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このはずくの独特な鳴き声とは?このはずくの特徴や生態まとめ

更新日:2024年04月16日

このはずくを中心に特徴や生態、特技や鳴き方など、初めてこのはずくを知るという方にもわかりやすいようにまとめました。名前の由来やほかのフクロウの特徴にも少し触れているので、このはずくだけでなく、その仲間のフクロウについても少しだけ触れることができます。

このはずくの独特な鳴き声とは?このはずくの特徴や生態まとめ

このはずくとは?

このはずくは、フクロウ目の一種で、漢字で「木の葉木菟」と書き、「木の葉のように小さいミミズク」という由来から名付けられたそうです。

そのため、日本に飛来するフクロウの仲間の中では最も小さいと言われています。日本でも夏鳥として知られており、特に特徴的なこのはずくの鳴き声は、聴いたことのある方もいるのではないでしょうか?

今回は、そんなコノハズクがいったいどのような特徴を持ち、生活しているのかをまとめました。

このはずくの生態・分布

このはずくは、温帯や熱帯地域に多く分布しており、アフリカやインドネシア、ユーラシア大陸などで見ることができます。

そのため、日本でも本州北部や北海道では夏鳥として、気温の高い本州南部では留鳥として知られていますが、準絶滅危惧種に指定されているため、野生ではあまりみることはできません。

ここからは、そんなあまり見れる機会の少ないこのはずくが、どのような生活をしているのか、詳しい生態についてご紹介します。

夜行性

このはずくはもちろん、フクロウの仲間は基本的に夜行性のため夜に活動し、獲物の捕食などを行います。このはずくは、ネズミや小鳥などの小動物や昆虫などの節足動物を捕食し、生活しています。

一方昼間はというと、木のうろや木陰、キツツキの古巣などに隠れて寝ていることがほとんどです。動物園などでフクロウの仲間がみんな眠そうにしているのはこのためです。

また、夜に獲物を狩る時など、上から狙いほとんど音を立てることなく狩りをすることができます。

単独行動を好む

基本的にこのはずくは、オスメス関係なく、単独行動を好みます。しかし、繁殖期が近くなると、パートナーを作ってつがいで行動することが多くなります。

鳥の種類によってはオスだけやメスだけで子育てをしたりもしますが、このはずくは子育てもオスメス一緒に子供が巣立つまで世話をします。

子供は巣立ってから暫くは、兄弟や親と共に行動しているところを見ることができます。巣立って直ぐにはまだ、上手く飛べずエサを獲ることもままならないからです。

慣れてくると独り立ちして、それぞれで行動するようになります。

このはずくの特徴とは?

フクロウの仲間はどれも姿形が似ていて、見分けがつかないと思われている方も多いのではないでしょうか?しかし、実際によく観察してみるとそれぞれの種類で特徴が違ってきます。

例えば同じコノハズク属の中でも、インドオオコノハズクは瞳の色が黄色やオレンジなど地域によって異なる色をしていることで知られています。

では、このはずくにはどの様な特徴があるのでしょう?特徴を知って見分けられるようになりましょう。

見た目の特徴

このはずくの見た目にもよく観察するとさまざまな特徴があります。

上記にも記載したように、体の大きさは日本で最も小さいフクロウですが、大きさに関しては見比べてみないと見分けるのは難しいです。

しかし、見た目だけで判断できるわかりやすい特徴もあります。羽の色や模様、目の色などたくさんありますから、自分にとって見分けやすい特徴を見つけてみましょう。

ここからは、初めてこのはずくを見る方でもわかりやすい見た目の特徴をご紹介していきます。
次のページ:このはずくの生態を知っておこう

初回公開日:2019年08月20日

記載されている内容は2019年08月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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