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「おじさん」とはどんな魚?|人気の食べ方とおすすめレシピ5選

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カテゴリ:レシピ

初回公開日:2018年12月05日

更新日:2020年02月16日

記載されている内容は2018年12月05日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。

また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

「おじさん」とはどんな魚?|人気の食べ方とおすすめレシピ5選

「おじさん」とはどんな魚?

みなさんは「おじさん」を知っていますか。親戚や近所のおじさんのことではありません。実はお魚の中に「おじさん」と呼ばれるものがいます。

「おじさん」はスズキ目ヒメジ科のお魚で、主にインド洋や西太平洋などのサンゴ礁や岩礁に生息しており、日本でも千葉県以南の太平沿岸や山口県以南の日本海側から沖縄にかけて見られます。名前からはどんなお魚なのか想像がつかない「おじさん」についてご紹介します。

実は高級魚

「おじさん」は、なかなか味の良いお魚です。近縁種のヒメジがフランス料理の食材に使われることもあるので「おじさん」も高級魚扱いされることもありますが、沖縄では古くから一般的な食用魚として親しまれており、さほど高級魚というわけではありません。

温かい地域では比較的メジャーな魚ですが、それ以外では流通量はあまり多くないので、希少性と味の良さから、近年は価値が上がり高値で取引されることはあります。

名前の由来と正式名称

「おじさん」の名前の由来は、一般的には顔に人間のおじさんのようなひげがあるので、そのまま「おじさん」になったと言われています。「おじさん」はいわゆる地方名や俗称のようですが、実は正式な和名です。

英語では「Five-barred goatfish」と言い、「Five-barred」は「五本の縞」、「goat」は「ヤギ」という意味で、英語でもヤギのようなひげがある魚という名前になっています。

「ババア」や「オバサン」もいる!?

冗談のようですが「ババア」や「オバサン」と呼ばれるお魚もいます。「ババア」は日本海やオホーツク海に生息する「タナカゲンゲ」という深海魚の俗称、「オバサン」はヨシキリザメの俗称です。

「ババア」は顔がそのままおばあちゃんに似ているところからそう呼ばれています。食用としてお刺身や鍋物の具として利用されます。「オバサン」もまた、やはり顔つきがおばさんのようなのでそう呼ばれるようになったと言われています。

高級魚「おじさん」の人気の食べ方

近年、市場価値が上がり高級魚の仲間入りをしつつある「おじさん」ですが、地域によっては古くから食用魚として親しまれてきたお魚なので、さまざまな料理に姿を変えて食卓に上ります。

「おじさん」にはどんな食べ方があるのか、人気の料理をご紹介します。

1:揚げ物

たんぱくな白身魚の「おじさん」は脂との相性も良く、フライにすると、ふわふわジューシーな食感のとても美味しい揚げ物になります。ソースをたっぷりかけていただきましょう。フライだけでなく唐揚げや素揚げにしても美味しいです。

調理の際、皮を引いて取り除くかはお好みですが、皮の部分にもうまみがたっぷりで、揚げ物にすると皮の部分はさほど気になりませんので、そのまま揚げるのがおすすめです。

2:煮つけ

「おじさん」は煮付けにしても美味しくいただけます。少し濃いめの味付けで、しっかり味を染み込ませた「おじさんの煮付けは」お酒のお供やごはんのおかずにぴったりの一品になります。

塩だけで味付けをした沖縄の伝統料理「マース煮(塩煮)」にするのもおすすめです。「おじさん」の旨みを、より深く味わえる一品になります。

3:すり身

「おじさん」はくせのない白身で、良いだしもたっぷりとれる旨みのあるお魚ですので、すり身にしてまるごと味わうのも美味しいです。

すり身はお味噌汁やお鍋の具だけではなく、油で揚げてすり身揚げにしたり、お魚ハンバーグにもできるので、さらにレシピが広がります。お魚が苦手な方にもおすすめの調理法です。

4:刺身

火を通してしっかり味を含ませたり、脂のコクを加えたりした「おじさん」も美味しいですが、やはりお魚は、新鮮なものをお刺身で味わいたいです。

そのままお刺身で食べても美味しい「おじさん」ですが、皮ぎしに旨みがたっぷりありますので、皮付きのまま皮目を炙った「焼霜造り」か、皮に熱湯をかけて処理した「皮霜造り」のように皮目をそのまま生かしたお刺身にするのがおススメです。お酒がすすむ一品になります。

