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熊本の方言一覧|しこる/つたい/あとぜき

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方言 / 2018年04月06日
熊本の方言一覧|しこる/つたい/あとぜき

他県民に通じにくい熊本の方言って?

テレビなどでよく聞く熊本の方言はかわいいという印象を持っている方も多いのではないでしょうか。しかし、他県民には何を言っているのか分からないってことがよくあります。また、熊本から地方や都心の大学に出たり転勤したりする時に熊本の方言が出てしまいよく「なんて言ってるのかわからない。」と言われることが多いです。

熊本から出ることが多いのは大学進学で出ることが多いため約20年間熊本にいたため何が熊本の方言で何が熊本の方言ではないのか分からないこともよくあります。この記事では、熊本の方言についてと他県民に全く通じない熊本の方言、九州内や中四国くらいまでなら通じることもある熊本の方言について紹介します。

熊本の方言とは?

熊本の方言とは一般的に熊本弁と言われ熊本の人が日常的に話している言葉です。方言が可愛いなどとテレビで話題になりましたが熊本県民は日常的に聞いている言葉なのでその可愛さがよくわからないことが多いです。

また、同じ熊本県民でも天草の方言など土地土地の方言もあるため県民同士でも通じにくい方言があります。なので、一概に熊本の方言とは言えないのが現状だと考えます。

そのほか、これはどこの方言でも共通して言えることですが、おじいちゃん、おばあちゃんの方言は本当になまってて子どもや孫でも理解ができないことがあります。普段はテレビで可愛い女の子が可愛い感じの熊本弁を話しますが、おじいちゃん、おばあちゃんが話す熊本弁はとても荒いです。

意味が通じにくい熊本の方言一覧

ここでは、他県民に全く通じない熊本の方言について紹介します。全く通じない熊本の方言と言っても、ニュアンスや身振り手振りを付けて言えば通じることもあります。また、本当に通じない時は標準語で話せば相手は理解ができます。

これは、熊本から外に出ないとわからない事なので、ぜひとも1回は大学など進学や就職などで県外に出て色々な方言に出ることをおすすめします。

県内の大学でも県外からたくさん来るから方言に触れることに違いはありませんが、県内の大学だと大体は県の人なので、熊本弁以外の方言に触れるためには県外に出ることが一番ですし、そこで熊本弁が通じず初めてこれって熊本弁だったの。と実感できます。それでは本題の他県民に通じにくい熊本の方言について紹介します。

あとぜき

「あとぜき」、これはよく言います。夏の暑い日に冷房が効いてる部屋や、冬の寒い日にストーブをつけている部屋でドアがしまってなかったりしたら「ちょっと、あとぜきちゃんとしてください。」などクラスの子が注意したり、「あとぜき」と教室のドアに張り紙が貼ってあったりと、熊本では日常的に使われる方言です。

では、どのような意味なのでしょう。一説によると「戸を開けたあとを塞く」という言葉を省略したような言葉という意味と聞いたことがあります。また、熊本の人は標準語だと考えていることが多いので他県民に通じなくて初めて熊本の方言だと知ることが多いです。

つたい

「つたい」は、言葉の語尾につくことが多い熊本の方言です。これは、九州の方言である「~ったい」と同じ言い回しで使われます。「~ったい」の「っ」を「つ」に変えたような感じです。よく、「だけん、~つたい(だから、~なんですよ)。」という感じで使われます。つまり、熊本の方言の「つたい」と九州の方言の「ったい」は注意の時に使われたりします。

また、「~てたい」も語尾につくことが多い熊本の方言です。「てたい」は、「○○さんが~てたい(○○さんが~って言ってた)。」という感じで使われます。つまり、熊本の方言の「てたい」は人からの伝言やうわさ話などで使われます。

しこっとる

「しこる」は、他県の人に言うと男性が一人で営みをするという下ネタだと思われることがありますが熊本の方言の場合は、「格好つけている」という意味で使われます。性について何も興味のない小学校中学年くらいまでは男子に向かって「お前しこっとるね」とか「お前しこんなて」とかよく使われます。

