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郵便局・コンビニでの現金書留の送り方・料金の目安|香典/小銭

Author nopic iconcachi
郵便 / 2018年02月22日
郵便局・コンビニでの現金書留の送り方・料金の目安|香典/小銭

郵便局での現金書留の送り方

お祝いやご不幸があった場合など、銀行振込ではなく現金を送りたいシーンがあります。法律上、ヤマト運輸をはじめ、佐川急便、福山通運などの宅急便で現金を送ることができません。以前はゆうパックの取り扱いもありましたが、平成22年7月1日よりお取り扱いが停止されています。現金の送り方は、現金書留のみです。ではその送り方とはどのようなものでしょうか。

現金書留とは

現金書留は現金の唯一の送り方です。引き受け(郵便局窓口での発送依頼)から配達までの追跡ができ、書留の受領証に記載されている引受番号から、配達状況を確認することができます。

また紛失などの何かトラブルがあった場合に損害賠償となる郵便です。トラブルに対する補償額は最高を50万円として、申込時に申請した金額(基本的に送った金額、送付時に申請しなかった場合は最大1万円)の全額が補償されます。

その他指定日配達ができ、日曜・休日でも対応してもらえます。

料金の目安

現金書留の送料は基本の郵便配達料金+430円です。また専用封筒代21円が必要です。さらに補償額として、補償対象が1万円を超えると、5,000円ごとに追加で+10円がかかります。たとえば3万円の送り方は、基本の郵便料金+430円+21円+40円となります。

正式な料金は、日本郵便のホームページからシミュレートすることができます。重さ・大きさ、通数を指定した後、オプションサービスの書留・特定記録で「現金書留」を選びます。損害要償額には中に入れる金額を入力して、「料金を計算する」ボタンをクリックすると金額が表示されます。

支払い方法

支払い方法は、現金のほか、手元にある切手でも構いません。数多くの現金書留を発送する場合は、切手をお得な方法で買ってから郵便局に行くと節約になります。

切手を安く手に入れるには、金券ショップ(1%程度低い金額で売っています)を利用するほか、日本郵便が運営する「切手SHOP」でクレジットカード払いで購入すればポイント分の実質値引きを得ることができます。切手SHOPは5,000円以上のお買い物で、送料が無料になります。

申し込みの方法

現金書留はポストやコンビニでは扱っていない送り方なので、郵便局の窓口で申し込みます。窓口で現金書留を送りたいと申し出て専用封筒を購入します。専用封筒には、次の内容を書き入れます。

封筒の記入欄記入内容
お届け先のおところ、おなまえ、でんわ相手の住所・名前・電話番号
損害要償額中身の金額 未記入の場合は1万円とみなされます
お届け先相手の名前
ご依頼主のおところ・おなまえ・でんわ自分の住所・名前

現金書留封筒の封の仕方

現金書留専用封筒の裏面には、送り方の注意点とともに封の仕方が書いてありますが、わかりづらいという声を聞きます。手順は次の通りです。

1.「下ふた」を下向きに折ります。
2.現金や手紙を白い封筒部分に入れ、「中ふた」を下向きに折り貼り付けます。
3.「下ふた」をおこし、中ふたの上にかぶせて貼りあわせます。
4.「上ふた」で全てをかぶせるように貼りつけます。
5.上ふたで封をすると現れる3つの丸印に、割り印か署名をします。

割り印に使う印鑑は、シャチハタも認められています。押印後再度受付に封筒を提出すると控えを渡されるので、配達が完了するまで大切に保管します。

専用封筒の種類

現金書留専用封筒には、大小2種類があり、中身(実際には現金を入れる祝儀袋・不祝儀袋)のサイズから選びます。封筒代はどちらも21円ですが、大は定形外郵便となるため送料が変わります。

通常の祝儀袋・不祝儀袋であれば小の封筒でも入りますが、5万円以上にふさわしいような大型のものの送り方は大きい封筒になるでしょう。不安な場合は封筒を購入するときに窓口で実際に合わせて確認させてもらいます。

