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方言「したっけ」の地域別の意味と使い方|千葉/茨城/北海道/埼玉

Author nopic iconnao_884
カテゴリ:方言

初回公開日:2018年02月21日

更新日:2020年02月28日

記載されている内容は2018年02月21日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

方言「したっけ」の地域別の意味と使い方|千葉/茨城/北海道/埼玉

方言への憧れ!

出身地の話になると決まって話題に挙がるのが「方言について」です。例えば、関西弁は異性から人気がある、九州の女の子のしゃべり方はとてもかわいい、など方言についてはさまざまな逸話が存在し、東京出身の人や、特に方言のない地域出身の人からすると、方言があるなんて羨ましい、と思われることも多いでしょう。

ですが、方言を操る地方出身の人にとって出身地以外の場所で自分の出身地の方言を話すことは本当にメリットしかないのでしょうか。方言を使うことで困ることはないのでしょうか。

伝わらないもどかしさ

方言を使う地方出身者には人知れぬ苦労が多くあります。それまでの人生の中で当たり前のように使用していた言葉たちが、軒並み人に伝わらない。そんな時、地方出身者は心底困り果ててしまいます。ここは外国なのだろうか、そんな絶望的な気持ちを味わうこともあるでしょう。

地方出身者は自分が使う言葉である方言が、標準語でどのような意味にあたるのか、うまく説明できないことも多く、話がいまいち伝わっていないと感じることもしばしばあるでしょう。

また方言の中には、同じような意味をもつ言葉でもの中でも微妙なニュアンスの違いを伝えるような表現も多く、標準語では自分の真意を伝えることができない、という地方出身者の声も多く聞こえてきます。地方出身者にとっては、自分の使う方言がいかに生活に染みついているものなのかを実感させられる経験になるでしょう。

だけど気になる方言!

方言には伝わりにくいもどかしさもありますが、その言葉や話し方を聞くだけで故郷を思い出すことができるという、暖かい魅力も存分に溢れています。そんなぬくもり溢れる方言が、やっぱり気になるという人も多いのではないでしょうか。

今回は、そんな方言の中でもさまざまな地域で使用されている言葉についての特集記事です。方言が好きな人も、そうでない人も、または自分の出身地でもその言葉使用している、という人も、ぜひ方言の魅力について一緒に考えていきましょう。

地域別の方言「したっけ」のあらわす意味と使い方

方言「したっけ」の地域別の意味と使い方|千葉/茨城/北海道/埼玉
※画像はイメージです
出典: Talking - Free pictures on Pixabay

「したっけ」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。主に東日本で使用されることがある方言です。この「したっけ」ですが、実は1つだけではなく、さまざまな地域で使用されていて、さらにはその言葉の持つ意味も地域ごとに少しずつ異なります。

では「したっけ」という言葉について、話されている地域ごとにその意味と使い方をご紹介していきます。自分の出身地でも「したっけ」を使う、という人も「したっけ」という言葉の意味がさっぱりわからない、という人も「したっけ」の魅力を味わってみてください。

千葉

まずは千葉県での「したっけ」についてご紹介します。その前に、東京にほど近い千葉県に、方言があるのか疑問を持たれる方も多いでしょうが、千葉県にも方言は存在しています。

千葉県の中でも方言には地域別になんと3種類ほどの分類があります。ですがその分類の中に大きな違いはなく、共通の方言も存在しています。また、やはり東京に近いこともあり、千葉弁を話す人はそんなに多くはいません。

そんな千葉弁の中でも割と浸透しているのが「したっけ」です。その意味は、だけれども、そうしたら、そうだとすると、などです。次に紹介する茨城県の「したっけ」ともよく似た意味合いといえるでしょう。

茨城

千葉県とほど近く、同じ関東圏の茨城県では「したっけ」をどのように使っているのでしょうか。茨城県というと関東圏の中でも方言が強そうなイメージがありますが、実際はどうなのでしょう。

茨城県の「したっけ」の使い方は、千葉県とおなじく、だけれども、そうしたら、そうだとすると、といった意味で使用されています。

北海道

「したっけ」を使用する地方の中でも有名なのが北海道でしょう。北海道といえば代表的な方言の中に「なまら」などがありますが「したっけ」も同じくらい全国的な知名度があります。

北海道では「したっけ」には先ほどまでにご紹介してきた関東圏の2つの県である、千葉県、茨城県と同じ意味合いで使われていることが多いです。そうしたら、という意味合いの接続詞としての使用方法です。

北海道の方言「したっけ」のもう1つの意味

そうしたら、という接続詞としても使用方法以外にも北海道には特徴的な「したっけ」の使い方が存在しています。

それは「さようなら」と同じ意味です。人と人とがさようならをして別れるときに「したっけね」と言って手を振ったり、または電話の切り際に「したっけね」と言って電話を切断する、などというように使用をします。北海道以外の出身者からすると「したっけ」と言われると、その後になにか言葉が続きそうな気がしますが、そうではありません。北海道の人にとっては締めの挨拶といっても過言ではありません。

埼玉

ほとんど方言がないようなイメージを持たれやすい埼玉県ですが、多少の方言が存在しています。東京都のベッドタウンとしても名高い埼玉県ですので、方言はあまりメジャーではありませんが「したっけ」はどのように使用されるのでしょうか。

埼玉県でも「したっけ」は接続詞の働きをします。そうしたら、それならば、という意味です。埼玉の方言としても同じような意味で使用されているということは、全国的にも通用する方言であるともいえます。

埼玉県も地域によって3分類ほどの方言の種類があります。川越や秩父でも微妙に使用されている方言が異なりますので、注意が必要でしょう。

宮城

宮城県といえば、仙台が有名です。東北地方の中でも、観光地として人気が高い宮城県ですが、方言は強いのでしょうか。東北地方というと、関東などに比べると方言が強いイメージを持たれやすいですが宮城県についてはどうでしょう。

「したっけ」の使用方法は、関東圏と同じというよりは北海道と同じニュアンスで使用されています。かなりメジャーに使用されていて、宮城県の方言であることに気が付かずに使用されている場合が多いです。

また、仙台より盛岡の地域で「したっけ」が多用されています。仙台地域の人たちはさほど方言を使用しなく、ほぼ標準語のような言葉を使用することができます。そのため、観光目的などで仙台を訪れても方言で苦労をすることはないでしょう。逆に宮城県ならではの雰囲気を楽しみたい人には盛岡の地域観光をおすすめします。