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【国別】お釈迦様の誕生日・甘茶をかける意味|仏教/タイ

Author nopic iconhappyrabbit7979
カテゴリ:文化

初回公開日:2018年03月30日

更新日:2020年08月29日

記載されている内容は2018年03月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

【国別】お釈迦様の誕生日・甘茶をかける意味|仏教/タイ

意外と知らないお釈迦様の誕生日

日本では4月8日は「花祭り」と呼ばれるお釈迦様の誕生日を祝う日で知られています。気持ちのよい陽気の中、小さなお釈迦様の像に「甘茶」をかけた経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。

ところで「甘茶」って何?、なんで「甘茶」をかけるの。日本以外ではいつ、どういうふうにお釈迦様の誕生日を祝っているの。という事は意外と知られていません。

今回は、そのようなお釈迦様の誕生日にスポットを当てて、いろいろなお話をご紹介します。

お釈迦様と仏陀はどう違う?

お釈迦様は仏様、仏陀、釈尊と複数名で呼ばれていますが、すべて一人の人物を指しています。お釈迦様は古代インド、シャカ族の王子だった人で、シャカムニ(釈迦牟尼)はサンスクリッド語で、「シャカ族の聖者」という意味を持っています。

後世になって、釈迦牟尼を親しみと敬意を込めて一般に「お釈迦様」と呼ばれるようになりました。釈迦と書くのはサンスクリッド語の仏典が中国に渡った際、シャカに中国の発音の漢字を当てたからです。

また仏陀(ブッダ)は同じくサンスクリッド語で「目覚めた人」を意味し、インドではすぐれた修行者や聖者の総称でしたが、仏教で釈迦の尊称として使われるようになりました。

お釈迦様の本名は?

お釈迦様が釈迦牟尼から来ている事がわかりましたが、実はお釈迦様には本名がありました。出家前はゴータマ・シッダールタ(ガウタマ・シッダッタ)がそれで、父は釈迦族の王シュッドーダナ、母はマーヤーと伝えられています。

お釈迦様はいつ生まれた?

お釈迦様が生まれたのは紀元前463年4月8日とされている説がありますが、実は確かな資料が残されているわけではなく、正確な生年月日は特定されていません。紀元前5世紀頃、と捉えるのが歴史的には正しいと言えます。

お釈迦様の誕生日はいつ頃から祝われていた?

日本では4月8日にお釈迦様の誕生日を祝っていますが、仏教が伝わった中国では4世紀の後趙で、やがて仏教が盛んになった唐や宋の時代に祝われていた事がわかっています。

日本にに仏教が伝わった後(538年)、最初にお釈迦様の誕生日が祝われたのは606年の4月8日とされています。奈良時代、仏教の隆盛とともに大きなお寺に広まり、平安時代にはお寺の年中行事として定着します。時代が下り、江戸時代になると、一般庶民にもお釈迦様の誕生日を祝う風習が広まりました。

明治時代以降、「花祭り」と呼ばれるようになり4月8日に日本全国でお釈迦様の誕生日を祝うようになりました。

お釈迦様の誕生日の甘茶をかける意味は?

花祭りではお釈迦様の像に甘茶をかけます。ここではお釈迦様の誕生日に甘茶をかける意味や甘茶とはそういうものかをご紹介します。

そもそも甘茶とはどういうもの?

アマチャは、ガクアジサイによく似た植物、ヤマアジサイの変種で砂糖の約1,000倍の甘さの成分を含んでいるため、砂糖が普及する前には甘味料として利用されていました。抗菌作用があるため江戸時代には民間薬としても利用されました。産地としては長野県の佐久が有名です。

甘茶をかける意味は?

甘茶と天上天下唯我独尊の像

お釈迦様の誕生日を祝う花祭りでは右手で天を、左手で地を指しているお釈迦様の小像に甘茶をかけますが、この像の意味するところは、お釈迦様が生まれてすぐ7歩歩んで「天上天下唯我独尊(てんじょうてんがゆいがどくそん)」と言ったという伝説に基づいています。

「天上天下唯我独尊」の解釈は「この世の一人一人が尊い存在である」と言うもので、「自分だけが唯一尊い」と言うものではありません。

お釈迦様の生涯

お釈迦様の誕生日についてお分かりになったところで、お釈迦様の生涯についておさらいをしておきましょう。

お釈迦様が生まれた場所

お釈迦様が生まれたのは現ネパールの南、インドのルンビニーというところです。母親のマーヤが出産のための里帰りの途中、通りかかったルンビニーの花園でお釈迦様を産みましたが、出産の1週間後に産褥熱でお亡くなりになったと伝えられています。

お釈迦様の出家