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芯が強いとは|特徴や理由/男女間の比較/違い/自己PR

芯が強いとは

あなたの周りには、芯が強い人は居るでしょうか。多くの母親が子どものことを一番に考えるように、芯が強い人とは、「強い」という言葉のイメージから、気が強くてリーダー気質で頼りになるような、「凜々しい人」と思われがちです。

辞書などで「芯が強い」の意味を調べてみると、外見上は頼りなげに見えても、簡単に外からの圧力に負けない意志を持っている様子。また、少しのことでは諦めたり、弱音を吐かない様子を表すとされています。

芯が強いの「芯」とは、物事の中心部という意味で、人間でいうなら「心」とも表現することができます。

芯が強いの類義語

「芯が強い人」とよく似た意味の言葉には、しっかりとした考えを持っていて周りに影響されないことを表す言葉があります。「軸がある」、「ブレのない」、「一本筋が通る」、「一途な」等の表現が類義語にあたります。

また、不幸な出来事やアクシデントに屈しないという意味から、「気丈な」、「 精神力のある」、「自分を持っている」等も、よく似た意味の言葉です。

芯が強い人の特徴や理由

芯が強い人には、男性女性ともに共通する特徴があります。逆境やトラブルに見舞われても負けずに進んで行くことができるため、周囲からの信頼も厚いです。

芯が強い人は、誰しもが「気が強くて、勝ち気な性格」ではありません。穏やかで温厚そうなに見える人や、気弱で引っ込み思案の性格でも、「芯が強い人」の特徴を持つ人は沢山います。

自分に厳しく他人に優しい?

芯が強い人は、「自分に厳しく他人に優しく」をモットーに自己管理を徹底できる人がとても多いです。自分の信念や守りたいものを貫くために、絶えず自分を律する精神的強さを持っています。

自己管理の徹底は、ただ単に「気が強い」だけでは続けていくことはできません。習得するためには、年月をかけて、様々な経験を通しての精神修行が必要になります。
 
芯が強い人は、人生の目標を持っています。自分はこんな人間でありたい、こういう生き方をしたいという明確なビジョンがあり、そのために辛いことも乗り越えていける覚悟があります。目標を持つことが、芯の強さの元となり、目標に向かって進んでいくために前向きな性格になります。

芯が強い人は周りと比べない?

芯が強い人は、自分の信念を貫く生き方をしています。たとえ周囲の殆どの人が違うと言っても、本当に大事なことであれば、1人になっても自分の意見を貫く覚悟を持っています。

日本人は、協調や周囲との同調を大切にする民族性があります。周囲の人が自分と同じ意見だと安心感があり、結束力も強い反面、どうしても多数派の考えが強くなってしまいがちです。

このため、多数派の意見が常に正しいというわけではない、少数派の意見が本当は正しいと思っても、多数派の意見に傾いていってしまうということが多いです。

しかし、芯が強い人は、安易に多数派の側に流れていくことはまずありません。たとえ的が多く、風当たりが強くても、1匹狼でやっていくという覚悟を持ち、それを最後まで貫ける人が「芯の強い人」なのです。

芯の強さと頑固さは紙一重?

「芯が強い人」という表現は、褒め言葉として使われる事が多いです。しかし、本人のことをよく知らない人から見れば、ただの頑固者として捉えられてしまう事もあります。

芯が強い人は、自分の信念を押し通す傾向がありますが、周囲への配慮が十分でなかったり、意思疎通が足りないと強引な印象を与えてしまいます。

交渉や会議では、柔軟で臨機応変な対応ができることが理想ですが、譲れない部分がはっきりしているため、妥協しない強行な姿勢をとってしまいがちです。

よく芯が強いと言われる人は、周囲の人に誤解されないよう、穏やかな口調や言葉フレーズなどを取り入れるといいでしょう。

芯が強い人には守りたいものがある?

