Search

検索したいワードを入力してください

インプラントの寿命と寿命のその後・再手術にかかる費用

Author nopic icontakezou
ヘルスケア / 2018年01月13日
インプラントの寿命と寿命のその後・再手術にかかる費用

インプラントの寿命

インプラントとは人工の材料を使って体で失われた部位を補うものではありますが、一般的には歯に用いるものとなっております。しかし、これは人工物となっておりますので、寿命が存在しています。永遠に使うことはできません。この寿命がどうなっているのかをまずは確認して行きましょう。

前歯

インプラントの寿命は適切なケアを行えば10年以上使用することができます。実際に10年保証を実行しているメーカーもありますので、寿命は長いと考えましょう。とくに、前歯はケアが容易ですので、長持ちさせることも可能となっております。

一説には、インプラントを入れてから40年以上問題なく使い続けた人もいると言われておりますので、メンテナンスをしっかりとこなせている人は一生涯使える可能性もあると考えられます。

厚生労働省が発表した「歯科インプラント治療の問題点と課題等作業班の調査」のデータを抜粋すると、インプラントを入れた後の10~15年後の生存率は上顎で約90%で下顎で約94%となっております。参考にして下さい。

奥歯

奥歯だから寿命が特別に短くなるというデータは開示されていませんが、このインプラントが長持ちするのかどうかは、口内環境をしっかりとケアできているのかどうかになりますので、ケアしにくい奥歯はトラブルで寿命も短くなってしまうこともあります。

インプラントは虫歯になることはありませんが、プラークが長期間くっついた状態が続くと歯周病の原因菌が大量繁殖することでインプラントの周りの粘膜や顎の骨に感染するようになって炎症が発生します。これをインプラント周囲炎と呼び、悪化することでインプラントを外す必要性が出てきてしまいます。

このようなトラブルの有無は、ケアがしやすいかどうかにどうしても関わってくるので、奥歯は寿命が短くなってしまう人も多いでしょう。

被せ物

被せ物となっているインプラントの寿命に関しても、詳細なデータは出そろっておりません。厚生労働省のデータもあるにはありますが、被せ物だから寿命がこうなるという詳細な数字は出そろっていません。

そのため、こちらも歯周病のケアがきちんと行われているのなら10年以上ももつのではないのかという意見が多数です。明確に寿命は何年持ちますと断言することは、一人一人の環境によって大きく異なるので言えません。

ただし、インプラントの被せは物がぶつかるなどの外傷で割れてしまうケースもありますので、硬いものを食べすぎる人は危ないです。瓶ビールの蓋を面倒に感じてインプラントした前歯で無理矢理開けたら割れてしまったという情報もありますので、時と状況次第で大きく変わります。

インプラントの寿命のその後

インプラントは入れたらそれで終わりという代物ではありません。必ず定期的なメンテナンスを行う必要がありますし、状況次第では再手術を実行する必要すらあります。

再手術

インプラントのケアが不十分でインプラント周囲炎などを発症し、抜け落ちてしまった場合などは再手術が必要になってしまいます。この場合一度取り除いて再度新しいインプラントをいれることが基本と考えましょう。インプラントが入っていた穴を放置しておくことの方が感染拡大に繋がりますので、しっかりと消毒と除菌をした後再度インプラントを入れます。

ブリッジのインプラントの平均寿命

歯が全くないという方はボーンアンガードブリッジとインブラントを利用して装着することがあります。通常のブリッジでしたら平均寿命は7~8年となりますが、しっかりとメンテナンスをしているインプラントの場合は累積残存率も高いことから10年以上は持つようになります。

インプラントの寿命がきたときにかかる費用

ここで問題となるのがインプラントに寿命が来たときにどのくらいの費用がかかるのかです。これはその人の状況やインプラントの治療を受けた医院によって大きく変わってきます。

