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「寛大な」の使い方・類語・敬語・「寛容な」との違い|始末書

Author nopic iconLatte
カテゴリ:ビジネス用語

初回公開日:2018年02月03日

更新日:2020年07月24日

記載されている内容は2018年02月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「寛大な」の使い方・類語・敬語・「寛容な」との違い|始末書

「寛大な」の使い方

「寛大な」と聞いて皆さんはどんなイメージを思い浮かべますか。なんとなくイメージを思いつくことはできても、いざ細かく説明するとなると自信をもって説明できない人も多いはず。そして「寛大な」は多くの文章で使用されており、使用する場面で重要な役割を担っています。

「寛大な」の場面に分かれた使い方、そして類義語である「寛容な」の意味の違いについて確認してみましょう。

寛大な処置

「寛大な処置」という言い方は、謝罪文や詫び状、始末書などで使用されることが多くあり、「寛大」は「むやみに責めないこと」、「処置」は「物事に始末をつけること」という意味があります。

使い方としては、謝罪文章を書く時に、同じ過ちを繰り返さないことための対応方法を記した後に「今回に限り寛大な処置を賜りますよう」などのように謝罪の内容に対して相手にお許しを得るための結びの言葉として使います。

中には「措置」と表現するケースもありますが、「物事をそのままに打ち捨てておくこと」という意味があるので、謝罪文などで使用する際には決着がついてない場合のことが多いので、「寛大な処置」と表現するほうがふさわしいです。

寛大な対応

続いて「寛大な対応」という言い方を聞いたことはありますか。こちらも謝罪文や詫び状で使用することのある表現ですが、文中で使用するタイミングで多いのはミスなど、過失をしてしまった際、相手がミスや過失に対して責めないことに対しての対応に感謝する場合です。

こちらの過失に対しての謝罪の後に、相手の対応に対して「寛大な対応ありがとうございます」と感謝の意を表現することができます。

謝罪文や詫び状を作る際に、申し訳ないという気持ちを持って作成します。どうしてもネガティブな内容になってしまいますが、「寛大な対応ありがとうございます」のような相手に対する思いやりの気持ちを伝えることで文章の中に相手を敬う気持ちを伝えることができます。

寛大な人

皆さんは「○○さんは寛大な人だ」と使うことはありますか。「寛大な人」と聞くと、一般的に穏やかで人格者のような印象を持つ人も多いのではないしょうか。実際はどんな意味ああるのでしょうか。

「寛」には「広い」「くつろぐ」「ゆとりがある」などの意味があり、気持ちに余裕のある様子が感じ取ることができます。「寛大な」の意味の中に「むやみに責めないこと」だけではなく「思いやりがある」や「器が大きい」などの意味もあります。

人に対して「寛大な」を使う場合は「思いやりがある人」「器が大きい人」と言い換えることができます。誉め言葉として使うのもいいです。

寛大な処分

「寛大な処分」という言葉を聞いたことはありますか。警察が検察庁に送る容疑者の身柄や捜査した書類に対して処罰に対する意見を伝える際の表現で使用します。「寛大な処分」とは厳しい処分を求めないことの意味合いで使用します。また「寛大な処分をお願いします」と犯した罪に対して使用することがある。寛大処分と表現されることもある。

そのほかに検察に判断をゆだねる「相当処分」、起訴を求める「厳重処分」、起訴を求めない「しかるべき処分」などの表現がある。

「寛大な」の類語

「寛大な」の類語として「寛容な」という言葉があります。このふたつは似ていますが違いはどこでしょうか。

「寛大な」と「寛容な」の違いとは?

「寛大な」に似ている、「寛容な」とは?

「寛容な」とは、心が広いさま、相手をむやみに責めないこと。の意味があります。これは「寛大な」と同じですが寛容には、それらの意味に加えて「相手の行動、言動を受け入れる」という意味もあります。「寛容な」は相手を受け入れることが含まれています。

このふたつは相手に対しての対応の方法に違いがあります。「寛大」には広い範囲での相手を受け入れる意味があります。ここでは相手の行動や言動に影響されることはありません。そして「寛容」には相手の行動を受け入れて影響されるという印象もあります。似ている部分は多いふたつの言葉ですが、相手に対する反応でわずかながらの違いを発見することができます。

「寛大な」を敬語にすると?

「寛大な」を敬語にすると、たくさんの表現に変えることができます。こちらも主に謝罪文や詫び状で相手に対する行動に対して使用することが多いのですが、「寛大な」を使用した敬語なら「寛大なお言葉を頂戴し、感謝しております」「寛大なご配慮いただきありがとうございます」や「寛大なご処置を賜り恐縮です」などの使用例があります。

また「寛大な」を使わないで使用されるものですと「お気遣いいただきありがとうございます」「ご配慮いただき恐縮です」や「ご配慮いただき感謝いたします」といった表現で似たような意味合いになります。

「寛大な」を使わなくても意味は十分伝わりますが、「寛大な」を言葉の中に織り込んで相手に伝えることで相手の行動や対応に対する敬意を伝えることができます。「寛大な」のひとことを上手に活用することで相手への関係が良好なものになることもあります。

メールで「寛大な」を使うとき

メールで「寛大な」を使用するのは、謝罪に対するメールの中に相手の対応に対する感謝の気持ちを伝える場面で使用します。先述した「寛大な処置」や「寛大な対応」などと使用することができます。謝罪文で後半に使用されることもありますが、文章の前半に使用する場合もありますので、内容によって使用するタイミングは使い分けることもできます。

メールでの謝罪文は紙のものと異なり、なんとなく事務的に感じてしまう文章になりがちです。しかし、「寛大な」という言葉を使うことで、メールでも相手に対する敬意や感謝の言葉を伝えることができます。タイミングに合わせて「寛大な」と敬語の表現をうまく使用できることでメールでの表現もワンランク上げることができるきっかけになるチャンスがあります。

始末書で「寛大な」を使うとき

始末書は顛末書と違い、業務などで過失や規程違反をした者が、事実関係を明らかにするとともに謝罪し、再発させないことを誓約するための書類のことを言います。過失に対しての振り返りだけでなく、過ちに対しての「寛容な処置」「寛容な対応」を使うと言うことは、二度と同じ過ちを繰り返さないという決意の表れになります。

始末書には、過失の内容や原因、謝罪の言葉、解決策を入れることは重要で、必要な情報ですので必ず書かなければなりません。そして、「どうか寛容な処置をお願いいたします」のような、結びの文章で「寛容な」と言う言葉を使います。

相手に「寛大な」対応を求めることは大きな決意をもって使うとともに、相手が「寛大な」対応をしてくれることへの感謝の意味もあることを忘れてはなりません。

「寛大な」を上手に使おう!

「寛大な」という言葉には人の性質についても使うことができますが、相手の言動や行動に対する敬意や感謝の気持ちを表現する場面で重宝されます。特に謝罪文や詫び状などで使用されることも多く、文章の中で使用することで敬意と感謝の気持ちがより強力なものに変わっていきます。手書きの文章だけではなく、メールでも効果的に使うとよいです。

「寛大な」という、言葉をうまく活用することで相手に対しての気持ちをより的確に伝えることができます。そして、自分自身にも自分以外の誰かに対しても「寛大な」を要求することの責任を感じながら、活用していくことで関係構築のきっかけや、効果的な謝罪などの相手との良好な関係を作るための手助けになるはずです。