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USBメモリの寿命・定命のチェック方法と寿命が来る回数

Author nopic iconフィギュア
カテゴリ:ビジネススキル

初回公開日:2018年02月01日

更新日:2020年09月26日

記載されている内容は2018年02月01日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

USBメモリの寿命・定命のチェック方法と寿命が来る回数

USBメモリとは

USBメモリとは、USBフラッシュドライブのことで、USB端子を介してコンピュータに接続しデータの読み書きを行う補助記憶装置で、半導体メモリを用いています。そして、別にリーダーライター装置を必要としないで単体で動作します。

USBメモリはUSB A端子でコンピュータと接続するタイプがほとんどですが、スマートフォン・タブレットコンピュータの普及によりmicro B端子をもつUSBメモリも出てきました。

USB規格

USB規格が存在していて、USB Mass Storage Class(USBマスストレージクラス)というコンピュータに接続するための仕様があって、この仕様に対応した機器とオペレーティングシステムならば、別にドライバをインストールしなくても、USBコネクタに接続すれば補助記憶装置としてUSBメモリを認識してくれます。

USBメモリのデータの記録部分にはフラッシュメモリが使われています。記憶容量も多くのサイズが販売されています。FD、MO、CD、DVDやBLDのように専用のドライブが不要でコンパクトであるためデータの持ち出しに便利な装置になっています。

USBの可搬性

USBメモリはコンパクトで大容量で、しかもHDDのようなモーター回転部などの駆動部がないので、衝撃に強く小型に作ることができますので、可搬性に優れています。寿命と可搬性を考えてUSB端子を保護するためのキャップが付いているものやUSB端子をスライドにより引き込めるキャップレスタイプがあります。

パソコンによってはUSB端子が裏面にあるなどの理由で、USB延長ケーブルを利用することも可能になっています。

USBメモリの寿命は永久か

じつは、USBメモリには寿命があり、それはUSBの規格からではなくて、フラッシュメモリという半導体メモリに寿命があるためです。SDカードも同じフラッシュメモリですので、こちらも寿命があります。

フラッシュメモリの寿命は、良い環境で使用しても10年程度と認識すべきです。フラッシュメモリはデータの書き換えを繰り返していくことで劣化が進みます。データ書き換えの頻度が多いほどUSBメモリの寿命は短くなっていきます。さらに、使わずに放置していてもデータの劣化が起こり、寿命を迎えデータの消失がおこります。

USBメモリでのデータ記録

USBメモリのフラッシュメモリは、データを電子で記録し絶縁体で包んで保持しています。絶縁体は使うことでの劣化と、経年劣化の両方が進んでいきます。絶縁体の劣化が進むと電子が漏れることで、電子によるデータが失われ寿命を迎えます。

したがって、USBメモリは寿命が短いのでHDDや光学デスクとは違いデータの長期保管には向かず、データの受け渡しに向いた記憶媒体であると理解してください。このように、書き換え回数に制限がありますので、同じ場所にデータを繰り返し書き込むこと防ぐ仕組みをUSBメモリは持っています。

USBメモリの端子他の耐久性

USBメモリの抜き差しを繰り返すと、USB端子とUSBメモリ側の端子が擦れて摩耗し、接触不良を起こす場合があります。大手のUSBメモリ製造メーカーでは、寿命を延ばすため1万回程度の抜き差しに耐えられる端子を採用してきています。

USBメモリはフラッシュメモリを内蔵した電子部品の集合体(精密機器)であることから、静電気他の高電圧により壊れてしまう場合や、データを失い場合がありますので可搬性は良いですが取り扱いには注意が必要です。また、水に濡れる他の物理的な故障にも気を付けるべきです。

USBメモリの転送速度

USBメモリにはデータ転送速度の制約もあります。USBメモリに多く使われるNAND型フラッシュメモリは、転送速度を上げるためにチップを複数搭載して並列化することで向上させています。なお、USBのインターフェースの転送速度の制約もあり、主流であるUSB2.0では20MB/S強となり、新しいUSB3.0ではより高速にデータ転送ができます。

USBメモリの記録方式

USBメモリ内のフラッシュメモリには、セルと呼ばれるデータを記録する素子が数多くあり、一つのセルにいくつの情報を記録するかで、3つの方式があります。1ビットの値を記録する方式がSLC方式、2ビットの値を記録する方式がMLC方式、3ビットの値を記録する方式がTLC方式です。

3つの方式は

SLCタイプはパソコンのSSDや高品質タイプUSBメモリに、中程度の価格帯のUSBメモリではMLCタイプが、低価格のUSBメモリではTLCタイプが使われています。なお、おのおのの方式により耐久力にも違いがあります。書き換え可能回数/データの保持期間はSLC方式が最も優れていて、次にMLC方式で、最も短いのがTLC方式です。

また、データ保持期間は使えば使うほど短くなってしまい、毎日書き換えているUSBメモリであるほど短くなります。TLC方式が使われていることが多い低価格のUSBメモリを使い込んでいる場合は、頼り切って長期保存するのは寿命を迎えてデータを損失する可能性が高いです。

USBメモリ規格

USBメモリの転送速度ですが、USB規格には現在は大きく分けて2.0と3.0のバージョンがあります。USB2.0の転送速度は480Mbpsで、USB3.0の転送速度は5Gbps (5120Mbps)の理論値を持っています。そのためUSB2.0の480Mbpsは60MB/sの転送量となり、USB3.0の5Gbps (5120Mbps)は640MB/sの転送量となっています。

USBメモリの寿命

USBメモリに使われているフラッシュメモリは、電荷を保持しデータを保存するために、絶縁機能を持つ酸化膜を用いています。書き込み時や消去時には、酸化膜を電子がとおりますが、順次、酸化膜が劣化していきます。最終的には酸化膜が損傷し、絶縁できなくなりータを保持できなくなります。そのため、フラッシュメモリの書き込み回数には寿命と制限があります。

1日に多くのファイルを作り、または変更した場合、USBメモリの書き換え回数が多いので、データ書き換えの上限に達して寿命を迎えるのが早いことになります。また、製造上のばらつきもあるために、同じUSBメモリであっても一概に同じ期間使えるとは限りません。

少ない使用回数であってもUSBメモリにしかデータをおいていないのは危険ですので、USBメモリのバックアップは確実にとることをします。できれば複数の記録媒体にバックアップすることがよいです。