好かれる方法とは?
人によって好きという感情は様々ですし、恋愛感情を抜きにしてもどんな人のことを好きになるのかも人それぞれです。万人に好かれる人は一人もいませんし、それを目指すのは到底不可能なことです。
しかし全ての人に好かれるのは無理でも多くの人に好かれるというのは可能です。人に好かれる方法とはどのようなものが考えられるでしょうか。
人を好きになる
同じ人と接するなら敵意を向けられて攻撃してくる人よりも自分のことを好きでいてくれて愛してくれる人の方が良いに決まっています。好かれるためには人のことを好きになり、相手に敵意を感じさせないようにしなければなりません。
また人を好きになるというのは誰か一人をというわけではありません。生物として人間全体を好きになる方法をとる必要があります。誰にでも分け隔てなく接し、人間愛に溢れていることをアピールすることが大切になります。
笑顔を心がける
好かれる人というのは一緒に居たいと思う人でもあります。一緒に居ることで笑顔になれるのであれば人はその人と一緒に居たいと思います。笑顔でいることで幸せな気持ちになることも出来ますし、その人といることで幸せな気持ちになることが出来れば、自然と好意的な感情も湧いてきます。
人に何かをしてもらうためにはまずは自分からするというのが鉄則ですので、人に好かれるためにはまずは自分が笑顔になり、相手の笑顔を誘発しましょう。
感謝の気持ちを忘れない
感謝の気持ちを忘れないというのは人に好かれる方法というよりは魅力的な人になるための方法ではありますが、人に好かれるためには自分が魅力的になるというのも大切なことです。人を引き寄せる魅力があればそれだけで自分に関心を持ってもらえますし、そのときの振る舞いや行動が良ければ簡単に好意を持ってもらうことが出来ます。
人に好かれるためには自分磨きをして、自身の魅力を底上げするということも大切です。
好かれる方法を実践する方法は?
人を好きになる方法
人には必ず長所と短所が存在しています。それらが一つもない人はいません。人を好きになるためには相手の長所を見つけ、相手が魅力的だということを認識しましょう。また相手の長所が見つからない場合は短所をひっくり返すという方法でも相手の長所を発見することが出来ます。
笑顔を心がけるための方法
まずは鏡を見て笑顔の練習をし、自分の笑顔に自信が持てるようになれば、今度は意識的に人の前で披露していきましょう。初めのうちは意識しなければ笑顔を保つことは難しいですが、慣れれば笑顔が自然に出るようになります。最初のうちは無理矢理にでもいいので、とにかく笑顔でいる時間を増やすことが大切です。
感謝の気持ちを忘れない方法
感謝する方法は様々ですが、声に出すというのが一番分かりやすく、また実践しやすくもあります。ありがとうという言葉を日常的に使い、感謝の気持ちを持つことも習慣化しましょう。
好かれる為には何が必要?
人に好かれるためには様々な方法を試すことは大切ですが、それよりももっと根幹の部分から考えていくことが大切です。好かれる方法を考えるのではなく、好かれるために必要なことは何か、能力は何かを考え、それを習得することが大切です。
人に好かれるためにはそもそも何が必要になるのでしょうか。
コミュニケーション能力
人が人のことを好きになる瞬間は様々ですが、多くの場合でその人との関わり、コミュニケーションを通して好きになります。人に好かれるためにまずは自分から好きになるのと同様に、人に好かれ、仲良くなりたいのであればコミュニケーションも自分から積極的に取らなければなりません。
コミュニケーション能力といっても様々で、話すだけではなく聞くこともコミュニケーション能力の一つです。話すこと、聞くこと両方の能力を上げる必要があります。
多くの人と出会うこと
前述したように万人に好かれる人は存在しません。万人に好かれているように見える人はその人数が多いだけで地球上の全員から好かれているわけではありません。人に好かれるというのは一種の確率論でもあります。どれだけ素晴らしい人でも相性が悪く嫌われることはあるので、一人でも多くの人に出会い、好かれる確率を1%でも挙げることが大切になります。
嫌われる人の特徴は?
