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【子供の人数別】母子家庭の生活費の内訳・節約方法・手当

更新日:2022年04月11日

さまざまな理由で母子家庭は増え続けています。その生活費は厳しく、多くの母子家庭が節約をして暮らしています。生活費は子供の人数や性別、年齢によって大きく異なります。少しずつ貯金をすることは大切ですが、恥ずかしがらずに親や親族を頼ることも大切です。

【子供の人数別】母子家庭の生活費の内訳・節約方法・手当

母子家庭の生活費のシュミレーション方法は?

さまざまな理由から離婚を決断し、母子家庭は増え続けていると言われています。また、これから離婚を考えているひともいると思いますが、一番心配な面は金銭面でしょう。実際に母子家庭の人が離婚して困ったことに、「生活費が足りないこと」という意見があります。

最近はテレビでも母子家庭の貧困問題がよく取り上げられています。実際に母子家庭になると生活費がどのくらいかかるのか、子供がいながら大丈夫なのか、具体的に把握しておくべきだと言えるでしょう。

家計簿はつけるべき?

現在の母子家庭の平均年収は約180万円だと言われています。しかし、年収が125万円以下の貧困層は全体の48.2%にもなります。母子家庭のほとんどの世帯が節約をしているとも言えるでしょう。節約を意識するためにも家計簿はつけることをします。

買い物の際、レシートは必ずもらって家計簿をつけるように心がけましょう。家計簿をつけることで前月と出費の比較ができます。また、光熱費が高くなるタイミングや子供の行事も把握することができます。

生活費の内訳は?

母子家庭の平均月収は15万円程度と言われています。一般的に家賃は約5万円、光熱費は1万円前後、通信費は約1万円、保険料は約1万円、食費に約3万円、日用品は約5千円といった内訳です。また、車を利用するひとはガソリン代、子供が給食の場合は給食費が毎月かかります。

生活費は約15万円で、平均月収が生活費とも言えます。しかし、美容院や化粧品代などは含まないため、出費は15万円以上あると考えられます。子供に習い事をさせたり、携帯電話を持たせるとなると毎月の出費はその分高額になるでしょう。

実際、母子家庭の生活費はカツカツとも言えます。臨時での出費も考えられるため、毎月貯金をしたいところですが難しい現状です。

子供の人数別、母子家庭の生活費は?

母子家庭の約54%の世帯が子供が一人と言われています。もちろん、子供の人数が増えれば増えるほど、その分生活費は高額になっていきます。人数だけに限らず、年齢や性別によっても生活費は変化します。ここからは例として、小学生の子供の人数にあてはめて生活費をシュミレーションしていきます。

1人の場合は?

小学生の子供が1人の場合に生活費がだいたいどのくらいになるのかを考えてみます。

家賃は約5万円、光熱費1万円前後、通信費1万円前後、食費約3万円、日用品約5千円、保険料約1万円、給食費約5千円、レジャー費約1万円、習い事に約1万円といった内訳です。子供が1人の場合は、最初の内訳とほとんど変わらない生活費で約15万円程度となります。

ここでは、子供がまだ小さいなら少し狭い家に引っ越して家賃を節約したり、携帯を持たせないという選択肢も可能です。

2人の場合は?

小学生の子供が2人いる場合の生活費を考えていきます。

家賃は約6万円、光熱費2万円前後、通信費約1万5千円、日用品約5千円、保険料約2万円、給食費約1万円、レジャー費約1万5千円、習い事に約2万円といった内訳になります。子供の人数が1人増えるので、必然的に生活費は約2倍となります。

子供が2人となると狭い家に住むことは厳しくなってきます。子供が2人の場合は生活費に約20万円程度かかってくると考えましょう。

3人の場合は?

子供が3人の場合の生活費を考えてみましょう。

家賃は約7万円、光熱費約2万5千円、通信費2万円、日用品約5千円、保険料約3万円、給食費約1万5千円、レジャー費約2万円、習い事に約3万となります。子供の人数が3人になると、かかる生活費は子供が1人からの3倍となります。

子供が3人の場合は4人暮らしとなるので、地域によって値段は変わりますが約7万円程度かかってくると考えられます。子供が3人の場合生活費に約20万円以上はかかる計算になるので、毎月の生活が厳しいものになってしまいます。

年代別、母子家庭の生活費は?

生活費は子供の人数はもちろん、子供の年齢によって大きく変化します。特に、子供が高校生ともなると義務教育から外れることになるため、生活費は大きく変化します。今までは子供が小学生の場合の生活費を見てきましたが、子供が大きく成長するにつれて生活費にどのような変化が出てくるのか考えていきます。

高校生の場合は?

子供が高校生1人の場合の生活費を考えていきます。基本的な内訳は家賃は約5万円、光熱費は1万円前後、通信費は約1万円、保険料は約1万円、食費に約3万円、日用品は約5千円です。この時点で生活費は12万円程度になります。

この生活費に高校生の子供が1人分の出費を足していきます。高校授業料に3万円、定期代約1万円と考えると生活費が16万円程度になります。また、高校生ともなると携帯代、おこづかい、部活をした場合の出費がかかる可能性があります。逆に、子供がアルバイトをした場合や奨学金を借りる場合は収入が増えることになります。

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初回公開日:2018年01月15日

記載されている内容は2018年01月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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