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人見知りしない人の特徴・育て方・人見知りしない方法

人見知りしない人の特徴

自分に自信のある人

人見知りしない人とは、自分に自信のある人です。

人見知りしないという事は、つまり相手にどう見られているか、相手が自分をどう思っているかについて、それほど気にしていません。自分がどうしたいのか、どうなりたいのかがはっきりしており、自ら自分のすることを決めて進んでいくので迷いがなく、もちろん自分の決めた生き方に自信があります。

自己分析の出来る人

人見知りしない人の特徴としてもう一つ挙げられるのが、自己分析が出来るということです。

人見知りしない人というのは、自分がどのような人物なのかよく分かっています。自分に何が出来るのか、そして自分の苦手な事や得意でない物事を知っています。

なので、自分の力量を過剰にオーバーすることがなく、見栄を張ったり、無理に着飾ったりすることもありません。

人見知りしない人は、人に合わせたり、空気を読んだりすることもできますが、それは自分自身のルールがはっきりしているので、他人が入り込んで欲しくない部分のボーダーラインがよく分かるのです。

注意して見るが、臆病ではない

人見知りしない人というのは、自分の周りの人間をよく観察しています。

この人は自分にとってどのような人間であるのか、悪意はあるか、関わる事で自分にどのような影響がありえるか等を注意して観察しています。

しかし、ある程度注意したらそれ以上は意識しません。それは他人は他人であり、自分がどうこうできるものではないと分かっているからです。人見知りしない人は、注意して周りの人間を観察した後その人物に対して自分はどうしたいかを決めると、また自分自身の判断に従って動きます。

相手を意識しすぎると臆病になり気を使い過ぎるなどして、自分をすり減らします。それが続くと人は人間関係に臆病になり、人と知り合うこと自体が億劫になってしまうのです。

人見知りしない長所と短所

相手に警戒心を抱かせない

人見知りしない人というのは、相手に対して過剰に警戒をしません。

例えば、小型犬などが、こちらを警戒して歯をむき出しにしていると、中々触る事は難しいのと同じで、こちらが過剰に意識したり警戒したりしていると相手はそれを感じ取ります。

初対面の相手というのは、多少なりとも緊張するものですが、こちらがある程度リラックスしていると相手にも伝わり、場が和むのも早くなります。

警戒し過ぎないというのは、自分の為だけでなく周りの人へ与えるストレスも少なくて済みます。

世界が広がる

人見知りしない人は、誰とでも話せる人です。

自然と交友関係も広くなり、年上の方から後輩、上司や先生とも上手く話が出来るので情報が次々と入ってきて自分だけの世界でなく、広く世界を感じたり、見たりする事が可能です。

やりたい事が見つかる

人見知りしない人は、沢山の人から学ぶ事が出来ます。

出会いを無駄にすることがあまりないからです。出会いを無駄にしないというのは、出会った人をしっかりと観察し、その人の良い部分も悪い部分も認識した上で、ここを真似したい、こういう考え方もあるんだというのが自然と身についていきます。

出会った人が、何かしら興味を持ち実行しているのを見て、こんな仕事を自分もしてみたいとか、こんな楽しい事あったんだやってみたいと思えるのです。

人は知らなければどうする事も出来ません。親や兄弟だけでは、情報が限られてしまいます。

そう言った意味で、人見知りしない人は情報が多い分、自分のやりたい事が見つかりやすいのです。

人見知りしない短所

人見知りしない人の短所なんてあるの?と思う人もいるかもしれません。しかし、見方によっては短所だと感じる部分はあります。

人見知りしない人は、出会う人の情報が親交を深めないまま過ぎ去ってしまう人も沢山います。出会いが多すぎる為に、浅い付き合いにも慣れ、一つひとつがおざなりになってしまう事があります。