封筒の種類大きさ封筒の重さ
約142 × 215 mm約10.7g
約119 × 197 mm約8.5g

専用封筒に入りきらない場合

10万円などの高額のお祝いの場合に使う豪華なご祝儀袋や、特別なメッセージカードの送り方は、大きな方の現金書留専用封筒にも入らないかもしれません。

そのような大型郵便の現金書留での送り方は、自前で用意した封筒の前面に「現金書留」と朱書きして郵便局窓口に申し出ます。それ以外の手順は通常の現金書留の送り方と同じです。心配であれば、封をする前の段階で封筒、祝儀袋・不祝儀袋、手紙をセットにして郵便局窓口に相談しましょう。

速達扱いの現金書留の送り方

現金書留は速達扱いでの送り方にすることも可能です。現金書留の手続きをする際、郵便局窓口で「速達でお願いします」と申し出ます。

速達にすると料金が280円が追加されますが、通常の配達よりも半日~1日早く届けることができます。

手紙を同封した現金書留の送り方

現金書留は、現金と一緒に手紙を同封しても良い送り方です。銀行振込ではなくあえて現金書留を使うのは、お祝いまたはご不幸に伴う現金の送付という場合が多数なので、内容に応じたメッセージを同封しましょう。

便箋のまま現金書留専用封筒に入れても失礼にはあたりませんが、封筒に入れればより丁寧な送り方になります。便箋は三つ折りにするのが基本です。まず下から3分の1を上に向けて折上げ、上3分の1をかぶせるように折り下げた後、左方向に90度回転させて封筒の裏側から入れます。受け取った相手が右手で手紙を取り出して開くと、回転させることなく読める方法です。

三つ折りで封筒に入らない場合は、下から上に半分に折上げ、さらに下から上への折上げて四つ折りにして、三つ折りと同様に封筒に入れます。先に三つ折りにした跡が残ると恥ずかしいため、下書きで試してから清書の便箋を折るようにします。

品物を同封した現金書留の送り方

現金書留は品物を同封しても良い送り方です。現金が入っていると宅配便を使うことができないため、送料をできる限り抑えたい場合は、この送り方を試してください。

定形外郵便は現金書留を指定できる送り方です。定形外郵便の最大制限は、(1)最も長い辺が60cm以内、(2)縦・横・高さ3辺の合計が90cm以内、(3)4kg以内ですので、寄せ書き、ベビーウェア、ミニアルバム、文房具などを送ることができるでしょう。

また現金と一緒に、商品券、図書券、文具券などの金券を同封する場合の送り方も現金書留が使えます。現金+商品券代が補償額となりますので、3万円の現金+1万円の図書券を送りたい、というような場合は4万円が補償対象です。

結婚祝いの送り方

披露宴に招待されたけれども出席できない場合など、ご祝儀の送り方は、祝儀袋とお祝いの言葉を書いた手紙を同封して現金書留で郵送します。送り先は結婚式場ではなく、実家など招待状の差出人の住所です。式直前とならないよう、一週間前までには届くようにし、日程的に間に合えば大安の日を指定します。

祝儀袋と手紙の選び方

結婚祝いの送り方は、まず現金書留専用封筒に入りやすいようなご祝儀袋を選びます。水引で細工されている祝儀袋は豪華で素敵ですが、厚みが出て封筒に入りづらいので、水引や花柄などが印刷されているものを選びます。印刷されている水引は10本の結びきりか鮑結びが結婚祝いに適しています。

次に同封する手紙を用意します。お祝いですので、華やかな柄が入っていたり、カラーのものでも問題ありません。手紙は便箋2枚以上に書くのが正しい送り方ですが、1枚で終わった場合は後ろに白紙を付けます。

