非常勤職員の市役所の志望動機のツボは?

次に、非常勤職員として市役所で働きたい場合の志望動機について見ていきましょう。

(1)自身の経験やスキルと求められている職務の関りを明確にする

臨時職員と異なり、非常勤職員の場合は、特定の目的を遂行するために雇用される場合がほとんどです。募集されている業務内容に照らして、自分の経験やスキルがどう活かされるかという観点で志望動機を書く必要があります。

(2)他の市役所にはない特徴を挙げる

非常勤職員は、ある特定の業務を遂行することになります。その特定業務について、他の市役所にはない特徴をあらかじめリサーチし、そんな特徴ある業務にぜひとも携わりたいという思いを、志望動機の中に入れるようにしましょう。

インターンシップの市役所の志望動機のツボは?

最後に、インターンシップとして市役所で研修を希望する場合の志望動機について見ていきましょう。

(1)インターンを希望する趣旨・目的を明確にする

インターンシップ制度の目的は、転職・就職のミスマッチをできるだけ少なくするように、就職前に希望する仕事を体験することにあります。そのため、市役所で何を体得したいのか、就職活動にどう活かしたいのかなどを、志望動機の中で明確にする必要があります。

(2)知り合いや先輩などを例に挙げる

身内や学校の先輩で、希望する市役所の仕事やインターンの経験がある人がいれば、「その人たちの話に触発され、ぜひ希望市役所で研修をしたいと思う」といった表現も志望動機に入れましょう。

市役所の志望動機はどう書けばいいの?

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ここまで、市役所の受験者の分類と職種別に、志望動機を書く際の留意点をお伝えしてきました。ここからは、具体的な例文とともにおさらいしていきましょう。

高校卒業者の志望動機の例文は?

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私は○○市で生まれ、育ちました。高校卒業後の進路について、自分なりに考えましたが、一日も早く、自分の能力をお世話になった地域社会に還元したいという気持ちが強く、○○市役所を志望しました。とりわけ、○○市は、言わば私を育ててくれたまちであり、これからは、私がこのまちに恩返しをする番だと思っています。

中学、高校では野球部に所属し、高校では副主将を務めました。その経験の中で、個人の能力を高めると同時に、チームとしての総合力を発揮することができなければ、結果は付いてこないということを身をもって実感しました。まだまだ未熟者ですが、先輩方のご指導を仰ぎながら、精一杯頑張る決意です。幸いにも、母校出身の多くの先輩方のお話もお聞きしました。

誇りを持って○○市役所で働いている皆様の姿を見て、ぜひ私もその一員となって頑張りたいと思いました。○○市への思いを力に変えて精進したいと思います。

大学卒業者(新卒)の志望動機の例文は?

私は大学に入学した当初から、4年間を決して無駄にしてはいけないと、「学業とクラブ活動の両立」を目標にしてきました。とりわけ、手話サークルでは3回生から代表を務めており、これまで、〇〇市をはじめ、いくつかの市のイベントにボランティアとして参加してまいりました。

そこで学んだことは、サークルのメンバー一人ひとりの個性を活かしながら、チームとしての力を発揮させることの大切さであり、一人一ひとりの市民が、誇りを持って暮らせる地域づくりの大切さです。今回、〇〇市役所の職員を志望したのは、「市民と協働して、豊かな○○市を創りたい」と考えたからです。これは、民間では決して成し得ないことであると思います。

〇〇市では、「みんなで創ろう幸せのまち」というキャッチフレーズを掲げられていますが、実際に市民との協働を担っている△△課にもお伺いし、お話もお聞きしました。その中で、ぜひとも、〇〇市の職員の一員として、地域づくりに貢献したいと強く思っております。

社会人経験者の志望動機の例文は?

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私は現在、○○銀行に勤務しており、個人のお客様の営業を担当しております。その中で、単身の高齢世帯や子育て中の家庭など、さまざまな状況の方たちとの出会いがあり、また、多くの課題があることも実感しております。

「金融を通じて人を幸せにしたい」との思いで就職しましたが、一つの分野、また民間企業で、私の思いを実現することの困難さも感じております。高齢者や少子化の問題、子供の貧困など多くの課題があります。

これらの課題を総合的かつ具体的に解決できるのは、市民に最も身近な政府である市役所しかない、加えて、「みんなで創ろう幸せのまち」をキャッチフレーズに掲げられている〇〇市で、ぜひとも私の思いを実現したいとの思いに至りました。

社会人を経験し、色々な立場の人と円滑にコミュニケーションが取れる、組織内において的確な行動を取ることができるなど、即戦力になる自信があります。未熟者ですが、よろしくお願いします。

臨時職員の志望動機の例文は?

