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「しんどい」の意味|ネット/オタク/若者/方言/関西弁

Author nopic iconチルヲ
カテゴリ:方言

初回公開日:2018年02月15日

更新日:2020年08月29日

記載されている内容は2018年02月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「しんどい」の意味|ネット/オタク/若者/方言/関西弁

「しんどい」の本来の意味とは?

「しんどい」は、普段のなにげない会話の中で「なんかしんどくない?」「しんどいな」などと使うくらい、日常の挨拶にも使われている言葉です。「しんどい」は「ひどく疲れている」などのくたびれた様子や、面倒が多いさま、骨が折れるさまなどの意味を表した京阪神地方で使われる方言です。

近い親戚にあたる言葉に、「せんどした」という方言があります。「せんど」とは漢字で「千度」と書き、「しっかり頑張った」であるとか「よく働いた」という意味を込めて、回数を表現する「千度」が使われていると言われています。

このように、国語的にはきちんと意味があり確立されている「しんどい」ですが、使われ方としては非常に幅広く、今や意味があって無いくらいの言葉になっています。

「しんどい」という言葉の語源は?

「しんどい」という言葉は、「シンド」という名詞が形容詞化した言葉だと言われています。「シンド」という名詞は、漢語の「辛労」や「心労」という意味の「シンロ」から来ており、「シンロ」が表す「疲れ」であるとか「心労」が、そのまま「しんどい」が持つ言葉の意味と直結していると言って良いでしょう。

「あーしんどい」をその意味である「疲れた」を使って、「あー疲れた」と置き換えることはできます。しかし、どこか微妙にニュアンスが違います。それは、「しんどい」を使うことで、「くたびれた」や「疲れ切った」という体の弱りだけでなく、気持ちの面で「やる気を失ってしまった」というような要素が加わるためでしょう。

「しんどい」の使い方は?

「しんどい」の意味|ネット/オタク/若者/方言/関西弁
※画像はイメージです
出典: People in Couch · Free Stock Photo

下記の「しんどい」のパターンは、それぞれに意味の解釈は違ってきますが、共通して「自分にとって好ましくない状況」という場合に使われています。

運動後や仕事終わりなど、頑張ったあとに

「はぁ~しんどい」→「はぁ~疲れた」という意味で使います。

体調不良や風邪を引いて調子が悪い時に

「今日はちょっとしんどい」→「今日はちょっと体調が悪い(苦しい、辛い)」という意味で使います。

仕事や手伝い・作業などで気が進まないと感じた時に

「うわ、これしんどい」→「うわ、これ大変(面倒くさい、だるい)」という意味で使います。

「しんどい」の意味に似た方言は?

かったるい

「かったるい」はわりとどこでも通じる方言で、「だるい」や「辛い」などの意味を表します。「しんどい」と似ていますが、使うニュアンスは地域ごとに違い、もっぱら「面倒くさい」というニュアンスで使われる場合が多いです。地域によっては、「しんどい」よりも「かったるい」が多く使われるところがあります。

ネットでの「しんどい」の意味は?

最近の若者たちは、LINEやインスタグラム、ツイッターなどのコミュニケーションツールを多彩に使いこなしています。彼らがそれらのコミュニケーションツールで日常的に使っている言葉は、まるで呪文です。意味の違う2つの言葉の頭とお尻をくっつけたり、簡略化したり、アルファベットで記号化したりと実に多種多様で、年配者にとっては解読困難な言葉ばかりです。

いつの世でも、こうした若者言葉は世代間のカルチャーギャップネタとして定番であり、「しんどい」という言葉の意味も、両者の間では微妙に違いが生まれ、今や若者独自の使い方がされています。

ネットでの「しんどい」の使い方

使い方の例