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オーストラリアンケルピーってどんな犬?性格や特徴・販売価格

Author nopic iconオレゴン子猫
動物・ペット / 2019年10月31日
オーストラリアンケルピーってどんな犬?性格や特徴・販売価格

オーストラリアンケルピーとは?

オーストラリアンケルピーはオーストラリア原産の牧羊犬で、日本では登録数が少ない珍しい犬種です。

原産国のオーストラリアでは、大変人気のある犬種で、バランスのよいコンパクトなサイズと、頑丈な体のつくり、疲れ知らずのエネルギーで知られています。

現役の牧羊犬として活躍するほか、ショードッグや家庭のペットとしても愛されています。豊富な運動量が必要な犬種なので、都会よりも、郊外に住む家庭向きです。

オーストラリアンケルピーの歴史、習性と生態、身体的な特徴、性格、さらには入手法と販売価格について、ご紹介します。

オーストラリアンケルピーの歴史

オーストラリアンケルピーは、19世紀に、イギリス・スコットランドから当時植民地だったオーストラリアに入植した移民が連れてきたスムース・コリーと、オーストラリアに生息する犬科の野生動物ディンゴとの交配で生まれたと考えられています。

その後、他の犬種との交配や改良を重ね、さらに丈夫でスタミナのある犬種となったのが、現在のオーストラリアンケルピーで、世界各国で優れた牧羊犬として認められています。

「ケルピー」という名前は、スコットランドの方言であるゲール語で、伝説の中に出てくる水の精の名前に由来します。

オーストラリアンケルピーの習性・生態

オーストラリアンケルピーは大変用心深く、利口で、穏やかな気質を持ち、疲れ知らずのエネルギーと忠誠心にあふれた犬です。

普段は大変大人しい性格で、吠えることを好みませんが、警戒心が強く、不審な物音や、家族以外の人に対して吠えることもあります。

動きの活発さと敏捷性は、牧羊犬ならでは。加えて、神経の繊細さと適格な判断力、主人に対する服従心が強く、与えられた仕事を喜んでこなす、心強いパートナーになってくれます。

広大な土地でも、家庭の庭先でも、牧羊犬としての生まれながらの本能や適性を失うことはありません。

オーストラリアンケルピーの体重・体高

オーストラリアンケルピーは、ワーキングタイプとショータイプの2種類に区別されています。サイズ、毛色、毛質の詳細は、ワーキングタイプとショータイプで異なります。

日本では、ショータイプのオーストラリアンケルピーの体高は、オスが46~51cm、メスは43~48cm、体重はオスが11~14㎏、メスは9~11㎏とされています。

また、体高より体長がわずかに長い傾向があります。ショータイプのオーストラリアンケルピーは、痩せ気味ではいけません。

オーストラリアンケルピーの身体的特徴

きりっとしたいかにも賢そうな顔立ちに、しなやかな筋肉質のボディと短くてつやのある被毛が美しい、オーストラリアンケルピー。

先祖であるスムース・コリーよりも小柄で、脚がやや長めです。尻尾は長く、耳は特別な処置を施さなくてもドーベルマンのような立ち耳になります。

ここでは、オーストラリアンケルピーの大きな身体的特徴である、美しい顔立ち、筋肉質でありながらスレンダーなボディ、そして美しい被毛について、詳しくご紹介します。

オーストラリアンケルピーの身体的特徴
  • 知的な顔つき
  • 筋肉質
  • 被毛は短毛でダブルコート

知的な顔つき

スムース・コリーとディンゴの血を引くオーストラリアンケルピーは、キツネのような端整で知的な顔つきをしています。

頭部はややドーム型で、ストップ(前頭部と口吻部の境目部分)がはっきりしています。眼はアーモンド型、目の色は濃いですが、被毛の色に準じて目の色も淡くなります。

耳は立ち耳で、少し外側を向いています。口吻は先細で、そのため穴に顔を突っ込んで作業をすることもできます。頑丈な歯は、上顎の切歯が下顎の切歯の前にぴったり重なるシザース・バイトです。

筋肉質

一見したところ、スリムに見えるオーストラリアンケルピーですが、たくましくがっしりとしたしなやかな四肢、筋肉質の引き締まったボディを持っています。

歩く姿は軽快では持久力に富み、一瞬で自由自在にスピードを変えることができます。頑丈な体は、長時間水を飲まなくても耐えられます。つま先はアーチ型でコンパクト。大変エネルギッシュな疲れ知らずの犬です。

筋肉質のボディは、軽くブラッシングしたり、しっかり絞ったタオルで拭いて、お手入れしてください。

被毛は短毛でダブルコート

オーストラリアンケルピーの被毛は、短毛のダブルコートです。 被毛には「スムース」「ショート」「ラフ」の3種があります。

ショードックとして公認されている毛色は、ブラック、ブラック&タン、レッド、レッド&タン、フォーン、チョコレート、スモーク・ブルーの7つです。ワーキングタイプのケルピーには、毛色の制約はありません。

短毛なので、手入れは楽ですが、抜け毛は多めです。春と秋の換毛期には、大量の下毛が抜けるので、定期的にブラッシングやシャンプーをしてください。

オーストラリアンケルピーは走るのが得意?

