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アオブダイについて特徴5つ|アオブダイの注意点2つ

Author nopic iconもんもーる
雑学 / 2019年03月08日
アオブダイについて特徴5つ|アオブダイの注意点2つ

アオブダイには別名がいくつかある

「アオブダイ」という魚についてご存知でしょうか?普通の人にはいまいちなじみのないアオブダイですが、釣り好きならば知っている方も多いでしょう。

アオブダイは青色がかったその体色ゆえにその名前がつけられていますが、アオブダイという名称以外にもいくつか別名があります。

アオブダイは前頭部がまるでこぶのように盛り上がりハチが張っているので、「ハッチ」「バッチ」という別名でも呼ばれています。

アオブダイについて

1:生息域

アオブダイという名前を聞いたことはあっても、実際に見たことも食べたこともないという方も意外と多いのではないでしょうか。

ここではまず、意外と多くの人が知らないアオブダイの生息地や生態・特徴などについて詳しくご紹介していきますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

まずは、アオブダイの生息地から確認していきましょう。東京湾から沖縄・フィリピンにかけての大西洋に生息しているため、日本の海でも比較的多く釣ることのできる魚です。

アオブダイは深海ではなく浅い海で生きる魚であり、サンゴ礁や岩礁に生息しています。このような場所に生息していることから、アオブダイは比較的釣りやすい魚であると言えるでしょう。

2:色や特徴

それでは、色や特徴に関してはどうなのでしょうか。アオブダイは「アオ」という名前がつけられていることからもわかるように、熱帯魚らしい色鮮やかな青色の体色をしています。

また大型魚であり、前頭部がコブのように盛り上がっているという見た目も特徴的だと言えるでしょう。

3:食べられるのか

アオブダイは、イワシや鮭のようにメジャーな魚でもなければ、日常的に食卓にのぼる魚でもありません。そのため、アオブダイを食べれるかどうか知らないという方も多いことでしょう。

結論から言うと、アオブダイは食べることができますが、独特の苦みがあり食感も柔らかくないため、好き好んで食用とする人はあまりいないのが実情です。

ただし、沖縄など一部の地域では刺身やバター焼きなどにして食べられています。

食中毒に注意

アオブダイは食用は可能ですが、他の魚と違って気軽に食べられる魚ではありません。というのも、アオブダイには毒が含まれているからです。

過去にはアオブダイを食べて食中毒を起こしたケースもあり、またアオブダイによる食中毒患者39名のうち3名が残念ながら死亡しています。

このようなことからも、アオブダイは決して気軽に食べられる魚ではないということがおわかりいただけるでしょう。

4:釣るには

アオブダイは味もまずく毒をもっているので、釣り人には外道・雑魚扱いされている魚です。しかし中には「アオブダイを釣りたい」という方もおられることでしょう。

では、アオブダイを釣るためにはどうすればよいのでしょうか。アオブダイは雑食で海藻や甲殻類をよく食べるため、それらをエサにして、岩礁あたりに仕掛けるようにすれば比較的簡単に釣ることが可能です。

大きく引きも強い

アオブダイは比較的釣りやすい魚であるとは言え、気をつけるべき点ももちろん存在します。

アオブダイは他の魚と比べても顎の力が強く、また何よりも大型魚であるので、いざエサに食いついて引っかかったとしても、引きがなかなか強いです。

そのため、引きを感じたならばすぐにリールを巻くようにするのが失敗せずに釣るコツだと言えるでしょう。

5:鯛の仲間ではなくブダイ

意外と多くの人が、アオブダイは鯛の仲間であると誤解していますが、これは間違いです。アオブダイはスズキ目ベラ亜目ブダイ科の魚であり、大型魚らしく鎧を着こんだ武士のような立派な姿をしていることから「武鯛(ブダイ)」という名前が付けられたという説もあるほどです。

アオブダイは鯛とは見た目も大きさも全く違うということをぜひ知っておきましょう。

6:イラブチャーとの違い

沖縄では、アオブダイに似たブダイ科の魚は「イブラチャー」と呼ばれています。しばしば「アオブダイ=イブラチャー」と誤解されがちですが、両者は似て非なるものです。

アオブダイは毒を持っている魚であるのに対して、イブラチャーは毒を持っておらず、そのため沖縄では積極的に食用として使われている魚です。

また、アオブダイは尾びれが短いのに対して、イブラチャーは長くなっているという違いもあります。

アオブダイの毒について学べる本はこちら!

毒持ちさん
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毒を受けたときの対処法とかも書かれていて楽しく読めました。 次回、同じような動物本が出るなら、カラー化を期待したいです。

アオブダイの生態やそれが持つ毒についてもっと詳しく知りたいという方には、一迅社ブックスから出ている「毒持ちさん」をおすすめします。

アオブダイだけでなく、他の「毒持ち」の生物の生態について面白く、またわかりやすくキュートなイラストで解説している一冊です。

この本を読めば、アオブダイの毒の強さや怖さについて知ることができるでしょう。

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Twitterでよく見かけるイラストレーターの方が挿し絵を描かれてたので購入。
どこまで実用に足るかは分かりませんが、毒を受けたときの対処法とかも書かれていて楽しく読めました。

アオブダイには注意

以上では、アオブダイについて意外と多くの人が知らない生態や特色などの基本情報についてご紹介してきました。

アオブダイは釣り人にとってはなじみぶかい「外道」であるものの、他の魚と違っていくつか注意しておくべき特色を持っています。

ここからは、アオブダイを釣ったり食べる際の注意点についてチェックしていきましょう。

1:アゴの力がとても強いものもいる

アオブダイについて知っておくべき注意点としてまず挙げられるのが、顎の力がとても強いものもいるということです。

アオブダイは上下の歯が鋭く発達しているだけでなく、他の大型魚と比べても顎の力が強い魚ですので、釣った直後に油断すると指をかみつかれてけがをしてしまう可能性もあります。

そのため、アオブダイを釣った後の取り扱いにはくれぐれも注意したいところだと言えるでしょう。

2:フグの毒より強いパリトキシンを含む

フグよりも強い毒であるパリトキシンを含むということも、アオブダイに関して注意すべき点として挙げられるでしょう。

アオブダイは海藻や甲殻類などさまざまなものを食べる雑食の魚ですが、スナギンチャクのように毒持ちも食べるため、体内にパリトキシンと呼ばれる非常に強い毒を蓄積しています。

この毒は水に溶けやすく、みそ汁のように加熱調理したとしても毒性を失うことはないので、十分に注意しなければ危険です。

パリトキシンの症状は

それでは、アオブダイのもつパリトキシンの症状とはどのようなものなのでしょうか。

パリトキシンの潜伏時間は他の魚の毒と比べてもやや長めで、摂取してから12時間から24時間で体調に異変をきたすことになります。

具体的には激しい筋肉痛や麻痺、呼吸困難やふらつきなどの身体症状を伴います。放置しておくと死ぬこともあり、実際にアオブダイによる食中毒が原因で亡くなっている人もいるほどです。

プロの調理以外は危険

今回はアオブダイについて特集してきましたが、いかがでしたでしょうか。熱帯魚らしく鮮やかな青色をしたアオブダイは観賞用としてはよいものの、毒を持っているので食用としてはおすすめできません。

きちんと毒抜きができる資格をもったプロの調理以外では、アオブダイは食べないようにしましょう。

この記事に関連する情報もチェックしよう!

アオブダイを素人が調理するのは危険ですので、自分で釣った魚を食べたいならば鯛などを調理するようにしましょう。

以下の関連記事では、鯛の美味しい食べ方やおすすめのレシピについて詳しくご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

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