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アマガエルは飼育できる?おすすめの入手方法と飼育方法は?

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動物・ペット / 2019年10月10日
アマガエルは飼育できる?おすすめの入手方法と飼育方法は?

アマガエルの飼育に必要なものは?

カエルのなかでも比較的小さめで、鮮やかな体色と愛嬌のある顔立ちをしたアマガエルはペットとして人気です。

独特な愛らしさや仕草にハマってしまう人が多い上、初心者でも飼いやすく、省スペースで飼育できるのも人気の理由でしょう。

ただし、毒を持っているなどの特性もあるため、正しい知識を付けて、飼い主もカエルも安全に快適に過ごせる環境を整えましょう。

アマガエルの飼育に必要なもの
  1. 飼育ケージ
  2. 水場
  3. 保湿剤
  4. 床材や登り木

アマガエルの飼育に必要なもの1:飼育ケージ

飼育ケージは、ガラス製の水槽やプラスチックケージなどさまさな種類があります。

1匹であれば、幅20×奥行き20×高さ30センチくらいが理想的です。小さすぎるとカエルがストレスを感じてしまい、大きすぎると掃除が大変になってしまいます。

アマガエルは木の上で生活する樹上性カエルの一種で、縦方向への移動が得意です。足の指にある吸盤で壁や木にくっついて登ることができるため、蓋がないと逃げてしまいます。

逃亡防止のため、必ず蓋のあるケージを選びましょう。

アマガエルの飼育に必要なもの2:水場

水入れには、飲み水を入れます。1~2日ほど放置してカルキを抜いた水を与えてください。金魚やメダカの飼育用のカルキ抜き材を使っても良いです。

アマガエルは、お腹を水につけることで皮膚から給水するので、水浴びができる大きさの水入れを置いてあげましょう。

泳げるほどの大きさや、深さのあるものは必要ありません。アマガエルの体が入って少し余裕がある程度を目安に、丁度良いサイズの水入れを探しましょう。

アマガエルの飼育に必要なもの3:保湿剤

水苔やパームチップ(マット)、ウールマット、ヤシガラ土など、保湿剤の役割をするものはたくさんあります。

保湿剤=床材であることも多いです。飼育ケージのメンテナンスにかかる手間の大半は床材の掃除なので、どの保湿材を使うかは床材の掃除のしやすさを基準に考えましょう。

天然の保湿剤である苔を利用するという手もあります。

腐葉土やパームチップ、ヤシガラ土で地面を固め、その上に苔を配置すれば、湿度が保たれるだけでなく、排せつ物を分解する役割も果たします。

アマガエルの飼育に必要なもの4:床材や登り木

床材には、水苔やパームチップ、腐葉土などを飼育ケージの底に敷きましょう。

水苔は汚れたら洗って再利用可能、ウールマットのようにシート状のものならフンの掃除が楽にできます。キッチンペーパーを厚めに敷き、汚れたら捨てるという方法もあります。

樹上性のアマガエルは立体的な移動を好むため、流木を配置して登り降りできるようにしましょう。天然の流木には保湿材としての役割もあります。

スペースに余裕があれば、ポトスやドラセナなど湿気と暑さに強い観葉植物を設置すると登り木兼空気浄化の役割もできます。

アマガエルを飼育する際の注意点は?

マガエルを飼育する際には、特に気を付けなければいけない注意点とその対策を解説します。

せっかく可愛がっていても、間違った知識で飼育していると、アマガエルが病気になったり、命にかかわってきます。また、人間に害のある「毒」についても十分注意して接しましょう。

アマガエルを飼育する際の注意点
  1. エサの選び方と与え方
  2. 飼育ゲージ内の乾燥に注意
  3. 清潔な環境を保つ
  4. アマガエルは毒を持っている

アマガエルを飼育する際の注意点1:エサの選び方と与え方

カエルの餌は虫です。虫以外にも栄養補助的な役割で人工飼料も与えますが、主食はあくまで虫です。

カエルは基本的に動いているものしか食べません。目の前をちょろちょろ動いている物には、何にでも反応してかみつくため、コオロギなどの活餌をアマガエルの目の前に置くと動きに反応して食いつきます。

