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馴れ馴れしい人の特徴と心理と対処法|男女/子ども/ママ友など

馴れ馴れしい人の特徴

どんな人が馴れ馴れしい人と言えるのでしょうか。人と動物さえも急に友達になったりすることは不可能です。徐々に相手のテリトリーに踏み込んでいき、相手のことを知っていくうえで友達になります。

馴れ馴れしい人はその段階がなく、相手のことを考えず自分勝手に行動し、どかどかと相手のテリトリーに踏み込みんでいかにも友達になったように振る舞います。

代表的としては、「ため口で話す」「初対面に関わらず、”ちゃん”付けなどニックネームで呼ぶ」「異常にボディタッチをする」ことが挙げられます。

彼らは寂しがり屋だったり、強がりだったり、勘違いだったりと育った環境や劣等感が原因と言われていることもあります。そんな馴れ馴れしい人は老若男女問わず存在します。各々どんな特徴があるのかご紹介します。

男性

男性は自分を強く見せたいと「強がる人」や、好きな女性を口説きたいときに「勘違いする人」が多い傾向にあります。

強がる人は人見知りというトラウマを抱いていることが多く、そういった自分の弱い部分を隠すために強がって馴れ馴れしい人になります。

恋愛において厄介な勘違いをする人は何かしら自分にコンプレックスを持っており、それを補うために相手にぐいぐいと攻めて男らしさをみせようと馴れ馴れしい態度をとってしまいます。

他に「寂しがり屋の人」は男性だけでなく女性でもあります。かまって欲しい、自分だけを見て欲しいという欲求から安心感を求めて積極的に話しかけるので、馴れ馴れしいと感じるでしょう。

女性

女性は、「寂しがり屋」で上下関係関係なくため口で話す人や、誰かれ構わず「ボディタッチをする人」、すぐに相手を「ちゃん付けする人」が多い傾向にあります。

寂しがり屋な人は男性も同様で、いつも誰かにかまって欲しく常に不安感が勝っているため、すぐにでも友達になりたくて馴れ馴れしい態度をとるでしょう。

馴れ馴れしくする人の1番の特徴である、ため口で話す人は相手に不快感を与えかねません。普通は年上や年下であろうが、敬語で接することがマナーです。ですが、馴れ馴れしい人はそれが分かりません。ため口を使うことによって、友達になったと思いこんだり、周りにも友達だと思わせたい欲求があります。

芸能人でもハーフタレントやおバカタレントは目上の人に対してもため口を使って話しています。テレビなので相手は笑っていますが、胸中穏やかではないでしょう。

ボディタッチをする人も女性には圧倒的に多いです。好きな男性には過剰なほどにボディタッチをして気を引こうとします。相手から引かれていることは気づきません。同性に対しても目上の人に対しても遠慮なくボディタッチをして、一目おかれたい、自分を見て欲しいといった欲求があり、馴れ馴れしい人となります。

ちゃん付けする人は男性も女性に対して使うこともあります。職場でも上司が女性社員にちゃん付けすることも多いです。そうなるとセクハラ行為にあたります。いきなりちゃん付けで呼ぶことによって、相手の気持ちを考えずに仲良くなろうとします。

子供

子供は「寂しがり屋な子」と「ボディタッチが激しい子」が多い傾向にあります。主に家庭での愛情不足が原因と言われていることも多いです。

寂しがり屋な子は家庭で十分な愛情をかけて貰えず、大人からの愛情を欲しいあまりに、親以外の大人に馴れ馴れしい態度を取ります。買い物さえもしつこくつきまとったり家に勝手に入られたりすることもあります。誰かれ構わず大人に馴れ馴れしくしていると、誘拐などの犯罪に巻き込まれる恐れがあります。

子供でもボディタッチの激しい子がいます。これも家庭での愛情不足が原因で、話を聞いてくれる大人にぴったりとしがみついてまとわりつきます。抱きしめて欲しいといった欲求がほとんどです。適度に相手をしないと、毎回毎回ずっと馴れ馴れしくて、こちらが疲れることもあります。

店員

店員は仕事の関係もありますが、「積極的に話しかけてまとわりつく人」が多いでしょう。客の都合を無視し、テリトリーに踏み込んできます。洋服を選ぶとき、人によっては1人でじっくり見て、質問があるときだけ店員と話したいと思う人が多いでしょう。

