よく「見下される」ような態度を取られてしまう・・・
では、そんな人を見下す人はどういった心理で人を見下しているのか?そんな人と上手く付き合えばいいのかというのを知りたい人も多いでしょう。逆に、自分が人を見下していたらどうしよう・・・と悩むかもしれませんが、今回はそんな人を見下す癖の克服からその態度も紹介していきます。
人を見下す人の心理って?その特徴とは
人を見下す人は精神状態や心理状態が不安定である
ですから「あの人はなんでこんな事ができるんだろう」というちょっとした嫉妬心も心の中で渦巻いて羨ましく思ってしまいます。そこからその自分にないものを「駄目なんだ!」と言って否定してしまうという行為に走ります。
他にも人を見下す人は他人の噂話や自慢話が大好きで、常に噂話や自慢話をしていないと、自尊心を保てないのです。
優越感が人を見下してしまう?
その中でも自分は他人より優れているという優越感に浸る事が快感に感じている人は、常に人を見下しています。何故なら、優越感を感じる事でストレスや不安の解消をしている為、相手の気持ちを考えることができなくなってしまっているからです。
「花よ花よ」と育てたれられたからこそ分からない心理
何故ならその他人より優れていること、周りから「花よ、花よ。」と育てられてきたことが、生きる世界を小さくしてしまっているからです。
なのにそれに気づかず、「自分はまわりの人とは違うんだ」と天狗状態になっている事が人を見下している大きな要因です。
しかし、そういった人ほどよく他人から悪口を言われたりしているので、1度そういう話を耳にしたら大半の人がその人を「人を見下す人だ」と見ていると考えて間違いはないです。
自分が絶対!それ以外は論外と思ってる人は要注意!
仕事なども「他人に任せるよりも自分でやった方が早い」とか、自分が絶対的なルールで自分に実力を感じている人は常に「全くこいつは何も出来ないな」と人を見下しやすいです。
自分の信念を曲げずに頑固で融通が利かず、人の話を聞く姿勢をとれていないとまだ人を見下す快感は感じてはいませんが、相当手ごわい相手とも言えます。
よくいう小者キャラほど人を見下す人はいない
一方、他人が自分よりなにかに優れていると、負け惜しみで「いや、自分の方が出来るんだ!」と自身を奮い立たせることができる人は、周りを見下すような言動には至りません。
付き合いづらくとも人を見下す人と上手く付き合っていく方法と対処法
そんな時、一体どうやって人を見下す人と上手く付き合っていけるのか、その付き合い方や見下されたと感じたときの対処方法について紹介します。
逆に話を聞いてあげる事が大切?人を見下す人に足りないもの
しかしそうすると天狗になるだけで終わってしまう可能性もあるので、その後に「でも、こんな所が足りてないなぁ」と指摘してあげる事も重要なんです。
同じ土俵に立つことは危険!なるべく避けて!
最初はそれに対して怒りを買うかもしれませんが、それを続けていく事で、向こうも「こいつには何を言っても駄目だ」と逆に折れてくれるので、常にスルーを心がける事と挑発に乗らない事、同じ土俵に立たない事が重要です。
なるべくスマートに 大人な対応で追い返す方法
会話をする時は「ああ、この人は子供なんだ」と自分を言い聞かせる事で冷静になることも大人な対応ですし、判断力を乱さずに済みます。
もしかしたら自分も見下してる!?周りからみた自分のイメージ
つまり「人を見下す」という行為は人の弱い心を示しているのです。だからこそ、自分が上手くいかなくてもそれを口に出したりしないで常に自制ができれば人を見下す行為には当てはまりません。
もし物事が上手くいかないという事実を自分自身で受け止められないで口に出してしまったら、自分で気付けていないだけで周囲からは「あの人は人を見下しているんだな」と思われているかもしれません。
ですから、自分の言動を見返してみることが重要なのです。
人を見下すその癖を治したい!そんな時の克服方法とは
そんな時、どうすればいいかと思った時に思い返して見て欲しい事があります。それは「自分自身がやたらと卑屈になっていないか」「人に対して思いやりがあるかどうか」です。人を見下す人とは基本的に人の話を聞かなかったり、人の気持ちを考えられなかったり、自分を立てていないと自分自身を保てない人の事です。
自分は他人の話をしっかり聞いているか、人の気持ちを考えられているか、自尊心を満たす事に執着していないかどうかが人を見下している人とそうでない人の境界線です。
そんな人を見下す事を克服したいと考えている人は、自尊心を満たすことに執着している状態から離れようとしている第一歩を踏み出しているのですから、後は人の気持ちを考えられる様になれば克服出来るはずです。
人を見下してしまう前に自分を振り返ろう
だからこそ、人付き合いが上手くいかなかったり、同じ事を繰り返してしまうのならば、もう一度自分を見つめ直す事も必要かもしれません。
ほんの少しでも他人の気持ちを考えただけで、人間というのは変わることができます。自尊心やプライドを捨てることが正解ではありませんが、自分自身を振り返り、自分の本当の価値に気づく事で人を見下す事を止める第一歩になるでしょう。