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寝る時間が長い動物と短い動物10選|肉食動物と草食動物で違う?

Author nopic iconkumi17
動物・ペット / 2019年10月11日
寝る時間が長い動物と短い動物10選|肉食動物と草食動物で違う?

動物によって寝る時間は違う

私たち人間は、平均的に1日8時間程度寝ていますが、動物の睡眠時間は生息環境や食べ物によって大きく変わります。

寝ることは身体を休め、脳細胞を修復したり新陳代謝を上げてくれるものでもあるので、人間にとって、とても大切な行動の1つです。

しかし、動物によっては、たくさん寝ないと命の危険性があったり、逆にあまり寝なくてもいい体のしくみになっている動物もいるため、睡眠時間の差は数十時間にもなる動物もいます。

肉食動物と草食動物で違いがある?

肉食動物は襲われる危険性が少ないため、寝る時間が長いのに対して、草食動物は肉食動物に襲われる危険性が常につきまとうため、寝る時間が少なくなっています。

また、肉食動物の主食である肉は高カロリーのタンパク源であり、高カロリーのエサを食べると眠気が促されることから、肉食動物は長く寝ている傾向にあります。

反対に、草食動物の主食である草はカロリーや栄養価が低く、1日に必要な栄養量を満たすには大量に食べなければならないため、睡眠時間よりも食事の時間を長時間取ることが必要です。

寝る時間が長い動物5選

一般的には、肉食動物は寝る時間が長いとされていますが、寝る時間が長い代表的な動物は草食や雑食の動物です。

その理由は、動物が住む地域や特性によって、寝る時間が長くなってしまうためです。

ここからは、動物の中でも睡眠時間が長いと言われている、5種類の動物についてご紹介します。

寝る時間が長い動物1:コアラ

コアラは、最も寝る時間が長い動物で、1日の睡眠時間は22時間と言われているほどのロングスリーパーです。

コアラが1日のほとんどを寝て過ごしているのには、主食としているユーカリの葉が大きく影響しています。

ユーカリの葉には毒素が含まれており、コアラは長い時間をかけてその毒素を分解しています。

また、毒素の分解をするには大きなエネルギーが必要であるために、コアラには長い睡眠時間が必要です。

寝る時間が長い動物2:ナマケモノ

おっとりとした動きが印象的なナマケモノの1日の睡眠時間は、15時間~20時間と言われています。

ナマケモノは活動量を減らし、エネルギー消費をおさえて進化してきた動物です。そのため、寝る時間を長くすることでエネルギーを温存しています。

1日に必要なエサの量は8gとかなり少量です。

また、動きが遅いだけでなく、消化のスピードも遅いので、食べたエサを消化するためには1ヶ月ほどかかります。

寝る時間が長い動物3:アルマジロとオポッサム

雑食性のアルマジロとオポッサムの睡眠時間は、1日に16時間~19時間と言われています。

アルマジロは、日中は巣の中で寝て過ごし、夜中から早朝にかけて昆虫や植物などのエサを探します。そのため、生きている間の80%近くは寝て過ごしていると言えるでしょう。

オポッサムは、日本ではあまり知られていない動物ですが、カンガルーのような「育児嚢」と呼ばれる袋を持っており、「死んだふりをする動物」として有名です。

夜行性なので、日中は敵に見つかりにくい場所で寝て過ごし、夜になるとエサを求めて活動します。

寝る時間が長い動物4:キツネザル

しま模様が特徴的な尾を持っているキツネザルの睡眠時間は、1日に16時間と言われています。

キツネザルは、主に木の上で活動しており、日中はエサを採取して、夜になると仲間と集まって寝ます。

熱帯地域のマダガスカルで、エサを求めて木から木へ手足を器用に使って飛び移るためには、多くのエネルギーが必要です。そのため、睡眠時間を長く取ってエネルギーを蓄えています。

寝る時間が長い動物5:ハムスターとリス

ペットとして人気の高い、ハムスターとリスの1日の睡眠時間は、14時間と言われています。

ハムスターは夜行性のため、日中は寝て過ごしており、夜になると活動を始めます。人間は夜になるとまとめて睡眠をとりますが、ハムスターは1日に50回ほど寝て起きてを繰り返しています。

