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名古屋の方言一覧|みゃー/かや/しこる/しとる

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方言 / 2018年03月30日
名古屋の方言一覧|みゃー/かや/しこる/しとる

名古屋の方言「えびふりゃー」なんて言いません

名古屋と言えば、天むす、あんかけスパ、台湾ラーメンなどの「なごやめし」が有名ですが、名古屋の方言と聞いて真っ先に「えびふりゃー」を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。

TVでもそう放送されていたりしますが、これは方言ではありません。これはただの造語ですのでご注意を。あまり連発して言うと、馬鹿にされていると感じてしまう場合もあります。

名古屋でも「海老フライ」は「海老フライ」です。

江戸幕府は名古屋の方言を使っていた?

かつては名古屋の方言(愛知全体の方言含む)が主流だった説があります。愛知県中島郡生まれの織田信長、愛知県名古屋市中村区生まれの豊臣秀吉、愛知県岡崎市生まれの徳川家康などの有名な戦国武将や天下統一をした武将は愛知県生まれ。ですのでこの時代は名古屋の方言が主流になっていてもおかしくありません。

ではなぜ名古屋の方言が標準語ではないのか。これは標準語という言葉は明治時代の1890年に作られたものですし、標準語という概念を作ろうとした最初のきっかけは薩長同盟です。

幕府を倒すために集まって話し合いをしようとしましたが、お互いの方言が強く、何と言っているかわからなかったので、共通の言葉を少しずつ作っていったとされています。

諸説ありますが、以上のことから、名古屋の方言は標準語にはなることはなかったと言われています。

名古屋の方言の特徴は?

名古屋の方言でわかりやすい特徴は、母音が2つあるとそのうちの1つの母音は伸ばすところです。例えば「ろうそく」は「ろーそく」になり、有名な方言としては「にゃー」ではないでしょうか。これは「ない」という意味です。

その他の特徴としては、語尾ではないでしょうか。よく使われるものとしては「だがや」「だがね」などです。意味は「〜だよね」「〜だね」です。例としては「今日は寒いがや」「そうだがね」意味としては「今日は寒いね」「そうだよね」となります。そして語尾に「だがや」「だもんで」「やがね」など濁点が多いのも特徴の1つです。

名古屋のイントネーションってどこがポイント?

名古屋の方言のイントネーションは、基本的には言葉の最後にアクセントがつきます。

例えば「なごや」は標準語だと「な」にアクセントがきますが名古屋では「や」にアクセントがつきます。最後のほうにアクセントがつくので、名古屋の方言を知らない人からすれば、ちょと強めに感じてしまったりする場合もありますが、怒っているわけではないので安心してください。

これ知ってる?名古屋の方言一覧

名古屋の方言と聞いて、あなたはいくつ思い浮かべることができますか。大阪弁や博多弁などはすぐにいくつか思い浮かぶ人も多いですが、名古屋弁は以外と知らない人も多いはず。

これからいくつか名古屋の方言を紹介していきますので、わかるものがあるか見て下さい。

みゃー

「みゃー」は「〜したら」「〜したほうがいい」という意味です。これは相手に勧めたり、提案したりする時に使います。ただ、若者はあまり使わなくなっています。例えば、オススメの食べ物がある時に「食べてみやぁ」という感じで使います。

例外として「うみゃー」は「美味しい」という意味で使います。

もろ

「もろ」は「まるごと、全部」と言う意味です。例えば隠していたものが見つかってしまった時などに、「もろ見られてまった」「全部見られちゃった」と言う感じで使います。

ほかる

「ほかる」は「捨てる」「無視」するという意味です。物に対してと人に対してだと意味が違います。例えば「そのゴミほかっといて」と言われたら「そのゴミを捨てておいて」と言う意味になりますし、いじけている人に対して「あいつほかときゃえーがや」と言われたら「あいつは無視して(ほうって)おけばいい」という意味になります。

かや

「かや」は「〜か」「〜ですか」という意味です。例えば、「これでいい?」と聞く時は「これでええかや?」という感じで使います。

しこる

「しこる」は「気取る、気取っている」という意味です。「あん人しこっとるで」「あの人気取ってるなあ」となります。

しとる

「しとる」は「している」の意味です。「今何しとるの?」という感じで使います。意味としては「今何してるの?」となります。

ほんだで

「ほんだで」は「だから、それで、なぜならば」という意味になります。例えば「旦那は休日いつもいないんだわ。ほんだで子供をどこにも遊びに連れていけないんだわ」は「旦那が休日いつもいないの。だから子供をどこにも遊びに連れていくことができない」という意味になります。

やりゃあ

「やりゃあ」は「〜しなさい」と言う意味です。例を上げると、なかなか宿題をしない子供に「宿題やりゃあ」と言う感じで使います。

どえらい

「どえらい」と聞くと「とても偉い」とイメージしてしまいますが、名古屋の方言では「とてもしんどい、とても疲れる」という意味になります。

わや

「わや」は「台無し、無茶苦茶、だめ」という意味です。例えば「せっかく準備したのにわやだがや」は「せっかく準備したのに台無しだよ」という意味になります。

よーけ

「よーけ」は「たくさん」という意味です。例えば「お菓子よーけあるよ」は「お菓子たくさんあるよ」という意味になります。

ケッタ ケッタマシーン

「ケッタ、ケッタマシーン」は「自転車」という意味です。例えば「ケッタ乗って遊び行くわ」は「自転車乗って遊びに行くよ」となります。

みえる

名古屋の方言で「みえる」は「いらっしゃる」という意味です。例えば「今日は家庭訪問に先生がみえる」や「〇〇さんはみえますか?」という感じで使います。意味としては「今日は家庭訪問に先生がいらっしゃる」「◯◯さんはいらっしゃいますか?」という意味になります。

