行かなきゃ損! 香川の魅力的なパワースポット
香川のパワースポットといえば?
うどんだけじゃない!
香川の代表的なパワースポット「金刀比羅宮」
本殿までは標高236メートル、階段だと785段あります。さらに上にある奥の院まで行くには、1368段の階段を上らなければなりません。しかし、その分パワースポットとしてのご利益は盛りだくさんなので、上る価値はありそうです。頂上では香川県内の景色を一望できます。
1368段の階段を上ると、標高は450メートルにもなるそうです。登り口は標高60メートルなので、その差は歴然です。参拝にかかる時間は、おおよそ1時間半から2時間程度です。お土産や休憩、周辺のレストランでの食事などを含めるとそこからさらにプラスで時間を見積もっておくのがよいでしょう。
階段の段数が多いため、体力的に小さなお子さんや高齢の方は体調管理に注意が必要です。特に汗をかく夏場は体力を消耗しやすいので、水分補給を忘れずに!周囲のレストランやお土産屋さんは17時を過ぎると徐々に閉まり始めるので、買い物などをする場合は昼間の時間がよいでしょう。
ご利益盛りだくさんのパワースポット「金刀比羅宮」
その御利益は多種多様! 縁結び、商売繁盛、健康運などから、香川の水に囲まれた地形が金運を呼び寄せます。1368段ある参道の階段を登ると勝負運がついた気分になり、まさにパワースポットとしての全てが備わっている死角なしの金刀比羅宮です。
金刀比羅宮には「こんぴら狗(いぬ)開運みくじ」があります。おみくじと一緒に金色の「こんぴら狗(いぬ)」の小さなかわいいお守りが入っています。パワースポットといえば、お守り。女性には嬉しいお土産になりそうですね。
江戸時代には犬もお参りに!?
しかし香川まであまりにも距離が遠かったため、飼い主の代わりに参拝する犬も現れたくらいでした。そういった犬は「こんぴら狗(いぬ)」と呼ばれ、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などを入れた袋を首から下げて、旅人から旅人へ連れられ、街道筋の人々に世話されながら、飼い主の代わりにパワースポットのパワーをもらってきたそうです。
飼い主ともども、犬まで幸せになれるなんて素敵ですね。犬を飼っている人には、嬉しいパワースポットかもしれません。
まるでナスカの地上絵! 巨大な「銭形砂絵」
そもそもこの銭形砂絵はなぜ作られたのでしょうか? その起源は、寛永10年、藩主、生駒高俊公を歓迎するために、一夜にして作られたと言われています。
「銭形砂絵」を見た者は、「寛永通宝」だけに、お金に不自由のない生活を送ることができるそうです。香川のパワースポットで、金運といえば「銭形砂絵」でしょう。また、健康長寿の言い伝えもあり、優れたパワースポットであるといえます。
近年では、この「銭形砂絵」を見て宝くじを購入した人が高額当選をしたんだとか! そのおかげもあってパワースポットとして有名になり、多くの観光客が訪れています。
夜には綺麗にライトアップ
ライトアップは一年中行なわれており、時間は日没から夜10時まで。砂絵を見るには展望台からがいいそうです。駐車場は2ヶ所あり、連休中には混雑するので注意が必要です。下からの道は一方通行なので気を付けてください。
写真を撮る場合は、夕日をバックに撮影すると幻想的な雰囲気で綺麗に撮れます。香川のパワースポットめぐりの記念に、夜の銭形砂絵の撮影はオススメです。
龍神伝説が伝わる「田村神社」
その後、嘉祥二年(849年)、従五下に叙せられ貞観三年(861年)官社となり名神大社に並べられ、讃岐國の一宮に定められた後に、神階を授けられ建仁元年(1201年)正一の極位に叙せられました。
田村神社の奥殿の床下には深淵があり、厚板で覆われています。そのため、殿内は夏の暑い日でも冷気が満ちており、神秘的な雰囲気に満ちています。まさにパワースポットといった感じですね。
また、周囲の地域で水害があれば領主は必ずはじめに田村神社に祈願したといわれており、それが定水大明神と称される理由となっています。
奥殿の床下の深淵には龍が棲んでいると言われています。覗いたものは絶命するとされて、開かれたことがありません。ちょっとホラーなところもパワースポットらしい一面です。
昔から香川県のある讃岐の地方は雨が少なく、溜池が作られてきましたが、田村神社の付近は香東川の伏流水が多い地域で、人々は農耕に欠かせない湧き水への信仰に篤く、それが祭祀に繋がったと言われています。
小判を奉納するとこんなご利益が!
