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【地域別】名字での家紋の調べ方・家紋の意味の調べ方|役所

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カテゴリ:文化

初回公開日:2018年02月21日

更新日:2020年07月23日

記載されている内容は2018年02月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【地域別】名字での家紋の調べ方・家紋の意味の調べ方|役所

苗字 名字での家紋の調べ方

自分の家の家紋の調べ方

ネット検索の調べ方で何でも答えが見つかる現在ですが、自分の苗字と家紋を検索で探せ出せればとても楽なことはありません。なぜなら「自分の苗字 家紋」の調べ方で検索しても違う家紋ばかりが出てくるからです。

「家紋名 自分の苗字」の調べ方の検索、何か関連性があるのか調べましたが、まったく関連性がありませんでした。家紋の種類は5,000近くあります。「自分の苗字 家紋」の調べ方では検索できませんでした。

家紋の調べ方にはまず一番早いのがお墓です。自分のお墓がなかったら本家のお墓です。本家のご先祖様の遺品などを調べると家紋の入った着物を着ている写真も出てきたり、冠婚葬祭の道具に家紋がついている可能性もあります。

ご先祖様

調べ方~まず段階を踏んでいく

家紋の調べ方のステップ1として、はじめにお墓に家紋があるかどうか初めに確認します。
仏壇や仏器などにも家紋が入っていることもありますが、お墓での確認が確実です。

家紋の調べ方:ステップ2つ目は、本家がわかる方は本家に確認します。家系の中で変えた記録がない場合は、本家の家紋が自分の家紋となります

家紋の調べ方:ステップ3つ目は、本家の家紋もわからない場合は、自分の家の古い戸籍を取得します。古い戸籍を確認すると本家がわかる可能性があります。少し手間と時間がかかります。調べ方によっては自分のルーツに辿り着く可能性もあります。

お墓

一番早くてすぐにわかる調べ方です。お墓には代々伝わる家の名前と一緒にほとんどの場合、家紋も一緒に刻まれています。まずはお墓を見てみましょう。

紋付の着物

先祖から代々伝わる着物をだどる調べ方があります。ご先祖様が着ている着物に付いている紋を確認し、ご先祖の写真などが飾られている場合は着ている着物などに付いてる紋を参考にしましょう。

古い写真が残ってる場合の調べ方もあります。冠婚葬祭の写真があれば調べることができます。

仏壇や神棚

仏壇や神棚などから調べ方があります。家紋が描かれていないか確認しましょう。さらに代々伝わっている遺品や仏器などに紋が描かれていないか調べてみましょう。

苗字

苗字そのものからの家紋の調べ方ですが現在、苗字や姓名からは確実な家紋を探し出すというのは難しいとされています。家紋は市役所などへの登録制度がありませんので苗字でからの調べ方で特定するのは難しく、代々伝わってきた家紋を使っているのが現状です。江戸時代には武家から商人や庶民まで規範や規則がなく家紋を付けることが許されて広まっていきました。

家に代々伝わる家紋とは

家紋の起源は平安時代まで遡ると言われていて日本各地に住んでいた氏族が他の氏族と区別するために、その土地の名前などをそれぞれの家名としてそれが後に名字(苗字)となりました。その家の独自性を示す固有の印として紋章が作られ、名字と共に表す家紋として使われるようになりました。

その家紋は先祖代々その家に伝わっていき、墓石や屋根の瓦にまたは紋付の着物などに使われています。明治時代になると、「紋付袴」の黒紋入りが一般的となり、どの家にも必要なものになりました。そこで代々続く武家以外の庶民では、家紋を比較的自由に決めていたそうです。逆に、庄屋や地主といった権力者から無理やり家紋を決められた家もあるといいます。

家紋の種類

家紋には色々な種類の家紋があり、「植物紋」「動物紋」「天然紋」「文様紋」「建造紋」などあります。中でも一番多いのは「植物紋」です。世間で多く使われているのが五大紋(ごだいもん)と呼ばれてる家紋でさらに五つを足して十大紋(じゅうだいもん)と呼ばれています。

家紋のヒントでもあれば調べ方によっては自分の家紋に辿り着く可能性もあります。

五大紋

家紋概要
藤紋藤の葉をモチーフにしたもの。約130種類がある。
桐紋桐の花や葉をモチーフにしたもの。約150種類ある。
鷹の羽紋鷹の羽をモチーフにしたもの。江戸時代に武士の間で流行した家紋です。約70種類ある。
木瓜紋(もっこうもん)瓜の切り口や瓜自体をモチーフにしたものと鳥の巣をモーチーフにしたものと言う説がある。約120種類ある。
片喰紋(かたびらもん)植物のカタガミをモチーフにしたもの。子孫繁栄を願って作られてた紋。約120種類ある。