しかし、性について興味が出てくる小学校高学年あたりになると下ネタのほうが強くなり恥ずかしがって誰も言わなくなります。また、誰かが言った場合は、「お前何下ネタ言ってると。」とツッコまれることもあります。そのため、小学校では飛び交う言葉ですが、だんだん言わなくなる熊本の方言です。それでもやっぱり、たまには「あいつしこっとるね」という感じで出てしまいます。

熊本の人が良く使う「つ」という方言は「かさぶた」という意味です。熊本の人には「つ」といえば通じますが、他県の人に「つ」というと通じず「つってなに」と聞かれ「あ、かさぶた」といいなおさなければならないことが多いです。

また、「つ」のような怪我関係で他県の人に通じない方言は「リバテープ」です。「リバテープ」とは「絆創膏」のことです。熊本の人が良く言う「怪我したけんつになるまでリバテープはっとく」というのは「怪我したからかさぶたになるまで絆創膏はっておく」という意味です。

また、熊本では「カットバン」という言葉はあまり使われません。たまにしか使わないので「カットバンってなんだっけ」となります。

がんばれを表す言葉

続いては、熊本の方言で『がんばれ』などの激励の言葉を表す方言をご紹介いたします。もちろん、シンプルにがんばれと言ってもいいですが、方言で応援することによって気持ちの高まりも一層盛り上がることでしょう。

がまだせ

熊本地震があってすぐのころよく「がまだせ熊本」という言葉が飛び交いました。「がまだせ」とはどのような意味なのでしょうか。「がまだせ」とは熊本の方言で「がんばれ」という意味です。つまり、熊本地震のころによく言われてた「がまだせ熊本」とは「がんばれ熊本」という意味です。

また、「がまださなんばい」は「がんばらないといけないよ」という意味で「がまだしよるかい」は「がんばってるかい」という意味です。文字で見るとわかりやすいですが、実際に熊本の人が話しているのを聞くとよくわからないことがあるでしょう。また、熊本の人でもおじいちゃんなど年配の人が話していると訛りがすごくて熊本の若者でも聞き取れないことが多いです。

好き・告白を表す言葉

熊本の方言にも、好きなどの好意を表す方言があります。よくテレビなどでやっている方言で告白してもらうシチュエーションPVなどがありますが、熊本の方言で好きという言葉はどこか懐かしくも可愛らしい印象を持つでしょう。では、詳しく熊本の方言で『好き』を表現する言葉をご紹介いたします。

すいとる

「すいとる」とは、「吸い取る」ではなく「好きだよ」という意味です。熊本の方言で「とても好きです」というのは「だごすいとるよ」または「ばごすいとるよ」といいます。「だご」を使うほうが多いです。また、「だご」や「ばご」はあんまり使わず「めっちゃ」を使うことが多いです。

熊本の人はそこまで可愛いとは感じていませんが、他県民の人からすると「~とる」という語尾は可愛いらしいです。なので、大学などで他県に出たとしても他県の方言に染まらずに熊本の方言をどんどん使いましょう。「だごすいとるばい」って恋人とかに言うのもありだと考えます。

熊本の方言の語尾

続いては、熊本の方言で使われている語尾についてご紹介いたします。熊本の方言には、かわいらしい語尾がいくつもあります。しかし、かわいいからといって意味を知らずに使っていると現地の方からは不快に思われることもありますので、意味を知っておきましょう。

~もん

続いて熊本の方言の語尾について紹介します。よく、熊本の方言は語尾が可愛いなどと言われますが、同じ語尾でも使う時によってニュアンスが変わってくるのが熊本の方言の語尾なので、時と場合によって意味が変わるため意味が伝わりにくく大変です。

また、他県の人からよく言われるのがよく質問で使う語尾の「~と」と「~ど」の違いがわからないということをよく聞かれます。ここではその違いについても紹介します。また、熊本の方言の「~だけん」などは他県に行くと「~やけぇ」と言われていることが多いです。それについてもここで紹介します。

熊本の方言の語尾の「~もん」は主に、言い訳や人を紹介する時などに使います。言い訳の場合、「~だけん~だもん(~だから~)」みたいな感じで使われます。また、人を紹介する場合は、例えば「あん人自己中だもん、だけんみんなからあんまり好かれてないよ。(あの人自己中だからみんなにあんまり好かれてない)」のような感じで陰口っぽく使われます。また、「~もん」はよく陰口でも使われることが多いです。

しかし、くまモンのように「~もん」がつくゆるキャラが登場したことにより「~もん」という語尾は可愛いイメージが持たれるようになりました。

~と?