手紙を入れる封筒は用意してもしなくても大丈夫です。封筒を使う場合は、正式には口が2重になっているものとされますが、便箋とセットの柄ものなども喜ばれます。

祝儀袋に同封するお祝い状の文例

お祝い状には「慶事にふさわしくない忌み言葉や重ね言葉を使わない」という点と、区切れをイメージさせるため「句読点は使わず、句読点の代わりにスペースで調整する」という点にのみ気を付ければ、複雑なマナーはありません。リラックスしてお祝いの気持ちを伝えましょう。

「ご結婚 誠におめでとうございます 心ばかりではありますがお祝いを贈らせていただきます 笑顔の溢れる温かいご家庭をお築きになられますようお祈りいたします」

「〇〇さん この度はご結婚おめでとうございます ご招待いただきましたのに直接お祝いできずに申し訳ありません 結婚式当日のお美しい花嫁姿 お写真を楽しみにしております 今後のお二人の末永いお幸せをお祈りいたします」

香典の送り方

お通夜・告別式に参列できなかった場合などは、後日改めてご自宅に伺って、香典をお渡ししますが、ご自宅に伺うことが難しい場合は郵送します。香典の送り方は、香典袋とお詫びの言葉を書いた手紙を同封して現金書留で郵送します。

香典袋と手紙の選び方

香典袋の送り方は、まず現金書留専用封筒に入りやすいように、水引が印刷されているようなシンプルでフラットなものを選びます。ただし5万円などの高額のお祝いの場合は豪華な香典袋を選ばざるを得ないので、大の現金書留専用封筒での送り方になります。

次に同封する手紙とその手紙を入れる封筒を用意します。シンプルな縦書きの真っ白の便箋と、シンプルな一重の封筒を使います。宛名は(故人ではなく)ご遺族にして、便箋1枚に収めるよう簡潔に書きます。通常手紙が1枚で終わった場合は後に白紙を付けるのですが、お悔やみ状では付けないのがマナーです。また「追伸」はタブーです。

できれば薄墨の筆または筆ペンで書きますが、ご遺族を思う気持ちをより込められるというのであれば、書きなれているボールペンなどを使っても構いません。

香典に同封するお悔やみ状の文例

お悔み状には時候の挨拶や頭語を書かず本文から書き始めます。基本的な構成は次の通りです。

1.不幸を知った驚きと悲しみ、故人の人柄や想い出
2.遺族への慰めや励ましの言葉
3.葬儀に参列できなかったお詫び
4.お悔みの言葉

頭語はありませんが、結語に「合掌」を使うことができます。

「○○様には長年にわたりご懇意にさせていただき、ご高配を賜りました。残念でなりません。心からご冥福をお祈りいたします。 合掌」

「○○様ご他界の悲報に接し、お慰めの言葉も見つかりません。ご家族の皆さまにお悔やみ申しあげますとともに、謹んで○○様のご冥福をお祈りいたします。〇〇様のお優しい笑顔ばかりが心に残っており、残念でなりません。遠方のため、ご葬儀にも参上できず申し訳ございません。ご生前のお姿を偲びつつ合掌させていただきます。心ばかりですがご香料をご仏前にお供え下さいますようお願い申し上げます。」

コンビニでの現金書留の送り方

現金書留はコンビニでは扱っていない送り方です。現金書留専用封筒の販売も原則的にはありません。郵送に関する業務はコンビニなどの他社に委託することができないことから、現金書留の送り方は郵便局しか扱えません。仮に専用封筒を町のポストへ投函しても受付られないので注意してください。

仕事などが忙しくて近くの郵便局が開局している間に行けない、という方は、最寄の「ゆうゆう窓口」をご利用ください。ゆうゆう窓口は原則的に24時間・365日営業している窓口で、大きな郵便局に併設されています。日本郵便のホームページで、ご自宅の郵便番号などから検索することができます。

