逆境
しかし多くの成功者はその逆境をむしろ活かし、成功へと繋げていきました。逆境は苦ではありますが、またチャンスでもあります。逆境を糧に人は飛躍します。今回はそんな逆境についてご紹介していきます。
逆境とは
ぎゃっ‐きょう〔ギヤクキヤウ〕【逆境】 の意味
苦労の多い境遇。不運な境遇。「逆境にめげない」⇔順境。
最初に述べたとおり、逆境は苦です。しかし辞書には載っていませんが、逆境は全くマイナスの要素ばかりではありません。活かし方次第では、逆境は成功するための糧となりえるものです。
レジリエンス(逆境力)
今回ご紹介する内容にも、このレジリエンスが含まれています。ぜひ参考にしてください。
逆境に強い人の特徴
立ち直りが早い
またそうなってしまった原因は何か、どこに問題があったのかを考え、素早く解決へと導いてきます。その時様々な解決策を見出し、どれが一番良い方法なのかを探っていきます。
このようにどんな状況でもポジティブに考える楽天的な心や、物事を様々な角度から考える思考力、柔軟性を持っています。
自分を持っている
このように逆境に強い人は、自分というもの持っています。
変化に強い
このように、環境の変化に対する対応力と柔軟性に富んでいるので、逆境という変化に対しても上手く対応していくことができます。
コミュニケーション能力が高い
このように逆境に強い人は、高いコミュニケーション能力を持っています。
逆境に強くなるための方法
柔軟性をつける
要するに目の前で起きていることをそのまま捉えるのではなく、柔軟に考え、それを自分にとってプラスとなるように持っていくことが、逆境に強くなるコツです。
そう言葉では簡単に言えても、最初は難しいかもしれません。いきなり柔軟に考えることはなかなか出来ません。そういう時は、まず周りで起きている様々なことに関して複数の視点から考えるトレーニングをしましょう。
例えば、怒りっぽい上司が日常として部下を叱っている光景を見たとします。それを見て「理不尽だな」、「かわいそうだな」とだけ捉えるのではなく、「どうしていつも部下を叱っているのだろうか」、「上から常に圧力をかけられているからなのだろうか」、「部下である私達は、どう動けばよいのか」など複数の視点から考えるトレーニングをしていくと良いでしょう。
どんなことでもいいので、複数の視点から考えるトレーニングをして、柔軟性を身につけましょう。
楽天的になる
そのために必要な力が、物事を楽天的に考える能力です。この能力があると「仕方ない。もう一度頑張るか」、「こんなこともあるでしょう」と考えることができるため、苦に押しつぶされることなく、すぐに行動することができます。
全てに対して楽天的に考えるのは問題がある場合があるかもしれませんが、逆境に陥ったときなどには、開き直ってみるのは有効な手段です。
楽天的に考えるのが難しい人には、先ほどご紹介した柔軟性が必要です。最初は自分の気持ちに嘘をついてもいいので、「まぁ、仕方ない」、「こんなときもあるさ」と呟いてみるのもいいでしょう。その嘘が次第に、本当に変わっていきます。
自信を持つ
逆境から抜け出すには、自分から行動していくしかりません。人に相談するにしても、まず自分が動かないことには相談もできません。自信を持って、逆境の中でも行動していける力を持ちましょう。
人との繋がりを大切にする
人との繋がりも、逆境に強くなるための大切な要素です。人とのつながりを心の支えに、逆境を乗り越えていきましょう。
逆境をチャンスに
どんなことも自分の成長へと繋げていく
逆境に陥ることは、悪いことばかりではありません。今の自分をこのまま続けては成長は見込めないという、警告でもあります。その警告をしっかりと聞いて、自分を変えていくチャンスとしましょう。そしてそこから成功へと導いていきましょう。
とにかく行動
そんな時は、とにかく行動してみましょう。それだけ考えていたら頭の中ではある程度、物事を整理できていると思います。そのため、とにかく自分が正しいと思う方向へ行動していきましょう。そうして行動していくことによって、そのショックを過去のものとしていくことができます。
このやり方は、楽天的またはポジティブに捉える柔軟性がない方におすすめの方法です。とにかく行動して、チャンスへと繋げていきましょう。
変化を捉える
一度冷静に世間を見渡して、変化を捉えましょう。そしてそこから新しいものを生み出しましょう。
人に頼る
またそういった人達がいるだけでも、大きな助けになります。逆境は苦です。その苦を少しでも楽にするためには、そういった人達との繋がりは重要です。
逆境の中にチャンスはあるのか
結論から言うと、逆境の中にチャンスはあります。それは自分を変えるチャンスです。逆境を乗り越えるためには、一度自分を見直す必要があります。今まで変わろうとしたが、なかなか変えれなかった自分の弱さや、日ごろの悪習、元々抱いていたはずの目標など、様々なことが見えてきます。
そしてそれらを見直すことによって、考え方や行動のあり方、自分が本当にやらなくてはいけないことなどを見つけていき、新たな思いで再出発することができます。そうすることによって、今までの自分を変えていくことができます。
自分を変えることは、その先の大きな成功にも繋がる可能性があり、そのため逆境は成功へのチャンスです。また人は追い込まれると、自分では考えられない力を発揮することがあります。そのため逆境のような追い込まれた状態では、今まで以上の力を出せるチャンスでもあります。
逆境に関する本
逆境があるから
今回、逆境を乗り越えるための方法や、逆境をチャンスに変える方法などをご紹介してきました。逆境を上手く利用して成功へと導いていくには、逆境に対してどう立ち向かっていくかが重要です。細かくみると、その立ち向かい方は人それぞれで、模索しながら自分にあった方法を見つけていく必要があります。
しかしそこで重要になってくるのは、やはり柔軟な考え方と人との繋がりでしょう。立ち向かい方を模索するには、様々な視点から考えれる柔軟性が必要です。いくら強い心を持っていても、それ以上の逆境にみまわれると壊れてしまうでしょう。どんな逆境にも上手く対応できるには堅い心ではなく、柔らかい心が必要です。
いくら柔軟な心を持っていても、孤独では限界があります。時には他の人に頼って、力を貰う必要があります。また頼るまでしなくても、友人と会話するだけでも、かなり楽になるでしょう。
この2つを中心に今回ご紹介したことを参考にして、逆境をチャンスに変える力を付けてください。その力はおそらく人間にとって必須の力です。ぜひ身につけ、これからの未来に活かしましょう。