五大紋にさらに5つ足したのが十大紋になります。

十大紋

五大紋にさらに5つ足したのが十大紋になります。

家紋概要
蔦紋蔦をモチーフにしたもの。約80種類ある。
茗荷紋縁起の良い冥加(みょうが)をモチーフにしたもの。約60種類ある。
沢瀉紋冥加(みょうが)をモチーフにしたもの。約60種類ある。                                                                                                       
橘紋橘をモチーフした家紋です。約80種類ある。
柏紋柏をモチーフにした家紋です。約120種類ある。

複数の家紋

家紋がその家に1つは限りません。通常庶民は1つの家紋を用いてきましたが、武家の家系は複数の家紋を用いた場合があります。有名は武将の「伊達政宗」は7つ、「織田信長」は6つの紋を持っていました。

江戸時代の大名や旗本は公な行事で用いる「定紋」と「替紋」という別の家紋を使い分けていたので調べ方によってはどちらかに辿り着く可能性もあります。

女紋

また古くから続くお家には、祖母などの古い嫁入り道具には紋が付いている場合があります。
それが女紋ということがあります。女紋は通常の紋よりひとまわり小さなデザインで、母から娘へまた姑から嫁へと血の繋がりで伝わる家紋です。

地域別家紋の調べ方

沖縄

基本、沖縄には家紋がありません。沖縄は古くは「琉球」と呼ばれた独立国家で日本とは別の国でした。日本から見てここは「外国」であって日本の習慣の家紋など存在しませんでした。琉球国王には家紋があります。左三つ巴です。

沖縄では旧琉球王家やその士族たちが家紋を持っており薩摩藩と直接付き合いのあった士族ちはそれを真似して家紋を持つようになりました。沖縄で代々伝わってる家紋があるという人は良い家柄だと言われています。

沖縄の人で自分の家紋があるのかどうか知らない人も多いです。沖縄の家紋についての調べ方は「沖縄家紋全集Ⅰ」「琉球家紋図宝鑑(伊禮春一、琉研、1992年)」の書物が参考になるでしょう。

家紋の意味の調べ方

それぞれの家には苗字があるようにそれに対して家紋があります。家紋の種類は約1万近くあるといわれ、その中で選ばれた家紋の由来や意味、どのご先祖様の時に決まったのでしょう。

戦国時代の武将達も自分たちの家系の先祖代々付け継がれてきた家紋を持っていました。応仁の乱(1467~1477年の内乱)以後、日本の各地で豪族同士による戦乱が生じて戦国時代へと入っていきました。

この時代は武士や兵士による刀や槍での戦いが主流であったために、同士討ちを避けたり、指揮統率のためにそれぞれの家を表す印が必要でした。自身の手柄や武勲を証明するための手段が必要になり、家紋を付けた旗印と背中につけたり、本陣や陣幕やありとあらゆる物や場所に家紋が入れられました。

戦国の知将 真田幸村の家紋の由来と意味

大河ドラマでも人気のあった真田幸村の家紋は「六文銭」です。この六文銭はこの時代の「三途の川の渡し賃」のことで仏教では三途の川は現世とあの世の境目にあって死者が渡るとされています。

渡し船に乗せてもらうには渡し賃として六文銭が必要になるため、戦に行く兵士は皆、六文銭を着物に縫い付けて戦に出たと言われています。真田幸村の真田家ではこの六文銭を家紋として「武将として死んだときの覚悟」を揺るぎないものにして戦場に向かったとされています。

家によって家紋に秘められた思いや意味があります。自分の家の家紋にはどんな意味や由来があるのでしょう。調べ方によっては、調べていくうちに有名な武将にたどり着くか、また主君から下賜されたという自分のルーツにたどり着くか調べ方によって意外な発見が見つかる可能性もあります。

家紋から先祖の身分や職業がわかる?

