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長野の方言一覧|ずく/ずら/だ/なから/めた

Author nopic iconとらこ
カテゴリ:方言

初回公開日:2018年03月16日

更新日:2020年07月01日

記載されている内容は2018年03月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

長野の方言一覧|ずく/ずら/だ/なから/めた

長野の方言一覧

長野の方言は、語尾につける方言やイントネーションの違いなど、さまざまな方言があります。さまざまな種類の方言がある理由の一つが、長野県は周りをぐるりと他県に囲まれているという立地条件にあります。

そのため長野の方言は、周りの8つの県の影響を大きく受けた方言ということになります。
「信州弁」とも呼ばれる長野の方言には、どんな方言があるのでしょうか。方言の一覧を紹介します。

ずく

長野の方言で一番ポピュラーな方言は、「ずく」です。「ずく」の意味は、「やる気、気力」という意味です。

大抵は「ある」や「無い」を伴って使いますが、「ずくなし」のように、一つの単語として使うこともあります。使い方の例は以下になります。

・毎朝同じ時間にランニングするのはすごいです。よくそんな「ずく」があると感心します。(よくそんな「気力」があるなと、感心します。)

・ 毎朝同じ時間にランニングをしていましたが、もう「ずく」がなくなりました。
(毎朝同じ時間にランニングをしていましたが、もう「やる気」がなくなりました。)

・ 庭の草取りをしないのは、「ずくなし」だからです。(庭の草取りをしないのは、「面倒くさがり屋」だからです。)

ずら

「ずら」も、使う人が多い長野の方言の一つです。「ずら」の意味は、「〜でしょう」「〜だろう」という意味で語尾に使います。過去形は「つら」になります。使い方の例は以下になります。

・ 今度の担任の先生は新卒の先生らしいから、かなり若い先生「ずら」。(今度の担任の先生は新卒の先生らしいから、かなり若い先生「でしょう」。)

・その議題については、この前の集会の時に話し合っ「つら」。(その議題については、この前の集会の時に話し合った「でしょう」。)

~だ

「~だ」は、長野の方言の代表的な方言です。はっきりした意味というよりも、ニュアンス的に使う場合が多い言葉です。過去形で使う時は「~しただ」です。使い方の例を紹介します。

・ さっきの話に出てきた人はどこ出身の人「だだ?」。(さっきの話に出てきた人はどこの出身の人「なの?」)
・ 関西出身「だわ」。(関西出身ですよ)
・ 高校生の頃は、携帯電話はなかっ「ただ」。(高校生の頃は、携帯電話はなかったです)

なから

「なから」は、長野の全域で使われる方言で、漢字では「半ら」と書きます。意味は「ほとんど、ほぼ」という意味になります。使い方の例を紹介します。

・ 今日の仕事のノルマは「なから」終わったも同然です。(今日の仕事のノルマは「ほとんど」終わったも同然です。)

・ 今年の大掃除は完璧というよりも、「なから」で大丈夫です。(今年の大掃除は完璧というよりも、大体で大丈夫です。)

・ 今日の試験の終了予定時間は、「なから」6時です。(今日の試験の終了予定時間は、6時頃です。)

めた

「めた」の意味は、「やたらに、好き勝手に、なおさら」という意味になります。使い方は以下になります。

・ 新装開店のデパートに行ったら、「めた」人が大勢いたので、疲れてしまった。(新装開店のデパートに行ったら、「やたらに」人が多く疲れてしまった。)

・ 現場の近くを通ったら、「めた」騒がしかったので、何が起きたのか不思議に思った。(現場の近くを通ったら、「やたらに」騒がしかったので、何が起きたのか不思議に思った。)

・ 会社の同僚が「めた」私生活のことを詳しく聞きたがるので、閉口した。(会社の同僚が「やたらに」私生活のことを詳しく聞きたがるので、閉口しました。

しみる

「しみる」は、漢字では「凍みる」と書きます。意味は、「凍りつく、気温が下がる」という意味の方言です。使い方の例は以下になります。

・ 天気予報によると、今年の冬は例年に比べて「凍みる」らしい。(天気予報によると、今年の冬は例年に比べて「気温が下がる」らしいです。)

・ 今朝、水道管が凍りついたということは、昨日よりも「凍みた」ということだ。(今朝は水道管が凍りついたということにより、昨日よりも「気温が下がった」ことになります。)

いただきました

「いただきました」は、「ごちそうさま」という意味の方言です。

食事をする前に言う「いただきます」に対して、食後の「いただきました」なので、食事をふるまっていただいたことに対しての「いただきました」という意味でもあり、「いただきます」の過去形ともいえる、特徴のある方言になります。

ごうがわく

「ごうがわく」は、「腹が立つ、しゃくにさわる」という意味の方言です。使い方を紹介します。

・ あの人はいつも自分の事ばかりしか考えていないので、ほんとうに「ごうがわく」。(あの人いつも自分の事ばかりしか考えていないので、ほんとうに「腹が立つ」。)

・ 面倒なことは人任せという姿勢は、ほんとうに「ごうがわく」。(面倒なことは人任せという姿勢は、ほんとうに「しゃくにさわる」。)