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スマホの電池の寿命・寿命の確認方法・復活のさせ方・症状

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カテゴリ:ビジネススキル

初回公開日:2018年03月15日

更新日:2020年09月26日

記載されている内容は2018年03月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

スマホの電池の寿命・寿命の確認方法・復活のさせ方・症状

スマホ電池の寿命

スマホ利用中の主なトラブルに、急に電源が切れてしまった、充電ができなくなってしまった、というものがあります。その理由としては端末本体(電池以外)の故障や充電ケーブルの断線が考えられますが、電池の寿命もその症状を引き起こす原因となります。この記事ではスマホの電池の寿命について解説します。

スマホ電池の寿命は2年?

スマホ電池の寿命は一般的に2年と言われています。しかし使い方や保管方法によっては変動しますので、実際に寿命がくるのは1〜4年程度と人によって大きく異なります。では、この寿命とはどのようなものなのでしょうか。

スマホ電池の寿命とは?

スマホの電池の寿命・寿命の確認方法・復活のさせ方・症状
※画像はイメージです
出典: Battery - Free pictures on Pixabay

なぜ寿命までの年数に幅があるのかというと、電池の寿命は使用した年数ではなく充電を行った回数によって決まっています。そのため、その人のスマホの使い方によって寿命までの期間が大きく異なります。

現在スマートフォンには「 リチウムイオンバッテリー(リチウムイオン電池)」という種類の電池が搭載されています。リチウムイオン電池はLi(リチウム)という原子のイオンLi^+を利用した二次電池(充電ができる電池)で、小さいながらも出力が大きいことからPCにも利用されている電池です。このリチウムイオン電池はこれまでの電池の常識とは違った点がいくつかあります。

「こまめに充電してはいけない」は嘘だった!?

「スマホの電池は充電回数に上限があるからこまめに充電してはいけない」、「電池残量が0%になってから充電するとスマホに良い」という噂を1回は聞いたことがあるのではないでしょうか。実は、このことはリチウムイオン電池が主流になる前の電池で言われていたことです。つまり、リチウムイオン電池にはこれらのことは当てはまりません。

しかし、リチウムイオン電池にも充電可能回数があります。この充電可能回数とは、空から満充電までの容量分だけ充電した回数となり、充電器をさした回数ではありません。また、スマホ電池の充電可能回数=スマホ電池の寿命と考えてほぼ間違いありません。

この充電可能回数とはiPhoneでは約400回と言われています。400回を超えると最大容量の80%程度しか効力を発揮しなくなるため電池交換が推奨されます。そのため、2年という年数よりも400回という回数の方が電池の寿命をより正確に表します。

充電回数の考え方

スマホの電池の寿命・寿命の確認方法・復活のさせ方・症状
※画像はイメージです
出典: Battery - Free pictures on Pixabay

リチウムイオン電池における充電可能回数では、「20%を100%まで充電する」のと「0%を80%まで充電する」ことは同じ0.8回分として考えます。また、「20%分の充電を5回繰り返す」ことは100%分の充電となりますので、1回分として考えます。

また、モバイルバッテリーなども現在ではリチウムイオン電池が搭載されていますので充電可能回数はこのように計算します。つまり、この充電回数が電池の劣化や寿命に大きく関係してきます。そのため、こまめに充電をすると電池の寿命が短くなるということはありません。

メモリー効果

また、リチウムイオン電池が利用される前の電池(ニッケル・カドミウム電池:ニカド電池とよばれるもの)では、中途半端な放電と充電を繰り返すとみかけの電池容量が減少してしまうため、時々電池を完全に放電させて(電池を0%)にしておくと電池が長持ちすると言われていました。

現在主流になっているリチウムイオン電池では、メモリー効果によってみかけの電池容量が減少することはないとされています。

電圧

リチウムイオン電池の電圧は3.6Vといわれています。これはニカド電池に比べると3倍近くの電圧になっています。そのため、多くの製品に対して使える小型二次電池として普及しました。

リチウムイオン電池の構造

スマホの電池の寿命・寿命の確認方法・復活のさせ方・症状
※画像はイメージです
出典: Free stock photo of iPhone Care

※この見出し部分は化学的な説明になりますので難しいという方は読み飛ばしていただいても構いません。

電池とは、化学反応のエネルギーを電気(電流)として取り出す装置のことをさします。電池には放電のみが可能な一次電池と、放電・充電の両方が可能な二次電池とに分けられますが、スマホに搭載されているリチウムイオン電池は充電も可能な二次電池です。

基本的に充電は放電とは逆方向に電流を流すことによって可能です。リチウムイオン電池では放電・充電はリチウムイオンが正極と負極を行き来することにより生じます。

充電時

(正極)
コバルト酸リチウム(LiCoO2)からリチウムイオン(Li+)と電子(e-)が放出される。

(負極)
リチウムイオン(Li+)と電子(e-)が炭素に蓄えられる。

(全体の反応)
コバルト酸リチウムから放出されたリチウムが炭素に蓄えられる。