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楯突く人の特徴・楯突く部下への対処法・仕事での付き合い方

Author nopic iconkahoma
カテゴリ:人間関係

初回公開日:2018年05月03日

更新日:2020年03月06日

記載されている内容は2018年05月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

楯突く人の特徴・楯突く部下への対処法・仕事での付き合い方

楯突く人の特徴

楯突くというとあまりいい意味ではなく、上司や先輩に対し突っかかったり反抗したりする人のことを言います。楯突く人にはどのような特徴があるのでしょうか。

自分に自信があったり意見を持っている

会社でも友人同士でも、あるいはご近所付き合いであっても楯突く人は、自分に自信を持っているように見える人が多いことがよくあります。それだけに自分の意見を持って、目上の人に対し反論したり、突っかかっていることが多いです。

自分の考えに対し絶対の自信があるがゆえに、その考えや意見を伝えて認めてほしいという気持ちを強く持っています。そして、自分の存在感や素晴らしさを周囲に対して知らしめたいという思いが先走り、権力を持っているひとや目上の人、リーダー的存在の人に対し楯突くように意見してしまいます。

少数派の人が多い

また、楯突くことが多いのは、多くの場合リーダー的な存在の人ではなく、少数派であったり、孤立している人の方が楯突く傾向にあります。

そもそもリーダーや周囲から慕われている人は、楯突く相手もいなければその必要もありません。とくに楯突くこともなく、自分の意見や考えが的確に相手に伝わり、物事がスムーズに進むからです。

そのため、楯突く人というのは自分の考えや意見が正面突破ではなかなか相手に伝わらなかったり、通ることがなかったりする場合に、目上の人やリーダー格の人に対し、立場ではなく自分の考えや意見をゴリ押しし、楯突くことでむりやり通そうとしてしまいます。

寂しいという気持ちも持っている

それに加え、楯突く人は通常のコミュニケーションでは目上の人や周囲と、考えや意見の交換をすることが苦手で会ったり、寂しがり屋で構ってほしかったりすることが多くあります。そのため、楯突くことで敢えて優先的に構ってもらえたり注目されることをする傾向にあります。

自分の存在を知らしめるためには、特に目上の人にも屈せず意見をできる自分、というブランディングの意味も込めています。「すごい相手にこんなことも言えてしまう私を見て」というメッセージである場合もあります。それは寂しいというSOSでもあり、構ってほしいというサインでもあります。

そんな寂しいという気持ちの行き場をなくしてしまい、歪んだ形で楯突く人もいます。

「楯突く」の由来

楯突く、という言葉はよく使われますが、その由来はどのようなところからきているのでしょうか。もともとは昔、戦場などで楯を地面に突きつけることで自分の身を守り、これ以上戦争はしない、と目上の相手に対して抵抗する意味で使われたことが由来です。

楯をつくのは地面に対してです。つまり、自分の身を守りつつ、目上の相手に対し、反抗するという意味で使われています。

楯突く部下への対処法

自分が上司となると、その仕事量が増えることはもちろんですが、想像以上に部下との関係性に頭を悩ませることとなります。もちろん慕ってくれる部下や、自分の仕事を円滑に進めるためにスムーズな対応をしてくれる部下だけではありません。

やたらと自分に対し楯突く部下も必ず1人か2人はいます。そんな楯突く部下に対してどのように対応するべきなのでしょうか。順番にその対応方法について説明していきます。

まずはその話をじっくり聞いてあげる

まずは、やたらと楯突くということは自分に対し訴えたいことや不満、なにか要求や改善したいことがあるということが考えられます。上司という立場になるとなかなか部下一人ひとりの話しをゆっくりと聞いたり、打ち合わせをする時間がとれず、「メールで送っておいて」などと対応してしまいがちです。

しかし、楯突く部下というのはそんなあなたの、その場しのぎの対応に対しても不満を感じていることが多くあります。まずは、無理やりにでも時間をとって、じっくりと楯突く部下の意見や話を聞いてみましょう。

あなたが忙しそうにしているがゆえに緊急度を高めるため、感情的になったり楯突くことで時間を取ってもらえるよう演出している可能性もあります。そのため、まずは話を聞く時間を取ることは非常に有効な手段となります。

その上でひとつずつ説明する

ゆっくりと話をする時間を取り、楯突く部下の意見や不満を聞くときには、そのひとつひとつをメモを取りながら聞くことをおすすめします。途中で口を挟みたくなることもあるでしょうが、まずはすべて出し切るまで聞き役に徹します。

その上で、楯突く部下がすべてを話終わったタイミングで、ひとつひとつに対して順番に説明や、あなたの考え・意見を説明していきましょう。その時に楯突く部下の意見を否定したりするのではなく、「あなたはこう考えるんだね、私はこう考えるけどどうかな」といった風に意見をすり合わせる方向で話を進めましょう。

「相手の存在を受け止め、認める」ことは、楯突く部下には非常に大切な対応です。

自分に自信がない場合もある

楯突く部下は多くの場合、反論や意見をぶつけてきますが、自分に自信がなくやたらと噛み付いている場合もあります。そのため、話をする時間を取り、「相手の存在を受け止め、認める」だけでもその不安感が解消される場合もあります。