万が一、食いつきが悪いようなら、いろいろな虫を試してみると良いでしょう。栄養価のバランスなどを考えながら、試行錯誤してみてください。

アマガエルを飼育する際の注意点2:飼育ゲージ内の乾燥に注意

適正湿度は70~85%です。

自然環境にいれば丁度いい湿度の場所に移動することができますが、水槽の中では自分で調節できません。

飼育ケージの中に温度湿度計を設置し、保湿剤や霧吹きなどで常に適正な湿度を保ちましょう。

また、アマガエルが「湿気が足りない」と感じているときはより地面に近い場所にいます。アマガエル自身がケージの中でより快適な湿度を求めているので、普段からしっかり観察するようにしましょう。

アマガエルを飼育する際の注意点3:清潔な環境を保つ

夏以外は1週間に1回、夏の暑い期間は3日に1回程度、飼育ケージの掃除をしましょう。

飼育ケージの壁面や流木、観葉植物の葉っぱなどについている汚れをふき取ったり、飼育ケージ内に排せつ物や餌の残りや破片などが落ちてれば取り除く程度の掃除で十分です。

ただし水入れだけは毎日交換して、常にきれいな水をあげてください。アマガエルの飲み水に排せつ物が混ざるなどして不衛生なままにしておくと、病気になってしまいます。

アマガエルを飼育する際の注意点4:アマガエルは毒を持っている!

アマガエルの皮膚はつるつるした粘膜に覆われていますが、この粘膜からは自分の体を細菌や微細物から守るための毒が分泌されています。

野生のアマガエルは細菌やウイルス、カビなどが繁殖しやすい温暖でじめじめした環境で暮らしているため、粘液から微量の毒を出すことで身を守っているからだといわれています。

手で触るだけなら問題ないですが、傷ついた手で触ったり、触った手で目や口を擦ったりすると、痛みなどの原因となるため十分な注意が必要です。

アマガエルを触った後は、必ずしっかりと手洗いをしましょう。

アマガエルの飼育方法

アマガエルは、飼育方法を知っていれば手軽に育てることができます。ここでは、飼育ケージ内の環境と、餌、冬眠についてを説明します。

特にケージ内の環境については、アマガエルを長生きさせるうえで重要な点です。きちんと理解して、生活環境を整えてあげましょう。

飼育方法1:飼育環境と設備

飼育ケージは直射日光の当たらない場所に置き、昼間は25度、夜は20度を目安に温度を調節してください。

飼育ケージ内に必要な最低限のアイテムは、保湿剤、水入れ、登り木、温度湿度計です。

最低限の飼育環境さえ整えていれば、あとはそれぞれの好みに合わせて好きなようにレイアウトしてみてください。中にはこだわりの“苔テラリウム”を作る人もいます。

アマガエルにとっての過ごしやすさはもちろん大事ですが、掃除などの世話をしやすいレイアウトであるかどうかも考えてみると良いでしょう。

飼育方法2:餌

エサは、コオロギやレッドローチなどの活餌が主流です。両生類や爬虫類を販売している専門店では、レッドローチやコオロギ、ワームなどが売られています。

虫が苦手な人は、ピンセットで摑んだ餌を生きているように動かして、食いつくのを待つという方法もあります。

虫にもそれぞれサイズがあるので、小さなアマガエルには小さめの虫というように、丁度良いサイズを与えてください。

変態直後の小さなカエルは、成体が食べるような大きな虫は食べられません。ショウジョウバエやレプトミンを細かく砕いたものを与えましょう。

飼育方法3:冬眠対策

アマガエルは、飼育ケージ内の温度を20度以上に保つことで冬眠しなくなります。

常にエアコンをつけている部屋なら温度に関しての心配はないですが、電気代を考えると非効率的です。飼育ケージ外に設置するタイプの熱帯魚用のヒーターを使って、適温を保つようにしてください。

