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ベナレス周辺の観光地9つ|おすすめのアクティビティ5

Author nopic iconfujisawa
お出かけ / 2019年02月26日
ベナレス周辺の観光地9つ|おすすめのアクティビティ5

ベナレスはどこにある?

ベナレス周辺の観光地9つ|おすすめのアクティビティ5

ベナレスはインドの北東部に位置するベナレス県の県都で、インド最大の宗教都市として知られます。

ベナレスは首都デリーとコルコタの中間に位置し、人口は約1200万人(2011年)で日本との時差は-3時間30分、観光シーズンの11月〜1月は過ごしやすく気温も最低10度〜最高25度ほどです。

北方10kmのところには、ブッダが最初の説法を行なった場所サールナートがあり、仏教の4大聖地のひとつにもなっています。

ベナレスの正式名称は?

ベナレス(Benares)の正式名称は、インド連邦公用語のヒンドゥー語でバナラス(Banaras)です。同じく公用語のひとつで、歴史の古いサンスクリット語では、バラナシ(Varanasi)です。

ベナレスはインドが英連邦時代の表記で、今のインドではほとんど使われていません。インドの人たちは、バナラスとかバラナシと呼ぶのが一般的です。

ベナレスの街の特徴

ベナレス周辺の観光地9つ|おすすめのアクティビティ5

ベナレスはヒンドゥー教の7聖都のひとつで、インドの人たちにとって最大の聖地です。年間100万人もの信者が、全土から参拝に集まります。参拝者は早朝にガンジス河で沐浴し、市内に約1500あるヒンドゥー寺院に参拝します。

またヒンドゥー教では、ベナレスで死ぬと輪廻から解脱できると信じられており、死が近いと感じると火葬されるために訪れる信者も少なくありません。ベナレスは別名「大いなる火葬場」とも呼ばれます。

ベナレス周辺の観光地9つ

ベナレスは、インドの人たちの宗教生活に直接触れて、インドの文化を深く知ることのできる場所です。

敬虔(けいけん)な祈りの場でもあるので、写真厳禁の場所など、現地でのルールは事前に理解しておきましょう。十分な情報さえあれば、デリーからベルナスを巡る旅程は、初心者にも比較的安全と言われています。インパクトの強い旅になること請け合いです。ぜひ基本的な注意を怠らず、全身でインドを体験する旅をおすすめします。

1:ガンジス河

インドの人たちにとってベナレスのガンジス河は、河自体が女神として信仰の対象です。

ヒンドゥー教徒はガンジス河を「母なるガンガー(Gangamata)」と呼んで崇めています。ガンジス(Ganges)は英語表記で、ヒンドゥー語やサンスクリット語ではガンガー(Ganga)です。

ガンジス河での沐浴は罪を清めるために行われます。死んでガンジス河に遺灰を流すのは苦しい輪廻から解脱できると信じられているからです。

ガートについて

「ガート(Ghat)」はガンジス河の岸辺で、24時間365日火を絶やさない火葬場のことです。

ヒンドゥー教徒は死期を悟ると家族でベナレスを訪れ、ムクティ・バワンという施設で死を待ち、ガートで火葬されてガンジス河に流されることを望みます。それで魂が浄化されると信じているからです。

ガンジス河にはマニカルニカ・ガートとダシャシュアメード・ガートという大きな2つのガートがあります。ガートは撮影禁止です。

2:ヴィシュワナート寺院

「ヴィシュワナート(Vishvanath)」は、ヒンドゥー教の最高神シヴァ神をまつる寺院です。正確には「カーシー・ヴィシュヴァナート(Kashi Vishvanath)」です。インドで最も信仰を集めている寺院のひとつで、黄金のドームがあり「ゴールデン・テンプル」とも呼ばれます。

ガンジス河から徒歩圏内ですが寺院に入る際には靴を脱ぎ、カメラやスマホも持込禁止です。預ける場所を事前に確認しておきましょう。

3:ドゥルガー寺院

「ドゥルガー(Durga)」は、シヴァ神の妃で「血と破壊と死」を司る神のことです。ドゥルガー寺院は、このドゥルガー神をまつっている寺院です。

ベナレスの旧市街から7kmほど南に行ったところにあります。赤く塗られた外観が池に映り込む美しい姿で知られています。周囲の森にはかつて猿が多くいたことから、「モンキー・テンプル」との別名もあります。

