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友好的な人の特徴・友好的な人に思われる方法

「友好的」ってそもそもどういうこと?!

みなさんの周りにも、人付き合いが上手で、いつもたくさんの友達に囲まれている人がいるはずです。誰に聞いても「あの子はいい子だよね」「とってもフレンドリーで一緒にいて楽しいんだよね」そんな声が聞こえてきそうです。八方美人とささやかれることもなく、本人も特に意識してフレンドリーさを作っているわけでもないのに。
「不器用なあたしにはとうていまねできないわ」そんなふうに彼女らをうらやんだことはある方もいるでしょう。「友好的」というのはそもそもどんなことか、辞書では次のように定義されています。

「相手に対して好意的な態度や言動を取っていること」

http://www.weblio.jp/content/%E5%8F%8B%E5%A5%BD%E7%9A%84

簡単に想像すると、海外のドラマなどで、「ヘイ・バディー!」などとやたらと陽気に友達と楽しくパーティーをしているイメージが近いかもしれません。しかし日本人は、概して好意的な態度や言動を相手に伝えることが苦手な人が多いのではないのでしょうか。

友好的な人の3つの特徴

「なぜかあの人の周りにはいつも人が集まっている」そんな友好的な人たち。彼らはただ単にノリがいいだけなのでしょうか。調子が良くて陽気、それだけでは人は集まってきません。また、友好的な人が必ずしも口が達者だったりするわけでもありません。好意的な態度や言動を自然と表に出せる、「友好的」な人にはどんな特徴があるのでしょうか。

いつでも笑顔

友好的な人に真っ先に見受けられるのが、笑顔です。いつでも屈託なく笑い、周りを和やかにします。眉間にしわを寄せた人とはあまり近づきになりたくないものです。友好的な人は、笑顔がコミュニケーションにおける最大の武器だということを知っています。

包容力がある

友好的な人の多くは、周りを受け入れる度量が広い人です。たとえ仕事や共同作業で意見が対立したとしても、頭ごなしに自分の意見を押し通すのでなく、しっかり対立意見を受け止めて、その上で解決策を探すことに長けている人が多いでしょう。「この人なら私を拒否しないだろう」、そんな安心感や自己肯定感を抱かせてくれる人に、私たちは自然と好意を抱くのです。

信頼できる

友好的な人は、裏表がなく、信頼できます。ここが「八方美人」との大きな違いでしょう。誰にでも意見を合わせて矛盾を持ち合わせる人と違い、自分の意見はしっかり伝えつつも大きな衝突を回避できる。友好的な人には、そうしたコミュニケーションスキルが高い人が多いでしょう。

友好的だと思われるための方法

「私はパーティーピーポーじゃないから」、そう考えるあなたでも大丈夫です。友好的な態度はちょっとした心がけで比較的簡単に醸し出せるものです。先ほど海外ドラマを例に出しましたが、アメリカなどのティーンエイジャーは、単にカルチャーとしてノリが良くフレンドリーなだけではなく、きちっと学校や家庭で友好的に振る舞うテクニックを学んでいます。

プレゼンテーションの授業をはじめ、暗黙の了解で自分をより良く見せる技術が存在することを知っているのです。日本人にはあまりなじみのない対人スキルのテクニック、簡単に取り入れられるものを5つ見ていきましょう。

ファーストインプレッション

「初頭効果」という言葉があります。人間は初めに会って7秒のうちに、相手から受ける印象をとらえ、その人の人となりを判断してしまうといいます。取引先、会合やミーティング、合コンなどの初対面の人と出会うその一瞬を大切にしましょう。

人は見た目が8割といいます。特にファーストインプレッションでは、その人の外見と少しの挨拶しか目に入ってきません。笑顔・挨拶・身だしなみ、この3つをあなたなりにカスタマイズしましょう。決していつでもばっちりお化粧して、着飾っていなければならないわけではありません。あなたらしさを出せる格好で対応すれば、すんなり相手との距離を縮められるでしょう。