おじさんのおすすめレシピ5選

それでは「おじさん」を美味しく食べるおすすめレシピを5つご紹介しましょう。「おじさん」はいろいろな調理法で美味しくいただけるお魚です。

ご紹介するレシピを参考にぜひ「おじさん」の美味しさを体験してみてください。

1:オジサンの天ぷら

揚げ物料理にとても合う「おじさん」はフライだけでなく、ぜひ天ぷらでも味わってみましょう。基本的には白身魚を天ぷらにするのと同じ要領でOKです。

カラッと揚がった衣がサクサクの天ぷらを、お塩や天つゆでいただくのも美味しいですが、「おじさん」の本場、沖縄のように、衣をたっぷり厚めにつけたフリッター風の天ぷらにするのもまた格別です。ぜひお試しください。

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材料
オジサン 半身
塩 少々
黒胡椒 少々
小麦粉 1/2cup
ベーキングパウダー 耳かき1杯くらい
氷水 1/2cup
(お好みで)夏野菜 適量
揚げ油 適量

1 2015/07/19の釣果。釣り場で内臓、えらを取り除き、海水でよく洗い、持ち帰ります。
2 今回はこのオジサンを使います。
3 うろこは取っておきます。大きなうろこで密集しています。
4 3枚おろしにします。 今回は半身は湯霜作り、もう半身は天ぷらにします。
5 腹骨はそぎ切にします。
6 中骨に沿って真直ぐに包丁を入れ、切り取る。
7 身は一口大に切り、塩・黒胡椒をふって10分程おく。
8 氷水と小麦粉、ベーキングパウダーを入れ軽く混ぜる。粉っぽさが残っているくらいがイイです。
9 170℃くらいの油でじっくり揚げます。

コツ・ポイント
ベーキングパウダーを入れると、カラッと揚がります。冷えてもサックサク♪

2:カタカシの煮付け☆煮付けの基本

沖縄では「カタカシ」という地方名で呼ばれこともある「おじさん」は和風の煮付けにしても絶品です。しっかり臭み抜きの下処理をして調理すれば、魚が苦手な方でも美味しくいただける魚料理になります。

淡白な「おじさん」の白身に、少し濃いめにしっかり味を含ませた煮付けは、ご飯のおかずやお酒のお供にもピッタリです。ぜひ味わってみたい一品です。

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沖縄ではひげがあることから、おじさんと呼ばれている白身魚。淡白な味で、煮付けると皮がぷるぷるで美味しい!!

材料 (一匹分)
白身魚 1匹
醤油 大さじ1
麺つゆ(3倍濃縮) 大さじ3
みりん 大さじ3
水or(酒を半分) 200ml~

1 鍋に入るように2等分し、1回魚を湯通しして臭みをとる。(必ず!)
2  魚の入る鍋に魚、調味料を全て入れてぐつぐつ裏表合わせて20~25分程煮る。水の量は魚の下半分以下でOK.
3 お皿に盛り付けて完成!身が崩れやすいので優しく扱ってね。今回は崩れてしまいました...。
4 白身魚で基本の調味料の割合は醤油:出し汁:みりん:砂糖=1:3:0.3:0.5らしいです。これを参考にしてもOK.
5 青魚だと1:1:0.3:0.6 鯛などの白身は、旨みが少ないので出しを取るための汁物より煮付けが向いているそう。
6 鯛でも美味しくできました☆ やはり味が淡白なので味付けはしっかり目が良いかも。2015.1.29

コツ・ポイント
臭みを取る為に魚にお湯をかけることがコツ。するのとしないのではかなり差が出ます。覚書の為のレシピです。あまり濃く味付けしても魚を楽しめないので私はこのぐらいの薄さ☆もっと濃くしたい方は基本の割合を参考にして下さい。

3:オジサンの清蒸魚

清蒸魚(チンジャンユー)は中国料理や台湾料理のお店の定番で、家庭でも作られることがあるポピュラーな料理です。ネギやショウガでお魚の臭みを上手く処理していただく料理ですが、お刺身にできるほど新鮮なものを使えばより美味しく作れます。

最後に熱々のごま油をジューッとかければ、香ばしい香りが食欲をそそる、おしゃれな一品になります。蒸し器がない場合は600wの電子レンジでで5~6分ほどチンしてもOKです 。

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釣った魚を食べよう♪( *´艸`)
白身魚の姿蒸し。白髪ねぎに熱々の胡麻油をジュワッとかけて仕上げます(^^)

