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即断即決する方法とコツ・本|即行動/即実行/脳

カテゴリ:自己啓発

更新日:2024年04月28日

即断即決する方法

あなたは友人または職場の同僚が、格好良く即断即決をしている姿を見て、憧れたことはありませんか。情報化社会の波の中、颯爽と決断する姿は私たちの目からは格好良く映りますが、果たして良い選択と言えるのでしょうか。

今回は、即断即決する方法やコツ、本やメリット・デメリットなどを紹介します。

方法その1.即行動

行動とは実際に動くことを指しますので、そこに計画などは含まれていません。即行動するためには、思い立ったら動いてみるだけです。

私たちは、視覚からたくさんの情報を処理することができますが、それはメリットでもあり、デメリットでもあります。例えば、ものを片付けるだけなのに面倒くさいと感じる、近所に買い物に行くだけなのに疲れを感じるなどがあります。

実際に疲れているのは体ではなく脳の方なので、簡単なことは考えずに行動に移しましょう。そこに特別な計画が必要なければ、動いてしまったほうが楽になるでしょう。

方法その2.即実行

実行とは、頭の中で思い描いたことを行動に移すことを指します。行動よりは、少し複雑なプロセスですが意味はあまり変わりません。

上記で挙げたように、実際疲れているのは体ではなく脳の場合が少なからずあります。頭の中で計画を思い描いている時点で、脳の容量を少なからず消費しているでしょうし、実行に移すのは勇気がいることもあるでしょう。

そこで、実行に移す前に「この計画を実行したところで、周りに迷惑をかける可能性はあるか」「失うものはあるか」などを検討し、特にリスクがなければ実行してしまいましょう。先延ばしにしないことで、さらなる脳の疲れを防ぐことができるでしょう。

即断即決するために本を紹介!

ここからは、即断即決するためだけではなく、優れた判断をするのに役立つ本をご紹介します。

選択の科学

コロンビア大学で教鞭をとるシーナ・アイエンガー氏によって書かれた本です。人間の中には、本能的に選択を求める欲求があることから始まり、どのように選択をしていけば懸命な判断に繋がるかなどのヒントが述べられています。

研究結果からだけではなく、著者の生い立ちや倫理的な立場からも選択の価値について考察しています。マーケティング、恋愛、母親などあらゆる立場からの実験があるので、幅広い年代にでき、一人の女性のバイオグラフィーとしても楽しめる一冊です。企業マーケティングについても触れているので、ビジネスマンにもです。

少し難しい内容もありますが本書の中から、即断即決に留まらないセオリーを学ぶことができるでしょう。

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我々は色々の場面で常に「選択する」ことを求められるが、本書はそれを統計的に且つ科学的に分析したもので、大変参考になった。他の人に読むことを大いに薦めたい。

論理的思考力が6時間で身につく本

パズル作家である北村良子氏によって書かれた本です。論理クイズや考え方のコツが書かれており、わかりやすい文体でどなたでも楽しめる本です。サイズは大きいですが、厚みは薄いので子どもにもです。

一見すると思考力を鍛えることは即断即決に関係ないように感じるでしょうが、論理的な思考力を鍛えることにより、即断即決しつつ失敗の少ない選択をすることが可能になります。訓練をすれば、一生を通じて役に立つ能力になるでしょう。

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実際は思考「力」が身につくというよりも、論理的に考えるための「やり方」を教えるものだと思います。これが習慣になれば本当の「思考力」になるので
”守破離”の”守”の準備段階といった感じでしょうか。普遍的なスキルが学べる本です。

判断疲れしないために

ここまでは、即断即決プラス優れた判断力をつけるのに役立つ本をご紹介しました。

上記でも取り上げたように、私たちの脳は毎日たくさんの情報を取り入れて処理をしているので、無意識のうちに判断疲れをします。いくら早く決断しても、優れた判断でなければあまり意味がないでしょう。即断即決するためには、脳が疲れていない元気な状態であることが必要と言えます。

このことを踏まえて、脳が元気であるための方法も見ていきましょう。

即断即決する脳を作るために

判断疲れを極力避けることの重要性をご紹介したところで、ここからは即断即決する脳になるための方法をご紹介します。

マインドフルネスについて

即断即決をするためには、判断力が必要です。この判断力を司る分野は、前頭葉という脳の領域になります。この前頭葉のバランスをとるために有効だといわれているのが、マインドフルネスです。

マインドフルネスの概念は、自分が今いる場所や行動にフォーカスすることです。簡単にできる方法は瞑想があります。静かな場所で余計なことを考えず、呼吸に意識を集中するだけです。自分の感じていることに敏感になることで、考え方の癖に気づくことができ改善が見込めます。このことが判断力アップに繋がるでしょう。

その他にも脳の疲れやストレスを和らげ、集中力を高めるので即断即決に役立つ方法といえるでしょう。一人でできる上にコストもかからない方法です。

脳に良い食事をとる

初回公開日:2018年03月22日

記載されている内容は2018年03月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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