空回りとは
しかし、結果につながらない間違った方向への頑張りや張り切りは、他人から見ると空回りと判断され、こっけいな姿に映ってしまいます。そして、怖いところは、空回りとはしている本人が気付かないケースが多いところです。自分では気付かないうちに、周りからこっけいだと思われるなんて不本意極まりないことですから、十分に注意しましょう。
空回りする人の心理的特徴
焦りすぎる
このように仕事や作業などをしていると、焦りからミスをすることも増えてしまいます。こうしてミスをしてしまうと、それを挽回しようとさらに焦って仕事や作業などをします。しかし、周りの誰も焦られてはいないので、自分だけがまさに空回りしています。
認めて欲しいという思いが強い
他人から認めて欲しい気持ちは大切ですが、空回りしてしまうほど強く思ってしまうと、周りの人から見放されかねないのではないでしょうか。
やることが空回りしがちな原因
プライドが高い
このように、「自分が常に一番である」や「自分が常に完璧である」という意識が強いと、自分独自のやり方でしか物事を進められない人が多いと思います。でも、このような人が失敗してしまった時には、自分のやり方が完璧だと思っているので受け入れることも反省することもできず、周りにいる他人のせいにしてしまいます。
こうして、評価を受けることができないにもかかわらず、自分独自の努力だけを続けてしまうので、この全ての努力が空回りに終わってしまうことが多いのです。
頑固である
しかし、頑固な考え方を持っている人であれば、思いもしなかった行動はもちろん、様々な方法を試してみることすらしないのではないでしょうか。このような事を繰り返していれば、目標を達成することはできず、無駄な時間ばかりが過ぎていってしまいます。こうした行動が、結果として空回りとなってしまうのです。
知識ばかりの頭でっかち
しかし、その豊富な知識や収集・分析した情報を持っているだけで、行動に移せないという人は、目標を達成するという行動において空回りに終わってしまいます。なぜなら、せっかくの知識や集めた情報を持っているだけで何もかもを知ったつもりで何もしません。
このような自己満足な行動をする人は、空回りしていると周りに思われるとともに、目標を達成できることも程遠いのではないでしょうか。
やる気が空回りしている人にありがちな行動
効率が悪い
作業手順を変えれば、その人でも1時間で終わらせられるのですが、このタイプの人は長時間集中できる上に、見るからに頑張っているとわかってしまうので、注意するにできないので厄介なのではないでしょうか。そのため、目標は達成できるものの、周りからすると「もっと楽に早くできるのに空回りしてるな」と思われてしまうのです。
頑張り屋さん
こうなってしまうと、いくら頑張りややる気があったとしても、その気持ちに体がついていけなくなってしまいます。さらに、体調に影響が出るとこう散るが悪くなりますし、ミスも増えるのではないでしょうか。
こうしてみただけでも、いい事はひとつもありません。頑張り屋さんは、空回りしがちですので、心当たりがある方は、その時々に自分の行動をチェックしてみて下さい。
仕事で空回りを防ぐために行うべき克服方法・対処方法の紹介
空回りを克服する方法とは
そのため、まずは自分の行動を客観的な視点からとらえる訓練をして見ましょう。自分が何かに取り組むときには、一度客観的に見ることを習慣としてみてはいかがでしょうか。
空回りを克服するのに大切なのは、自分主体で考えるのではなく、相手主体で考えることです。
空回りを防ぐ対処方法とは
現に、現代人の多くの人の心は焦ることが癖になってしまっています。しかし、後になって思い返してみるとどうでしょうか。「そんなに焦る必要はなかった」という事柄も少なくないはずです。だからこそ、焦りを感じたときには、深呼吸などをしてから落ち着いて考えるように心がけましょう。
そして、その落ち着いて考えた結果にしたがって、落ち着いて行動するようにしましょう。そうすれば、空回りしてしまうことも少なくなるのではないでしょうか。
空回りしないためにできる事とは?
この機会に、空回りしやすいという人は克服方法や対処方法をぜひ、頭の片隅において置いてください。きっと、空回りしがちだった今までとは違った生活が、待っているのではないでしょうか。