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愛媛の方言一覧|けんびき/やけん/かやす/くらす

Author nopic icontakako
方言 / 2018年04月10日
愛媛の方言一覧|けんびき/やけん/かやす/くらす

愛媛の方言の特徴

みかんで有名な愛媛県ですが、愛媛の方言をご存知でしょうか。聞いたことがある人もいれば、全く馴染みがない方もおられることでしょう。愛媛の方言は全国的にも「かわいい」と人気の高い方言なので、旅行に行かれた際などにはは知らず知らずのうちに聞き入ってしまうことでしょう。今回はそんな愛媛の方言を詳しくご紹介していきます。

語尾に特徴がある!

愛媛県で話されている方言は主に伊予弁(いよべん)と言います。愛媛県で話される伊予弁は全国的に見てもとても可愛いと言われていて、人気が高い方言の一つです。特徴として、やんわりとした優しいイメージがあるので、「伊予弁を話す女の子はかわいい」「真似してみたい」と思う女の子が多いことでしょう。

愛媛の伊予弁の特徴と言えば語尾でしょう。方言の語尾に「んよ」が付きます。「○○しよんよ」、「〇〇してるんよ」と言ったように使います。ちなみに意味としては「しよんよ」、「してるんよ」は「しているよ」にあたります。

「食べるんよ」、「聞いたんよ」、「飲むんよ」、「するんよ」、「おもしろいんよ」、「飲むんよ」、「買うんよ」と言うように使われます。「ん」が無ければ標準語になり意味も同じです。「んよ」は愛媛県で親しまれている表現方法で特徴の一つです。

「あれなんよ」と言われることも!?

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愛媛県の方言の特徴的なものに「あれなんよ」という言葉があります。「あれなんよ」と言われると、「あれなんだ?」と聞かれていると勘違いし、おもわずあたりを見回してしまいそうになりますが、この方言はそうした意味ではありません。

「あれなんよ」という方言の意味は、話している途中で思い出せない時に出てくる独り言のようなもので、「あれなんだっけ」にあたります。愛媛県の人にとって、「あれなんよ」とは、一種の掛け声のようなもので、この方言を言わないで話すと調子が出ないと感じる方がいるほどです。

また「あれなんよ」は会話の始まりの合図として使われることもあります。「あっそれで実は」という時には、「あれなんよ実は~」と続けることがあります。「あれなんよ」を使いこなせることができれば、愛媛弁のネイティブスピーカーにぐっと聞かづくことができることでしょう。

間違ったり勘違いされる愛媛の方言とは!?

愛媛県の方言、伊予弁には方言の前後の言葉や、イントネーションによって反対の意味になる方言がいくつかあります。

こうした少しの違いで、真逆の意味を表す方言は少ないので、愛媛の方言になじみのない方にとっては、とても難しく感じられることでしょう。ですが、この違いを知っておけば、コミュケーションを円滑に、トラブルを減らすことができるようになると言えるでしょう。こうした間違いやすく、勘違いされやすい方言をご紹介していきます。

「おいきな」

「おいきな」と言われたとき、あなたはどのような意味を想像しますか。標準語を土台に想像すると「早くいきなさい」と言われていると想像する人が多いことでしょう。

愛媛の方言、伊予弁でも「はよ、おいきな」と言うと「早く行きなさい」という意味で使われます。ですが、注意していただきたいのは「もう、おいきな」と言われたときです。この時は「もう行きなさい」と言われているようにおもう方もいるでしょうが、この時の意味は「もう行ってはいけない」「行くな」という禁止の意味になります。

ゆっくり会話する分には、コミュニケーションの食い違いは少ないでしょうが、緊急時や切羽詰まったとき、危険が迫った場合には「危ないよ、もうおいきな」と言われてとっさに間違った行動をしてしまうときもあるでしょう。こうした場合には落ち着いて聞き返すよう心がけましょう。

「おしな」

紛らわしい愛媛の方言代表の一つに「おしな」があります。「おしな」と言われると「押す」という意味かとおもわれがちですが、これは「~しなさい」という意味を持つ方言です。

「早よおしな」という使い方をすると、愛媛の方言では「早くしなさい」という意味になります。ですが、注意していただきたいのは「もうおしな」と言われたときです。

「もうおしな」と初めて聞いた方は「もうしなさい」という意味におもってしまう方もおられるでしょうが、これは反対の意味になります。「もうおしな」は愛媛の方言で「してはいけない」という意味になるので、愛媛の方言の中でも特に注意しましょう。

