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【種類別】コートのボタンの付け方・修理方法・かかる料金

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カテゴリ:ファッション知識

初回公開日:2018年02月20日

更新日:2020年03月10日

記載されている内容は2018年02月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【種類別】コートのボタンの付け方・修理方法・かかる料金

種類別コートのボタンの付け方

コートのボタンは意外な時に無くなっていたり取れかかっています。いざというときのためにつけ方と身に着けていると役に立ちます。

チェスター

チェスターコートには胸に箱ポケットと両脇にフラップ付きポケットがついている、ウエストの部分が括れている形のシルエットコートのことです。イングランドのチェスターフィールド伯爵が愛着したことからついた名前です。

チェスターコートのボタンのつけ方には、ボタンに根巻きをして固定させる方法です。それから、もう一個の方法はボタン縫い付けた下に力ボタンを付けることです。

通常の秋冬のコートはしっかりとしたウール生地などを使って作られています。そのため寒さを防ぎ、体を暖かく保温してくれます。ただ防寒用で生地が厚いので、春先などに着用するスプリングコートなどに比べて毛量が重いです。

根巻き

チェスターコートは生地が厚いためボタンを付ける時は一苦労です。

根巻きのボタンのつけ方はボタンの下にクルクルと糸を巻きつけることをいいます。ブラウスは生地が薄いので2~3回くらいまけばよいのですが、コートの場合は生地が厚いので固くなったなとわかるくらい巻き付けましょう。

力ボタン

根巻きのつけ方とほぼ同じなのですが、ボタンと生地その下に力ボタンを付けましょう。力ボタンは見えるボタンよりも小さいもの(標準は10mm以下)ボタンを選びましょう。

コートのボタンの修理方法

コートのボタンは中でもフロントのボタン付け修理が多いのですが、原因として考えられることは初めから取り付けが簡単にできているため、留外しのしづらい位置やバスト~ウエスト付近の位置で負荷が掛かりやすい事でしょう。

留外しの回数がふえることで、摩擦で糸もとれやすくなり、負荷が掛かれば(引っ張られる)よりもっととれやすくなります。負荷が掛かり外れた場所は生地も破れていたり弱っている事もあるので、補強した上で修理する事をおすすめします。

自分での修理が困難な場合は直し屋さんにお任せしましょう。

コートのおしゃれなボタンの付け替え方法

コートにはおしゃれなボタンがたくさんあります。コートの色やデザインによってもおしゃれなボタンは多種多様なものでしょう。

おしゃれなボタンなので付け替え方法にも一工夫が必要です。そこで紹介したいのが、ザンパテ・グリアート(鳥の足)というボタンの付け替えがあります。

イタリア式の付け替え方で、四つ穴のボタンの穴に鳥の足のように縫い付ける技、下の穴から通して左の穴に入れ、また下の穴を通して上の穴に入れ、また下の穴を通して右の穴に入れる、という手順の付け替え方です。

見てすぐに鳥の足とイメージできるのでかわいい仕上がりです。ボタンが少し斜めに付くので、意外にも取れづらいのがメリットとして挙げられます。初心者さんにも挑戦して欲しいです。

コートのボタンをなくしたときの対策

コートのボタンはどんなに丁寧に扱っていてもふとした時に無くすことはあります。そんなときの対策となくさないための方法を今から紹介します。

洗濯時には洗濯ネットに入れて個別に洗って気をつけましょう。ボタンがない場合はメーカーからボタンを取り寄せて付け替えましょう。身に着けているときにボタンの損傷や取れに気づいた時は、予備のボタンが、買った時にコートの裏地部分に付いているので予備ボタンがあればそれを付けてみましょう。

しかし、いくら探しても予備のボタンもない場合は服を販売しているお店にボタンの事を問い合わせてみてください。

購入してから間もないのであれば、メーカーさんに予備のボタンがたくさんある場合もあります。もしかすると、流行のファッションは入れ替わりが急速なので、1年以上経っているなら問い合わせてもらっても見つからないということも多々あります。