家紋から先祖の身分がわかるのかどうかですが、武家に多い家紋、公家に多い家紋、農民に多い家紋、職人に多い家紋、商人に多い家紋とか一定の傾向があるなら調べ方によって自分の先祖の身分や職業がわかる可能性があります。一般的に先祖の職業や身分を調べるのはとても難しいことです。何か手掛かりなる調べ方はあるのでしょうか。

公家は優美で武家はシンプルなデザイン

家紋については公家は優美なデザインで武家は単純だが目立つデザインだったと一般的にいわれています。家紋やデザインだけを見て「このデザインは優美だから公家の家柄だった」と判断するのは無理です。これは公家の家紋、これは武士の家紋を総合的に見た場合によるもので判別できるものではありません。

各職業に特徴的な家紋があるのか

農民、職人、商人の家紋はどうでしょう、特徴的な点はあるのでしょうか。結論からいえば何も特徴的なものはありません。「柏」の家紋だから農民だった、「片喰(かたばみ)の家紋だから職人だった、「蔦」の家紋だから商人だったということはありません。

家紋は苗字と同じで先祖から受け継がれたものなので、何か先祖の身分と関係があるのかと思えますが、まったく関係がありません。先祖の身分の調べ方には何の判断材料にはなりません。

なぜかというと江戸時代前は家紋については自由に決められるということがありました。苗字のように使用制限がなかったからです。どういった身分であっても特徴的な傾向が見出せないため、先祖の身分の調べ方には判断ができないということです。

役所での家紋の調べ方

本家も家紋がわからないという方の調べ方は、調べたい家のもっとも古い戸籍、できれば明治時代のものを取得する必要があります。本家がわからないという場合も調べ方で古い戸籍から本家がわかることがあります。古い戸籍を取得したら戸籍に記載されてる本拠地が現在のどこになるかを調べます。

戸籍

戦前の戸籍には「族籍」という項目があり、「華族 士族 平民」のいずれかが書いてありました。この戸籍の調べ方から自分の先祖が平民だったのか、武士だったのか判断できます。もしご先祖様が華族だったのであれば家紋は現在まで伝わっているでしょう。

しかし族籍の記載は戦後廃止となりました。1975年頃までは戦前の戸籍謄本を取得すると、族籍の記載がある例もあったようですが、現在では古い戸籍を取得しても記載されてありませんので、この調べ方からの戸籍の情報からはご先祖様が平民だったのか武家だったのか知ることができません。

例えば武家の子孫の場合は「うちの先祖は〇〇藩の侍だった」というのは大抵伝わっていますので、この調べ方からですとほぼ正しく伝わっているといえます。

※参考

1870年(明治3年)に9月19日「平民苗字許可令」が発令されます。
1872年(明治5年)に日本で初めての本格的な戸籍制度が始まりました。
1875年(明治8年)に2月13日「平民苗字必称義務令」が発令されました。

例えば、「1852年生まれのトメさん」がいました。1872年に戸籍制度が発令されたので、20歳になったトメさんは役所に戸籍を作りに行きました。「田中留吉」と名乗ることにしました。「両親についても記入しなさい」と言われ「田中」という苗字を留吉は両親にも付けました。

このような例もあるのでご先祖様が武士か豪氏だったという可能性もありますが、もし武士であったら苗字は受け継がれているでしょう。

問い合わせする

インターネットで調べるか市町村役場に問い合わせする調べ方があります。現在の地名や番地がわかったら、その場所や近所に同姓の家がないかを探します。その同姓の家が古くからその場所に住んでるようならば、遠い親戚にあたる可能性が充分高いので同じ家紋を使ってると考えられます。

電話帳や住宅地図などを見る

古い本籍地、その近所に同姓の家がないという方の調べ方は、少し範囲を広げてみて、その地域にあるお寺や墓所で同姓の家を探してみます。同じ地域に住む同姓の人達は必ずと言っていい程どこかで繋がっている可能性が高いので、よってその地域の同姓は同じ家紋を使ってるということもありえます。

注意点

同姓を探して連絡を取る場合は、失礼がないようにしなくてはいけません。いきなり電話をしたり訪問するのはではなくて、先に自分の素性や目的を明らかにしてから連絡をした方がスムーズに進みます。手間や時間はかかりますが、今まで知らなかったことがわかったり、知らなかった情報を得ることもできます。

家紋は自由に選べる

家紋についての調べ方を紹介してきましたが、ご先祖様が住んでた地域には本家がなく、菩提寺やお墓もわからない、遠い親戚も同姓の家もないという場合は残念ですが、家紋が見つかる可能性は低いです。

調べても家紋がわからない場合は自分で選ぶことができます。家紋は苗字で決まっているわけではないので、戸籍や登記簿に登録もされておりません。家紋選びの参考資料として苗字と地域から家紋分布の調べ方や特徴がわかるや本もあります。この本を参考にして、家族や親戚と相談しながら家紋を選ぶのも1つの方法です。

最近では個人の人柄や趣味などを聞き取りして、オリジナルの家紋を作ってくれるサービスもあります。昔も現在でも自分の気に入った紋があればそれを使えるという事です。