私は、15年前に結婚を機に、主人の故郷の〇〇市に越してきました。二人の子供が中学に進学し、改めて自分の力を世の中で活かせるような仕事がしたいと考え、応募致しました。

結婚までは、〇〇市の情報について、詳細を存じてはおりませんでしたが、妊娠、出産、子供の進学を経験する中で、保健福祉や教育委員会などにお世話になり、その都度、気持ちよく接していただくとともに、的確な対応をしていただき、市役所に対し、とても良い印象を持っています。

仕事への復帰を考えたときに、今までお世話になった地域に貢献したい、そのためには、〇〇市の臨時職員として、精一杯働かせていただくことが一番であると思いました。結婚前は、5年間銀行に勤めており、接客や庶務などの仕事に当たっておりました。

また、小学校では、PTAの副会長を務めました。PCの操作、組織での身の処し方など、問題なく行えると考えております。未熟者ですが、よろしくお願いします。

非常勤職員の志望動機の例文は?

私は現在、まちづくりのNPOに所属しています。今回、市民と協働した地域づくりの非常勤職員の募集があると知り、応募しました。NPOの主な活動は、さまざまなボランティアの活動と地域における自治会活動を繋ぐことで、私も、地域に出向き、ワークショップのコーディネーターや、各種イベントの企画などをしております。

応募に当たり、〇〇市のHPを拝見し、市の総合計画を拝読しましたが、市政運営を進める柱の一つに、「市民との協働のまちづくり」を標榜されており、かつ、どこの市役所よりも先進的かつ積極的に、新しい取り組みをされていることを知りました。

これまで、日常生活の中で、〇〇市との深い関わりはありませんでしたが、自分が培ってきた経験やスキルを活かし、〇〇市の総合計画の実現に向けて、微力ではありますが貢献させていただけるものと確信しております。○○市役所の一員に加えていただきますよう、よろしくお願いします。

市役所の採用面接で志望動機はどう答えればいい?

市役所の求人の履歴書に書く志望動機の書き方・例文・注意点

ここまで、市役所の志望動機について、例文も挙げながら整理してきました。ここまでは、言わば、個人作業ということになりますが、問題は、その個人でまとめた志望動機を、面接の中でいかに気持ちを込めて話し、面接官に思いを伝えるかです。

とりわけ、最近の市役所では、筆記試験もさることながら、面接を重視するところが増えてきています。筆記試験では上位にいたのに面接で失敗、といったケースも、あります。そこで、これから、面接での想定質問を例に挙げながら、志望動機の理由との関連を見ていきましょう。

何故民間ではなく公務員なのですか?

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志望動機として定番の質問です。受験者も心得て面接に臨むはずなのですが、意外と的外れな答えも多いものです。悪い回答例を示します。

・民間は営利を追求しますが、市役所の職員は市民のために、公益を目的として働けるからです。

この回答が悪いところは、

(1)営利を求めることが悪いことであるという決めつけがある

経済がうまく回ってこそ、生活が安定するわけで、営利=悪というのは短絡的です。

(2)民間企業は公益を目的としないのか

確かに、民間企業は利益を出す活動をしています。しかしながら、その活動を通じて、世の中に貢献している場合も多数見受けられます。また、公益性=市役所の独占価値というのも明らかに間違いです。

そこで、①やりたい仕事は本当に公務員でなければできないか、②自分の経験と市役所の仕事を関連付けれるかという観点からのチェックが必要です。志望動機記入の時点から注意しましょう。

なぜあなたはこの市役所を志望したのですか?

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これも志望動機の定番です。ここでは、地元で生まれたり、育った経験がある人と、そうでない場合に分類してみていきましょう。

地元で生まれ育った場合は?