熊本の人がよく使う質問の語尾である「~と」は割と九州の他県でも使われていますが、九州外に出ると「~と」と「~ど」の違いがわからないってよくきかれます。そこで、ここでは「~と」という質問への返事の仕方について紹介します。

「~と」は、「~せんといけんと(~しないといけないんですか)」や「~すると(~するんですか)」など「YES」or「NO」で答えることができる質問が多いです。また、九州をちょっと出て山口とかに行くと「~と」ではなく「~そ」という人もいます。最後に、「好きなんですか」と熊本弁で言うのは「好いとると」って感じで聞くことが多いです。

~ど?

次に、よく質問で使う語尾である「~ど」について紹介します。「~ど」も「~と」と同ように九州の他県でも割と使われていますが九州外に出ると通じなくなることが多いです。そこで、ここでは「~ど」についての返事の仕方について紹介します。

「~ど」は、「~せなんど(~しないといけませんか)」と「~せんでいいど(~しなくてもいいですか)」と「~するど(~するよね)」など、割と「する」と「しない」がハッキリとする答えになります。例えば「これって今日中に完成せなんど(これは今日中に完成しないといけないですか)」には「もちろん、しないといけないよね」か「別にしなくてもいい」という返事が必要です。

最後に、「○○って~のこと好きでしょ」と熊本の方言で言うのは「○○って~のこと好きど」と聞くことが多いです。

~だけん(~けん)

熊本の方言の語尾でよく使われるのが「~だけん」です。「~だけん」は主に、自慢、理由などに使われることが多いです。また、九州の他県でも使われることが多いですが、北九州や山口では「~やけぇ」、広島や山口の広島方面の方などでは「~じゃけぇ」と言われることが多い語尾です。

次に、活用はシチュエーションによって変わってきます。自慢の場合の使い方は、「この前の大会で優勝したんだけん。すごいでしょ(この前の大会で優勝した。すごいでしょ。)」という感じで使われることが多いです。

理由は先程からたくさん使ってきましたが、「~だけん○○(~だから○○)」という感じで使われることが多いです。最後に、「好きだから付き合って」と熊本の方言で言うのは「好いとるけん付き合って」って感じで言うことが多いです。

熊本の挨拶

熊本の方言には挨拶はあるのでしょうか。調べてみたところ、熊本の方言では『おはよう』や『こんにちは』などの日常的な挨拶は、標準語と同じなので、普通に挨拶をしても大丈夫です。また、地域にもよりますが『おはようござるます』という古い方言を使う方もいらっしゃいます。しかし、ほとんどその方言は使われていませんので、標準語で元気よく挨拶をしてみましょう。

可愛いだけじゃない熊本の方言

テレビでは熊本の方言が可愛いなどとよく言われますが、熊本の方言で怒られたらめちゃくちゃ怖いです。特に、お父さんやおじいちゃんなどに怒られてしまった場合本当に怖いです。

よく、熊本の人が起こった時にいうことが「ぬしゃ、なめとっとか。はっ倒すぞ。(お前、なめとるでしょ。はっ倒すぞ。)」とよく言います。もう、こんな感じで怒られてしまった時は怖くて半ベソです。1回でもいいので、聞いてみてください。熊本の方言のイメージがガラッと変わるでしょう。

話す人によって印象が変わる熊本の方言

いかがでしたでしょうか。テレビでは可愛いイメージが持たれている熊本弁ですが、それも可愛い人が可愛い感じの熊本弁を話しているからであり、おじいちゃん達の熊本の方言は訛りすぎて聞き取れない、もしくは荒いと言ったイメージの方が多いでしょう。

熊本に足を運んだ時には、熊本の方言で現地の方と会話をしてみてはいかがでしょうか。それでも、熊本の方言は発言が少々難しく、あまり慣れないこともありますので、無理には使わず簡単な方言を使ってみることをおすすめします。