そして「あなたの意見や考え方を理解したよ」というメッセージを相手に伝えるだけでも、たとえ楯突く部下の意見が採用されなかったとしても、その存在に対し自信を与えることができたのであれば、自信を取り戻すことにつながります。

もちろん、採用に値する意見をもらえたのであれば、その意見を採用することもありです。

会社で楯突く人との付き合い方

それでは、自分は上司ではないけれど、会社にやたらと楯突くタイプの人がいる場合にはどうすればよいのでしょうか。

同僚の場合はスルーすることも有効

ただの同僚が、自分に対し楯突く発言をしてきたり、やたらとつっかかってくる場合はとても迷惑です。しかし、自分に対する正統な意見や改善要求などでない場合は、スルーすることも手段としては有効です。

楯突くタイプの人は、自分に構ってもらえる相手を探しているだけの場合もあるので、相手にされないとわかれば自然と楯突くことも減ってきます。

仕事を任せてみる

あるいは、自分のやっている業務に対して楯突くように意見や改善を求めてくる場合は、上司に許可を得て、その相手にその仕事を任せてしまうことも手段の一つです。

「自分の方がうまくできる」「お前はどうしてそんなにへたくそなやり方をしているんだ」といった楯突き方をしてくる場合は、「じゃあ、あなたにお任せするわ」とその業務ごとやらせてみることはとても有効です。

その上で、その相手の方がスムーズに業務を進めることができたのであれば、会社にとっても有益ですし、あなたはほかの業務に集中することができます。

ハリボテの自信は打ち砕く

しかし、口で言っているだけで実は仕事を任せてみたら全然できなかった場合、そのハリボテの自信を打ち砕くことができます。とりたてて嫌味なことや「やっぱりできなかったじゃない」といった相手を煽る発言はしない方が賢明です。さらに楯突いてくることになるからです。

さらっと、「やっぱり難しいよね、私も苦労しているんだ」くらいのことをいいながら、業務を自分に戻すことで、自分に対して何かを言ってくることは大幅に減ることでしょう。

友人関係で楯突く相手との付き合い方

友人関係で楯突いてくるタイプの人とは、どのように付き合っていくのが良いのでしょうか。出会った当初からそのようなタイプであるとわかることもあれば、徐々にその傾向が強まってくるタイプもいます。対応方法について説明していきます。

あんまりにも鬱陶しい場合はスルー

友達同士で楽しくランチをしていたり、遊んでいるのに、突然なぜか楯突くような発言をしてくる友人がいた場合、その頻度があまりにも多い場合はスルーしてしまうことが有効です。

「あの子ってなんでいっつもああいうこというわけ」などと楯突き始めたら、「まぁまぁ、そんなことないって。あ、あそこに美味しそうなクレープ屋さんあるよ」などと会話をそらしましょう。複数人でいる場合は、全員がそのことを心がけていれば空気が悪くなることもありません。

楯突くタイプの友人も、何度もスルーされているうちに楯突く気力がなくなるか、あるいは自分が皆に対し嫌な思いをさせてしまっていることに気づくことでしょう。そのようにして、徐々に空気で伝えていくことも手段としては有効です。

存在を認めてあげつつ距離を置くのも手

しかし、それでも気づかないあるいは変わらない場合もあります。その場合は、もしかしたら寂しいのでしょう。「あなたのことはちゃんと友達として認めているよ」と、普段の会話で認めてあげることは必要です。

しかし、あまりにも友達の仲の空気を乱すことが多かったり、スルーし切れないほどに楯突くことが多い場合には徐々に距離を置き、付き合いの頻度を減らしていくこともやむをえません。

一緒にいても楽しくなかったり、みんなでいるのに空気を乱すことが多いのであれば、友達として一緒にいることが辛くなってしまい、最悪の場合はその全員と会うこと自体が苦痛になってしまう可能性もあります。

本当にその友達と本音で会話ができる仲なのであれば、「あなたのそういうやたらと楯突くところが苦手なの」と伝えることも手段のひとつではありますが、楯突くタイプの人はあまり冷静にその忠告を受け入れることは難しいでしょう。

「楯突く」の読み方

楯突くは、そもそもどのように読むのでしょうか。正解は「たてつく」です。由来からもわかるように、「楯(たて)」を「突く(つく)」ことから「たてつく」と読みます。

「楯突く」と「盾突く」の違い

「楯突く」と「盾突く」はよく同じ意味で目にすることがありますが、違いはあるのでしょうか。実は全く同じ意味です。「たて」が2つ漢字があるのでどちらも使用されますが、近年では簡単な方の「盾」が使われることが多いですが、意味としては特に違いはありません。

楯突く相手にはまずは話を聞いてあげる

楯突く相手というのは、自分に自信がない場合や、寂しいと思っていることが多くあります。そのため、まずは相手の存在を認め、じっくりと話を聞いてあげることでその楯突く態度が改善されることも多くあります。

しかし、それでも楯突くことが多く改善されなかったり、忠告に対しても耳を貸さないようであれば、距離をおくことも考えなくてはなりません。