現金書留の送り方で注意したい封筒

現金書留では専用の封筒を使うのが通常の送り方ですが、祝儀袋・不祝儀袋が大きすぎて入らないなどの場合、自分で用意した封筒で送ることも可能です。

自分で用意した封筒での送り方は、封筒の表に赤字で「現金書留」と書き入れて窓口へ持って行く、という点だけが異なります。定形外郵便扱いとなりますので、送料は大きな方の現金書留専用封筒と同額と考えてよいでしょう。

ただしあくまでも定形外郵便+書留としての送り方になりますので、定形外郵便のサイズ制限があります。定形外郵便では最大が(1)最も長い辺が60cm以内、(2)縦・横・高さ3辺の合計が90cm以内、(3)4kg以内と定められています。

現金書留での小銭の送り方

現金書留は、お札だけでなく小銭も大丈夫な送り方です。二重となった封筒の内側に直接入れて封をするという、通常の現金書留の送り方で大丈夫です。

ただし、封筒の中で小銭がちゃがちゃ動いて封筒が破けたら、や、受け取った相手が見落としたら、という心配もありますので、台紙を用意してセロハンテープで貼り付ける方法がおすすめです。小銭にベタベタが付くのが気になる方は、粘着力はセロハンテープよりも劣りますが、メンディングテープやマスキングテープを使います。

他には名刺大などのミニ封筒やポチ袋を用意して小銭を入れてから現金書留専用封筒に入れる、メッセージに封入金額と小銭の内訳(500円〇枚、100円〇枚など)を明記する、といった送り方もあります。現金の授受ですので、トラブルの原因を作ることのないように心がけます。

なお、海外の小銭のみの送り方は現金書留ではなく普通郵便や定形外郵便になります。

現金書留の送り方で気をつけたい切手

現金書留は町中のポストに投函することができません。必ず郵便局の窓口での手続きが必要な送り方です。切手は現金書留の封筒に貼りつけるのではなく、郵便料金の支払いに使うことを目的に未貼り付けの状態で窓口に持っていきます。

一方、切手そのものの送り方は、現金書留とは決められていません。そもそも切手の郵送方法には特に決まりがなく、返信用封筒に切手が貼ってあることからもわかるように、通常の郵便でも違法になりません。

ただし、万一の際の補償がないので、500円程度以上の切手を送る場合は簡易書留での送り方がおすすめです。簡易書留は通常の送料に+310円で設定でき、5万円までの補償をつけることができます。

簡易書留の送り方

簡易書留の送り方は、普通の封筒に通常通りに宛先の住所と名前を書き入れて、郵便局の窓口に簡易書留を送りたいと申し出ます。封筒には自分で「簡易書留」と朱書きしても構いませんし、そのまま出せばハンコを押してくれます。

窓口では専用申込用紙を渡されるので、次の内容を書き入れて渡します。

・ご依頼主のご住所・お名前欄:自分の住所・名前
・お届け先のお名前欄:相手の名前
・申出損害要償額:切手の額面金額
・摘要欄:切手

受付が終わると、問い合わせ番号を記入した控えを渡されるので、配達が完了するまで大切に保管します。

現金は安心安全な現金書留で送ろう

現金の送り方は現金書留と定められています。コンビニでの手続きはできず、郵便局の窓口で申込みます。ゆうゆう窓口ならば、夜間や祝日にも対応してくれます。

郵便局で現金書留専用封筒を21円で購入し、通常の送料に430円の書留料金と、補償金額が1万円を超える場合は5千円ごとに10円の追加料金を支払います。専用封筒に入りきらない大型郵便の送り方は自前の封筒で対応します。送料の支払いには現金か切手が使えます。

現金、祝儀袋・不祝儀袋の他、手紙や品物も同封することができる送り方ですので、お祝いや悲しみの気持ちをより伝えることができます。

現金書留では小銭も送ることができます。台紙に貼ってから封入すればトラブルを回避できます。一方切手の送り方では現金書留を使用しません。補償が必要な場合は簡易書留をおすすめします。

現金のやりとりでトラブルに巻き込まれないためにも、上手に現金書留を使いましょう。