リスには200以上のさまざまな種類がいますが、そのほとんどは昼行性か薄明薄暮性です。巣を樹洞や地下に作るため、危険性がない巣穴の中で眠っていることが多いです。

寝る時間が短い動物5選

人間にとって必要不可欠な睡眠ですが、天敵に狙われる危険性が高い動物は、寝る時間がとても短いです。さらに、熟睡すると命の危険性があるために、完全に寝ることができない動物もいます。

ここからは、寝る時間が短いと言われている、5種類の動物についてご紹介します。

寝る時間が短い動物1:イルカ

眠らない動物というイメージの強いイルカですが、右脳と左脳を交互に眠らせている「半球睡眠」を1日に何百回と繰り返しているため、人間のように完全に寝ている時間はありません。

左の目を閉じている時は右脳を休めており、右の目を閉じている時には左脳を休めています。

両目を閉じて眠らないのは、開いている方の目で、サメなどの天敵に襲われないように常に注意を払っているからです。

また、哺乳類であるイルカは肺呼吸なので、もし水中でそのまま眠り続けてしまうと、溺れてしまう危険性もあります。

寝る時間が短い動物2:キリン

動物園でも大人気のキリンは、立ったままで、1日に1~2時間の睡眠を取っており、座って眠るのは20分程度と言われています。

カロリーの少ない草からエネルギーを得ないといけないので、キリンのような大きい身体を持つ草食動物は、大量の草を食べなくてはいけません。そのため、食事にとても時間がかかります。

また、寝るという行動には「身体の代謝を高める」「脳細胞の回復を早める」という役割があります。

しかし、キリンは元々代謝が低く、脳細胞が壊れるスピードが遅いので、睡眠をあまり必要としません。

寝る時間が短い動物3:馬と象

馬と象の1日の睡眠時間は、2~3時間と言われており、まとまった睡眠時間を取らずに、寝て起きてを繰り返しています。

馬は、数十分の睡眠を数回繰り返しています。群れで生活しているため、横になって眠る場合には、全員で一斉に眠らず、交代で眠ります。

象は、深夜1時~朝6時の間に睡眠を取り、それ以外の時間帯は天敵から逃れながら、大量のエサを探し求めています。

象が横になって眠るのは3~4日に1回程で、最大で46時間も眠らなかったこともあります。

寝る時間が短い動物4:牛

いつも寝そべっていると思われがちな牛ですが、1日の睡眠時間は3~4時間と言われています。

牛が寝る際には、短時間の睡眠を6回~10回程度繰り返します。しかし、それ以外の牛の睡眠については、いまだに解明されていない点が多いです。

牛は「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」の他に、うとうとしている状態があります。うとうとしている状態では、エサを食べることができ、敵に襲われた場合には逃げることもできます。

寝る時間が短い動物5:タヌキ

可愛らしい風貌で人気のタヌキの1日の睡眠時間は、5時間と言われています。しかし、動物園で飼育されているタヌキでさえ、睡眠についてはあまり情報がありません。

タヌキは基本的に夜に活動します。雑食性なので果実や昆虫なども食べますが、基本的には植物を食べることが多いです。

また、民家に近いところに住んでいるタヌキの場合は、残飯を漁ることもあります。

巣を作って生活するため、眠っている時に天敵に襲われるようなことはないでしょう。

ペットの寝る時間は?

ペットとして飼われている動物達は、天敵に襲われる心配やエサに困ることがないため、野生で暮らしている時よりも、長く寝ている動物がほとんどです。

ハムスターなら1日に14時間~16時間、猫なら12時間~14時間寝ています。また、成熟していない子どものペットや高齢のペットならば、1日のほとんどを寝て過ごします。

ペットは留守番中ほとんどを寝て過ごしている?

野生動物は、エサを探す以外にはなるべく体力を消費しない目的で寝ています。

しかしペットの場合は、エサを探す必要も襲われる心配もないため、遊ぶ相手がいなくなると留守番中は大体寝て過ごします。

誰もいなくても寝られるほど、ペットが安心できている証拠でもあるので、決して悪いことではありません。

ペットの場合は、生涯の半分以上を寝て過ごしますから、寝て過ごせるほどの安心できる環境を築いてあげることは、とても大切なことです。

寝ることは動物にとって大切なこと

寝る時間が長い動物と短い動物について紹介してきましたが、どの動物にとっても、「寝ること」は体力の温存や生きていくために、とても大切な役割を果たしています。

野生では命の危険がつきものなので、中には熟睡できない動物もいますが、まったく寝ないことは決してありません。人間にとっても動物にとっても、寝ることはそれほど重要なことなのです。

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