「お言いな」

間違いが多く、勘違いされやすい愛媛の方言の一つに「お言いな」があります。「お言いな」の意味は、「言いなさい」で、標準語の「言いな」に「お」が付くだけなので想像しやすいことでしょう。

しかし、「おいきな」「おしな」の場合と同じように、これらの方言の前に「もう」が付くと反対の意味になるので注意が必要です。「もうお言いな」と言われると、「言いなさい」とせかされているように勘違いされる方が多いでしょうが、この場合は「言いなさい」の反対の意味で「黙りなさい」「口を閉じなさい」となります。

先生が教壇に立ち「もうお言いな」というと「静かにしなさい」という意味になるので、転校生などが混乱しかねない方言と言えるでしょう。

愛媛の方言のイントネーション

愛媛の方言のイントネーションには特徴があります。よく言われるのは、基本的に関西の方言と非常に近いイントネーションだということです。東京などの関東の方が愛媛の方言を聞くと、関西弁を話しているのだろうかと間違ったり、見分けがつかないことがあるでしょう。

特に松山市周辺などでは関西色が強いです。一方で宇和島などはどちらかというと東京のアクセントやイントネーションに近いと言われています。似ているというだけで、やはり伊予弁特有のやわらかい表現や言い方は、会話の中で多く見受けられます。

愛媛の方言である伊予弁の一番の特徴は、語尾が標準語と比べて下がります。愛媛県外の人からすれば覇気がなかったり、気分が乗っていないのかと勘違いされるでしょうが、全体的に伊予弁のイントネーションがそのようになっています。

愛媛の方言一覧

愛媛の方言の中には、標準語と同じ発音をするのに全く意味が違っていたり、想像もつかない意味を持つ方言がいくつかあります。こちらではこうした難しい方言の代表をいくつかご紹介していきます。

けんびき

愛媛の方言の中でも特に難しく、通じないとされているものに「けんびき」があります。皆さんは「けんびき」と聞いてどのような意味を想像しますか。「けんびき」の意味ですが、ずばり「口内炎」のことをさして言います。使い方としては「体調を崩してけんびきができてしもた」などと言ったりします。

「けんびき」は「口内炎」という意味以外にも、「口内炎、肩こり、風邪のような症状の状態、歯痛」をさしていうことがあります。また、愛媛以外でも淡路などの地域でも話されている方言で、こちらでの意味は特に「口内炎」をさして言います。

「けんびき」の「びき」は漢字で書くと「引く」にあたり、意味としては「こじらせる、病気などになる」ことをさします。「風を引く」の「ひく」と同じであると言えます。

やけん

愛媛の方と会話をすると、「やけん」はよく耳にすることでしょう。「やけん」は標準語の「~です」「~ですから」に該当する方言で、愛媛の方言ではしばしば語尾に付けることが多いです。

例えば「好きです」という時には、愛媛では「好きやけん」と言ったりします。「好きやけん」は愛の告白の言葉で一番メジャーなものですが、「好きです」「好きだから」を混ぜたような意味合いがあります。もし告白して振られても「でも好きやけん」というと、切なくそして余韻を持たせることができる方言です。

かやす

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愛媛では「かやす」という方言が使われています。「かやす」の意味は「こぼす」や「ひっくり返す」です。例えばコップ一の水をこぼさないように注意するときは、標準語では「そのコップこぼしたらダメだよ」と言いますが愛媛の方言では「そのコップかやすなよ」「そのコップに水が入っとるけん、かやしたらいけんよ」と言います。

関西の一部の地方では「かやす」という方言でも「返す」という意味で使うことがあります。例えば、本を返して欲しい時に「この本かやしといて」と言ったりします。愛媛と関西のイントネーションはよくにており、方言も耳に入りやすく油断しがちですが、根本から意味が違うので注意が必要な方言の一つと言えるでしょう。

くらす

標準語で「くらす」と聞くと、「暮らす」という意味を想像しますが、愛媛では全く違う意味を示します。愛媛の方言で「くらす」というと、「殴る」という意味をさします。

例えば、子どもが悪いことばかりしていて叱るときに、「悪いことばかりしてたらくらすぞ」と言ったりします。「あんたくらしたろか」と聞くと、標準語では「あなたと暮らします」や「一緒に暮らそう」などの意味を想像しますが、愛媛の方言だと「お前、殴ってやろうか」と脅しの言葉になるので、全く意味が違ってきます。

