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岐阜の方言一覧|やお/おぞい/おまはん/かまう/たわけ

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方言 / 2018年03月19日
岐阜の方言一覧|やお/おぞい/おまはん/かまう/たわけ

岐阜の方言一覧のご紹介

岐阜県は東海三県の一つであり、中部地方の一つでもあり、日本の都道府県の一つです。日本には47都道府県ありますが、それぞれ地方によって方言というものがあります。その県や土地ならではの喋り方や表現の仕方が違い、そういった意味では自分たちの住む町との違いが分かり、面白いと感じるものではないでしょうか。

方言は、聞いてみると何を言っているのか理解できないような言葉もあります。意味を知ってから聞いてみても、意味とはまた違うような言い方をする方言もあります。まずは岐阜県の方言を一覧にしてご紹介します。

方言①「やお」の意味とは

岐阜県の方言の一つである「やお」は、主に語尾につけて使われることが多い方言です。使い方としては、「~やおね」というように使われます。どういう意味かというと、標準語の「~だよ」、「~だよね」というような同じような意味を持ちます。

方言②「おぞい」の意味とは

続いては「おぞい」という岐阜県の方言についてです。この「おぞい」の意味とは、想像とはまた違う意味であり、お粗末、悪いという意味を持ちます。また、そのほかにも「だらしない」という意味で使われることのある方言です。

もし仮に、岐阜県の方に「おぞい」と言われてしまったら、良い意味ではないということでしょう。

方言③「おまはん」の意味とは

岐阜県の方言の一つ「おまはん」は、つまり相手を指すときに使われる方言です。意味として「あなた」ということになります。お前に似ている響きですが、お前と呼ばれるよりはニュアンスは優しく、言われても聞き取りしやすく理解しやすい方言ではないでしょうか。

もし岐阜県の方に「おまはん」と言われたら、それは自分に対してのことだということですので覚えておきましょう。

方言④「かまう」の意味とは

続いて「かまう」という岐阜県の方言は、「ちょっかい」という意味になります。そこまで悪い意味ではなく、他人とのコミュニケーションのときなどに使われることが多い方言です。

その他にも、「服装などに気を遣う」「意識する」といった意味でも「かまう」は使われることもあります。

方言⑤「たわけ」の意味とは

この方言は、特に東海地方に住まわれている方は聞いたことが一度はあるのではないでしょうか。あまり良い意味ではなく、「バカ」という暴言よりももっときつい意味合いになります。相手を罵倒するときに使われる方言です。

もし岐阜県の方に「たわけ」と言われてしまったら、罵倒されているということになります。相手を怒らせている、呆れさせてしまっているということです。相手に言えば、相手を傷つけてしまうことにもなりますので気を付けましょう。

方言⑥「あじない」の意味とは

この方言は、大体言い方で意味合いが理解できる言葉です。「あじない」はまずいという意味になり、食事をして美味しくないと「あじない」が使われます。

その他の岐阜県の方言一覧表

言葉意味言葉意味
あば、あばあばさようなら、バイバイなぶるさわる
いげる、えげる飽きるなまか怠け者
いざえる動かすねぶたい眠たい
えらかった疲れたねぶるなめる
おそがいおそろしい、怖いはしかいずばしこくてずる賢い
おーじょーする困るひずがない元気がない
かすこく生意気まっかしけ真っ赤
かみいさ美容室まっさおけ真っ青
げばいとるふさわしくないももた、ももたんぽ太もも
だしかんダメだやっとかめお久しぶり
つめてぁー冷たいやらしい恥ずかしい
てきない、ちきない、ちきねー疲れた、具合悪い

岐阜県のその他の方言を五十音順に一覧表にしてまとめてみました。こう見ていくと、聞いてみてなんとなく意味がわかる方言や、聞いてみただけじゃよく分からない方言もあるということがわかります。

岐阜県といっても、必ずしもすべての方言を話しているかと言ったらそういうことでもないでしょう。県でも地域の差があり、方言だけではなくて文化も違ってきます。一覧表にはない方言がある可能性もあります。岐阜県の方と知り合ったら聞いてみると良いでしょう。

ちなみに一覧表にある「やっとかめ」は岐阜県だけではなく、名古屋あたりでも聞く方言です。わざわざ言う方は少ないですが、名古屋と岐阜は近いので方言も似てくるのでしょう。

岐阜の方言の特徴とは?

岐阜県は地図で見ると関西に近い場所にあります。しかし関西弁寄りなのかというとそういうことでもありません。地域によっては愛知県の名古屋っぽい表現の方言を話すところもあります。関西に近いとはいえ、「~やて」の使い方も関西弁とは異なります。頻繁に使われる方言ですが、岐阜県ならではの訛り方があるということでしょう。

関西との大きな違いは、優しいニュアンスではないでしょうか。岐阜県民の性質として、男女問わず保守的で真面目さがあります。方言そのものは強い言葉でも、そのときそのときに言葉選びをしているので、方言がきつく感じません。

標準語との違いとは

岐阜県の方言と標準語との違いは、やはりイントネーションの差です。岐阜県はどちらかと言えば名古屋弁に近いと言われており、名古屋弁は「じ」と「ぢ」、「ず」と「づ」の違いが無いと言われています。岐阜県の方言もそれに近いところがあるということです。