とある歯科医院のグループでは定期的にメンテナンスに来ており、3年以内にインプラント手術を行った方は医院側が負担すると明言しておりますし、ノーベルバイオケア社のようなインプラント10年保証を実行しているところもあります。こちらの保証はインプラント保証会社が認定している医院を使ってインプラント治療を行った場合に受けられます。

これらの保証期間に該当している人はインプラントの寿命がきたときにかかる費用も非常に安い物となります。ただし、あらゆる人たちが保証されるわけではなく、一定の条件がありますので、その条件から漏れた人は保証外となり一本あたり30万円以上の費用がのしかかってくるでしょう。

保証についてよく確認すること

家電製品の保証と一緒で、インプラントの保証もきちんと条件が設定されています。家電製品の保証では「水の中に落とした場合は対象外です」などの条件が設定されていますが、似たようにインプラントの保証にも「○ヶ月に1回該当する医院でメンテナンスを受けなかった人は対象外」といった条件が設定されています。

また、本人の取り扱いを誤って壊してしまった場合は「自己責任」という扱いになって保証対象外になってしまうこともありますので、インプラントの保証については細かく確認した方が良いでしょう。

知らなかったとか忘れていたという方はインプラントの寿命が来たときに、30万円以上の再手術費用が発生してしまい、泣きを見ることになってしまいます。

インプラントのメンテナンス費用について

インプラントの寿命が来た場合は大きく費用がかかってしまうこともありますが、その大きな出費を避けるためにも必須となるメンテナンスにも費用がどうしてもかかってしまいます。しかし、この費用は医院によってかなり異なるので事前に確認した方が良いでしょう。

ネット上の情報でも安いところでは3000円程度となっていますが、高いところでは1万円から2万円とかなりの価格差になっていますので、インプラント費用のみではなくメンテナンス費用も確認しないと痛い目を見てしまいます。

インプラントを長く使うために

インプラントの寿命はその人の口内環境やケア方法で著しく異なってきます。その違いは早い人では1年程度で持たなくなるのに対し、40年以上使うことができるといった驚異の差となりますので、知っておくべき情報です。

歯周病が最大の敵

インプラントは虫歯になりません。しかし、インプラントをした周りの歯が歯周病になってしまいかみ合わせがうまくいかなくなってしまったという人や、プラークの放置でインプラント周囲炎になってしまうことはあります。まずは、これらの大敵を防ぎ続けることが大前提となります。

セルフケアが基本となりますが、その方法は何も特別なものではなく通常の歯のケア方法と変わりありません。小さな隙間に歯垢をためないように、先端の細いブラシも駆使して綺麗に歯を磨きましょう。

必ず定期的なメンテナンスを受けること

インプラントを長持ちさせたい方は必ず定期的に歯医者でメンテナンスを受けて下さい。セルフケアには限界があるからという理由もありますが、インプラントの保証には高確率で「定期的にメンテナンスを受けること」が設けられているので、保証のためにも受けた方が良いです。

医師の技量にも大きく左右される

このインプラントの怖いところは、インプラント寿命の長短がその治療を実行した歯医者の実力に大きく依存しているということです。技術力が高い人ならば長い期間保つことができるインプラントが装着されますが、ひどいところでは数年も持たないインプラントもあります。

これを見極めるのはかなり大変です。どれだけ情報を集められるのかが鍵になります。たとえば、どの程度の衛生管理をしているのか、治療経験はどの程度あるのか、インプラントの難病例をどれだけこなしているのか、インプラントをするための設備は整っているのか、カウンセリングはしっかりと行ってくれているのかなどを調べて信用できるのかどうかを判断しましょう。

長寿命なインプラント

このように、インプラントはしっかりとメンテナンスを使ってケアをできている人ならば寿命を長持ちさせることができます。長寿命の人は40年以上も使い続けた人がいるという情報が最たるものでしょう。

しかし、治療した医院の技量や施設が整っていない場合はインプラントとはいってもすぐに駄目になってしまうというお話もありましたので、当たり外れの差が非常に激しいとも言えます。できるだけ外れの医院をひかないように、情報収集はしっかりと行って下さい。