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待機児童問題の原因・対策・現状・なぜ・本質|いつから

Author nopic icongmm_ly
カテゴリ:社会問題

初回公開日:2018年04月15日

更新日:2020年08月29日

記載されている内容は2018年04月15日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

待機児童問題の原因・対策・現状・なぜ・本質|いつから

そもそも待機児童問題ってなに?

待機児童問題の原因・対策・現状・なぜ・本質|いつから
※画像はイメージです
出典: People in Couch · Free Stock Photo

最近、メディアで取り上げられることが増え、耳にすることも多くなった「待機児童問題」ですが、保育所に入所申請をしても保育所側が受け入れられる人数に限りがあるため入所できず、順番を待つ児童がいるという問題です。また、保護者が児童を保育所にいれようと活動することを「保活」といいます。

待機児童問題の原因は?

それでは具体的に待機児童問題の原因をさまざまな視点から探って見ましょう。

保育士

待機児童問題の解決策として、「保育所を増やせば?」という声がしばしば挙がります。確かに単純に考えるとそれがベストですが、そう上手くはいきません。なぜなら、保育所が増えても肝心な保育士が足りないからです。保育士がいなければ児童の面倒を見る人がいないということです。

保育士の資格をもっていても保育士として働いていない潜在保育士もいます。そういう人の中には、子供を預かるという責任の重さや労働環境を理由としている人も少なくありません。

少子化

現代の日本は少子高齢化社会と呼ばれています。そういった中で「どうして少子化なのに待機児童がいるの」という素朴な疑問を抱く人もいるでしょう。それにはもちろ運理由があります。昔は現代の家庭のあり方とは違っており、共働きの家庭はほとんどなく、共働きであっても祖父母と同居している家庭が大半を占めていました。

つまり、子供を育てることの中心は家庭にあったということです。それに対して、今では核家族化が進み、子供を育てる中心が保育所に集中してしまっているからです。また、都市部に人口が集中してしまっているのも原因の1つです。

政府

これまでに日本政府が待機児童問題を受けて発表したのは「待機児童解消加速化プラン」というもので、保育現場の環境改善に力をいれて取り組んでいました。その結果、安倍政権に交代する前の2.5倍に加速しました。しかし、それと同時に女性の就業率も上昇し、保育所の利用を希望する人も増加しました。

こういった結果に対し現在の首相である安倍晋三内閣総理大臣は平成30年度から子育て安心プランに取り組んで待機児童問題に終止符を打つとおっしゃいました。その具体的な内容として待機児童の解消に必要な約22万人分の予算を2年間で確保して意欲的な自治体を支援し、遅くとも3年間で全国の待機児童を解消するということです。

さらに、平成34年度末までの5年間で情勢就業率80%に対応できる約32万人分の保育の受け皿を整備し、全ての人が無理なく保育と仕事を両立できるようにするとのことです。

待機児童問題の対策はしていないの?!

国の政策としては上記でも述べたとおり2017年のピークまでに待機児童問題の解消を目指して40万人の保育の受け皿を確保する「待機児童解消加速化プラン」を打ち出し、2段階の計画に分けて緊急集中取組期間として緊急プロジェクトを行なっていました。

この緊急プロジェクトの具体的な支援内容は次の5つです。それは「賃貸方式や国有地も活用しあ保育所整備」「保育を支える保育士の確保」「小規模保育事業など新制度の先取り」「認可を目指す認可外保育施設への支援」「事業所内保育施設への支援」です。

場所の確保が困難な都市部では国有地を活用するなどして援助や費用補助をすることで保育所の整備をし、潜在保育士に保育士として働いてもらうための職場環境の改善や認可外で働く無資格者の資格習得の支援によって場所と人材を確保するという内容です。

待機児童問題の現状は?!

待機児童数は2010年から減少の傾向が見られ、日本政府は待機児童問題に対して対策を取り、待機児童を受け入れる施設もありましたが、2015年には待機児童数は23167人となり前年の2014年よりも2000人以上増えるという結果が出てしまいました。政府の力を入れた取り組みにより待機児童0人を実現できた地域もあります。しかしまだ待機児童問題は解決ではありません。

いつから待機児童問題は起きているの?

待機児童問題は第二次ベビーブーム世代の卒園とその後の少子化により1981年をピークに減少し始め、保育所数も1985年をピークに減少傾向にありました。その後、1999年以降に待機児童数は減少して2009年には1998年の約3分の1にまで減りました。

どうして待機児童問題はおこるの?