岐阜県は山の方になっていくにつれ、方言が強くなっていきます。また、岐阜県ならではの表現の仕方があり、例えば「机を片付ける」といいう言葉は「机をつる」と言ったりもします。これ以外にも、方言の特徴や表現の仕方はあるでしょう。

独特の言い方をする岐阜県

岐阜県の方言は、関東の人からしてみたら関西寄り、関西の人からしてみたら関東寄りというように、どちらにも属さないような独特の言い方をします。それは岐阜県民の人からしたら驚きしかないでしょう。

関東の人には方言をバカにされ、かといって京都や大阪などの関西でも訛りをバカにされたりなど、これまでに岐阜県の方言で喋ってバカにされてしまった経験をした方は少なからずいるでしょう。なぜそうなってしまうのか、それは結局は自分たちの喋りが普通だとか当たり前だと思い込んでいる方が多いからでしょう。

同じ日本でも、方言だけではなくて食文化も違います。それは岐阜県だけに限ったことではありません。

岐阜の方言のイントネーション・アクセントとは

先ほどお伝えしたように、岐阜県は関西寄りな県です。しかし、方言の音で見ると基本は東京であるということがわかります。例えば「テレビ」だと、関西圏なら「テレ↑ビ」ですが、岐阜県は「テ↑レビ↓」となります。文字に起こすと良くわかりませんが、聞き比べできるときがあれば聞いてみると良いでしょう。

しかしあくまで一例であり、他の言葉もアクセントやイントネーションに変化があります。岐阜県の飛騨地方や東農エリア以外は、初めの音が高くなるという傾向があります。これは関西方式です。

つまり、岐阜県は関東寄りと関西寄りの混ざる県になります。

方言の文法とは?

岐阜の方言の文法についてお伝えします。例えば「~へん」という言い方があります。使い方としては、「食べへん」とかそういった使い方になりますが、「食べへん」だと否定的な表現になります。その他にも、「~や」などの関西寄りの方言の表現の仕方になります。

愛知県の名古屋弁ぽい言い方をする方言もあると言いましたが、愛知県特有の「~だで」や「~だもんで」などは恵那市南部ぐらいでしか使われていないということもわかっております。本当に、同じ県内でも地域によってさまざまなのでしょう。

岐阜のかわいい方言のご紹介

方言というのは一時ブームにもなったりするほど、標準語ではない魅力があるということになります。岐阜県の方言はここまでご紹介してきましたが、さまざまな方言の中でも岐阜県の方言はかわいいと言われている言葉があります。女性が方言で喋ると、それだけで男性がかわいいと感じる方もいます。子供が喋ってもかわいいです。

続いては、岐阜県の方言の中でかわいいと感じる方言をご紹介していきます。

かわいい方言①「わっち」

かわいい方言の一つ、「わっち」はどういう意味なのかというと、「私」という自分を指すときに言う方言です。本来ならば、花魁の一人称でした。しかし今では岐阜県、鳥取県、山口県などで男女問わず使われています。今時の若い子が自然に使っていることは少ないでしょうが、昔の年代の方なら自然に使っている方も多いのではないでしょうか。

かわいい方言②「おちょんぼ」

なんとなくニュアンスがかわいい方言ですが、これは岐阜県の方言で「髪の毛をゴムで結ぶことを」と意味しています。使うシチュエーションとしては、「そのおちょんぼ可愛い」という風に使います。小さな女の子が髪を結っていたら「おちょんぼ可愛いね」というような感じでしょう。

ちなみにですが、ポニーテールのことは「ひとちょん」と言い、ツインテールや二つに結んである髪型は「ふたちょん」というように言います。なんだか可愛らしい言い方ですし、小さな女の子に言ってあげたくなるような方言ではないでしょうか。

かわいい方言③「ちーと」

この「ちーと」という言葉も岐阜県の方言の一つです。意味は「少し」と言いたいときに使います。「ちーとだけ使う」や「ちーとだけちょうだい」などのように使われます。最近の若い世代ではままり使われることが少なく、使うとしたら「ちょびっと」を使います。

かわいい方言④「ケッタ」

この「ケッタ」は岐阜県だけではありません。愛知県でも使う方はいます。意味は「自転車」のことになりますが、蹴りたくなる→蹴ったくる→ケッタに変化したと言われております。若い世代で言わなくなってきた傾向にあり、方言ですので県外の人には通じない可能性が高いです。

岐阜県のみならず方言を語り継ごう

いかがでしたでしょうか?今回は、岐阜県の方言に着目してさまざまなことをご紹介してまいりました。岐阜県の方言についてよくわかっていただけたでしょうか。

今回お伝えしてきた中でも言いましたが、岐阜県だけではなく、さまざまな県の地域によっても方言はあります。文化も違えば、話し方が違うのは当たり前ではないでしょうか。お年寄りの方など、昔から地域に住まわれている方以外が、方言を忘れて標準語に慣れていく方もいるでしょう。

しかし方言も文化です。語り継がれていくべき文化ではないでしょうか。それは岐阜県の方言に限った話ではありません。どこの県の方言であっても、一つの文化として後世まで語りつないでいきましょう。