龍神様に小判を奉納することで、財運招聘、商売隆昌、厄難消滅、昇運招福等のご利益を受けることができるそうです。香川に行った際にはぜひ寄ってみたいパワースポットですね。
参拝は年に一度!香川のレアスポット「津嶋神社」
この橋は「つしま橋」という名前ですが、別名「しあわせ橋」と呼ばれています。「しあわせ橋」を渡ると、子供・若いカップル・夫婦に幸せが訪れるそうです。1年に一度の参拝日は早朝から夜遅くまで、全国から老若男女が香川のパワースポット津嶋神社を訪れるため、「しあわせ橋」を渡って参拝します。
美しい瀬戸内海に浮かぶ神社からの眺めはまさに絶景! 夜には提灯で橋が照らされて幻想的な雰囲気になります。また、8月4日には毎年花火大会があり、観光客で賑わいます。香川のパワースポットめぐりをするなら、この時期に合わせてみるのも手かもしれません。
1年に一度の超レアなパワースポットのために、その2日間だけ、臨時駅「津島ノ宮駅」が開設されるそうです。そのレアさから鉄道ファンの間でも幻の駅として大人気のようです。
香川の津嶋神社で行なわれる夏季大祭は、300年以上にわたって代々執り行われています。その厳かな雰囲気は、パワースポットとしてぜひ行ってみたいと思わせる魅力があります。
こどもの神様が祀られている「津嶋神社」
江戸時代から子どもの健康と成長の守り神として信仰が厚く、全国津々浦々から子ども連れの参拝者が多く訪れます。年に一回の夏季大祭には、のべ10万人の観光客が訪れます。
瀬戸内海に浮かぶ小島は、沖合い250メートルに浮かぶ周囲132メートルの島で、周囲は季節風や波に洗われ奇岩が連なっています。子どもの神を祀るパワースポットである津嶋神社は香川のみならず、全国的にも珍しいと言われています。小島にある神社には、素盞鳴命(すさのおのみこと)を祀る本殿、幣殿、拝殿、神饌殿、社務所、守札授与所があります。
隠れパワースポット 七宝山「不動の滝」
不動の滝の名前の由来は、弘法大師が修行を行った時に、滝のわきの岩に不動の像を刻んだことからきているそうです。
不動の滝は七宝山の西南部にあり、山頂の水を集め50メートルの絶壁を水の煙をあげながら流れ落ちています。香川のパワースポットめぐりの際にはぜひ立ち寄っておきたいところ。
弘法大師の七つの宝物の伝説
神秘的なパワースポットである不動の滝は、七宝山系の水を集めて流れ落ちる高さ50メートルの滝です。不動の滝周辺は香川県の緑地環境保全地域になっており、遊歩道や不動の滝を中心としたカントリーパークが整備されています。
七宝山系の1つである稲積山は、稲の神様として地域の信仰を集めています。その登山道は、春祭り(稲積神社)に神輿を担いで登る道となっています。
弘法大師のふるさと「善通寺」
善通寺には3つの見どころがあります。
「五重塔」
善通寺のシンボルである、五重塔。高さ45メートルの総けやき造りの大塔で、多くの人々に親しまれています。建立から大風や火災により、何度もの倒壊・焼失を経ながら、そのたびに再建された塔です。なお、現在の塔は、弘化2年(1845年)に再建が始められ、明治35年(1902)に完成しました。
「金堂」
金堂は、善通寺の本堂です。現在の建物は、元禄年間(1688−1704)に再建されたもので、本尊・薬師如来坐像は、像の高さが3メートルもある巨像で、元禄13年(1700年)、御室大仏師運長法橋によって造られました。
「御影堂」
御影堂の奥殿には大師自作と伝わる本尊・瞬目大師像が秘蔵されています。御影堂の地下には、約100メートルの「戒壇めぐり」があり、暗闇の中、法号を唱えながら修行する道場となっています。現在の建物は、天保2年(1831年)に建立され、昭和11年に修築されました。
香川ならでは! 弘法大師にうどんを献上「献麺式」
善通寺の献麺式では、さぬきうどんの研究や普及にあたる「さぬきうどん研究会」が協力し、僧侶がうどんの麺を弘法大師の木像前に供えます。毎月15日に行っている弘法大師の生誕を祝う読経をした後、うどんが振る舞われるそうです。香川のパワースポット独自のユニークな行事ですね。
祀られているのはたぬき!?「屋島寺」
屋島寺のたぬきは太三郎狸、禿狸と呼ばれ、佐渡の団三郎狸、淡路の芝右衛門狸と並んで、日本三大狸として有名です。屋島寺の蓑山大明神は家庭円満、縁結び、子宝などのご利益をもたらすたぬきとして全国の多くの人々から篤い信仰を集めているそうです。
屋島寺の境内の奥には、「瑠璃宝の池」と呼ばれる池があります。も見てみましょう。屋島寺の建立の際に弘法大師が「遍照金剛、三密行所、当都率天、内院管門」と書いて、宝物をおさめて周囲を池にしたためたことから「瑠璃宝の池」と名付けられました。
たぬきの他にも見どころがたくさん
「梵鐘」
鎌倉時代の作品で、「平家供養の鐘」といわれています。国の指定重要文化財。
「宝物館」
近代的な美術館で、本堂左手前にあります。本尊をはじめとして、源平盛衰記絵巻物、「源氏の白旗」、屋島合戦屏風など豊富な宝物が展示されています。
「蓑山大明神」
四国狸の総大将「太三郎狸」と称される神様で、子宝、縁結びや家庭円満などのご利益があります。