4:トゥルシー・マーナス寺院

「トゥルシー・マーナス(Tulsi Manas)」は、インドの聖者トゥルシー・ダース由来の寺院です。

トゥルシー・ダースは、インドを代表するサンスクリット語の叙事詩「ラーマーヤナ」をヒンディー語に訳したことで知られています。「ラーマーヤナ」はヒンドゥー教の聖典の一つです。

「ラーマーヤナ」の物語を人形で表現した展示が見どころです。ドゥルガー寺院に隣接した場所にあり、両寺院を一緒に回るのがおすすめです。

5:バーラト・マーター寺院

「バーラト・マーター(Bharat Mata)」は、インド独立の父マハトマ・ガンディーが創始した寺院です。ヒンディー語でBharatはインド、Mataは母を意味します。ヒンドゥー神や聖者ではなく、インド自体を「母なるインド」として信仰の対象としています。

この寺院では762枚の大理石で作られたインドの立体地図を見ることができます。精密な縮尺で再現されたインドが寺院内に広がり、とても迫力がある光景です。

6:マーン・マハル

「マーン・マハル(Man Mahal)」は、ガンジス河沿いに建てられた宮殿です。

マーン・マハル宮殿は屋上に作られた天文台で知られています。この天文台は、ジャイ・スイ2世がインド各地に作ったもののひとつです。日時計の「サムラート・ヤン」が有名ですが、ガンジス河が一望できる絶景でも知られています(写真をご覧ください)。

最近では野生の猿が増えて、観光客が被害を受けているとの情報があります。注意しましょう。

7:バナーラス・ヒンドゥー大学

「バナーラス・ヒンドゥー大学(Bananas Hindu University)」は、ベナレスにあるインド6大国立大学のひとつで、全インドからエリートが集まります。

この大学は構内に「新ヴィシュバナート寺院」(写真)があり、大学も含めてベナレスの一大観光地になっています。この寺院は、ガンジス河に近いオリジナルの「ヴィシュバナート寺院」を複製して1960年代に建立されました。同じシヴァ神をまつります。

8:ラームナガル城

「ラームナガル城(Ramnagar Fort)」は、ベナレスの領主バルワント・シングが建設した要塞です。城内に博物館があり、当時の武器やテキスタイルのコレクションを見ることができます。

お城はベナレス旧市街とガンジス河を挟んで対岸にあり、リキシャで橋を渡るか、ボートで渡河する必要があります。リキシャだと30分、ボートだと1時間の道のりです。ラーム・ナガルはラッシーが名物ですので、ぜひお試しください。

9:サルナート

「サールナート(Sarnath)」は、仏教の4大聖地のひとつです。サールナートには釈迦が最初に説法をした場所(初転法輪)があり、巨大なダメークストゥーパ(仏塔)が建っています。仏教に帰依したアショカ王が、紀元前3世紀に建立した建築物です。

サールナートはベナレスから北方に10kmほどのところにあり、旧市街からバスで1時間ほどで到着します。周囲は広い公園になっており、園内には博物館や寺院があります。

考古学博物館

園内にある考古学博物館には、サールナート仏像の最高傑作が展示されており、見逃せません。

サールナートではサールナート仏と呼ばれる仏像が多数出土していますが、その中の最高傑作と言われている「初転法輪像」は見逃せない展示のひとつです。また、世界史の教科書で有名なアショカ王の4体の獅子の柱頭の実物が、館内のホールに展示されています(写真は園内に設置されてる別物です)。館内は撮影禁止です。

ムールガンダ・クティ寺院

ムールガンダ・クティ寺院は、釈迦が悟りを開いた後、最初の雨季を過ごした場所です。

この寺院には、日本人の画家野生香雪氏が描いた釈迦の一生の壁画があり、見どころのひとつになっています。また、寺院の裏手には、アショカ王が建てた石柱が残っており、こちらも見逃せません。

ベナレスに向かう機内で読むおすすめの本

NHKスペシャル「アジア古都物語 ベナレス」
NHKスペシャル「アジア古都物語 ベナレス」
口コミ

ガンジス河に遺灰を流せば、解脱できる。 もう、この世の苦しみは味わいたくない。ヒンズー教を信じガンジス河に還ることを願う人々のせつなさが、いとおしく伝わって来ます

ベナレスに対するインドの人たちの熱い想いを描いたドキュメンタリーです。

NHKスペシャルで放映された内容を活字化した書籍です。すでに古書ですが、インドの人たちが、なぜベナレスに行くことを熱望するのかを理解する、有力な手がかりを提供してくれます。200ページなので、デリーに向かう飛行機で読むのに最適です。

