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「飲む」と「呑む」の意味や違い・使い方|ことわざ4選

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言葉の意味 / 2019年02月12日
「飲む」と「呑む」の意味や違い・使い方|ことわざ4選

「飲む」と「呑む」の意味は全然違う

「のむ」という言葉がありますが、漢字で書くと「飲む」と「呑む」の二つがあります。漢字が変われば意味が変わるのはあたりまえですが、それぞれどのような意味があるのでしょうか。

ここでは、「飲む」と「呑む」の意味の違いについて、それぞれ説明します。使い分けが分からない時の参考にして下さい。

「飲む」の意味

「飲む」は、基本的に口から何かを摂取することを意味しています。例えば、「ジュースを飲む」や「ビールを飲む」という場合には、「呑む」ではなく「飲む」になります。また、薬などを口から摂取擦る場合にも「飲む」を使います。

「呑む」の意味

「飲む」場合でもグビグビとたくさん摂取する場合や、個体を飲み込む際には「呑む」を使います。しかし、使い分けの境界線は曖昧で、例えばヘビがカエルを飲み込む場合には「呑む」を使い、薬などの固体を服用する際には「飲む」を使います。

また、雰囲気に圧倒されたりした時には「呑む」になります。例えば、「あの人のオーラに呑まれたなどのように使用します。

呑んべえ

呑んべえは、お酒をたくさん「呑む」人の事を意味しています。お酒は液体ですが、少しの量であれば「飲む」を使い、がぶがぶと飲む場合には「呑む」を使用します。

似た言葉として、酒飲みや酒豪、飲んだくれなどがあります。

ぐい呑み

ぐい呑みは、お酒を飲む際の器の呼び名です。同じくお酒を飲む器としてお猪口がありますが、ぐい吞みはそれよりも大きな器になります。大きさの基準としては、ぐいぐい呑むことができるサイズとなっています。それに対してお猪口は、安直の直と関連し、ちょっとしたものという意味があります。

「飲む」と「呑む」を使い方

「飲む」と「呑む」は、どちらも同じ読みで、使い方の境界線も曖昧な部分があります。では、実際にどのように使用すればよいのでしょうか。ここでは文章の事例を元に、「飲む」と「呑む」の違いを説明していきます。

「お酒を飲む」

「お酒を飲む」という場合には、人により量はまちまちです。例えば、コップ一杯のビールで酔っ払ってしまう人からすれば、コップ一杯は大量に摂取したことになりますので「呑む」を使用します。逆に、いくら飲んでも酔わない人からすれば、コップ一杯のビールは喉を潤す程度なので「飲む」という表現を使います。

客観的に見て、多いと考えるものでも、本人からすれば全然違う場合もありますので、線引きが難しくなります。

「お酒を呑む」は間違い?

お酒の場合に限りますが、「呑む」と「飲む」の違いは、摂取する量の違いです。そのため、「お酒を呑む」という表現は、飲み過ぎて酔っ払っている人に対しては「たくさん呑みましたね」と言う事ができますが、そうでない人には、「お酒を飲んでいますね」という表現になります。

ただし、誰の目から見ても大量にお酒を摂取していながらも全く酔っ払っていない人に、「あの人はたくさん呑んでる」と言うのは間違いではありません。

「水を飲む」

基本的に液体や固体でも、噛まずに飲み込めるものに対しては「飲む」を使います。「呑む」は、普通に飲み込まないものを摂取した場合に使われます。ただし、お酒だけは例外で両方を状況に合わせて使用します。水の場合は、液体ですので「飲む」を使用しますが、がぶがぶと大量に摂取する場合には「飲む」を使う事もあります。

「薬を飲む」

薬は固体ですが、噛まずに飲み込む事ができますので、「飲む」を使用します。また、薬はがぶがぶ飲むことはまずありませんので「呑む」という表現は使用しません。薬を飲む際に「服む」という言葉を使うこともありますが、これは薬を飲む際の「服用」からきた当て字ですので、本来の読み方ではありません。

「息を呑む」

「息を呑む」とは、驚いて息を止めたり、緊張している場合を意味する言葉です。この場合の「呑む」は、実際に飲み込むわけではなく、抽象的な表現になります。息は呑みこむものではなく吸い込むものですので、実際に行うものではありません。

「雰囲気に呑まれる」

雰囲気とは、その場その場で変ってきます。「呑む」を使う場合の雰囲気とは、自分の行動が周囲の状況に制限されてしまうことを意味しています。いずれにせよ、前述と同じく自分が摂取するわけではなく抽象的な表現ですので「呑む」になります。

「敵を呑む」

「敵を呑む」は、自分が敵を圧倒しているという表現を意味しています。もし、敵が何か反撃の対策を考えても、それは想定の範囲内ですので、逆転されることはありません。また、敵を自分の意のままに操れている場合にも「敵を呑む」という表現を使う場合があります。

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「飲む」や「呑む」をつかったことわざ

お酒や飲物や固体など、その場の状況によって「呑む」や「飲む」は、それぞれ使い分けていきます。では、ことわざで使われる「飲む」や「呑む」にはどのようなものがあるのでしょうか。ここではそのようなことわざについて説明していきます。

渇しても盗泉の水を飲まず

「渇しても盗泉の水を飲まず」とは、いくら喉が渇いていても、どこからか盗んできた水は飲まないという意味です。元々の水は、喉の渇きをうるおす程度の量ですので、がぶがぶと摂取する「呑む」は使用しません。

爪の垢を煎じて飲む

「爪の垢を煎じて飲む」とは、尊敬する人に少しでも近づくために、本来捨てる爪の垢をもらって煎じて飲んであやかりたいという意味です。爪の垢自体は固体ですが、煎じるとはお茶や薬を作る際に煮だしたり煎じたりすることを意味しています。

薬は、本来「飲む」ですしお茶も液体ですので「飲む」と表現します。

爪の垢が原料でも、加工されて摂取できるので「飲む」という表現になりますが、実際に爪の垢を飲む人はいません。

蛇は寸にして人を呑む

「蛇は寸にして人を呑む」は、優れた人は小さい頃から違っているという意味です。蛇は、一寸くらいの小さい頃から、人を呑み込む気概を持って生まれてきます。実際は、人の方が大きいので呑むことはできませんが、呑み込むのは丸のみですので「呑む」という表現を使います。

清濁併せ呑む

「清濁併せ呑む」とは、良いことも悪いことも自分の事として受け入れるという意味です。清は、清らかなことを表現しており、濁は濁流や混濁などのようににごっているさまを表現しています。また、どちらも飲物ではありませんので、「呑む」という言葉を使います。

「飲む」と「呑む」をうまく使い分けよう!

「飲む」と「飲む」は、周囲の状況や人がどのように考えているかなどの要素によって使い分けていかなければいけません。大まかには固体の場合が「呑む」で液体の場合が「飲む」と覚えておけば大丈夫ですが、例外もありますので、使い分ける際にはしっかりと確認しておきましょう。

また、お酒の場合のみ量やその人の状況によって「呑む」と「飲む」の両方を使用します。悪いイメージにならないよう、特に使い方に気をつけましょう。

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日本語の言葉の中には、正しい読み方や実際の使い方が良く分からないものもいくつかあります。「然り」という言葉と「把握」という言葉の意味や使い方を聞かれて、すぐに分からない場合は、まずこちらの関連記事で勉強してみましょう。

それぞれの正しい使い方や読みかた、意味などを例文を交えながら説明していきます。今まで使っていた言葉や知っていたはずの言葉も、案外間違っていることもありますのでしっかり確認しましょう。

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