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犬が後ろ足で蹴るのはなぜ?その理由と対策方法や注意点を紹介

Author nopic icon高梨美樹
動物・ペット / 2019年08月14日
犬が後ろ足で蹴るのはなぜ?その理由と対策方法や注意点を紹介

なぜ犬は後ろ足で蹴るのか?

犬が後ろ足で蹴る行動ってどんな意味があるのでしょうか。
気になっている飼い主さんも多いと思います。

お散歩で排せつ後などに、後ろ足を交互に蹴り上げる行動を見たこと、経験したことがあるけれど、どうして犬はこのような後ろ足で蹴る行動を取るのでしょうか?

実は、複数の理由が存在します。
ここでは、その理由について説明していきます。

「匂いを消すため」だけではない

排せつした後に取る行動なので、自分のオシッコやウンチの匂いを消すためと、
考えている方が大勢いらっしゃいます。

でも、決して匂いを消している訳ではなく、むしろその逆で、匂いを拡散させて、遠くまで広げようとしている行動です。

犬が後ろ足で蹴る理由

犬が後ろ足で蹴るのはなぜ?その理由と対策方法や注意点を紹介

犬が後ろ足で蹴る理由は1つではありません。複数の理由があり、その時々で全く異なる意味を持ちます。
また、すべての犬がこの後ろ足で蹴るという行動をする訳でもありません。

では、どのような意味があるのか、どんな犬が後ろ足で蹴る行動を取るのか、
順番に説明していきます。

犬が後ろ足で蹴る理由1:マーキング

排せつ後の後ろ足で蹴る理由の1つはマーキングと言われています。
オシッコをいろいろなところにかけてマーキングする行動は犬を飼ったことがない方でも、
広く知られております。ただ、後ろ足で蹴るという行動は、意外と知られておりません。

これは犬の本能とも言われる行動で、
自分の肉球を砂や土に擦りつけて、匂いを拡散するためと言われております。


犬の肉球にはフェロモンと似ている物質が分泌されており、
排せつ物と一緒に肉球を擦り付けて自分の匂いを拡散させています。

ただ、全ての犬がこの行動を取る訳ではありません。
では、どのような犬が後ろ足で蹴る行動をとるのでしょうか?

それは、去勢前のオス犬に多くみられ、縄張り意識が強く、自己顕示力が強い、
自分をアピールしたい犬に多く見られます。
人間でいうと、目立ちたがり屋の出たがり屋に近いタイプです。

犬が後ろ足で蹴る理由2:愛情表現

犬が後ろ足で蹴る理由はマーキングだけでありません。
愛犬とリビングなどでくつろいでいる時など、後ろ足で人間を蹴る行動をとることがあります。

これは、マーキングとは全く意味が異なり、飼い主さんに対する愛情表現の一つで、
「大好き」「あなたに服従してます」「あなたはボスだよ」「心を許しているよ」という意味の行動です。

くつろいでいる時に、後ろ足で蹴る行動をとられて、あっちに行ってほしいのかな?
邪魔だと考えているのでは?遊んでほしいのかな?
いろいろ想像しちゃいますが、それは違っていて、犬にとっては愛情表現です。