冬は湿度が下がるうえに、ヒーターを使うことでさらに乾燥が進むため、温度だけでなく湿度にも気を配りましょう。

また、アマガエルは、20度以下になると内臓の動きが弱まり、餌の食いつきが悪くなるということも覚えておきましょう。

アマガエルの餌の与え方と頻度

飼育下のアマガエルは、餌としてコオロギを食べさせるケースが一般的ですが、コオロギ単体では必要な栄養素が摂れないため、栄養補助剤であるレプトミンも与えることが多いです。

与えすぎると栄養過多になってしまうこともあるため、体の大きさに見合った適切な量を与えるようにしましょう。

コオロギ

アマガエルの活餌は、ヨーロッパイエコオロギが一般的です。

カエルの餌の中でも主食として非常に優秀です。

爬虫類や両生類を扱う専門店や通販サイトで、100匹で500円程度で購入できます。体長が3~4センチのアマガエルにはSかSSサイズのコオロギ、体長が10センチ前後のアマガエルにはMかLが良いでしょう。

レプトミン

アマガエルは基本的に動かないものは食べてくれません。

ピンセットでふやかしたレプトミンを口の近くまで持って行き、くねくねと動かして、食いついてくれるのを待ちましょう。

おすすめのアマガエル!人気の5種類を紹介!

世界には、約550種類のアマガエルが存在します。

その中でも日本で人気があり、かつ飼育しやすい5種類について、生息域や寿命、特徴などを紹介していきます。

1つの品種の中に色の違いの希少な特徴のあるアマガエルがいることもあるので、興味があれば詳しく調べてみるのも楽しいでしょう。

おすすめのアマガエル
  1. ニホンアマガエル
  2. イエアメガエル
  3. アカメアマガエル
  4. クツワアメガエル
  5. モリアオガエル

おすすめのアマガエル1:ニホンアマガエル

日本でアマガエルといえばニホンアマガエル、というほどメジャーで人気のある品種です。生息地は北海道から九州までほぼ全国に分布しています。

体長は2~4.5センチほどで、オスよりもメスの方が大きな体です。鼻から目を通って、耳にかけて黒茶色っぽい帯模様があるのが特徴で、寿命は約5~10年ほどです。

オスの喉には"鳴のう"という袋があり、雨が降り出す前や繁殖期になると、「クワックワックワ」や「ゲッゲッゲッゲ」という声で鳴きます。

おすすめのアマガエル2:イエアメガエル

オーストラリアやニューギニアの民家や畑などに出没するため、現地ではよく知られています。

体長は雄雌ともに5~11㎝ほどで、アマガエルの中では大きな部類です。寿命はおよそ15~20年で、25年も生きた長寿なイエアメガエルもいます。

どっしりとした太めの体型で緑色の滑らかでつやのある皮質で、成長するにつれて皮膚が分厚くなり垂れ下がってきます。

白い斑点のあるホワイトスポットや、うっすらと青みがかってクリアな色合いのブルーといった色違いもいます。

おすすめのアマガエル3:アカメアマガエル

グアテマラ、コスタリカ、パナマなどの熱帯雨林や二次林に主に生息する品種です。体長は3~7センチほどで、オスよりもメスの方が大きく、平均寿命は約5年です。

名前どおりの赤い目と縦長の黒い瞳孔が特徴的です。黄緑色をベースに側面には鮮やかなブルーと、クリームがかった黄色の美しい柄があります。

手足の指はビビッドなオレンジ系で、全体的にカラフルな色合いです。まぶたが網目状になっていて、目をつぶるとまぶたの独特な模様を見ることができます。

おすすめのアマガエル4:クツワアメガエル

インドネシア、オーストラリア、パプアニューギニアなどの畑や森林に生息する品種です。

体長は6~14センチで、アマガエルの中では最大級のサイズです。寿命は、野生で約10年といわれています。

上唇は緑色なのに対し、下唇が白く縁どられているため、英名では「White-lipped tree frog = 白い唇のアマガエル」と名付けられています。

背中に白い斑点がある個体もいます。腹は下唇と同じ白色で、鱗のような柄が見られます。

おすすめのアマガエル5:モリアオガエル

日本の固有種で、本州と佐渡島に生息しています。

体長は、オスが4~7センチ、メスが6~8センチほど。体色には個体差があり、背中のみに褐色の斑紋が出るもの、全身に斑紋があるもの、無紋のものがあります。

平均寿命は、約10年。オスは、繁殖期になると「コロロロロ、コロロロロ」という鳴き声を発するようになります。

他のアマガエルと違い、水面上に張り出した木の上や水際の草むらなどに泡状の卵塊を産み付け、卵は1週間ほどで孵化し、雨によって泡の塊とともに水中へ落下します。

アマガエルの入手方法は?

