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方言「あーね」の地域別の意味と使い方|福岡/九州/和歌山/埼玉

Author nopic iconkyo5kira2
カテゴリ:方言

初回公開日:2018年02月26日

更新日:2020年02月14日

記載されている内容は2018年02月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

方言「あーね」の地域別の意味と使い方|福岡/九州/和歌山/埼玉

群馬流「あーね」の意味と使い方

「あーね」を方言にもつ多くの地域で、意味としては同意を表す言葉として使われています。しかし、群馬は単なる同意とはニュアンスが違います。

大きな意味では同意を示すのですが、群馬の方言を標準語に直した時の意味は「あーそういうことね」や「あーなるほどね」「あー確かにね」という言葉になります。

標準語にした時の表記を見ると、群馬の方言である「あーね」は方言というより、略語に近いことがわかります。「あー」はそのまま「あー」「ね」が「(なるほど)ね」「(確かに)ね」「(そういうこと)ね」といった感じです。

群馬県民以外が聞くと、言葉の響きが良くないと感じたり、軽い言葉に感じ真剣に話しを聞いてもらっていないと感じることがあります。しかし、ちゃんとした方言ですから、周りが理解を示すことが求められます。

長崎などの方言?「あーね」

長崎と言えば、古来より南蛮との貿易が栄え、西洋文化が発達したまちです。多くのキリシタンが住み、日本語だけでなくオランダ語なども使われていたと言われています。

どちらかと言えば洗練されたイメージの長崎ですが、方言はもちろんあります。本州の人間で長崎の方言を一回で理解できる人は少ないのではないかと言われるくらい、独特の言葉が多くあります。

有名な方言と言えば「せからしか」でしょう。これは「うるさい」という意味の言葉ですが、初めて言われても意味は分からずとも怒られたことははっきりとわかる方言として有名です。

そんな長崎や鹿児島など福岡以外の九州において「あーね」という方言はあるのかを調べてみました。

方言とは言いがたい「あーね」

福岡が発祥の地と言われる「あーね」ですが、同じ九州の長崎などでは方言としての定着はありません。どちらかというと、SNSなどで使う若者が増えたり、福岡を旅して知った言葉を地元に持ち帰る形で広がりをみせ、今では長崎などでも広く知られる言葉となりました。

ですから、長崎などの人が使う「あーね」は、福岡県民の使う「あーね」と同じ意味でつかわれることが多く、広い意味の同意を表す言葉として使われています。

独自に進化をとげ、適当に受け流すときにつかう方もおられますが、なるほどね、やそうだねといった意味は変わりません。

長崎弁は知らない人が聞くと、喧嘩していると勘違いするほど強い言葉が多く、「あーね」は柔らかな物言いに、可愛いと感じ使う若者が多くいます。

意味は同じでもイントネーションで意味が変わる方言

「あーね」という言葉1つとっても、各地で少しずつ違いのある言葉として成り立っています。大体の意味は「なるほどね」「そうだね」という同意でしたが、話し方によって同意でも感心を含めることができる優れた言葉でした。

一方で略語として使う若者が多く、方言ではない地域もありましたが、言葉としてはしっかりと根づいていたのがわかりました。

聞きなれない人が聞くと不快に感じることもある「あーね」は、使う場所や相手を選ぶ可能性があります。返事全てを「あーね」と返すのは避けたほうがいいでしょう。

その土地に行けば少なからず方言がうつってしまうことはありますが、意図的に方言を使うならば、きちんと意味を理解し、使い方を間違えないようにしましょう。

「あーね」に限らず、方言はその土地の人が話すから、自然で可愛く聞こえるという特徴があります。無理に合わせることなく自分らしく会話を楽しみましょう。