ペナレスでおすすめのアクティビティ5

ベナレスを見るだけでなく、ベナレスを体験しましょう。

ベナレスには、他の観光地では体験できないような、ベナレスだけの体験があります。ただし、衛生面への注意が必要な場所や、ヒンドゥー教徒でないと立ち入れない場所もありますので、十分な注意が必要です。旅行者としてのマナーやルールに配慮して、異文化との出会いを楽しみましょう。

1:ガンジス河での沐浴

「母なるガンガー」、インドの人たちのガンジス河に対する想いを少しでも理解するためには、実際にガンジス河で沐浴してみるのもひとつの貴重な体験です。

インドの人たちは男性はふんどしのような下着一枚、女性はサリーのままガンジス河に入ります。タイミングは、いちばん良い沐浴の時間とされている日の出の頃がいいでしょう。ただし衛生面には十分注意しましょう。日本人はインドの人たちのような耐性を持っていないからです。

衛生面に注意

インドの人たちのように、ガンジス河に潜ったりしなくても、体の一部で触れるだけで、ガンジスを感じることができるでしょう。

ガンジス河はインドの人たちの生活に密着した河です。洗濯やトイレ、食器洗いや埋葬にも使われる河なので、日本人に耐性がない病原菌も潜んでいます。顔や口をつけるのはやめた方が無難です。

日本人がガンジス河に慣れるには時間がかかります。最初は、手や足でガンジスを感じる位ではいかがでしょうか。

2:ガンジス河でボートに乗る

ガンジス河には、個人で乗せてもらうボートや、乗り合いのボートがあり、河岸の雑踏から離れ静かな沖合からベナレス観光することができます。

ベナレスではボートの客引きの大攻勢に出会うでしょう。でも朝日や夕日を、ボートから見てみたい気分になれば、乗り合いのボートに乗ってみるのも楽しい体験になるでしょう。旧市街対岸のラームナガル城まで約1時間のボートの旅をすれば、移動のついでにボート観光もでき、おすすめです。

3:ガートでプージャを見る

ガンジス河岸の2大ガートのひとつ、ダシャシュアメードガートでは、毎晩日没後にプージャ(礼拝)の儀式が開かれます。

ダシャシュアメードガートは夕日を見るポイントで多くの人が集まります。日没後は、そのままプージャが開催されます。プージャはバラモンによる宗教上の礼拝儀式ですが、旅行者も無料で見物することができます。

バラモンたちが、火のついた燭台を手に持ち、音楽に合わせて祈りを捧げる舞いが見どころです。

4:ラッシーを味わう

ベナレスではレストランだけでなく、専門店でラッシーをいただくことができます。

有名な専門店にはブルーラッシーショップ(Blue Lassi Shop)・ババラッシー(Baba Lassi)・バナラッシー(Bana Lassi)などがあります。ブルーラッシーショップはガンジス河岸のマニカルニカガートの裏手にお店があり、いつも外国人で賑わっています。

プレーンにフルーツやチョコレートをトッピングすると豪華です。

5:シルクなどのショッピング

ベナレスの特産品は、全インドで有名なベナレスシルクで作られた製品です。特にサリーやショール、ファブリックなどの製品は、お土産にすると喜ばれるでしょう。

ベナレスには、インドシルクなどのお土産を安心してショッピングできる専門店がいろいろ揃っています。特に、ヒンドゥー寺院の門前にあるお店では、寺院内に持ち込みできないカメラやスマホをロッカーで預かってくれるサービスもあり、旅行者の強い味方になります。

インドの聖地ベナレスを満喫しよう

ベナレスは旅行者にとって、他では得られない強い印象を残す場所です。

できれば長く滞在して、ベナレスに想いを寄せるインドの人たちの気持ちに触れてみませんか。ガンジス河・ヒンドゥー寺院・マハラジャのお城・国立大学などベナレスの場所にはどこも、インドの人たちの深い祈りが込められています。

ベナレスで観光名所を急いで巡るだけでは得られない体験をしませんか。ベナレスは知れば知るほど、それに応えてくれるでしょう。

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食べ物からインドの文化を理解するのもひとつの方法です。特に、インドの人たちが普段食べている家庭料理、アチャール(漬物)やチャイ(ほうじ茶)の豊かさは、知れば知るほど深いものがあります。

日本でも手に入るものがありますので、日本でインドの家庭料理に親しんでからベナレスに旅し、本場の味と食べ比べするのもおすすめです。

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