仕方のない事ですが、人は慣れる生き物です。人見知りしない人がどんなに人生に意味のある出会いをしても、そこに意味を感じず素通りしてしまっては意味がありません。

人見知りしない人は意識して、数ある出会いに縁を感じたら面倒腐がらず大切にしましょう。

人見知りしない赤ちゃんの特徴と理由

人見知りしない赤ちゃんの特徴として、家庭に沢山の人の出入りがあるということが挙げられます。

例えば、おじいちゃんおばあちゃんと同居していたり、年中行事の時に親戚の集まる家であったりすると比較的人見知りのしない赤ちゃんになるようです。

しっかりと顔を認識するようになると人見知りが始まる

成長する過程で、赤ちゃんは生まれてすぐは視力が弱く、自分の母親を色々な感覚を総合して判断していますが、段々とはっきり見えるようにな、視覚で母親を判断出来るようになると、人見知りがはじまります。

初めて見る人に恐怖を感じるというよりは、びっくりしてしまうという感じです。

人見知りしない育て方

無理に人見知りしない人に育てようとする必要はありません。

あくまでも親は子供の成長の手助けをするだけで、自分の思うようにはできないのです。

しかし子供は親の背中を見て育つというのも事実です。特に赤ちゃんの頃はお母さんの様子を体全体を使って感じとろうとしていますし、そうして感じとったことを真似する事で成長していきます。

なので、初めてお母さん以外の人に出会い人見知りをした時の、母親の対応が大切になってきます。

赤ちゃんが人見知りした時の対応は?

赤ちゃんが人見知りをした時どのような対応をしたら良いのでしょうか?

まず赤ちゃんは初めての人に会いびっくりして泣いてしまったとします。お母さんとしては、相手の方に申し訳ないような気まずい気持ちになってしまいます。それが孫に喜ぶ祖父や祖母なら、なおさらです。

確かに泣かれてしまうとどうしたら良いのかと悩んでしまいがちですが、そこはどっしりと構えて、まずは落ち着かせましょう。

多少落ち着いてきたら、次にその初めて会う人が、安全で安心出来る人だと教えてあげます。

具体的にどうするのかというと、お母さんがその人と仲間である事、家族である事、安心していられる人だということを感じさせてあげれば良いのです。何も難しく考える事はありません。赤ちゃんが人見知りしてしまうかもと思っても、いつも通りリラックスし笑顔で話して笑って近くにいれば赤ちゃんは自然とこの人は敵ではないと分かるでしょう。

少々強引ですが、気心の知れた人であれば赤ちゃんを抱いたままその人に抱きついて3人でハグすると良いかもしれません。相手の人が男性であったり赤ちゃんに慣れていなかったりすると、その人がリラックスするのは難しいかもしれませんが、赤ちゃんは誰よりもお母さんを見ています。どっしりと構え、この人は怖い人ではないよ、安心して良いよと教えてあげましょう。

人見知りしない方法

人見知りしない方法とはどうすれば良いのでしょうか。それは単純ですが奥の深いことかもしれません。人見知りしない為には、人を好きになることです興味を持つ事です。あの人と仲良くなりたい、あの人の事をもっと知りたいと思うことです。

初対面の人に対しては難しいでしょうか。そんな事ありません、そう感じるのであれば、それはあなたの中にその人にどう思われたいかという感情が既に出来てしまっているからです。

人見知りしない人と言うのは、人に出会う瞬間はその人のことだけ考えています。ほんの一瞬だけでも良いのです。人間というのはどうしても、人の目を気にしてしまいがちです。出会う瞬間でさえも自分がどう見えるかに必死です。

しかし、人見知りしない人は、どちらかというとまず、相手を知ろうとするのです。そして相手がどうであれ、無理に自分を変えようとせず、相手と自分とのバランスのとれた境界線を探すのです。自分を知ってもらう為の必死さが相手を疲れさせ、ついには自分をも疲れさせ、人見知りになるのです。

人見知りしない人になるのは簡単です。無理をして人と付き合う事をやめましょう、そしてどんな相手であれ、境界線はあなたが作っていくものだと認識しましょう。赤ちゃんの時は、お母さんの信じた人は敵ではないとあなたが判断しました。

今のあなたはもう自分で判断し、そして何度でも調整することが出来ます。出会いを喜び初めてだからこそ、自然なあなたで向かい合ってみてはいかがでしょうか。そして出来た世界はあなたにピッタリの素敵な世界になっていくことでしょう。

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