店員は商品を売る仕事があります。何としても客を捕まえて売り上げを伸ばしたい一心で、客が1人でゆっくり見たいという気持ちは無視して話しかけ、試着を促してその商品についてメリットを述べます。店に入った瞬間から出るまでずっと後ろで背後霊のようにまとわりつく、馴れ馴れしい店員もいます。

友達

既に友達の場合、「寂しがり屋な人」や「自己中心的な人」や「自分の都合を相手に押し付ける人」が多いです。

寂しがり屋な人は文字通り、ずっと誰かと一緒にいないと不安で、馴れ馴れしくなります。そのため、友達だから大丈夫と甘えてきます。一方的に「遊びに行こう」「飲みに行こう」と自分のスケジュールを押し通します。相手のスケジュールなど頭にありません。何でも自分優先に動いてくれると勘違いしています。

自己中心的な人は、自分の都合を押し付けることもそうですが、会話の中でも見られます。自分が中心になって会話をし、コロコロ話題を変えたりします。相手に会話の主導権を握らせません。馴れ馴れしい自分勝手なテンションで相手を疲れさせてしまいます。

ママ友

子供がいると必ずと言っていいほど、ママ友との問題は起こります。当然ママ友にも馴れ馴れしい人はいます。「ため口で話す人」や「無神経な人」が多い傾向にあります。

特に若いママで多いのが、ため口で話す人です。ママには若い人もいればある程度歳上の人もおり、それぞれ違います。明らかに目上のママに対しても、先生に対してもため口で接してくるママ友もいます。

ママ友作りが大変で、最初は親しみやすくため口で話しかけてくるので、友達が出来たと喜ぶかもしれませんが、長い目でみると馴れ馴れしい態度に嫌気がさしてくるでしょう。

また、無神経な人も多いです。子供のことでも躾をせず、子供がした悪いことを誰かのせいにしたり、他の子供や家族の詳細をズカズカ聞いてくる人がいます。ご主人の仕事や給料、持ち家かアパートか、子供の習い事など詳細を色々聞いてきて、自分の家族や子供の自慢話をしたり、他人にプライバシー情報を流したりする人もいます。

馴れ馴れしい人の心理

馴れ馴れしい人は自己中心的な人が多く、社会の常識など通用しません。自分のルールを相手に押し付けるので、空気が読めない人でもあります。自身をコントロールできないので、無神経な言動をし、相手の気持ちを考えることができません。

そんな自己中心的であるにも関わらず、人との繋がりが絶たれることを恐れています。日本人は欧米人と違い、思ったことは口に出しません。馴れ馴れしいなと思っても口に出せず、そのままフェードアウトする人も多く、馴れ馴れしい人にとっては、なぜ嫌われたのか分からずじまいです。

強い人見知りの性格を変えたくて、頑張って友達を作ろう、克服しようとするあまり、かえって馴れ馴れしい人になってしまい、更に友達を作るのが難しくなります。

早く友達が欲しい、他人行儀は好きではないといったことからため口で話したり、過剰なボディタッチをすることで、溝を埋めようとします。友達になる順序も踏まず、いきなり友達になろうと試みるので、馴れ馴れしい人は恋愛に対してもうまくいくことが少ないです。

馴れ馴れしい人への対処法

四六時中馴れ馴れしい人と接するのは疲れますし、気分も滅入ってきます。各々の対処法をご紹介します。

男性

強がる人には、徹底的に聞き流すのも効果があります。敬語で話し、相手の話は聞くだけ無駄です。適度に聞き流し、親しい人と会話を楽しみましょう。わざとらしく褒めながら小馬鹿にするのも効果があります。勘の鋭い人なら馬鹿にされたと気づいて、相手から距離をおいてくるでしょう。

勘違いする人には、不用意に体を近づけないように気をつけましょう。グイグイ来る人には曖昧な言動は避けましょう。「その気はない」とはっきり伝え、分かるように距離をおきましょう。

女性

ため口で話してくる人には、ずっと敬語で返しましょう。相手から「ため口でも話していいよ」と言われることがあっても、断固として敬語で通しましょう。周りの人からしても友達ではないということが伝わります。馴れ馴れしい人にとっても、ずっと敬語で返されるというのは寂しいものです。いずれ飽きて他の人のところに行くでしょう。