コートのボタンの縫い方

コートのボタンが2つ穴が空いているボタンの場合は、まず、ボタンを付ける位置に印をつけます。糸を長めに切り、針に糸を通してから糸の端同士を、玉結びにします。縫い付けたい位置に表から針を刺し、少々すくって表面に出しましょう。玉結びを裏に出さず、丈夫に仕上げる方法です。

ボタンの穴に裏から糸を通し、次に表面から裏面に通します。あまり強く引かないようにしてください。穴の幅より少し狭い幅の場所に針を刺し、裏面に引き抜きます。ボタンを掛けた際に来る布の太さを考え、少し余りを持たせて浮かせましょう。穴の幅より少し狭い幅の場所から、針を表に出します。この作業を2回繰り返します。

糸足(ボタンと布の間のところ)に、固めに3回ほど巻きつけます。根元に針を刺し、裏面に引き抜きます。玉止めをし、縫い目に一度通しましょう。縫い目に近い部分から表面に出し、糸を切ります。縫い目や布を切らないように気をつけましょう。

箇所別コートのボタンの付け方

肩にボタンがついているトレンチコートなどには、エポーレットと呼ばれるボタンが肩に装着しています。使用方法としてはバックの紐を肩にかける時やナップザックを背負う時、このエポーレットの中に紐を入れると大変画期的です。

このエポーレットのボタンは、通常のボタンの付け方とほぼ同じです。ただ、目に見える部分として強調されるので、追い込みにやる縫い糸の巻き方をかいつまんで、外れないくらいにしておけば十分です。

しかし、裏地がついているコートですと、裏地に縫うときの縫い方が少々異なりますので、裏地を糸を通さないように、始めは表から縫い始めてボタンで隠れる程度にしておきましょう。表地だけを縫うことに気を付けましょう。

後ろ

後ろのボタンのつけ方はPコート、ダッフルコートなど背中の後ろについているベルトは、大体が使用するための物ではなく、単なる装飾目的もしくはデザイン重視のためだけにつけられています。

このことにより、トレンチコートのエポーレットとイコール、裏地に縫い糸が出ないように、表地のみ縫い糸が出るようにボタンを縫い付けましょう。難しい場合は一針一針裏表を確認しながら縫うのもコツです。

コートのボタンの付け替えにかかる料金

コートのボタンのお直し屋さんによってもかかる料金は異なります。そして、持っているボタンを付け替える場合の平均としての金額は150~500円前後+税額でしょう。ボタンを無くしてしまって新規で付け替える場合の平均としての金額は700~1500円前後+税額でしょう。

もし、ブランドのコートでボタンを無くしてしまった場合、同じボタンにしたいというときは問屋さんに問い合わせをしなければなりません、そしてボタンの料金も変わってくるでしょう。

ドットのボタン付けの場合は平均で800円~1500円前後+税額でしょう。

詳細はお近くのお直し屋さんでお問い合わせください。

丈夫な糸選びから縫い付けをしましょう

コートのボタンを縫い付けるときは、まず縫う糸のカラーを布と同じにしましょう。そして、使う糸の種類で丈夫に縫いましょう。木綿や麻のコート布地にはカタン糸、ウールや合成繊維布地には穴糸、標準のコート布地には絹穴糸をおススメします。

なぜならば、絹穴糸はこの生糸を原料とした長い繊維の縫い糸で、柔らかさがもっとも美しく、柔軟、繊細でコートには良いでしょう。

コートのボタンを取れにくく付けるカギは、針は布に垂直に縫い付けることです。曲がって糸をさすと、布の面と糸がこすれてしまい、ボタンがほつれやすくなります。

まずは、布の面とボタンの間に空間を作ってあげましょう。大体2~4㎜程度の幅があればよいでしょう。布の面とボタンの間に、最初から綿棒などを間において糸を通して、綿棒を間から取ってから、根巻きをしっかりつけて、裏地でしっかり玉結びで留めれば完成です。