材料 (2~3人)
オジサン 1ぴき
しょうが 2かけ
紹興酒 大さじ2
白ネギ 5㎝×3
ごま油 大さじ2
■ たれ 
ナンプラー 大さじ1
シーズニングソース(なければ醤油) 大さじ2
砂糖 小さじ1~2
鶏がらスープ(顆粒) 小さじ1

1 2015/12/07の釣果。釣り場で内臓、えらを取り除き、海水でよく洗い、持ち帰ります。
2 今回はこのオジサンを使います。
3 うろこは取っておきます。大きなうろこで密集しています。
4 しょうがは1かけを薄切り、1かけは千切りにする。
5 オジサンは火が通りやすいように切り目を両面に入れる。
6 薄切りしょうがを腹に入れる。
7 深めの皿に魚をいれ千切りしょうがをのせ、紹興酒をふる。
8 蒸し器で15~20分程蒸します。
9 白髪ねぎを作ります。縦に切れ込みを入れて芯の固い部分を除きます。
10 それを広げて繊維にそって縦に千切りします。
11 水に10分程さらします。
12 たれはすべて混ぜておきます。
13 水を切り、キッチンペーパーで水気を取っておきます。
14 蒸しあがりました~。
15 白髪ねぎを盛ります。
16 ごま油を煙が出るほど熱する。高温になるので火が移らないように注意。
17 白髪ねぎに油をかけていきます。油がはねるので注意。

コツ・ポイント
ごま油を熱するときはホントに高温になりますので、火が移らないように、また火傷しないように厳重注意。油を魚にかけるときもはねるので、広い場所で行った方が良いです。

4:オジサンの湯霜作り

湯霜造りは、お魚の皮も美味しく食べるためのお刺身の技法のひとつで、皮ぎしにもたっぷり旨みを持った「おじさん」にはもってこいの調理法です。皮を残して切り身にしたお刺身に熱湯をそっとかけて、皮がキュッと縮んだら完成です。

旨みだけではなく、身のぷりぷり感と皮のコリコリ感も同時に味わうことができ、この料理法ならではの美味しさが楽しめます。新鮮な「おじさん」が手に入ったらぜひ試してみたいお刺身です。

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釣った魚を食べよう♪( *´艸`)
皮のこりこり感と身の柔らかさが同時に楽しめます。普通の刺身では味わえない!

材料
オジサン 半身
大葉 2~3枚

1 2015/07/19の釣果。釣り場で内臓、えらを取り除き、海水でよく洗い、持ち帰ります。
2  今回はこのオジサンを使います。
3 うろこは取っておきます。大きなうろこで密集しています。
4 3枚おろしにします。今回は半身は湯霜作り、もう半身は天ぷらにします。
5 腹骨はそぎ切にします。
6 中骨に沿って真直ぐに包丁を入れ、骨を切り取る。
7 氷水を用意する。やかんでお湯を沸かす。
8 オジサンの皮の方を上にし、キッチンペーパーをかける。その上から皮にそって熱湯をかける。
9 皮が反り返ったら、すぐに氷水に入れ冷やす。
10 後は食べやすい大きさに...
11 チヌは普通の刺身にしました。和歌山の海はキレイなので、チヌも非常に美味しいです。

コツ・ポイント
皮と身の食感の違いが楽しめます。また皮に火が通っているので、旨みが非常に強くなります。
オジサンだったら普通に作る刺身より湯霜作りの方が断然美味しい(^ω^)
このほか鯛やチヌ、皮に旨みがある魚だったらよく合います。

5:オジサンのカルパッチョ

「おじさん」は普通のお刺身や湯霜造りでも美味しいですが、さらに少しアレンジを加えて、カルパッチョにしていただくのもおすすめです。野菜も添えてサラダ風に仕上げてみましょう。

さわやかレモンとさっぱりお塩でいただく「おじさん」のカルパッチョは、オリーブオイルのいい香りも漂うちょっとお洒落な一品になります。

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釣った魚を食べよう♪( *´艸`)
旨みが強いのでサラダ風でカルパッチョにすると野菜もモリモリ食べられます♪

材料
オジサン 半身
■ ソース
オリーブオイル 大さじ1
レモン汁 大さじ1
塩昆布 大さじ1
胡椒 少々
(足りなければ)塩 少量
■ お好みで
レタスやトマト 適量