通学や買い物、レジャー、地元での活動など、地元で生まれ育った人が、その市役所に応募する場合は、色々な経験や情報を持っているのが強みです。志望動機として悪い回答例を挙げます。

・自分を育ててもらった○○市に恩返しをしたいので志望しました。

気持ちはわかるのですが、育ててもらったのは親であり、一体、まちにどのように育ててもらったのか、また、どのような恩返しがしたいのかが全く分かりません。そこを面接官はかならず突いてきます。

そこで、①自分の実体験を通じて、市役所やまちの人にどれだけお世話になったのか、②自分の持っているスキルや経験などを、具体的に市役所のどの部署で、どんなことをしたいのかということを、志望動機の中で明確にする必要があります。

また、住んでいるからこそ感じる、市の長所・短所について、いかに長所を伸ばし、短所を克服するか、具体的に志望動機が言えれば、評価はぐっと上がります。

地元以外の市役所を志望する場合は?

次に、地元以外の市役所を目指す人の志望動機です。悪い回答例からお示ししましょう。

・友人が〇〇市に住んでおり、何度か遊びにいったこともあるなど、なじみがあるので志望しました。

なじみがある程度の志望動機なのかと、面接官は失望するでしょう。

・〇〇市の子育て施策が進んでいるので志望しました。
子育て担当以外の部署に配属されたらどうなるのと、面接官は突っ込んできます。「どの部署でも頑張ります」という応答も弱すぎます。

そこで、①アクセスや自然環境など、なぜ、その市に自分が惹かれたかを明確にする、②個別具体の事業ではなく、市全体のまちづくりの方向性に対する共感を打ち出す、③他のまちに住んでいるからこそ見える、客観的なまちの評価を行い、自分の経験やスキルを駆使して、どのようなまちづくりをしていきたいかということを明確にして、志望動機をまとめる必要があります。

志望する市への愛着はどう示す?

では、市役所への愛着をどう表現したらいいでしょうか。面接官としては、受験者が志望動機の中で、どの程度深い愛着を持っているかということを探っています。生まれ、育ったから、友人が住んでいるからなどという志望動機では、単に事実・きっかけを述べているだけであって、具体的なイメージが持てない志望動機だという評価になってしまいます。

地元の人間であっても、地元以外の人間であっても、志望する市にしかないオンリーワンの施策や都市の特性を例示し、自分なら、さらに、どのようなことを実行して、市の発展に寄与できるのかということを、志望動機として明確に持つことが必要です。

希望しない部署に配属されたらどうしますか?

市役所の求人の履歴書に書く志望動機の書き方・例文・注意点

市役所の受験者の志望動機でありがちなのが、「子育て施策に惹かれました」とか「観光行政に魅力を感じました」など個別的な施策を挙げ、○○課で仕事をしたいという表記です。

面接官は、必ず「希望以外の部署に配属される可能性が高い中で、やっていけるのか?」と突っ込んできます。その時に、とっさに、「どんな部署でも頑張ります」と応答しがちですが、それでは、志望動機で熱く語っているのは何なのか、と感じられてしまいます。

この質問で、面接官は、「公務に対する本音」を探ろうとしています。そこでポイントは、希望しない部署でも、積極的に仕事をするという姿勢を見せることです。

・希望しない部署に配属される可能性が高いと思いますが、所属部署において、課題ややりがいを見出し、積極的な取り組みを通して、市に貢献したいと思います。

このように志望動機を語れば合格に近づくことができます。

これまでに一番力を入れて取り組んだことは?

市役所の求人の履歴書に書く志望動機の書き方・例文・注意点

後述する自己PRの一つと言えますが、志望動機の必須事項です。よくある回答が、「私は4年間、飲食店でアルバイトをしてきました。頑張った結果、昨年からはチーフになり、仕事を任されるようになりました」というものです。

ここでのポイントとして、①何どんなことで、どのように頑張ったのか、②バイトリーダーになって何を得て、それを公務にどう活かすのかという、いずれも具体性に欠ける志望動機であるということです。回答例については後の項目でお示しします。

自己PRのやりかたは?

市役所の求人の履歴書に書く志望動機の書き方・例文・注意点

「これまで一番力を入れて取り組んだことは?」とか、「自分の強みは何ですか?」などニュアンスの違いこそあれ、市役所の面接では、自己PRを求められるケースが多いです。良い回答例をお示しします。

アルバイトでチーフとなり、主に、アルバイトのシフトを調整したり、クレームの対応を図ったりしていました。その経験から、急なシフトの変更に対しても、遅滞なく対応する調整力が身に付きました。

また、クレームの対処法についてマニュアル化を図り、サービスの標準化を図りました。このような経験から、何事にも臨機応変に対応するとともに、常に市民の立場に立った応対をすることができると考えています。

これまでの経験から何を学び、それを市役所の職員としてどのように活かすことができるのかということを明確にして、志望動機に結び付けることが大切です。

専門職の志望動機はどう書くの?