ボディタッチする人には、タッチされないような適度の距離を保ちましょう。馴れ馴れしい人はタッチしようと近づくでしょう。それでも一歩引いてタッチさせないように笑顔でかわしましょう。それでもグイグイくる場合は「触られるのが苦手なのでごめんなさい。」と柔らかく伝えましょう。

ちゃん付けしてくる人には、ちゃん付けで呼ばれても断固として相手を名字で呼びましょう。何事にも笑顔で接しましょう。

子供

子供なので、親からの愛情不足で可哀想とついつい面倒をみがちになります。少しでも気を許すとずっと馴れ馴れしく来るでしょう。

抱きついて来ようとしたら、笑顔でできるだけかわしましょう。体が痛いとか、荷物をたくさん持っていることを理由に断ることもできます。また、色々話しかけてきても適度に流すのが良いでしょう。

怒ったり話しかけるとかまってもらえたと喜ぶ子供もいるので、度を過ぎると完全無視するのが効果的です。場合によっては、子供の親に言ったり、児童相談所に連絡するのも1つの手段です。

店員

店員としては話しかけて売り上げを伸ばしたいのですが、店員の言いなりにならず、はっきりと「1人で見させてください。用がありましたらお呼びします。」と伝えましょう。店員に悪いと思う必要はありません。店員としても客に気持ちよく買い物をして欲しいものです。

それでも話しかけてきたりする店員のいる店は出ていくのがベストです。自分の時間をその店員のために使う必要はありません。

友達

寂しがり屋で自己中心的な友達には、できるだけ関わらない方が無難でしょう。グループ行動で、その中に親しみやすい人がいたら、極力その人と一緒に過ごしましょう。2人で会おうと言われても、親しみやすい人も一緒に連れて行く方が良いでしょう。

また、急に誘われても「予定があるからごめんね」とはっきり伝えましょう。いつが空いているか聞かれることもあるでしょう。そのときは、「まだ予定がはっきりしてないからごめんね」と伝えるのも良いでしょう。自己中心的に会話を進められても、全て聞こうとせず聞き流しましょう。

ママ友

馴れ馴れしいママ友には、できるだけ敬語で接しましょう。固い敬語でなくても多少なりとも敬語を使った方が効果的です。

あれこれ詮索したり無神経な人には距離をおくのが1番です。何かに誘われても「忙しい」ことをアピールし、予定を組ませないようにしましょう。相手の話を真に受けず、興味ないそぶりを見せ極力自分から話をしないようにしましょう。

どんなに親しいママ友がいても、そのママ友の悪口や不満を言うのは避けるのがベストです。どのように繋がってるか分からないからです。上手に断り続け、自分や家族のことを詮索されたら「言えないのでごめんなさい。」とはっきり伝えましょう。

馴れ馴れしいメールの例

馴れ馴れしい人は、メールでもその馴れ馴れしさは伝わってきます。lineなどSNSを交換するとすぐ連絡が来るのも馴れ馴れしい人の特徴です。会ったばかりに関わらず、ため口メールやお誘いメールにうだうだと自己中心的に会話を進める人もいます。中にはlineではスタンプを駆使したりする人もいるでしょう。

馴れ馴れしい人はどんなメールを送っているか調べてみました。

・どうでもよい日常を何度も送る
例「今日は暑い」「ラーメンなう」など、相手にとってどうでもよいメールを何度も送ります。相手の都合や気持ちは無視しています。

・エンドレス
毎日、毎回、1回メールしだすと、いつも長い文章で連絡が返ってきて眠たくても用事があっても相手をさせて疲れさせます。

・かまって欲しい内容を送る
例「風邪引いた」「転んで怪我をした」と小さな出来事を連絡し、相手に心配して欲しく、自分は1人ではないことを知りたい欲求で送ってきます。愚痴も延々と聞かされるでしょう。

・ちゃん付け、絵文字付きを最初のメールで送る
例「○○ちゃん、何しているの?これから遊ばない?(笑)」といった、最初のメールでちゃん付けに「(笑)」の文字も付けて送ってきます。相手からしたら知り合ったばかりなのにと不快感を抱くでしょう。

距離を保って大人な対応をしよう

馴れ馴れしい人は自覚症状がなく、悪気が無い人がほとんどなので、理解してあげましょう。はっきり伝えることで気づかせてあげることも良いでしょう。言い争ったりするよりは、相手のペースに振り回されないように自分を持って、はっきりと言動で伝えましょう。自分なりに適度な距離感を保ち、笑顔で上手にかわしていきましょう。
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