アマガエルを飼育すると決めたら、次にどこで手に入るのかを考えましょう。

アマガエルの入手方法はいくつかあります。販売店で購入する方法や、自然に生息するアマガエルを捕まえる方法、卵を孵化させてオタマジャクシから育てる方法などです。

アマガエルは、オタマジャクシからでも育てることができます。

外来種を飼育したいなどのこだわりがある場合はお店で購入するしかありませんが、ニホンアマガエルなど一般的なアマガエルの卵であれば繁殖地の水田などで入手できます。

卵やオタマジャクシから育てるには?

2~3月に繁殖地の水田などで卵の塊が手に入ります。オタマジャクシから飼育したい場合には、もう少し暖かい時期を狙いましょう。

飼育ケージには、砂利や石を設置し、水を入れます。卵から育てる場合は水深5~10cm、オタマジャクシからなら5cmほどで十分です。

可能であれば、卵やオタマジャクシを入手した場所の水をもらい、水槽に入れましょう。

オタマジャクシが生まれたら、茹でたホウレンソウや砕いた金魚の餌などを与えましょう。後ろ足が生えてきたら、肺呼吸への切り替えに備えて陸地を用意します。

アマガエルは冬眠するの?

野生のアマガエルは、10度以下になると冬眠します。

変温動物であるカエルは、寒い冬の間は活動ができないため、森の中の湿った落ち葉の下や土の中に埋まって冬を越します。

飼育下でも冬眠させることは可能ですが、冬眠させずに越冬するのが普通です。

なぜなら、温度管理を間違えると冬眠から覚めてしまい、起きているのに内臓の動きが鈍いために食事をしても消化できなかったり、逆に冬眠から覚めずに命を落とすというリスクがあるからです。

アマガエルの繁殖方法は?

成熟したオスとメスのアマガエルを用意し、4~7月の繁殖期までに産卵に必要なエネルギーを蓄えるため、たっぷり栄養をとらせます。

繁殖期になるとオスは鳴のうを鳴らして大声を発します。メスとペアができると、メスがオスをおんぶして水辺に移動し、約200~1000個の卵を産みます。

繁殖期のオスの鳴き声はかなり大音量なので、マンションやアパートもしくは隣家との距離が近い家に住んでいる人は近隣の迷惑になるため、注意が必要です。

アマガエルの販売価格とは?

アマガエルの価格は500円~15,000円と幅があります。

ニホンアマガエルなど道端でも見られるような一般的な種類は、500円~1,000円程度で販売されています。

一方で、アカメアメガエルなど、珍しい種類や色柄の個体は高価になることもあります。

アマガエルの鳴き声がうるさい時の対処法

特にオスのアマガエルは、繁殖期になるとメスにアピールするために大きな声で鳴き声を発します。

また、アマガエルは夜行性なので夕方以降に鳴き始めます。

近所迷惑が心配な場合は、小さな声でしか鳴くことができないメスを飼いましょう。

アマガエルはとても飼いやすい初心者にオススメのペット!

アマガエルはペットを飼ったことのない初心者にも飼育しやすい生き物です。一人暮らしや仕事をしていて日中は家に誰もいないという人でも飼うことができます。

個性豊かな種類とカラーバリエーションの中から、お気に入りのアマガエルを選んでみてください。卵やオタマジャクシから育てれば、さらに愛着も増すことでしょう。

飼育ケージにさまざまなアイテムを配置することで擬態する様子が観察できたり、生きた虫を捕食する姿を観察するのも楽しめます。

見ていて飽きない愛らしいアマガエルを迎えてみてはいかがでしょう。

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