市役所の臨時職員や非常勤職員の場合、仕事を限定して募集されるケースもあります。ここでは、福祉職、教育職、防災担当など、現在の市役所の業務の中で、最も求められている職種の志望動機について、例文を中心に見ていきましょう。

福祉職の志望動機のコツは?

・「経験を明確にする」:私は大学で福祉を先行しました。社会福祉士の課程では、施設で実習を行いましたが、一人ひとり状態が異なっており、臨機応変に対応していく必要性を痛感しました。この経験は、市役所の福祉の業務においても、必ず活かすことができると思っております。

・「市のまちづくりの姿勢に共感する」:現在〇〇市においても、生活保護や児童の虐待などの事象が増加しています。福祉という言葉は幸せを意味すると学びました。〇〇市が掲げる「みんなで創ろう幸せのまち」は、正に市民の福祉を重視する姿勢の表れであり、そんな〇〇市の下で、ぜひお仕事をしたいと思い志望しました。

・「自分のスキルを活用する」:福祉の分野は取り扱う業務も多種多様であり、柔軟な対応が求められます。未熟者ではございますが、それぞれの市民の立場に寄り添った、丁寧な対応をしていきたいと考えております。どうかよろしくお願いします。

教育職の志望動機のコツは?

・「教育職を目指した理由」:私は二つの理由で教育職を志望しています。一つは、人に教えることが好きであるということです。私には弟がいますが、私が勉強を教えています。

・「自分の適職である」:学校でも、学習に行き詰っている友達がいれば、放課後、一緒に勉強してきました。友達の成績が上がったときには、自分のことのように感激した思い出があります。その経験を通して、人を教えるということは、同時に自分も学ぶことであり、教育職とは、生涯学び続けることができる素晴らしい職業だと思っています。

・「目指す教師像」:二つ目は、大切な恩師との出会いです。人間関係で悩んでいたときに、親身になって相談に乗ってくださり、ご指導によって活路を見出すことができました。その時の恩師の言葉は、生涯忘れないと思います。私も教育職を通じて、子供たちの人生に寄り添い、この恩師のような立派な教育職を目指したいと考えています。

市役所の志望動機を書くにあたっての注意点は?

市役所の求人の履歴書に書く志望動機の書き方・例文・注意点

それでは、市役所の志望動機を書くに当たって、特に留意すべき点をおさらいしましょう。

①なぜ、民間ではなく公務員なのかを明確にする

これは必須項目です。市役所の仕事だけが「公」を担っているのではありません。市役所の職員だからこそできることを明確にしましょう。

②なぜ○○市役所を選んだのかを明確にする

①とセットで押さえるべき項目です。面接官も、この問いに、誠意と熱意を持って応答できる人間を待っています。

③協調性・柔軟性・コミュニケーション能力をアピールする

表記の能力は、市役所内部の組織運営にも大事な能力ですが、とりわけ、市民に対して、いかに強調して柔軟に、円滑な対応ができるかが問われます。

④経験やスキルをどう活かし、どんなまちづくりをしたいかを明確にする

最終的には、いかに面接官の心を打つかです。抽象論でなく、具体的に何がしたいのか、志望動機を熱く語りましょう。

市役所受験に合格するために

市役所の求人の履歴書に書く志望動機の書き方・例文・注意点

ここまで、市役所の志望動機の書き方や面接の心得などについて見てきました。今や、市役所の試験は、筆記重視から面接重視へと確実にシフトしています。

それは、市民のニーズが複雑化・多様化していること、それに合わせて、市役所の業務も輻輳する中で、学校や教科書で得た知識だけでは対応できず、臨機応変に判断し、行動することが求められており、それに的確に対応できる人材を欲しているからです。

そのため、まずは、今回整理してきた項目について、自分なりの志望動機をまとめましょう。できれば、学校の先生などに、目を変えてチェックしてもらうのがいいでしょう。そして、自信をもって面接に臨めば、あなたも市役所の一員です。

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