本来のオーストラリアンケルピーの牧羊犬としての仕事は、広大な敷地に散らばる羊を追って、集め、誘導することなので、全速力で走り回るのは大得意です。

数いる牧羊犬の中でも、オーストラリアンケルピーは特に優れた牧羊犬をして世界的に評価されており、抜群の能力を発揮します。

羊の群れの周りをものすごいスピードで走り回りながら、巧みに羊の群れを誘導するさまは、見事なものです。

このような並外れた運動神経を生かして、たくさんのオーストラリアンケルピーがドッグスポーツのジャンルでもオーストラリアン大活躍しています。

オーストラリアンケルピーの運動能力の特徴
  • 運動神経がいい
  • ドッグスポーツで活躍している

運動神経がいい

オーストラリアンケルピーは、数ある牧羊犬のなかでも、特に運動神経の良い犬です。

羊たちの群れの周りを信じられないほどのスピードで走り回りながら、実に巧みに羊の群れを目的の場所へ導きます。また、羊の背中の上を走って、群れの先頭にたどり着くことができるという、ユニークな技能を持っています。

歩く様子はとても軽快かつ持久力に富み、一瞬で動くスピードを自由自在に変えることができます。また、長時間水を飲まなくても大丈夫です。

ドッグスポーツで活躍している

抜群の運動神経を持っているオーストラリアンケルピーは、犬と一緒にドッグスポーツを楽しみたい方にうってつけのパートナー犬です。

抜群のスピードと敏捷性があり、大変訓練しやすく、状況を見て判断する力に優れているので、フライングディスクやアジリティなど、あらゆるタイプのドッグスポーツに向いています。

愛犬と一緒に本格的に競技に参加したい方には、ナショナル ディスクドッグ アソシエーションが全国各地で協議会を開催しています。

オーストラリアンケルピーの性格

オーストラリアンケルピーは、ワーキングドッグ、ショードッグ、家庭犬、どのタイプに関わらず、大変利口で、エネルギッシュな犬です。

見た目もたくましく、敏捷性に優れていますが、普段はとても大人しく、争いを好まず、他の犬とも協調できる穏やかな性格の持ち主です。また、言いつけられた仕事を喜んでこなし、遊ぶことが大好きです。

現役の牧羊犬で、運動欲求は大変高い犬です。主人への忠誠心が大変強く、物覚えも良いので、躾も楽です。

また、ショータイプのほうがワーキングタイプより、性格が穏やかで、行動も落ち着いています。

オーストラリアンケルピーの性格
  • 運動欲求が高い
  • 忠誠心がある

運動欲求が高い

今も、ワーキングドッグとして働くオーストラリアンケルピーは、仕事熱心で、活発に動く、運動欲求の高い犬種です。

この気質は、家庭犬でも変わりません。この犬を家族の一員に迎えるからには、相当な運動量が必要なことを前もって覚悟して下さい。

散歩は一日2回以上、一回につき最低でも1~2時間。エネルギーを発散させるためには激しい運動が望ましいので、毎日でもドッグランで走らせてあげましょう。

ただし、広いところリードを外して走らせることは、お勧めできません。あっという間に、信じられない程遠くまで行ってしまいます。

忠誠心がある

優れた牧羊犬として、人間と共に働いてきた長い歴史を持つオーストラリアンケルピーは、主人に対する忠誠心がことのほか強い犬です。

一度相手をリーダーと認めると、その要求を汲み取り、期待に応えようと、主人と真剣に向き合います。

家族に対する仲間意識も強く、子供の扱いも上手なので、少しくらいいたずらをされても、辛抱強く相手をしてくれます。ただし、感覚が鋭く、警戒心も強いので、見知らぬ人には吠えることもあります。

オーストラリアンケルピーの入手法また販売価格は?

オーストラリアンケルピーの子犬の販売値段は、一般的に20万前後で、入手するにはブリーダーから購入するほかに、里親から引き取るという方法もあります。

日本では珍しい犬種なので、ペットショップに並ぶこともほとんどありません。また、ブリーダーの数も残念ながら多くはありません。確実に入手したい場合は、お住まいの近くだけでなく、全国のブリーダーや里親を探す必要があります。

気に入ったブリーダーが見つかったら、早めに連絡を取って、予約しておくことが大切です。

ブリーダー

ブリーダーの数が少ないのが、オーストラリアンケルピーの難点です。

ブリーダーを探すには、グループサイト「みんなのオーストラリアンケルピーブリーダー」が便利。ペットショップを通さず専門ブリーダーからの直販なので、健康な子犬を良心的な価格で購入できます。

海外のブリーダーから個人輸入するという手もあります。海外では10万円以下で販売されているケースも多いようです。日本へ輸入する場合、手数料などを含めて合計30~40万円程度です。

里親

入手が困難なオーストラリアンケルピーを飼うには、里親になる、または里親から購入する、という方法もあります。

飼い主のやむを得ない事情で飼い続けることができなくなったり、捨てられたオーストラリアンケルピーを引き取って、次の飼い主を探すのが里親です。

里親から引き取る場合、一般的に価格はブリーダーから購入するよりも安価になります。また、里親になる場合、多くは購入費用は無料で、負担するのは予防接種代だけです。

ブリーダーから購入する前に、里親からの購入または里親になることも検討してみてはいかがでしょう?

運動好きのオーストラリアンケルピーと一緒に遊ぼう

オーストラリアンケルピーは、散歩の時間や距離が短いとノイローゼになるという説があるほど。

日本では珍しい犬種のケルピーを家族に迎えるのですから、飼い主も一緒に楽しめる運動を見つけて、遊ぶ時間を沢山作りましょう。

公園でフライングディスクを投げて、ケルピーに空中や地上でキャッチさせるのは楽しい遊びです。

飼い主はディスクを投げることで運動になり、ケルピーは思い切り走ることで必要な運動欲求を満たすことができます。

太陽の光を浴びながら、戸外で一緒に遊べば、パートナーとしての絆もいっそう強まるはずです。

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