名古屋の誤解されがちな方言あるある

名古屋では常識だけど、他の県の人が聞くと違う意味にとられてしまって話が行き違ってしまう。そんな名古屋の誤解されがちな方言あるあるを紹介していきます。

鍵をかう

「鍵をかう」これを聞いて新しい鍵を買うのかな、と思った人もいるはず。これは名古屋では「鍵を閉める・かける」と言う意味になります。会話で使うなら家を出る時や、車から出る時に「鍵をかった?」という感じで使います。

お金をこわす

「お金をこわす」こんな事言われたら、ギョッとしてしまう人もいるはず。違うんです、名古屋では「お金を両替する」という意味なので安心してください。

「お米をかす」

何も知らない状態で「ご飯炊くからお米をかしといて」なんて言われたら、お米がないから貸して欲しいのかなと勘違いしてしまいますが、「お米をかす」はお米を研ぐという意味です。

ちんちん

「ちんちん」と聞くと、誰しもちょっとドキッとします。ですが名古屋ではそんな反応はしません。だってあなたが想像しているものとは違う意味ですから。

「ちんちん」は名古屋の方言で、「熱い」という意味なんです。ちなみに「ちんちこちん」「あっちんちん」はとても熱い時に使います。

めいだい

皆さんは「めいだい」と聞くと「明治大学」を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。名古屋では「めいだい」は「名古屋大学」のことを言います。ちなみに「明治大学」はそのまま「明治大学」と言います。

まわししといて

「まわししといて」と言われたら、「え、まわし?」と戸惑います。例として「今日は7時から食事会に出発するでまわししといて」なんて言われる場合があります。名古屋の方言で「まわししといて」は「準備しておいて」という意味です。ですので、「今日は7時から食事会だから準備しておいて」となります。

ほうか

「ほうか」は「放火」でも「放課後」でもありません。名古屋の方言で「ほうか」は「休み時間」という意味です。漢字で書くと「放課」。なので「次の放課何する?」なんて聞かれる事もあります。

B紙

名古屋の方言では「B紙」は「模造紙」のこと。「B紙とってきて」と言われたら模造紙を持っていきましょう。

ぱーぱー

「ぱーぱー」と聞くと何の事だろうとなりますが、名古屋の方言で「ぱーぱー」は「開けっ放し」という意味です。例えば「窓がぱーぱーだがね」だと「窓が開けっ放しだったよ」という意味になります。

机をつる

「机をつる」と聞くと、机をつり上げている所を想像してしまいそうですが、名古屋の方言で「机をつる」は「机を動かす、移動する」という意味です。例えば学校などで掃除をする時に先生から「机をつってください」なんて指示をされたりします。

名古屋の方言の語尾は?

名古屋の方言の語尾はどうなっているのでしょうか。なかなか特徴的な語尾が多いので、その一部をご紹介していきます。

〜だって

「〜だって」は「〜だよ」という意味です。例えば「おそこに新しいお店ができたんだって」は「あそこに新しいお店ができたんだよ」という意味になります。

〜だわ

「〜だわ」は「〜だよ」の意味です。例えば「仕事が忙しくてえらいんだわ」は「仕事が忙しくてしんどいんだよ。」という意味になります。

「〜とる」

「〜とる」は「〜している」という意味です。例えば「この話知っとる?」「知っとったよ」は「この話知ってた?」「知ってたよ」となります。

だがね

「〜だがね」は「〜ね、〜よ」の意味です。しかし最近ではだがねよりも、その変化形の「だがん」「がや」「がね」が使われる事が多いです。

思わずキュンとくる名古屋のかわいい方言

最近は方言女子、とても人気です。名古屋の方言もかわいく感じてしまう方言があります。そんな胸キュンワードをご紹介します。

〜まい

「〜まい」は「〜しようよ」という意味です。女の子から「デートにいこまい」なんていわれたら「行く行く」と即答してしまうかも。

しゃびしゃび

「しゃびしゃび」は「うすくなる」「水っぽくなる」という意味です。女の子が「カレー失敗してしゃびしゃびなっちゃった。ごめんね」とか言われたら、しゃびしゃびの響きもかわいいのもあって、なんかキュンときちゃいます。

ときとき ときんときん

「ときとき、ときんときん」は「尖っている」という意味です。女の子に鉛筆を貸してあげた時に「この鉛筆ときんときんだね」なんて笑顔で言われたら、こちらは胸がどきんどきんになりそう。

名古屋が気になる

今回は名古屋の方言をたくさん紹介してきましたが、「これは知っている」という方言はありましたか?全くわからない名古屋の方言もあれば、あれ、これはこっちの方言じゃないの。という自分のところの方言と共通しているものもあったのではないでしょうか。

歴史や名古屋めしなどそれ以外にもたくさん面白いものがたくさんあります。気になった方は名古屋に訪れてみてください。