アイコンタクト・ボディタッチ

会話をする際のアイコンタクトは、相手を信頼させるためになくてはならないものです。目線の定まらない人との会話は、ともすると相手に不安感を抱かせます。友好的な人は、「ちゃんと自分の話を聞いてくれているのだろうか」「何か別のことを考えているのではないか」そうした心配を抱かせないために、相手の目をしっかり見ることが出来ているでしょう。

日本人はアイコンタクトに恥ずかしさを覚えることも多いかもしれませんが、そうした場合でも、自分の話の終わりには相手へ目線を合わせることを心がけましょう。自分の発言の終わりを伝え、相手からの次の意見を促すことができれば、スムーズなコミュニケーションが取れるでしょう。

また、ボディタッチはとても簡単な裏技です。欧米のように握手を求めたり、ハグしたりといった大げさなものでなくていいのです。例えば立ち話が始まった際、相手のひじあたりにさっと手をかける(実際に触れなくとも)などができれば、一瞬で相手との距離が縮まります。友好的な人は、自然と些細な接触を心がけているものです。

アンダードッグ効果

「相手の懐に入る」のが上手な人は、人から好かれます。会話のちょっとした隙に、自分の弱点をさらけ出してみる、失敗話など自分のおっちょこちょいな部分を見せると、相手はそんな不完全さに安心と親近感を抱きます。友好的な人は、自分を完璧な人間だと相手に思わせない配慮が自然とできます。ちょっと頼りない、くらいの人物像に、人は「守ってあげたい」「助けてあげたい」と好意を抱くのです。

ミラーリング

好意を寄せている相手の行動や言動と、似たような行為を無意識にしてしまうことはよくあることです。また、自分と同じような行動や考え方をする人に好意を抱いたりすることも多いものです。相手と同調することで親近感が生まれることを、「ミラーリング効果」といいます。好意的な人は、意識的にもしくは無意識的にこのミラーリング効果を使っていることが多いです。

「そんなに器用に相手に同調することなんて出来ない!」「相手が全く自分と違っていたら?」ご安心ください。ミラーリングを意識的にするコツは、相手のペースをつかむことです。例えば、相手と同じタイミングで相づちを打ってみる、呼吸をしてみる。そうした些細なことを継続することで、相手と同じペースでコミュニケーションをとることができるようになります。

あまり意識しすぎると相手に悟られ、気まずいことにもなりかねませんが、同じペースで話ができる人とはとても話が弾み、最終的に好意を持ってもらえるものです。

笑顔の練習

友好的な人は、その人特有の笑顔を持っているものです。スマイルを武器にすること、飲食店などで働いた経験のある人はこれに関しては自信があるものです。笑顔の人に悪い印象を持つ人はいません。

幸いなことに、これは友好的なイメージを周りに与えるために、一番簡単に体得できるスキルです。上手に笑顔さえ見せることができれば、口下手だろうと会話の間合いを取ることが苦手であろうと、相手に良い印象を与えることができます。どんなにコミュニケーションがうまく、まっとうなことを話せる人でも、笑顔を見せない人にはどうしても信頼感を持つことができません。

笑顔に自信のない方は、毎日朝晩、歯を磨くときなどに鏡に向かって笑顔の練習をしてください。笑顔は表情筋の練習でしかありません。最初はぎこちなくとも、毎日意識することで自然と愛嬌のあるスマイルができるようになるでしょう。

愛されキャラを目指しませんか?!

以上、「友好的とは何か」からはじまり、「友好的な人になるためのテクニック」を見てきました。友好的な人のそばには、自然と人が集まってきます。天性の素質としてそうした雰囲気を持っている方もいるかもしれません。しかし、友好的な雰囲気は、言語外の面から判断されることが多く、そうしたコミュニケーション方法はもちろん後天的に体得できるものです。

「私はどうしてもシャイだから、友好的な人に何てなれっこない」そんな風に考えている人は、今回のテクニック5つを毎日少しずつ、意識的に試してみてください。一度でも周りの反応が変わったことが分かれば、自信がついてくるでしょう。

話下手でも大丈夫、自分なりの愛されキャラが分かってくれば、周りからあなたに話しかけてくれるようになってくれるでしょう。友好的な人間関係を作れるようになって、ハッピーな毎日を送りましょう。

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