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企画書の書き方の例・コンセプトの例|商品/旅行/イベント

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カテゴリ:ビジネススキル

初回公開日:2018年05月03日

更新日:2020年02月15日

記載されている内容は2018年05月03日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

企画書の書き方の例・コンセプトの例|商品/旅行/イベント

企画書とは

企画書というのは「これから行う事業や計画を、現状分析をした上で具体的に構成したアイデアを記載する書類」を言い、つまり「何か新しい事業を計画する上で、その事業をどうすれば実現することができるか」ということを具体的な手順を踏まえて説明した公式書類のことを意味します。

企画書を書く前に必要な知識

企画書と起案書の違い

起案書というのは「特定の物事や課題について、こんなアイデアがあるけどどうでしょうか」というやや漠然としたアイデア提示をするための書類の1つで、主に「課題をクリアできるアイデア」や「何か新しいことを始めるためのアイデア」を相手に提示するための書類となります。

企画書との明確な違いとしては、「企画書の例では、何らかの事業を始める際に徹底した計画を立てておき、それについて具体的な手順や説明を施した書類」となるため、アイデアだけを提示する書類とは違うという点になります。

企画書と提案書の違い

提案書も先述しました起案書と同じ働きを持つ書類で、主に「こんな提案がありますけどいかがでしょうか」という、特に「相手の悩みや課題を克服させてあげるための説明」を記載する書類となります。

企画書との大きな違いにおいては、「企画書では、その会社が自発的に何かをする」という点でアイデアをはじめ詳細な計画が立てられるのに対し、提案書では「相手へのアドバイスを重点的に記載する書類」となるため、両者が提出される際の用途が自ずと違うものになります。

企画書と計画書の違い

計画書というのは「現時点で出そろっている結果を分析し、その現存している仕事や環境・状況といったものをどうやって遂行させていくか」という、現時点の状況把握をした上で、すでに「ある物を扱って計画実行に結びつけるために提出される書類」となります。

つまり、この例での企画書の意味合いとしては「アイデアをもって何らかの計画を実行すること」を念頭に置くことになるため、「すでに計画されている、もしくは存在している状況・環境・道具を使って何かを計画する」といった計画書の性質とは自ずと違ってきます。

飽くまでも「未来の事業について具体的に説明する書類」が企画書で、「現状で認められている事業をどうやって促進させていくかについて説明する書類」が計画書の働きとなります。

企画書で書くべきポイント

企画書の書き方の例・コンセプトの例|商品/旅行/イベント
※画像はイメージです
出典: People in Couch · Free Stock Photo

先述でも少し触れましたが、企画書を作成する例ではまず「現状把握によって得られる自社の状況」を踏まえた上で、「その企画への全体的な把握」、「その企画をどうやって実現に結び付けていくかという詳細な手段や人事の配置」、そして「企画を正確に行うためのスケジュール管理と財源の確保」などによる4つのポイントが重要になります。

これらの各項目について明記した上で、第三者をきちんと納得させられるだけの説明をすることが大きなポイントとなるため、ただ漠然とアイデアを述べるだけでは企画書の役割を果たしているとは言えません。

企画書の書き方の例

企画書を作成するときに重要な点は「コンセプトを明確にしておくこと」で、単純に相手にその企画内容を伝えられる概略に力を注ぎましょう。そしてその企画のターゲット層やその企画を実践するための詳細な手順、またアピールする点はどのポイントがよいか、そのアピールポイントを具体的にどのように提唱していくかなど、それぞれを端的に書くことが大切です。

一般的な企画書の作成例としては、タイトル、現状分析、課題提起、コンセプト(メインのテーマ)、企画手段の詳細、スケジュール管理、企画にかかるコストや利益、これらの項目が明記されます。

商品販売の企画書の例

商品販売のための企画書を作成する場合の例として、特に大切なのは「ターゲット層の絞り込み」と「そのターゲット層へどのようにコンセプトを伝え、どのようにアピールポイントを伝えていくか」という点です。