知らないと勘違いやすれ違いが起きてしまいそうな言葉なので、「くらす」は「殴る」としっかり覚えておきましょう。

こす

愛媛の方言である「こす」という意味をご存知でしょうか。標準語で「こす」は、「ものを乗り越える」といった「越す」や、「かすを取り除いて、純粋な成分だけにする」という意味の「濾す」を想像するでしょう。ですが、愛媛の方言になると全く違う意味になるので注意が必要です。

愛媛の方言で「こす」というと、「ずるい」とか「意地悪」という意味になるので覚えておきましょう。例えば「お前こすいな」と言ったりしますが、これは標準語の「お前ずるいな」にあたります。この「こす」という方言は、愛媛以外にも広島でも通じる表現です。

こと

愛媛の方言に「こと」があります。たとえば、大事件が起きたときなどに、「おおごとや」という時があります。関西の地域でも共通している「こと」の使い方です。

また「ことのすんならん」という言い方があります。これは「使いものにならない」という意味です。「あんた、ことのすんならんね」というと「あなたは役に立たないね」という意味になります。

愛媛のかわいい方言の紹介

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愛媛の方言はかわいいと人気が高いです。かわいい方言をご紹介します。

「みとん」

かわいい愛媛の方言の一つに「みとん」があります。使い方としては「何みとん」、「どこみとん」という言い方があり、意味は「何見ているの」「どこみているの」と疑問形での使います。

また「みとって」という使い方もあり、意味は「見ていて」と言う意味です。関西でも同じ言い方をするので県外の方にもなじみがあり、比較的使いやすい言い方でしょう。

「へっちょ」

愛媛の方言の中でトップクラスでかわいいと人気がある方言に「へっちょ」があります。へっちょの意味は「見当違いの方向」です。

使い方としては「へっちょ見よらんと」という言い方があり、意味は「よそ見しないで」です。「へっちょ」ではなく、「へっち」という人もいますが、意味は「へっちょ」と同じです。「へっち向かんと」と言ったりしますが、意味は「外れたとこ向かないで」です。

また「へっちょむくれ」という言葉がありますが、これは見当違いなことをする人、つまりはへそ曲がりという意味です。響きはかわいいですが、いい意味ではないので注意しましょう。

愛媛の告白の方言

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かわいい表現の代表ともいえる愛媛の方言なので、愛の告白は標準語でするよりも愛媛の方言でした方が効果があることでしょう。愛媛の方言で愛の告白をしてみたら、どんな方言になるのでしょうか。こちらではおすすめの方言と意味をご紹介していきます。

「好きやけん」

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愛媛の方言で愛を告白するときによく使われる方言は「好きやけん」です。関西の「好きやねん」にあたる方言で、好きな気持ちをストレートに表現する方言で若い方にもよく使われています。実際に聞くと「好きな県」と聞こえるために、愛媛の人はないと勘違いしてしまうこともあるでしょう。

かわいいと評判の愛媛の方言なので、予期せぬ告白であってもかわいい伊予弁で告白されると効果があると言えるでしょう。両想いになる確率が上がると予想されます。

「好きなんじゃけど」

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「好きなんじゃけど」は「好きやけん」よりも、少し控えめな印象を持たせる愛の告白です。正しい使い方は「好きなんじゃけど、付き合ってくれん」となります。

「じゃ」が付くので、標準語を使っている方からするとお年寄りの言葉のように感じるでしょうが、若い人でも良く使う言葉です。

「好きなんよね」

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「好きなんよね」は、「~だから好きなんよね」「~なところが好きなんよね」というように理由を込めて告白したいときによく使われる方言です。「好きやけん」や「好きなんじゃけど」に比べると説明っぽく、ちょっとクールな表現になります。

冷静で情熱的には欠ける表現の「好きなんよね」ですが、使い方やタイミングによっては効果があります。二人きりになったときにぼそっと言ったり、今まで友達の関係だった相手にさらっと「好きなんよね」というと、相手は意表を突きムードは一気に高まることでしょう。

愛媛の方言を使ってみよう!

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いかがだったでしょうか。今回は愛媛の方言をご紹介しました。全国的にもかわいいと人気の高い愛媛の方言ですが、意味が分かりやすいものから全く想像できないものまであります。またかわいい方言が多数あるので、ぜひ日常生活でも使ってみてください。毎日の生活がちょっと楽しくなること間違いなしです。

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