嫌われる人は知ってか、知らずかその嫌われる方法を実践してしまっていることも多いです。また嫌われる人はその特徴にも共通点があることが多いです。嫌われる人とはどのような特徴をしているのでしょうか。
意地悪
意地悪な人は人に対して常に敵意を向けています。敵意を向けられていい気持ちはしませんし、好戦的な人であれば衝突の原因となります。喧嘩にでもなればその人と良好な関係を築いていくことは難しいですし、結果嫌われてしまうことが多いです。
ネガティブ
またネガティブであることは場の空気を悪くしてしまうこともありますし、好かれる為に必要なコミュニケーション能力と相反するものでもあります。ネガティブな人と接しているだけで自分もネガティブになってしまうこともありますし、相手がポジティブな人でもあっても場合によってはネガティブが勝り、相手のポジティブを吸い取ってしまうこともあります。
ネガティブは嫌われることはあっても基本的には好かれることのない特徴なので自分に当てはまらないか確認してみましょう。
好かれる話し方と嫌われる話し方の特徴は?
しかし人に好かれる方法としてはそれだけでは充分ではありません。好かれる為にはコミュニケーション能力が大切なように話し方というのも好かれる為には非常に重要なものになります。
話し方はその人の本質を表しますし、話し方を見ればその人のことを知ることが出来るとも言われています。話し方次第で印象は大きく変わりますので、好かれる話し方、嫌われる話し方両方の特徴を知って理解を深めることが大切です。
結果ではなく方法を話す
好かれる人の話し方は会話を楽しむものなので、すぐに結果を急がず、方法についての話をすることが多いです。しかし嫌われる人の話し方ではすぐに話を終らせたいと思い、方法よりも結果を重視して話そうとします。
結果を急いで話をすれば面白みに欠けますし、自分との会話を拒絶されているのではないかという印象を与えてしまいます。すぐに結果を出さず方法や過程を楽しんでその人との時間を楽しもうとしています。
穏やかな話し方と攻撃的な話し方
穏やかな話し方は相手を安心させますし、優しい人なのだという印象を与えることが出来ます。対して攻撃的な話し方だと相手に敵意を抱かせてしまったり、怖がらせてしまうこともあります。
敵意や恐怖が時に好意に転じることはありますが、それは特別な環境下にあるときのみです。普段の生活ではその方法を実践することは出来ませんので、好かれたいなら穏やかな話し方を心がける必要があります。
好かれる人の会話術とは?
好かれる人はどのような会話術を実践しているのでしょうか。
イエスマンにならない
好かれる人は相手を肯定することを心がけてはいても全てを肯定しようとは考えていません。ときには自分の意見もしっかりと主張し、自分らしさを伝える話し方を心がけ、自分の魅力をアピールしています。
一本調子にならない
話が面白くない多くの人は初めから終わりまで一本調子な話し方になってしることが多いです。一本調子な話し方になっているとどこが物語の盛り上がる部分なのかが分かりづらく、内容が面白くてもその魅力は半減します。
対して好かれる人は抑揚をつけた話し方を心がけているのでどれだけ内容がつまらなくても面白いと感じることが多いです。会話のリズムや抑揚をつけることを意識する必要があります。
分かりやすくも多彩な言葉を使う
ただ注意が必要なのが多彩な言葉を意識するあまり、相手に理解できない言葉を使ってしまうということです。難しい言葉を使えば知性をアピール出来ますが、そもそも相手が理解出来なければ意味はありません。
難しい言葉を並べるだけの話し方は嫌われますので、好かれるためには普段使わない言葉で、かつ相手が知っていそうな言葉をチョイスすることが大切になります。
好かれる話し方をするのに参考になる本
『ステレオタイプの社会心理学―偏見の解消に向けて』(上瀬 由美子著)
『集団行動の心理学―ダイナミックな社会関係のなかで』 (本間 道子著)
また活字が苦手な場合はマンガでも参考になるものがありますので、以下も参考にしてください。
基礎を学べる本
マンガで解説することでハードルもさがりますが、主人公がいわゆる「コミュ障」と言えるような人物なので、そもそも誰からも好かれることがないような人物像です。人に好かれる話し方とは何か、好かれる為にはどんな方法を用いるべきか、人に避けられる話し方は何かなどが自虐ネタを交えて紹介されています。入門書としては非常にわかりやすいので、心理学に興味がある方にもできます。
好かれる話し方は身に付けられる
好かれる方法や話し方は一つではありませんので、自分にあったものを探すことが大切です。自分に自信がない人も心配する必要はなく、ありのままでも自分のことを好きでいてくれる人は必ずいます。
好かれる方法や話し方はその人たちをほんの少し増やすというものです。これらは後天的に身に付けることが可能なので、努力して好かれる人を目指しましょう。