タイトル:A商品の販売促進
メインテーマ:企画説明の本文
現状分析:A商品は若者向けの商品として販売を伸ばしているが、それ以外のターゲット層には受容されにくい。
課題提起:A商品を老若男女問わず、すべてのターゲット層に受容されること。
企画手段:まずA商品を若者に販売し続け、その若者からの口コミやレビューなどを宣伝ツールに利用してみる。
スケジュール管理:9月から12月一杯にかけて上記の企画を促進する。
コストや利益:宣伝広告を作成するのに200万円かかる見込みで、想定利益では500万円を見込める。

旅行の企画書の例

企画書の例は実にさまざまな例がありますが、特に旅行者などが必要とする企画書の例では「現状の旅行客をさらに楽しませること」や「快適な旅行をプランすること」、また「安全面の徹底を図ること」などがその例としてあげられます。

タイトル:グアム旅行客をさらに倍増させる
メインテーマ:企画説明の本文
現状分析:2018年4月現在のグアム旅行者数は12万人前後を横ばいにしている。
課題提起:現在の旅行客を15万人にまで引き伸ばすことが必要。
企画手段:安全面と快適面の強化を図り、宣伝をさらに増やす。
スケジュール管理:上記の企画を年内目標とする。
コストや利益:安全面と快適面の強化に300万円かかる見込みで、想定利益では800万円を見込める。

イベントの企画書の例

単純にイベントと言っても実にさまざまなイベントの例がありますが、特にイベント時に作成される企画書の例として多いのが「どれだけのお客・顧客を集めることができるか」という点と、さらに「リピーター客をつかめるほどの面白さを提供できること」がポイントとなります。

タイトル:スマートフォンのバーゲンセール
メインテーマ:企画説明の本文
現状分析:2018年現在において、B機種のスマートフォンは売れ行きが100万円台にとどまっている。生産費用も底が突き始めている。
課題提起:予算を押さえた上で、B機種のスマートフォンの売上を300万円台にまで伸ばす必要がある。
企画手段:今回は宣伝だけに集中する形で機種本体の性能は変えない。それで状況を見守る。
スケジュール管理:とりあえず年内一杯は上記の企画で実行する。
コストや利益:宣伝広告費は120万円ほどかかるが、想定利益は300万円ほどを見込める。

映画の企画書の例

映画の企画書を作成する例でもイベントの例と同じく、「観客のウケをねらうこと」をはじめ、「どうやって面白い映画だということを多くの人に伝えるか」という点にポイントを絞って、とにかく「観客を集めること」に集中する例が多いです。

タイトル:映画「○○○○の脱走」を成功させる
メインテーマ:企画説明の本文
現状分析:映画宣伝の効果として見込める観客動員数は、100万人程度にとどまっている。また映画のボディコピーのアピールが比較的弱い。
課題提起:ボディコピーを追記し、想定観客動員数を500万人以上にする。
企画手段:ボディコピーを「第2コピー」として補足し、宣伝方法としてユーチューブとテレビCMを利用する。
スケジュール管理:今週中に「第2コピー」を仕上げ、宣伝は年内続ける。
コストや利益:宣伝効果によって興行利益が伸びれば1000万円ほどを見込める。宣伝広告費として500万円が必要。

営業の企画書の例

営業の場合の企画書の例で多く見られるのは、「どうやって商品や保険加入などを顧客に勧めるか」という点の補強で、特に顧客確保につながる企画書の例が頻繁に見られます。先述してきましたように、まず「○○をしたい」という企画書のメインテーマを明確かつ端的に書き、その上で具体的な企画手段を捕捉しておきます。

この企画手段においては「例A、例B、例C、例D」などと、箇条書きでもよいのでその具体的な企画の推進の仕方をより多く載せておくことも方法の1つです。

講演会の企画書の例

講演会というのはたいてい1回で終わったり、あるいは「○日講演」などというように一定期間に行う例が多いです。その場合の企画書の例では「企画するコンセプト」をまず明確に伝えておき、さらにその講演会を進めるための詳細なプログラム設定を明記しておくのがベターです。

講演会の企画書の例は実にさまざまであり、上記のように「実際にその講演会で行う式次第・プログラムを記載する場合」もあれば、ただ「コンセプトだけ」を明記しておき、その企画内容としては「当日にならなければどうなるかわからない場合」も出てくるため、ずいぶん引き伸ばして作成される例もあります。