芯が強い人は、守るべきものを持っています。子どもを持つ母親に対して、「母は強し」、「肝っ玉母ちゃん」という表現がよく使われますが、母親にとっての子どものように、守るものができると人は強くなります。

母親になった女性の多くは、「自分のためには無理でも、自分の子どものためならできることは山ほどある」と話します。

人生は波瀾万丈で、いつどんな事故や別れが起こるか、予測することは難しいものです。周囲にいる大切な人や守るべき人と過ごす時間を再確認するほどに、だんだんと芯が強い人になっていきます。

芯が強い人の男女間の比較

芯が強い人の特徴にも、男女で微妙に違いがあります。どちらも譲れないものや、大切なものを守るために行動しますが、その方法には違いが現れてきます。
芯が強い男性は、大切なものに対しては優しく一途になります。特に彼女や奥さんに対しては、周囲の人がやり過ぎではと、ちょっと引いてしまうくらいに献身的に尽くします。
 
愛する女性であれば、例えその人がどんなに我が儘でも、並大抵のことでは怒りません。愛する女性になら、我が儘に振り回されても、その状況を楽しむような心の広さを持っています。
芯の強い女性は、意志がとても強く、本当にぶれません。周りの人の意見に流されず、思った事をはっきりと「私はこう思う」と言うことができます。

また、自分が言った意見を簡単に変えることは殆どありません。相手によって言う意見が変わるということもなく、周囲に合わせて柔軟に対応することができる人が多いです。

芯が強い星座

12星座野中でも、芯が強い人が多いと言われる星座が、蠍座と山羊座です。

蠍座は感情表現が豊かな人が多い星座です。芯が強く、集中力が高い反面、決して多くを語らないミステリアスな性格です。特に蠍座の男性には芯の強さが現われます。

蠍座の男性は、言いたいことを胸の中に沢山持っていますが、多くを語りません。周囲からは「寡黙な男」と見られていることが多いです。

蠍座の男性は真剣に向き合い、関係を深めていくほどに、愛情の深さや、気さくさ、愛想の良さが見えてきます。

山羊座の女性も芯が強い性格の星座として有名です。山羊座は「縁の下の力持ち」の気質で、それが女性に作用すると「世話好き」という性格になります。

山羊座の女性は表向きはおとなしそうに見えても、実は目標をしっかり持って努力を続けています。努力することを苦に思っていないため、周囲の人が気づかないうちにどんどん進歩していきます。

芯が強い人とおっとりやマイペースな人の違い

「芯が強い人」と、「おっとり」、「マイペースな人」は表面上は似ている部分もありますが、全く違う特徴です。

一番の違いは、判断や行動の早さです。芯が強い人は、譲れないものや自分の理想がはっきりしています。そのため、現状と照らし合わせて、どう行動するべきなのかを即座に判断することができます。

これに対して「マイペース」や「おっとり」の性格の人は、判断や行動のスピードが遅いことが多いのが特徴です。

例えば、事故現場などで迅速な判断が必要な時にも、状況に合わせててきぱきと判断したり行動できるのは、芯が強いからこそできることです。

芯が強いことを自己PRするためには

社会人になって「芯が強い」性格ということは、根気よく集中して仕事に取り組むために必要な特性です。芯が強い性格を自己PRに使いたい場合は、まずその長所と短所を整理するとPR文を作りやすくなります。

●芯が強い人の長所
・自分の言葉に責任を持ち、一貫した言動をとることができる。
・周囲の人から信頼されやすい。
・目標を持っているため、前向きな性格。
・物事が長続きしやすい。

●芯が強い人の短所
・「頑固」、「気難しい」と思われることがある。
・少数派でも自分の主張を貫こうとするため、和を乱していると言われることがある。
・融通が利かない面がある。

「芯が強い」がテーマの自己PR文の書き方

自己PR文を書く時に、多くの人は自分がPRできるスキルや特徴を、単純にそのまま書いてしまいがちです。自分の体験談などを加えて、相手がイメージしやすいよう、できるだけ具体的に書くことで、自分の長所を仕事でどう活かすかも想像しやすくなります。

●芯の強さをアピールした自己PRの例
私は自分のことを「芯が強い」人間だと考えています。物事に取り組む時は、最後までやり切るために目標や方法を考えて行動します。大学での課題研究では、単純かつ正確性が必要な計測などが多くありました。研究期間も約1年と長期間でしたが、全力で取り組み悔いを残すことなく研究を進めて参りました。今後もさらなる技術力アップを目指し、御社で活躍の場を与えていただけたら幸いです。

愛される芯が強い女性を目指そう

「芯が強い」とは、どちらかといえば自己評価よりもて人が人に対して使う表現です。考え方や生き方に芯がある人が、好印象に写った時に使われることが多い表現です。

言動を一致させて、自分の目標のために努力を続けていけば、だんだんと芯の強さが身についてくるので、周囲の人からも愛される性格になっていきます。

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