1 2015/12/07の釣果。釣り場で内臓、えらを取り除き、海水でよく洗い、持ち帰ります。
2 今回はこのオジサンを使います。
3 うろこは取っておきます。大きなうろこで密集しています。
4 腹びれの後ろのところから包丁を入れ胸びれの後ろまで切りこみをいれ頭を切り落とす。
5 3枚おろしにします。
6 腹骨はそぎ切にします。
7 この半身を使います。
8 中骨に沿って真直ぐに包丁を入れ、骨を切り取ります。
9 皮をひきます。
10 薄めにそぎ切りします。
11 塩昆布はみじん切りして他ソースの材料とまぜ合わせ、カルパッチョに添えます。

コツ・ポイント
野菜はレタス、ベビーリーフ、水菜、パプリカ、トマトなどが合います。私はカイワレ大根を入れるのが好きなのですが、ちょっと辛みが強いのでオジサンには合いにくいかもしれません。それでも私は入れますけど(^_^;)

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おじさんを釣ろう!

優れた食材である「おじさん」について、いろいろな食べ方やレシピを見てきました。スーパーや鮮魚店などで購入できる「おじさん」ですが、実は自分で釣り上げてゲットすることもできるお魚です。

自分で釣った「おじさん」の味は、また格別のものに違いありません。それでは「おじさん」の釣り方について見ていきましょう。

おじさんの釣り方

「おじさん」の釣り方は大きく分けて2種類あり、餌を使った投げ釣りと、もう1つはルアーを使った仕掛け釣りです。どちらの釣り方でも釣果が期待できます。

それでは、この2種類の釣り方や仕掛け、タックルについて詳しく見ていきましょう。

投げ釣り

「おじさん」を投げ釣りで狙うための特別な仕掛け、タックルは必要ありません。他の魚を投げ釣りで狙っていたら「おじさん」が釣れたということも多いので、一般的な投げ釣り用のタックルで十分間に合います。

餌はイワイソメや魚の切り身、貝のむき身などが適しています。根掛かりの可能性が高い釣り場では、短めのハリスにして、針も小さめの物を使うのがおすすめです。

ルアー釣り

ルアー釣りの場合も「おじさん」専用にタックルをあつらえる必要はありません。ロッドはシーバスロッドやエギングロッド、リールも中型のスピニングリールがあれば対応できます。

ルアーは陸から狙う場合はスプーンやフローティングミノー、船上からの場合はメタルジグを使ったジギングでも狙うことができます。

おじさんが釣れるポイント

魚釣りで釣果を上げるには、仕掛けやタックルだけでなく、どういった地域で釣れるかのポイントが重要です。釣るのに特別な仕掛けやタックルは必要なかった「おじさん」ですが、続いておじさん釣りに適した場所、ポイントについて見ていきます。

伊豆諸島や南西諸島

「おじさん」の生息域は日本近海では、千葉県以南の太平沿岸や山口県以南の日本海側から沖縄の比較的暖かい地域です。したがって「おじさん」が釣れる地域も生息域に準じた、主に伊豆諸島や南西諸島になります。

それらの地域であれば、沿岸付近の砂浜や磯などの岩礁地帯だけでなく、釣り船で沖合に出てでの釣りまで、さまざまな場所がポイントになります。

おじさんが釣れるベストシーズン

おじさん釣りについて、仕掛けやタックル、ポイントと順番に見てきましたが、最後におじさん釣りに適したシーズンはいつなのかを見てみましょう。

ベストシーズンを狙ってたくさん釣ってみましょう。

6月~10月

結論から言うと、おじさん釣りに適したシーズンは特になく、おじさん釣りのポイントの一つである沖縄では一年を通して釣れる魚として、ポピュラーな食用魚になっています。

ただし、沖縄とは条件が異なる本州付近においては、初夏の6月頃~10月頃の秋にかけての、天候や波の状態が比較的安定している季節がベストシーズンとしておすすめです。

高級魚「おじさん」を美味しく食べよう

「おじさん」という妙な名前を持ったお魚について見てきました。名前や見かけはちょっと変わっていますが、さまざまな料理でその味を楽しむことができるお魚です。

スーパーや鮮魚店でその姿を見かけたら、また釣り上げる機会があったら、ぜひその味を堪能してみてください。お刺身だけでなく焼いても煮ても美味しくいただけますので、ご紹介したレシピを参考に、ぜひあなただけのオリジナルメニューを作ってみてください。

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