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方言「えらい」の地域別の意味と使い方|関西/三重/京都/九州

Author nopic iconさとひろろ
カテゴリ:方言

初回公開日:2018年02月19日

更新日:2020年02月26日

記載されている内容は2018年02月19日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

方言「えらい」の地域別の意味と使い方|関西/三重/京都/九州

地域別の方言「えらい」のあらわす意味と使い方

地方に旅行や出張で足を運んだ際に、「えらい」という方言を聞いて会話がちぐはぐになったという経験ありませんか。日本各地には、それぞれ違う意味を持つ「えらい」という意味の方言があります。

地域別の方言「えらい」の意味を正しく理解して、会話をスムーズに行いましょう。

標準語の「えらい」の意味と使い方

方言の「えらい」の意味と使い方を確認する前に、標準語の「えらい」の意味を振り返りましょう。標準語で「えらい」は、賢いや他の人よりも優っているという意味で使われることが多いです。

標準語の「えらい」は、漢字にすると「偉い」と表記されます。標準語を話す人は、「えらいは偉いという意味だけで使われていると思いがちです。地方の方言では、別の意味であることが多いので注意しましょう。

関西の方言で「えらい」のあらわす意味と使い方

日本の方言の中でも特徴があると言われている関西弁では、「えらい」には大きく5つあると言われています。1つは、標準語と同じ賢いという意味合です。ここでは、それ以外の関西弁独自の「えらい」の意味を4つご紹介します。

関西の方言での「えらい」の意味①しんどい

関西の方言で「えらい」は、しんどいや疲れている、だるいという意味で使われることもあります。「今日の仕事は、えらかった」と関西の方言を話す人に言われた場合、あなたの仕事ぶりが褒められているのではなく、しんどかったという意味で使われています。

使い方としては、「今日は、徹夜でえらかった。(今日は、徹夜でしんどかった)」、「えらいことするねんな~。(しんどいことをよくするね)」などです。

関西の方言での「えらい」の意味②とても

関西弁では「えらい」は、「ずいぶん」や「とても」という意味の方言としても使われます。関西だけでなく、他の方言でも「えらい」がこの意味で使われることもあります。使い方としては、「今日は、えらい寒い日やな(今日は、とても寒い日だね)」などです。

関西の方言での「えらい」の意味③困ったことになった

関西の方言を話す人が「えらいことになった」と慌てていたら、大変なことが起こったという意味です。あなたは、なにか手助けできないか聞いてみる良いでしょう。

かなり大変なことの場合には、関西弁を話す男性が接頭辞「ど」をつけて「どらいこと」と話すこともあります。使い方としては、「どえらいことしてくれたな(大変なことをしましたね)」などです。この言い方をされる時には、相手は怒っていることも多いでしょう。

関西の方言での「えらい」の意味④常識はずれな

関西の方言で「えらい」は、常識はずれや普通ではないというニュアンスの意味で使われるケースもあります。

関西の人から「えらい恰好やな(常識はずれな格好ですね)」と言われた場合には、要注意です。関西のファッションを取り入れると良いでしょう。

三重の方言で「えらい」のあらわす意味と使い方

三重の方言でも「えらい」は、標準語の偉いという意味で使われることもあります。しかし、関西弁と同じように三重の方言ならではの意味で使われるケースも多いです。

三重の方言での「えらい」の意味①大変だった

大変だったことを三重の方言では、えらいという言葉で表現します。「今日は、えらかった」という言葉は、「今日は大変だった」という意味です。前後の文脈によっては、今日は偉かったという意味の場合もあるので、注意が必要です。

使い方は、「えらい思いをして頑張った(大変な思いをして頑張った)」などです。

三重の方言での「えらい」の意味②しんどい

三重の方言で「えらい」は関西の方言と同じように、「しんどい」や「だるい」というニュアンスで使われることも多いです。三重の人から「えらそうにしとるな」と言われた場合は、「威張っているように見える」という意味か「しんどそうだ」という意味か推測しましょう。

使い方としては、「えらい日だった(しんどい日だった)」などという言い回しをします。

京都の方言で「えらい」のあらわす意味と使い方