いずれにせよ、ある程度の「企画書の模範」は必要となるため、想定内の企画書の例をシミュレーションしておき、だいたいこんな感じの運びになるだろうといった「サンプル的な企画書」を作成しておくとよいでしょう。

販売促進の企画書の例

この販売促進の企画書については、先述の商品販売の企画書例でご紹介しましたように、とにかく「リピーター客を増やすこと」や「商品・製品そのものの宣伝をすること」にポイントを置く例がほとんどです。

とにかく「その商品・製品の性質や機能がいかによいか」という点をアピールポイントに踏まえ、そのアピールポイントをできるだけ多くの顧客へ宣伝することをメインとします。

社員旅行の企画書の例

社員旅行の企画書を作成する場合では、よく慰安旅行や社内旅行などで見られるような、社内で行う旅行計画を立てるときなどに作成されます。この場合では「その旅行の日時」、「目的地の提示」、「その目的地までのアクセス方法」、「グループ分けがある場合はそのグループの発表」、「晴天の場合と雨天の場合の行動例」など、多くの状況を想定した上で作成されます。

タイトル:○○旅行
日時:○年○月○日
場所:○○高原宿泊施設
集合場所:A駅前ロータリー
参加者:(参加者全員の氏名を記載)
雨天の場合:晴天の場合は上記のとおりとするが、雨天の場合は○年○月○日に延期する。
備考

このように、社員旅行や会社をあげてどこかへ行く場合、またOB会のゴルフコンペなどで見られる旅行の際でも、上記の既定フォーマットが用意される例がほとんどです。

企画書のコンセプトの例

コンセプトという言葉の意味は「概念」や「概略」などを指し、「その企画書で伝えたい大まかな内容」を言います。つまり、「その企画書には何が書いてあるのか」ということを端的かつ詳細に伝える記載となるため、「わかりやすく書くこと」が必須となります。

この度、わが社で販売促進を掲げているA商品について、2018年5月現在をもちましてもいまだにその売れ行き(利益)が伸び悩んでいる傾向があります。今回の企画におきましては、このA商品の販売促進を願いたく、そのための企画手段としてまずは「宣伝効果による利益促進」を期待するものとします。

このように「A商品の売れ行きの現状」を先に伝えておき、その売れ行きの現状がよくないために「もっと販売促進を試みたい」といったような、誰にでもわかる明確なコンセプトにしておくことが大切です。

企画書を書く目的

先述しましたように、企画書というのは「これから何らかの事業を行いたい」という希望提示を先にあげ、その企画の実現に向けて具体的にどうしていくのかということを明確に伝える書類となります。

企画書における目的は、「これからしようとする計画を成功に導くために、具体的にどれだけの期間と予算を使ってそのための行動をし、その経過における利益と支出がどれほどか」ということを明確にすることです。つまり「1つの企画を将来において確実に完遂すること」を目標にして、それへの具体的な手段の明記を目的とします。

企画書に採用してもらうコツ

企画書をいくら書いても、それがまったく採用されなければ意味がありません。そのために、その企画書の内容が確実に採用される工夫をする必要があります。まず企画書が採用されるためには、「コンセプトをわかりやすく書くこと」、「そのコンセプトをさらに展開する形で、企画を実現するための端的かつ効果的な手段を書くこと」の2点が大切です。

その上で「具体的にその企画を行うスケジュール管理の明記」と、「その企画の実現に向けて行動する際に、どれほどの利益やコストが必要となるかということの明記」が必要です。

企画書にはプロジェクトを書く

先述でお伝えしてきたことを見ればお気づきでしょうが、企画書に書くべき内容は「プロジェクト」になります。プロジェクトという言葉の意味には「計画」と「研究課題」という2つがメインの意味としてあります。

この「研究課題」の意味合いがこの企画書の例では強く、多くの企画書の書き方の例では「現状分析」や「企画手段の模索」や「スケジュール管理」、さらに「利益やコストの分析」などといった課題と「現状と未来の利益やコストについての研究」というものがついて回ります。

この現状把握と分析、利益やコストについての研究を必要とするものが企画書の性質にあり、これは計画書や提案書にも確かに含まれますが、その研究を踏まえた計画・企画の姿勢がさらに企画書の性質に含まれます。

企画書の正確な書き方や用例について把握しましょう