愛犬に後ろ足で蹴られるということは、実は信頼の証でもあります。

そんな時には、優しく声をかけてあげたり、背中や頭を撫でてあげたりと、しっかり愛情のお返しをするようにしましょう。
愛犬との絆もより一層強くなることでしょう。

犬が後ろ足で蹴る理由3:怒り

犬がケンカをしかける前や、イライラしている時に見られる行動と言う説があります。

馬が後ろ足で蹴り、興奮している姿は見たことがある方も多いことでしょう。
それと、似ている行動で、怒りと興奮が入り混じった行動とも言われております。

犬が後ろ足で蹴る理由4:威嚇

怒りとは少し異なり、知らない人が近づいてきたり、見知らぬ犬と出くわした時などにみられる行動で、「わん、わん」と吠えながら、後ろ足を蹴る仕草です。

相手に対して威嚇している時にも後ろ足で蹴る仕草をすることがあります。

マーキングとは違い足を交互に蹴る行動ではなく、同時に蹴り、一見後ろに後ずさりしているように見える場合もあります。

気の弱い犬ほど吠えることが多いので、飼い主さんは優しく、「大丈夫、怖くないよ」と背中を撫でて興奮を抑えてあげましょう。

犬が後ろ足で蹴る頻度が多すぎる時の注意点

後ろ足で蹴る行動が多すぎたり、長時間蹴り続けていると犬のケガにもつながります。
犬のダメージが大きくならないような注意点を説明します。

肉球が傷つく

長時間に渡り足を蹴り続けていると、肉球に傷がつくこともあります。
やわらかい土や砂の上では起こりにくいですが、コンクリートやアスファルトの上で蹴り続けていると、
肉球に傷が付き、ばい菌などで痛めてしまいます。

夏のコンクリートやアスファルトは特に熱くなっているので、長い時間やりすぎている場合には、
背中を撫でてやめさせてあげましょう。


肉球を痛めてしまうと、犬は歩くのも嫌がるようになり、お散歩も嫌いになり、
運動不足になる場合もあります。
長時間蹴りすぎないように、また、頻度が多い場合には、飼い主さんが調整してあげることも大切です。

犬が後ろ足で蹴るのをやめてほしい時の対策方法

後ろ足で蹴る仕草は可愛らしいのですが、どこでも、どんな場所でもやってよい訳ではありません。
やめてほしい時の対策についてご説明します。

犬が後ろ足で蹴るのをやめてほしい時の対策方法
  • 完全にやめさせることはできない
  • もう蹴らなくても大丈夫」であると教えてあげる
  • 合図を決める

1:完全にやめさせることはできない

犬の本能といわれるこの後ろ足で蹴る行動を完全に止めさせることは難しいです。
特にマーキングの場合には、自己顕示欲が強い犬、気が強い犬に多いので、
それを完全にやめされることは、かなり難しいでしょう。

生まれ持った本能を封じ込めるのは信頼関係のある飼い主でも至難の業です。

2:「もう蹴らなくても大丈夫」であると教えてあげる

時と場合により、やめさせなければならない時があります。
通行人が近くにいたり、車が止まっていたりした場合、土や砂、石などを蹴り上げることにより、
迷惑がかかることもあるでしょう。

特に大型犬になると、石などが飛ぶ距離も長くなり、
人にぶつかってケガをしたりということも考えられます。

やめて欲しい時には、無理やりリードを引っ張ったりせず、
声をかけ、背中を軽く叩き、もう大丈夫と制してあげましょう。

3:合図を決める

犬のわかる言葉で合図を決めるのも有効です。

排せつが終わったらすぐに、「まて」「OK」など、蹴る行動をする前に、
普段使っている言葉で合図をしてあげることも良いでしょう。


根気よく教えてあげれば、排せつ後の蹴る行動は少なくなります。

犬が後ろ足で蹴る理由は状況によって違う

このように、1つの行動でも、意味がたくさんあります。
犬はおしゃべりができませんので、行動で示します。

飼い主が良く愛犬を観察し、状況を見極めて接してあげることが大切です。

状況によって対応を変えることが重要

どこでも、同じように蹴る行動をして良い訳ではありません。その時々で、飼い主の判断は重要になります。
犬は本能で行動してしまうので、愛犬が悪者にならないよう時には、制する必要もあります。

その時々で、時には見守り、時には制するという状況判断が飼い主には必要です

犬が好きな人ばかりがいる訳ではありません。
人に迷惑をかけたり、犬に対して嫌悪感を与えるような行動は
できるだけ避けるようにした方がよいでしょう。

犬が後ろ足で蹴る理由を理解して接してあげよう

犬が後ろ足で蹴るのはなぜ?その理由と対策方法や注意点を紹介

犬の後ろ足で蹴る理由はさまざまです。

1 マーキング
2 愛情表現
3 恐怖
4 威嚇

行動は1つなのですが、その時々で後ろ足で蹴る意味が異なることがわかりました。
飼い主が理由を知ることにより、愛犬との接し方も違いますし、より一層絆が強くなることでしょう。


愛犬とよりよく生活するために、犬の行動の意味を知るということは、
とても大切なことです。

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