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三重の方言一覧|やんやん/ささって/おだつ/しない

Author nopic iconRain
カテゴリ:方言

初回公開日:2018年02月25日

更新日:2020年08月29日

記載されている内容は2018年02月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

三重の方言一覧|やんやん/ささって/おだつ/しない

三重の方言のアクセント

三重県と言えば、海あり山あり、伊勢神宮や伊勢志摩、そして若い人も楽しめる鈴鹿サーキットやナガシマスパーランドなどの遊園地ありと、とても魅力的なところです。その土地に暮らす人々の方言について詳しくご紹介していきます。三重県の方言を通してぜひとも三重県の魅力を感じてください。

三重の方言の区分

三重県は縦に長い県です。しかも隣接する府県が東海地方の愛知県、岐阜県、そして近畿地方の滋賀県、京都府、奈良県であるため、同じ三重県内でも隣接する府県によってアクセントや方言が東海寄りになるところと、アクセントや方言が近畿寄りになるところがあります。そして他府県と隣接していない地域では「関西弁と名古屋弁が混じったようなアクセントや方言」になります。

三重県の方言には「伊勢弁」「伊賀弁」「志摩弁」「紀州弁」などがあり、細かい点ではそれぞれ少しずつ異なるため、この記事では三重県の方言の最大公約数的な部分に焦点を当ててご紹介します。

三重県の方言と県民性との関係

三重県は本州のほぼ中間に位置し、三重県内に大都市はないものの、北は名古屋、西は京都や大阪に近く「何が何でもこんな辺鄙なところから脱出しなければ」という必然性がないため、三重県の人たちは良く言えば安泰を得た印象がある、悪く言えばハングリー精神がないと言えます。県民は比較的穏やかで保守的な人が多いのが特徴です。

そのため話し言葉もあまり過激にはならず、語尾が比較的柔らかいのが特徴です。近畿寄りの三重の方言を聞くと、他の都道府県の人たちからは関西弁かと間違われることが多いですが、関西弁と三重の方言では特に接続詞、語尾などの点で異なります。

三重の主な方言一覧

やんやん

「ないじゃないか」と言う意味の方言です。最初の「やん」は「ない」という否定を表し、二つ目の「やん」は「じゃん」と意味が同じです。

(例)
①協力せえって言うたかて他の人だってしやんやん。(意味:協力しろと言ったって他の人だってしないじゃないか。)

②勉強せえ勉強せえ言うけど、弟や妹が毎日うるさて邪魔やで勉強なんかできやんやん。(意味:勉強しろ勉強しろと言うけど、弟や妹が毎日うるさくて邪魔だから勉強なんてできないじゃないか。)

ささって

三重の方言では、物が刺さると言う意味のほかに明後日のことを指す場合があります。「明日、あさって、しあさって」を三重の方言で「明日、ささって、しあさって」と言います。

ただし、三重県内でも地域によって意味が異なることがあるため、「明日、あさって、ささって」と3日後の意味で使う人もいます。もし三重の出身の人から「ささってに会おう」と言われたら、何月何日のことかを必ず確認しましょう。

してみえる

「みえる」は「見える」ではなく「いらっしゃる」という意味の方言です。  

(例)
①お母さんは四日市の病院で看護師をしてみえるのですか。(意味:お母さんは四日市の病院で看護師をしていらっしゃるのですか。)

②先生は多方面に渡ってご活躍してみえるそうです。(意味:先生は多方面に渡ってご活躍していらっしゃるそうです。)

おだつ

調子に乗ると言う意味の方言です。「調子に乗る人」を表す名詞は「おだち」です。

(例)
①おだっとると階段から落ちるよ。(意味:調子に乗っていると階段から落ちるよ。)

②おだっとったらアカンで。(意味:調子に乗っていてはいけないよ。)

③あんたはおだちやでもっと周りの空気を読まなあかんに。(意味:あんたは調子乗りだから、もっと周りの空気を読まないといけないよ)

しない

ここでの「しない」は「する」の否定形のことではありません。三重の方言では文末につけて「~しなさい」という命令を表します。

(例)
①はよしない。(意味:早くしなさい)
②遅れたらタクシーで行きない。(意味:遅れたらタクシーで行きなさい。)

そうなん

「そうなの」と相手に確認する時の表現です。方言と言うよりはアクセントが大事で「遭難」のアクセントと同じです。

なんさ

三重県の方言では語尾が「なんさ」や「さ」で終わることがあります。「~なのさ」がさらに訛った形です。

(例)
①うちは2世帯住宅なんさ。(意味:うちは2世帯住宅なのです)
②弟は趣味でギターを弾くんさ。(意味:弟は趣味でギターを弾くのです)

はしかい